サマエル

Last-modified: 2020-11-23 (月) 19:33:40

キャラシート

【クラス】アポトーシス(アルターエゴ扱い)
【容姿】やせ細った少女。瞳孔の開いた不気味な眼を持つ
【真名】サマエル
【英雄点】45点:(ステ20点・スキル25点):令呪消費2画 英雄点追加10点
【HP】30 / 30
【筋力】A:5(消費点5)
【耐久】A+:7(消費点8)
【敏捷】D:2(消費点2)
【魔力】A:5(消費点5)
【幸運】A:5(消費点5)
 
【クラススキル】神の毒:EX
10点:キャラシート作成時、令呪を1つ失う。
   物理攻撃と魔術攻撃と物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。

【スキル1】境界にて:B+
5点:交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。

【スキル2】堕天の魔:B
5点:英雄点10点を得る。魔性特効対象となる

【特殊スキル】死の化身
自身以外のアポトーシスが同じ特異点内に存在する場合に発動する。
このサーヴァントはその数だけ任意の判定に補正値10を得ることができる。
 
【宝具】『偽りの堕天、神の悪意の下に(エデンズ・フォール)』 1/1
【ランク・種別】EX:対生命宝具
【効果】自分のHPが0になった場合に発動できる
自分のHPを5d6回復し1度だけ耐える。またこの交戦フェイズ中、
その攻撃された攻撃種別に対する防御判定時補正値5を得る。
 
【その他】混沌・悪 天属性 性別:無

【クラス】アポトーシス(アルターエゴ扱い)
【容姿】やせ細った少女。瞳孔の開いた不気味な眼を持つ
【真名】サマエル
【英雄点】45点:(ステ20点・スキル25点):令呪消費2画 英雄点追加10点
【HP】30 / 30
【筋力】A:5(消費点5)
【耐久】A+:7(消費点8)
【敏捷】D:2(消費点2)
【魔力】A:5(消費点5)
【幸運】A:5(消費点5)
 
【クラススキル】神の毒:EX
10点:キャラシート作成時、令呪を1つ失う。
   物理攻撃と魔術攻撃と物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。
 
【スキル1】境界にて:B+
5点:交戦フェイズごとに1回まで、自分の手番に自分のHPを(耐久値D6)回復し、付与されているデバフを解除する。
 
【スキル2】底無き悪意:A
5点:英雄点10点を得る。魔性特効対象となる
 
【特殊スキル】
このサーヴァントと同盟したPLは、もう1組の陣営と同盟を組むことが出来る。
 
【宝具】『偽りの堕天、神の悪意の下に(エデンズ・フォール)』 1/1
【ランク・種別】EX:対生命宝具
【効果】味方陣営1人のHPが0になった場合に発動できる
その味方陣営1人は5d6回復し1度だけ耐える。この宝具適用後、自身のHPは0になる。
この宝具は使用回数を回復できない。
 
【その他】混沌・悪 天属性 性別:無

 
 

「聞こえてましたよ定命の者たち。歓迎しましょう、邪魔者として」
 

プロフィール

【元ネタ】不明
【CLASS】アポトーシス
【真名】サマエル
【異名・別名・表記揺れ】神の毒、神の悪意
【性別】無(人間体としては女性)
【体高・体重】 113cm・32kg
【外見・容姿】やせ細った少女。瞳孔の開いた不気味な眼を持つ
【スリーサイズ】61/49/51
【地域】楽園
【年代】神代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【その他属性】魔性
 

筋力■■■■■耐久■■■■■
敏捷■■■■■D魔力■■■■■
幸運■■■■■宝具■■■■■EX

クラススキル

境界にて:B+
生と死の狭間に立った者。生物全てに対して等しく"恐怖"という信仰を与える存在、死。
その具現であることを著すクラススキル。彼女がアポトーシス(死滅因子)であるが所以。
説によっては人が死の苦しみを持つ原因である楽園の蛇と同一視される彼女はこのスキルを持つ。
説によるため最高ランクではないが、死の原因そのものであるため状況に応じてはAランク以上の力を持つ。
 

固有スキル

神の毒:EX
サマエルの2つ名。天より分かたれこの世界を蝕む毒。
ある時は生命を蝕む死として立ち、ある時は命を試す試練として立つ。
万華鏡の如く移ろい往く数多の可能性を秘めるが、それらは全て生命に少なくない害、あるいは結末を齎す者として収束する。
 
盲目:A
彼女はモーセの魂を天国へと運ぶ役割を受けた天使であったという伝承がある。
しかし失敗しモーセの杖で打ち据えられ、サマエルの目は潰れ盲目になったという伝承が残る。
これをきっかけとして堕天し魔王となったという逸話があるために、魔の者として召喚される彼女は基本的にこのスキルが付随する。
眼が見えず、基本的に生命ある者はその魂の形で判断する。そのため彼女の前に変装は通じない。
だが機械や無機物の英霊などはそもそも認識することが出来ない。
 
堕天の魔:B
魔へと堕した者に備わるスキル。天性に至る事はできない偽りの魔性。
防御力の向上・状態異常の耐性などの能力を得るが、生来の魔よりやや能力は落ちる。

 

宝具

【宝具】『偽りの堕天、神の悪意の下に(エデンズ・フォール)』
【ランク・種別】EX:対生命宝具 レンジ:1 最大補足:1人
堕天使ルシファー、即ち悪魔の王サタンと同一視されたことに由来する、偽りの堕天の再現。
彼女サマエルという存在は非常に曖昧であり、存在していながら数多の可能性をその内に内包する。
これは彼女の起源であるともいえる"死の恐怖"という存在が数多の死への恐怖を内蔵している事に由来する。
 
その内に秘める数多の可能性を応用することで、彼女は"生と死の狭間に立つ非常に曖昧な状態"を作り出すことで、一時的に自らや他者の死をなかったこととし、その死を別のナニカへと移すことを可能にする。
単独顕現と量子的不確定存在原理の同時発動であり、出典と存在が不確定であり、死を司るアポトーシスである彼女だからこそ可能となる宝具。
だが彼女が"なかったこと"とした死は、必ずその者に対して何らかの別の形で降り注ぎ辻褄が合うようになっている。例え死の番人であろうとも、死という結末からは逃れる事などできやしない。
その辻褄の合う揺り戻しがいつ発生するのかは彼女自身も理解しておらず、時には死よりも惨い結末の上で無念の最後を対象に与える事もある。
それはまさしく、楽園の蛇の如き誘惑であり、そして神の悪意、試練の具現。死を選ぶか、その先に死よりも残酷な結末の可能性があると知った上で死を拒むか。彼女はただ選択を提示する。
 

解説

ユダヤ教、イスラエルに伝わる死を司る天使。その名は「神の毒」、「神の悪意」の意味を持ち、赤い蛇と呼ばれることもある。
その遍歴には謎が多く、何故死を司る天使となったのか、そもそもどういった性質の天使なのか、出典は何なのかなど現代においても大きく意見が分かれる。
曰く、悪魔の王サタン。曰く、ローマの守護天使。曰く、火星の天使。曰く、エデンの園に棲んでいた蛇。その考察は今も尚終わっていない。
彼女はそんな数多くの"サマエル"という存在に対して行われた考察、説、即ち"可能性"の入り交ざった、一種の概念サーヴァントと言えるような存在となっている。
 
中心としてその霊基を構成するのは、楽園追放の原因となった蛇と同一視される、サタン(ルシファー)に匹敵するほどの強大な力を持った魔王というサマエルである。
その楽園追放により創造主たる神は蛇を呪い、人に生の苦しみと死の定めを与え、人間は死を免れることができなくなったと旧約聖書・創世記には書かれている。
これに由来し、彼女は"死"そのものである英霊『死の恐怖』の根幹より分かたれ、人類の死の原因にして死の番人、アポトーシスとして霊基を得た。
現在語られる彼女の概念が「死の天使」と言ったものであるが故に、死の原因である楽園の蛇という在り方が彼女に合致したのだろう。
結果、死を齎す者、死によって試す者、死を人類に与えた者、死を見張る者として、彼女はアポトーシスとなったのだ。
 
異端絶滅進軍エルサレムにおいて民衆十字軍によって召喚される。
民衆十字軍に言われるがままに民を虐殺し、人類に"死"を与えるという行為の快感を知る。
同時にそれこそが『死の恐怖』と呼ばれたオリジンの願いでありながら、それを成す事なく死んだという無念を覚え、オリジンの成し得なかった人理漂白による人類大量死をイェルサレムを中心に行おうとする。
しかし、カルデアのマスターたちと抑止力の召喚した英霊により阻まれ、無念のままに座へと還った。
だがこれにより、アポトーシスという特殊クラスの在り方が観測され、座には『死そのもの』といえるエクストラクラス、アポトーシスが刻まれる事となる。
 
その後ある聖杯戦争において召喚される。
聖杯戦争の運営側が召喚した者であったが、それは彼女を得んとして歪み果てた別世界のルシファーを召喚するという策略があった。
変わり果てた自分の起源に縁深い存在、父と呼んでも過言ではない存在の姿に彼女は激怒。自らのマスターに対して参加者と共に反旗を翻す事を決意した。
その後自らのマスターである『波旬』を討伐。聖杯戦争終了後はその開催地に残り、その場に駆け付けた組織の後始末部隊を血祭りにあげた。
彼女はこの聖杯戦争の記憶を座に持ち帰り、自らの父同然の存在を冒涜したサンヘドリンという組織に対しての深い憎悪を滾らせ続けている。
 

性格

偉大なるアポトーシスの始祖(ちちうえ)である"死の恐怖"に最も近いアポトーシス。
それ故に彼女はその"死の恐怖"が抱いた感情である「人間は無価値である」という事を信じ続けている。
故に彼女は基本人間に従うことは無く、あくまで人に死をばら撒く際に現界の要石として使用するだけである。
人は基本見下し、英霊もまた見下す。同じアポトーシスクラスの英霊にのみ対等に接する。
加えて、アポトーシスクラスのオリジンである"死の恐怖"と、その父である堕天使ルシファーに対しては敬意を表する。
万が一彼女が敬意を表する存在が危機に瀕しているとなれば、人間たちと協力することも厭わない。
その場合は例外的に人を見下すような態度を辞める。
 

因縁キャラクター

"死の恐怖"
始祖、オリジン。ある種の父だがそれ以上に同等の存在と言える。
もともとアポトーシスというクラス……"死"のエクストラクラスは、全て死への恐怖が信仰の中心となっている。
言うならば"死の恐怖"という英霊に対する信仰が分化された物と言えるため、基本的にはその全てが"死の恐怖"そのものの一部と言える。
その中でも彼女は数多くの可能性を含むという可能性、そして普遍的なアブラハムの宗教を出典とする(=知るものが多く、死の恐怖として連想しやすい)という事から、"死の恐怖"の要素を大きく受け継いでいる。
そのため最も始祖である彼に近い。のだが性格は似て非なるほどに素直すぎる。

堕天使ルシファー
偉大なる父…と言える存在。正確には彼女の大本たる"死の恐怖"の父なのだがそんなことは関係ない。
"死の恐怖"に最も近い存在であるが故に、その存在を父として認めている。そして同時にけた外れの尊敬の念を抱いている。
故に、彼に対して何かがあれば自らの実を捨てても手を差し伸べる。

じゅすへる
え、誰ですか貴方?