尉遅敬徳

Last-modified: 2018-09-11 (火) 11:58:16

キャラシート

【クラス】ランサー
【真名】尉遅敬徳
【容姿】浅黒い肌のドスケベ仙術士
【英雄点】40点(ステ25点スキル15点):令呪1画消費
【HP】50 /50
【筋力】EX:8(10)
【耐久】A:5
【敏捷】D:2
【魔力】B:4
【幸運】B:4
【スキル1】対魔力 B
5点:キャラシート作成時、英雄点5を得る。魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】直感 A
5点:交戦フェイズごとに1回まで、自分の手番に自分のHPを(耐久値D6)回復し、付与されているデバフを解除する。(=仕切り直し)
【スキル3】神勇の将 A
5点:最大HPを10増やす。物理攻撃時、補正値2を得る。奇襲防御時、補正値3を得る。
【宝具】『玄武門神』(ゲート・ショワンウー) 1/1
【ランク・種別】B:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
【効果】相手の行動手番でも使用できる。物理攻撃時、補正値5を得る。
    相手の行動手番にこの宝具を使用する場合は援護を受けることはできず、
    相手のHPは1より少なくならず、自分は次の自陣営の手番に行動できない。
【その他】混沌・善 人属性 神性

キャラクター個別データ

真名:尉遅敬徳
クラス:ランサー
出典:史実
性別:女
身長・体重:180cm・72kg
スリーサイズ:B110/W78/H95
地域:中国
年代:7世紀
属性:混沌・善
好きなもの:戦、修行
嫌いなもの:戦、自堕落

ステータス

筋力:B
耐久:C
敏捷:A
魔力:C
幸運:B
宝具:B

クラス別スキル

・対魔力:B
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
尉遅敬徳は本来であればEランクの対魔力しかないが、常時発動している宝具である『玄武門神』の効果によって大きく向上、Bランクの対魔力を所有している。

保有スキル

・神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。尉遅敬徳は晩年、仙人になるべく修行を積み、死後は門神として祀られた。
・心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
・神勇の将:A
太宗李世民の下、多くの群雄を平定し『隋唐演義』において神勇と称されたことに由来する尉遅敬徳の固有スキル。
「勇猛」と「カリスマ」他の複合スキル。攻撃時と防御時に有効なボーナスを得る。
・直感:A
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に等しい。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。尉遅敬徳は生涯戦においてどんな荒々しい戦場においてもかすり傷一つ負わなかったと伝わっている。

宝具

・『玄武門神(ゲート・ショワンウー)』
ランク:B  種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
武将として多くの敵を打ち倒した武勇を有し、晩年は仙人への修業を積み、死後門神として魔除けの神となった尉遅敬徳の逸話の再現。常時この宝具は発動しており、白兵戦を行う際、相手は強制的に幸運判定を行い、失敗した上でランサーが丸腰である場合、その武器を一時的に奪い、真名を把握している場合、それを部分的に開放することができる。また、常に防御系のスキルの効果を向上させ、自身のステータスを向上させることができる。ただ、この宝具の存在故、ランサーと契約したマスターの魔力消費は非常に激しい。

解説

中国の唐の軍人。隋末に群盗討伐で功績を上げ、群雄割拠の時代になると劉武周に仕えた。そして、主君が敗れると唐に対して篭城するが、唐の主将であった李世民に説得されて降伏した。その後は李世民の下、その武勇を存分に発揮し主君に敵対する群雄達を滅ぼし、大陸を平定するにつき、多くの戦功を挙げ、後世の書物『隋唐演義』においては「神勇」と称された。また、その後の唐における皇位の争いにおいても李世民に従い、玄武門の変では、敵対者たちを射殺した。李世民が即位し、太宗となった際、彼は統一に貢献した二十四功臣の内の一人に選ばれた。しかし、根っからの武人である彼は文官たちとは気が合わず、自身も反対していた太宗の高句麗親征から帰還すると宮廷を去り、霊山にこもって人を避け、神仙への道を探求し、そのまま没した。死後は門神(魔除けの神)となり、人々の信仰を集め、身近な存在となったという。

人物

褐色むちむちワイルド長身ウーマン。先祖はシルクロード上にあったというホータン国出身であり、それゆえ褐色肌である。史実においては男性と伝わっており、二十四功臣として凌煙閣に描かれた絵も当然男性である。どうして彼は女性の外見をしているのか。もともと彼は無欲な性格であった。そして欲というものを毛嫌いした。性欲もその中に含まれていた。
――修行中のある日の事、彼は修行中に急に催した。そしていくら立ってもその屹立したものは萎えることはなかった。
『年を取ると、こうも体は言うことを聞かぬのか……』
尉遅敬徳はそう嘆きながら、自身の一物を掴むと、そのまま引きちぎった。ひどい痛みが走る。獣のように絶えることなく呻き、身を捩りながらも、患部を洗い、薬草を当てる。そして、雲母の粉を飲んで眠りについた。
……翌日、彼のしなびた胸筋は豊かな乳房に。痛々しい疵は陰唇に。こけて無精ひげで覆われた頬は、滑らかで柔らかな頬となっていた。つまり、彼は一晩にして、霊山の空気に当てられて女性となっていたのだ。乳房と顔と肌と性器だけが。
それから尉遅敬徳はより人との交流を避けて修行を続け、天寿を全うしたという。
尉遅敬徳の戦果としての全盛期はまさしく群雄割拠時代と言えるが、肉体的なピークは修行により研ぎ澄まされたこの性転換した後の時期となり、サーヴァントとして召喚されうるのは、悲しいかな女性体である。そして、その姿ゆえに生前の同僚や敵対者や主君には尉遅敬徳と認識されず、心細さを微かに感じている。
しかし、生前からウッチ―と自称するほど軽いノリであり、軍人たちとは良好な関係を築いていた。しかし、自身の戦果についての自負が強く、それについて理解が少ない文官たちとは険悪な関係であった。いわゆる典型的な体育会系。……そして、生前袂を分かった主君には言葉では言い表せぬ感情を抱いている。

因縁キャラ

李世民:自身を取り立ててくれた恩人。だが、言うべきことは言ったつもりでだと自負している。……それにしてもいい加減ウッチ―がウッチ―だって信じてくれよー!
・秦叔宝:良き同僚。かわいい子だったなあ。
・李道宗:殴ったのは悪かったが、それでもきみは気に入らないよ。
撒士田為仁:マスター。絶対に許さん。呪われろ。
ウルリク・ベスティアユンク・アミソダロス:同上。

セリフ例

一人称:ウチ/ウッチ― 二人称:きみ  三人称:これ それ他
「サーヴァントランサー、尉遅敬徳だ!面倒だからウッチ―と呼んでくれてもいいんだぜ?」
「世くーん!ウッチ―だよ! おーいったらぁ!……むむっ無視されている……しゅん」