【まほうのよろい】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:00:36

概要

DQ1から存在する伝統ある鎧。常連だがDQ4では登場せず、シリーズ皆勤を逃した。
どの作品でも中盤あたりに登場し、その名の通りいずれの作品でも呪文攻撃のダメージを軽減できる。
DQ10などでは【まほうのよろい上】【まほうのよろい下】と部位が分かれている。
青・緑系の上半身にオレンジ・茶色系の腰垂れを備えた【ミスリル銀】製のハーフプレートアーマー。
シンプルながら装飾も施され洗練されたデザインだが、作品ごとに色は頻繁に変わっている。かつては青や緑が主流だったが、近年の作品では紫系となっている事が多い。
軽い(装備者が多い)ながらも守備力が高いというイメージ通りのデザインと言えるだろう。
 
現在のイメージとは対照的にDQ1の【ファミコン神拳 奥義大全書】のイラストは、まるで【はがねのよろい】のようにズッシリと重そうなフルプレートアーマーになっている。【公式ガイドブック】はDQ1もDQ2もDQ3発売後に出ているので、もしかしたらDQ1発売当時のイメージは、あれほどの重厚な鎧だったのかも知れない。
 
古参防具の例に漏れずシリーズを経るごとに他の防具に押され、初期は終盤・準最強の装備だったものの、シリーズを重ねるごとにどんどん影が薄くなっている。
性能自体も、特にDQ5以降は名前の割に呪文ダメージ軽減量が小さく若干微妙である。
さらに高い守備力を誇る【はぐれメタルよろい】が呪文耐性も備えるようになり、これは乗り越えられない壁ができたようなもの。
現在ではすっかり中盤クラスの鎧に位置付けされ、他にも有能な耐性を持つ防具に押され気味だったが、DQ10以降からはある程度は立場が保たれるようにはなった。

DQ1

【しゅび力】24、攻撃呪文のダメージを2/3に軽減、4歩歩くごとにHPが1回復する。
【メルキド】【リムルダール】で7700Gで売られている。
 
作品中第2位の高い守備力と呪文への耐性に加え、さらには回復能力まで備えた、まさに準【ロトのよろい】ともいえる非常に強力な鎧。
本作では【ホイミ】の回復量が欠陥品レベルだし、【やくそう】の持てる数も考えると早めに購入したい。
高価ではあるがリムルダール周辺で【ゴールドマン】【リカントマムル】狩りをしていると意外と早くお金がたまる。
あるいは【岩山の洞窟】のB2Fにある100G以上(まれに【しのくびかざり】)入っている宝箱に通いまくるのもいい。宝箱だけでなく、その道中の【ドロル】【がいこつ】【まどうし】らは結構なお金持ちなので、1往復あたり200~300Gは稼げる。
【はがねのつるぎ】【やくそう】【たいまつ】さえあればMPは【ラリホー】のみに費やせるので、Lv8程度でも数回の往復は可能で、それだけで一気に1000G近く貯まる。薬草や松明を使い果たしたら、ラダトームに戻って補充してを繰り返せば、これが買えるぐらいのGは意外とすんなり貯まる。
 
守備力だけなら【はがねのよろい】と同値だが、呪文の軽減効果は大なので、鋼鉄の鎧をパスして一気にこっちに買い替えるのも手。特に上記の岩山の洞窟通いなら【てつのよろい】すらパスして【くさりかたびら】から一気に3ランクアップも充分可能。
というかこれがないと【だいまどう】が使う【ベギラマ】が痛すぎる。
一方HP回復はFC版だと敵のエンカウントの激しさから町近くのフィールドならともかくダンジョンだと少々心許なく感じる。
実際回復はそれだけで追いつかず、オマケ程度でしかないが、何もこの鎧の効果だけでHPを回復させる必要はなく、ホイミで回復しきれなかった端数を回復させるだけでも十分役に立つ能力である。
この鎧を装備して50歩歩くのは、実質的にホイミ1回分、MP4回復したようなものであり、DQ1ではこのMP4が死活問題となることもあるため、決して軽視できない能力であると言える。
メルキド辺りだといい加減敵の攻撃の激しさについて行けなくなるため一刻も早くロトのよろいを調達したい。

リメイク版

呪文被ダメージ率が3/4となりやや弱体化された。
しかし、SFC版では移動1歩分が半マスに仕様変更されたため、4歩(2マス分)歩けばHPが1回復と強化されている。
1歩が1マスのGB版ではその仕様に合わせて2歩でHPが1回復するように変更された。
加えてスマホ版では1歩=半マス単位のままHPが2歩ごとに1回復するようになっている。
移動マス数あたりの回復量だけで見たらFC版のロトの鎧と同性能にまでなってしまった。
呪文(【ギラ】【ベギラマ】)を使う敵自体は限られるとは言え、FC版より性能は総合的に上昇したと言える。
次に手に入るロトの鎧までは長い道のりのため、【ゴールドマン】狩りで出来るだけ早く購入したい。

ゲームブック(双葉社)

原作ゲーム同様、上から2番目の鎧。
【主人公(DQ1)】のレベルを6にする上で必要となる。
HP回復効果はない。

DQ2

守備力25で、攻撃呪文のダメージを3/4に軽減する。【テパ】【デルコンダル】で4300Gで市販されており、【ローレシアの王子】【サマルトリアの王子】が装備可能。また、そこそこの確率で【フレイム】が落とす。
 
ダメージ軽減率が下がったことやHP回復機能が失われてしまったことについては、【中村光一】が「100年の歳月が魔法の鎧のHP回復能力を奪った」と “経年劣化説” を唱えている。
店売り品(生産可能)なので経年劣化説というのは実のところ疑問が残るが、100年の間に回復機能を付加する製法が失伝してしまったのかもしれない。
本作も単純な守備力では【はがねのよろい】と同じだが、魔法耐性とサマルトリアの王子が装備可能なことが付加価値となっている。よって、鋼鉄の鎧の4倍以上の値段となっているが、両者とも相対的に価格は下がったので比較的購入しやすい防具へと変わった。
 
【みずのはごろも】【ムーンブルクの王女】に奪われやすいサマルにとっては唯一の耐性防具と見なされやすいが、実際のところ【ロンダルキア】に入るまでは【みかわしのふく】の方が圧倒的に有用。守備力は5しか違わないので打撃に関しては実質1ダメージ程度しか減らせず、さらに本作の身かわし率が1/6と高めなこともあって、打撃軽減の期待値は身かわしの服の方が明らかに上である。
それ以上に呪文ダメージ軽減率が3/4というのがショボく、【ギラ】【ベギラマ】では大した軽減効果が得られないのが最大の欠点。当然、ブレスに対しても無力と、本作ではやたらと不遇な存在である。
 
よほどのこだわりがなければ、攻撃呪文や【ほのお】の耐性面から言っても水の羽衣を二着入手して装備させる方がよい。一着でのプレイにこだわる場合、終盤になるまでは呪文攻撃が脅威となる敵は少なく、ブレスや打撃によるダメージ量の方が目に見えて高くなるので、総合的なダメージ軽減期待値が高い身かわしの服をメインで攻略することをお勧めする。
ロンダルキアまで行けばベギラマや【イオナズン】を連発する連中がわんさか出るので、そこからは魔法の鎧の耐性が活きてくるだろう。
 
とはいえ、魔法を使わない敵相手には当然ながら無価値なので、【アトラス】及びラスボスの【シドー】戦では身かわしの服に着替えた方が無難である。ロンダルキア以降も、場所によって上手く使い分けるとよい。

SFC版以降

守備力が25から35と10上昇するも、なぜか【ミンクのコート】が30から60へ倍増。
さらに身かわしの服まで20から35に上昇。どれを選ぶかはプレイヤー次第だが、シドー戦でのダメージ軽減期待値では、やはり身かわしの服に軍配が上がる。
バズズ・ベリアル・ハーゴンの3体はこちら、アトラス・シドー戦はあちらと使い分けた方がいい点はFC版と同じ。
 
またSFC版では、イオナズンのダメージを減らせる唯一の防具である(【ロトのよろい】と水の羽衣は【ギラ系】しか軽減できない)。
そのため場合によってはローレに持たせてロトの鎧と使い分ける手もあり。
特にローレシア城の牢屋でいかずちの杖を所持している【じごくのつかい】【あくましんかん】に強化されているのでその点でも重要である。
 
なお【海底の洞窟】地下3階の宝箱でも入手できるが、SFC版では地下4階の【まよけのすず】とどちらかしか入手できない(どちらかを取るともう片方の宝箱が開いたままになる)というバグがある。
売値はこちらの方が上。
ここでの入手を当てにして、それまで身かわしの服を着続けるのもアリだろう。
【ひかりのつるぎ】や人数分の【ちからのたて】など買うべきものは多いので、ケチれる所はケチりたい。

スマホ版

守備力が更に42まで上昇。再び身かわしの服を上回るようになった。
ただし身かわし率を除いた数値の軽減量から見てもそこまで差があるわけではないので、ほぼ変わらずといっていいだろう。
守備力上昇に合わせて値段が6000Gに大幅値上げされた。

ゲームブック(双葉社)

下巻で購入できる。サマル専用。
パーティのレベルを4にする上で必要となる。

DQ3

守備力40、攻撃呪文のダメージを2/3に軽減。【まほうのほうい】の上位バージョンである。軽減率が戻った。
【勇者】【戦士】【僧侶】【賢者】が装備可能。FC版では僧侶・賢者とって文句なしで最強の鎧である。
前2作は鋼鉄の鎧と同じ守備力で付加価値分の高値だったが、本作で初めて守備力でも上回った。
 
DQ1と軽減率が同じとはいえ、呪文の種類が大幅に増えた今作で、攻撃呪文全てに対してダメージを2/3にするという耐性は非常に強力。そして本作では雑魚でも呪文攻撃をしてくる敵が多いので、その軽減効果を発揮する場面は多い。さらに【テドン】にて5800Gで店売りされているため、【船】を入手してすぐに購入可能なのがありがたい。【サマンオサ】でも購入可能。
 
これより守備力の高い【やいばのよろい】【だいちのよろい】には耐性がなく、【じごくのよろい】は強烈な魔法耐性はあるが呪われている。
また、【ドラゴンメイル】も炎ブレスにしか軽減効果がないため、【ゾーマ】戦では全く耐性が活かせない(魔法の鎧であれば【マヒャド】は軽減できる)。
 
よって、僧侶や賢者にとってはもちろんのこと、戦士にとっても実質的に耐性・守備力両面を考えたときにこれが最強の鎧となっている。
仲間に【フバーハ】を任せるのであれば、【バラモス】戦における勇者と戦士にとっても最良の鎧となる。
当時はあまり耐性を重視しないプレイスタイルが多かったのだが、耐性の有用性が周知された今プレイするのであれば、船入手後に他の武器・防具より最優先で真っ先に人数分を揃えたいところ。
 
なお、FC版及びWii版公式ガイドブックでは「火の呪文を半減」と書かれているが、上記の通り実際には火の呪文に限らないし、半減するわけでもない。
これは魔法の法衣の記載も同様である。

SFC版以降

【ランシール】でも売りに出されている。
ドラゴンメイルが【アレフガルド】でしか購入できなくなったため、バラモス戦ではフバーハを使えないパーティにとっても最良の鎧となった。
 
一方アレフガルドに進んでしまうと、賢者が守備力、耐性両面で上位の【みずのはごろも】を装備できるようになった上に、【しんぴのビキニ】【ひかりのドレス】という【女尊男卑】防具も登場するため、お役御免になり易い。
また、男僧侶にも【ドラゴンローブ】が存在している(ただしそちらには魔法耐性はない)。
男戦士だけは対ゾーマにおいては相変わらずこの鎧が最強である。

ガラケー版以降

光のドレスが一点ものと化した結果、女戦士にとっても最終装備として選択肢に入りうる防具となった。

DQ5

【エルヘブン】で販売されている。価格は12000G。
守備力60、メラ系、ギラ系、ヒャド系、バギ系の呪文ダメージを10軽減。
主人公、男の子、サンチョ、ピピンと【装備グループ】B、C、E、J、M、N、Oが装備可能。

DQ4でなぜか欠席したが本作では健在。守備力が刃の鎧以上に上昇した。
人間男性以外に、戦士系に加えて【スライム系】も装備可能と多くのモンスターが使えるが、本作では割合でのダメージ軽減仕様が無くなり、耐性はイオ系以外の呪文ダメージを10軽減するのみとなっている。
これにより、守備力が上がった反面で持ち味の呪文耐性は一気に低下。
イオ系には無力で、【マヒャド】【ベギラゴン】【バギクロス】【メラゾーマ】相手にも焼け石に水の耐性な割に12000Gという高価格も考えると何とも微妙な性能だが、
これより耐性に優れた装備品は装備可能者が限られていたり一品物だったりするので仲間モンスターにとっては一応、最終装備候補になり得る。
特に【キラーマシン】は守備力・耐性は高いながらも弱点のメラ・ギラ・炎ブレスを軽減できる防具に乏しく、これか【ダークローブ】が最適な装備となる。
SFC版ではダークローブは一点ものなので、そちらを他の仲間に譲るなら魔法の鎧を選ぶしかない。
他でそれなりに有効活用できるのは、【オークキング】【ギガンテス】【ヘルバトラー】位だろうか。
【キラーマシン】【ギガンテス】【ロンダルキア】組は、かつてサマルと共に斬り刻み殴打したこの鎧を自身で着ることになる。
男の子は天空の鎧を入手できるまで間があるので、とりあえずこれを装備して入手次第他のモンスターに譲ると無駄がない。
 
【公式ガイドブック】での着用モデルはギガンテス。
それまではDQ1主人公、サマル、男賢者と一貫して呪文使いが起用されてきたが、一転して脳筋撲殺巨人に。
ワイルド系なのであまり似合わない……。
もっとも本作では今までの「軽装キャラでも装備できる鎧」という特徴はなく(強いてそれらしい点を挙げるならスライム系が装備できることくらい)、むしろサンチョやギガンテスら重戦士タイプの多くにとって最終装備候補となる「パワーファイターのための鎧」という扱いなので、宜なるかな。

DQ6

守備力50、デイン系以外の呪文を10ダメージ軽減。
【カルベローナ】でのみ7500Gで市販。
男性全員と装備グループA・C・D・Fのモンスターが装備可能。
 
【チャモロ】以外の男性陣には同じ守備力でブレスを軽減できる【あつでのよろい】がある。
さらに公式ガイドブックで着用モデルとなる【テリー】は仲間になったとき、すでにこれより高性能の【ドラゴンメイル】を装備している。
チャモロにもうまく装備を割り振れば、はるか前に入手できる【せいれいのよろい】を身につけさせることができる。
スライム系にも、耐性だけならば【マジカルスカート】が同時期に入手可能なため、この装備の優先順位は低い。
【スライムナイト】や他の装備グループでも厚手の鎧や【みずのはごろも】などより強力な防具が同時期に買える。
装備可能者の広さの割に実用性はイマイチ……。この辺から影が薄くなってくる。
 
ちなみに精霊の鎧と比較すると、あちらより500G高額なのに守備力で劣り、耐性は全く同じという下位互換品になってしまった。
一応こちらはハッサンやモンスターも装備可能(精霊の鎧を装備できるのはハッサン以外の人間キャラのみ)な上に何着でも買えるので全く利点がないわけではないが……。

DQ7

守備力47、デイン系以外の呪文ダメージを15ポイント軽減できる。
現代【プロビナ】以降で11000Gで市販。
【主人公(DQ7)】【メルビン】【アイラ】とデータ上は【キーファ】も装備可能。
 
時期的にもっと強力な鎧が手に入るため、影が薄い。
しかも、耐性面では魔法の法衣の後塵を拝すことになり、DQ3の頃とは立場が逆転してしまう。
守備力はこちらの方が17も勝っているが、打撃ダメージに換算するとたったの4.25。
対して、魔法の法衣の呪文ダメージ軽減値は、こちらよりも10ポイントも優秀。
属性耐性の影響力の大きさがまざまざとわかる。
 
現代【旅の宿】【ラッキーパネル】で入手可能なので、ここで入手できれば主人公は長く愛用することができると言いたいのだが、守備力は4劣るものの耐性で有利な【シルバーメイル】もここで入手可能。
DQ5での初登場時には無耐性だったシルバーメイルにすら、持ち味の呪文耐性で下回る体たらくとなった。

3DS版以降

バギ系に対する耐性が消滅した。
【シルバーメイル】【せいれいのよろい】も同じくバギ耐性を失っているが、【まほうのほうい】はPS版と変わらずバギ耐性持ち。
PS版よりもさらに微妙な立場に追いやられた感がある。

DQ8

守備力55、デイン系以外の呪文ダメージを15ポイント軽減できる。
【主人公(DQ8)】【ククール】が装備できる。
【サザンビーク】のバザーと【リブルアーチ】で売られているが、6100Gと高いので手が出しにくい。
 
【ドルマゲス】戦の直前であるために装備はできるだけ整えておきたいところだが、4300Gで守備力50の【シルバーメイル】に耐性面含めコストパフォーマンスで劣る。(1800Gの価格差で魔法の鎧との守備力の差は5。ダメージ軽減量の差はたった1、耐性も若干上)
錬金素材としても利用価値も高いので、大抵はシルバーメイルが選ばれるだろう。
さらに【ゾンビメイル】を錬金すれば【プラチナメイル】が手に入ってしまう。
【まほうの法衣】に対しても、耐性面で今回も負けてしまっている。
 
【はがねのよろい】【いのりの指輪】【まもりのルビー】で錬金可能だが、いのりの指輪の価値を考えると普通に店で買ったほうが良い。
敵では【フーラー】がレア枠(1/64)で落とすが、この時点では最早防具としての出番はない。
しかし、これと【やいばのブーメラン】を錬金して【やいばのよろい】を作って売れば2000G以上儲かる。錬金時間はダンシングメイルと同じくランクD。
ただし、5個以上売ると値下がりするので注意。

DQ9

上半身防具。守備力37。攻撃魔力と回復魔力+4。耐性は炎、氷、風、雷属性のダメージを12%、闇属性ダメージを10%軽減できる。
戦士、僧侶、盗賊、旅芸人、バトルマスター、パラディン、魔法戦士、賢者、スーパースターが装備可能。
【グビアナ城】で5800Gで購入できる。
 
【プラチナメイル】と同じ耐性だが、守備力はあちらが上回る。替わりに追加効果として魔力が上がる。
そしてむこうは錬金の終着点だが、こちらはここから錬金で強化され、全ての性能が上がっていく。
これの上位版の【せいれいのよろい】【げんまのよろい】もかなり高性能。クリア前なら錬金素材として、できれば人数分購入したいところだ。多少値は張るが、買うだけで手に入るというのも楽である。
 
敵では【キラーアーマー】【マジックアーマー】が通常ドロップとして所持している。
特にキラーアーマーはレアドロップでまもりのたねを所持しているため、
【錬金大成功】を狙うプレイヤーはコレが袋の中にどんどん溜まっていくこととなる。
2900Gと悪くない値段で売れるため、ときのすいしょうの購入費を捻出するには有用。
【やいばのよろい】まで作れば9500Gで売れ、さらに有用。
 
錬金レシピは以下の通り。

 
このように色々と役には立つのだが、これ自体が装備される機会は多くなく、最終的には金策目的にしか使われなくなってしまう。

DQ11

【主人公(DQ11)】【グレイグ】が装備可能な鎧。今までは紫色である事が多かったが、今作ではバトルロードシリーズ以来の青。うち直しに必要な宝珠は11個。

-+1+2+3
守備力55586165
攻撃魔力15161719
回復魔力
全属性ダメージ軽減12%

【ドゥルダ郷】、異変後の【メダチャット地方】(キャンプ地)にて6100Gで売っている。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【魔法武具のレシピ】に記載。
必要な素材は【プラチナこうせき】x2+【ブルーアイ】x2+【まほうの樹木】x2。
 
長年のライバルだった【シルバーメイル】の完全上位装備として復権を果たす(あちらは魅力も上がるが、こちらの装備者には魅力が実質不要)。
主に始祖の森辺りから作れるが、強力なライバルに【プリンスコート】がある。
あちらは耐性と魔力に優れているが、こちらは守備力に優れる。ただ、どの要素も差はわずか。使い回しはあちらの方がきく。非売品素材が必要な点はどちらも同じ。
物理耐久を選ぶか、属性耐性&魔力を選ぶか、好みに応じて選択しよう。
プリンスコートは装備可能キャラが多いため、全キャラに行き渡るほどの数が作れないことも多い。その場合、行き渡らない分をこの防具で補う方法も考えられる。
 
この時に装備できる主人公にとっては【ドラゴンメイル】を作成できるまでの間使い続けられ、更にドラゴンメイルとの守備力はさほど変わらず、耐性面であちらが火・氷属性に20%の軽減を持つがこちらは他の属性に12%の軽減を持つと言う点で一概に上位下位の道具であるとは言えない。
なので素材や懐事情が厳しいのなら【プラチナメイル】入手までのかなり長い間使っていける非常に優れた装備である。
 
もちろんすぐに【キングコート】に装備を更新する選択も良いのだが、あちらは素材の関係上多くの数が造りにくいので、鎧で代用できるのならそっちを使い続けた方が良いだろう。
さらに言うとプラチナメイルも素材の都合上1着を作るので限界なので、量産可能なうえ、仮に店で買うとしても比較的リーズナブルなこちらのほうが使い勝手がいい。
特にPT数がかなり少なくなる異変後においては主人公の防御性能はかなり重要な課題なのでこの鎧はかなり役に立つ、【屍騎軍王ゾルデ】のドルマ攻撃にも強くなるのが嬉しい。
もちろんグレイグが正式に加入した時に装備させても良いので予備に一個作っておくのもアリだろう。

バトルロード2

第1章に登場。
上昇するステータスは、かしこさ+16 みのまもり+25 すばやさ+15。
 
能力値は若干低いものの、どの職業でもステータスが下がったりせず、敵の攻撃呪文のダメージを軽減できる。
反面、全属性攻撃に弱くなってしまうので、盾でカバーしよう。
戦士や武闘家で魔法主体のチームに挑む時にはコレを。

スキャンバトラーズ

第2弾に登場。また、超6弾では僧侶向けの装備としてリニューアルされた。DQ10の「まほうのサークレット」とのセット。
上昇ステータスはそれぞれ、前者はHP128、かしこさ68、みのまもり207。後者はHP220、すばやさ10、みのまもり290。

ビルダーズ1

世界観を意識してか、DQ1と同デザインになっている。ちなみにこの傾向は、続編であるビルダーズ2でも同様。3章において【マシンメーカー】で作れる。
材料は【まほうインゴット】2個、【イエティの毛皮】【ひも】1個で作れる。
守備力は25で、直接攻撃以外のダメージを減らす。
 
3章における最強の防具。さらに3章では炎やら氷やらの攻撃をしてくる敵が多く、それらを全て軽減してくれる。
材料を揃えるのも容易なので作りやすい点でも優秀。
【まもりのルビー】と併用すれば全ての攻撃を軽減できるようになる。

ビルダーズ2

レベル28になるとレシピを習得する。最短で【ムーンブルク島】で習得出来る。【まほうの作業台】【はがねのよろい】【魔力の水晶】5個を使うことで作れる。作るのに60秒掛かる。
 
守備力48で、炎と氷のダメージを減らす。ムーンブルク島で入手可能な防具としては【ガイアのよろい】に次ぐ性能。ガイアのよろいは【キースドラゴン】を倒さなければレシピを入手出来ないため、強敵を倒さず進めている場合はムーンブルク島で最強の防具。
 
体防具の中で唯一「まほうの作業台」を使って作ることが出来る体防具でもある。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.82
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格1,200,000G

タクト

2021年2月18日開催の「ドラゴンクエストIIイベント」にて、イベント限定Aランク防具として登場。「DQIIの世界をめぐる冒険」の【デルコンダル】でドロップする。現在は追憶で入手可能。
基本値 : しゅび力+16
特殊効果 : 毒耐性+8%
錬金候補 : 毒耐性+4%・ドルマ属性物理耐性+4%・ドルマ属性耐性+2%・HP+28・しゅび力+12 他