伊8

Last-modified: 2014-02-21 (金) 22:54:52
No.128
14.2.14 伊8 コスプレ.jpg伊8(い8)巡潜3型 2番艦 潜水艦
艦船ステータス
耐久15火力2
装甲5雷装33
回避14対空0
搭載0対潜0
速力低速索敵12
射程20
装備
未装備
装備不可
装備不可
装備不可
改造チャート
伊8伊8改?(Lv50)
図鑑説明
遣独潜水艦作戦の第二次遣独艦として、かの地に向かったのよ。そして、Uボートをもらったの。
この作戦は5回行われたんだけど、機雷とか色々あって、無事往復できたのは私だけなんですって…そうね、機雷なんてダイッキライ!
CV:不明、イラストレーター:不明 (クリックするとセリフ一覧が開きます)
セリフCV:不明、イラストレーター:不明*1
入手/ログイングーテンターク*2…あ、違った、ごめんなさいね…「はち」と呼んでくださいね。
母港/詳細閲覧うん、提督が言いやすいなら、もう、「はっちゃん」でもいいよ。うん。
Acht*3…いえ、はちです。
ん、あはっ!…急に触られたり、大きな音とかはびっくりしちゃうんだよねぇ…
編成はっちゃん、出撃しますね
出撃長距離航海の練度なら、誰にも負けません!
はっちゃん、出撃しますね
遠征選択時Danke!*4
アイテム発見Danke!
開戦戦闘は…あまり好きじゃないけど、仕方ない
航空戦開始時
夜戦開始さぁ、魚雷を装填して……ん、まだよ…
攻撃Feuer!*5
戦闘は…あまり好きじゃないけど、仕方ない
夜戦攻撃時浮上しても抵抗するよ…持ち帰った、20mm連装機銃が火を噴くわ
小破黒光りしてるし…目が光ってるし…
圧が上昇してます…!あっ…水が…!
被弾カットイン一度浮上してから…体勢を整えないと…
勝利MVPあら…はっちゃん、やっちゃった?じゃあ…ご褒美にシュトーレン*6食べたいなぁ
帰投作戦終了ですね
補給Acht acht!…あ、違った
改装/改修/改造そうね、改装は重要だと思います
これはよいものですね、Danke schön*7
Danke!
入渠(小破以下)修理…お願いしてもいいでしょうか?
入渠(中破以上)修復に時間かかりそう…ドックに本をいっぱい持ち込んでもいいかしら
建造完了新造艦が、出来たみたいですね
戦績表示提督に報告書ですよ。どれどれ
轟沈(反転)いつかは、私も沈むと…覚悟はしてたけど……提督や、みんなと会えてからで…よかった…
時報マルマルマルマル。零時です。
マルヒトマルマル。静かでいいですね。
マルフタマルマル。こんな時間まで作戦ですか?
マルサンマルマル。張り切りすぎると、明日持たないですよ、提督
マルヨンマルマル。…あぁすみませんうとうとしてました
マルゴーマルマル。ドイツパン、お好きですか?今思い出して、作ってるんです
マルロクマルマル。朝ごはんに後ほどドイツパンお持ちしますね。
マルナナマルマル。朝です。Guten Morgen*8、提督
Acht…じゃなくてマルハチマルマル。焼けました、Roggenmischbrot*9
マルキュウマルマル。ドイツパンは如何でした? すっぱい? 提督、わかってない…
ヒトマルマルマル。さて、気を取り直して読書に集中しますね。
ヒトヒトマルマル。さっき響ちゃんに焼き立てパンあげたらとても喜んでもらえました。いい子です!
ヒトフタマルマル。お昼ですね提督。
ヒトサンマルマル。さて、また読書でもします。
なんかこう、潜航していない時間って新鮮ですよね。
ヒトゴマルマル。なんだか気が散って読書に集中できないです
ヒトロクマルマル。提督はいつもこの時間って何をしているのですか?
ヒトナナマルマル。夕食はどうしましょっか
ヒトハチマルマル。夕暮れの海って雰囲気ありますね。好きです。
ヒトキュウマルマル。私も水着じゃなくってみなさんのような制服着たい…かも
Acht acht*10…じゃなくてフタマルマルマル。提督、ハムとチーズとポテト、さぁ召し上がれ
フタヒトマルマル。提督元気出ましたか?
フタフタマルマル。提督は艦これ。私は読書。
フタサンマルマルです。夜も更けてきましたね。ちょっと眠いです
放置時そろそろ、別の本が欲しいんですけどぉ

ゲームにおいて

  • 2013/11/01から始まった秋イベント、「決戦!鉄底海峡を抜けて!?」のE4海域のクリア報酬艦娘として先行実装された。
    • 同イベントで実装された艦娘は武蔵?阿賀野?能代?伊19矢矧(2013/11/20~)。
  • 2014/1/29のアップデートで通常建造可能となった。海域ドロップは未実装。
  • 伊19同様、改造すると潜水空母に艦種が変更される。
    • 2013/11/06の修正により、遠征時に「潜水艦」として扱われるようになった。

小ネタ

  • 潜水戦隊旗艦用潜水艦として建造された、伊七型潜水艦(巡潜3型)の2番艦。
    ゲームでは改造しないと水上機の搭載が出来ないが、史実では建造当初から水上機1機を搭載・運用可能だった。
    • 巡潜3型の魚雷発射管は艦首6門。その他、40口径14cm連装砲1基2門、13mm連装機銃1基2挺*11を装備。
      更にドイツ土産の20mm機銃(2cm Flakvierling38)もあり、潜水艦のくせにやたら充実した砲火力を誇っていた。
  • 1943年6月から行われた第二次遣独潜水艦作戦を成功させ、唯一無事に帰国した潜水艦として知られる。
    挨拶や時報等、妙にドイツかぶれなのはこのせいか。
    • 遣独潜水艦作戦とは、南方資源が欲しいドイツと最新軍事技術が欲しい日本の利害が一致して始まった、伊号潜水艦による輸送作戦である。
      吉村昭著『深海の使者』に、乗組員たちの苦労などが描かれている。また伊8とその乗員のフランスでの様子は伊呂波会編『伊号潜水艦訪欧記』光人社NF文庫に多数の写真が掲載されており当時の様子が偲べる。
      • 遣独潜水艦作戦は第五次まで行われたが、往復に成功したのは伊8号が行った第二次のみである。
        第一次・第四次は復路にて、第三次・第五次は往路にてそれぞれ撃沈されている。
    • 第一次遣独潜水艦の伊30(未実装)は復路のシンガポールと惜しいところまでは来たが味方が敢えて残しておいた英軍の機雷で沈没
      一刻も早くドイツの暗号機を欲しがった海軍兵備局が本来予定に無かった寄港を急遽命じたことにより起きた悲劇であった。
      伊8本人に触雷経験は無いのに機雷がキライと言っているのは多分この経験から。ただの駄洒落じゃないはず……多分。
    • 第三次の伊34(未実装)は往路のペナンで英潜水艦によって撃沈。第四次の伊29(未実装)*12も成功目前、復路のフィリピン北方バリンタン海峡にて米潜水艦によって撃沈。
      ただし便乗していた技術将校らはシンガポールで降りていて難を逃れている。
    • 第五次の伊52(未実装)はドイツ占領下のフランスへの到着目前に米護衛空母艦上機の音響誘導魚雷*13の餌食となった。
      • これら作戦とは別に、ドイツ側からも潜水艦(U-Boot)が日本に向けて出発している。
        1943年5月にⅨC型のU511がドイツ人乗組員の手で日本に向けて出発。8月に無事日本に到着し譲渡され、「呂500潜」と改名された。
        またドイツ降伏間際にU234が日本へ向けて出発したが、大西洋上で本国降伏の報せを聞いて連合軍に投降、同乗していた日本の技術士官2名が自決している。
      • 因みにこのとき自決した技術仕官のうち一人は友永英夫大佐で、潜航中の潜水艦深度を自動的に一定に保つことを可能にする自動懸吊装置や、燃料の流出を防ぐ重油漏洩防止装置を完成させた方である
    • 広島・呉から66日の航海を経て、ドイツ占領下のフランス大西洋岸ブレスト港に到着。ドイツから無償提供された潜水艦ⅨC40型のU1224を回航するための要員51名を送り届けた。
      この時、天然ゴム等の資源と酸素魚雷をドイツに届けて、代わりに高速艇用エンジン・電探、暗号機エニグマなどを受け取った。
      またこの時、夜戦攻撃時の台詞にある20mm四連装対空機銃を後甲板に装備した。
    • 約1ヶ月の滞在後、帰途に就く。そして12月、半年に渡る長旅を終え呉に帰港する。
      • 余談であるがこの時の艦長、内野信二中佐は以前伊168(当時は改名前の伊68)の艦長を務めた事がある。
      • なおU1224は1944年2月に独キール軍港にて引き渡された際に日本軍艦籍に入り「呂501潜」(艦長:乗田貞敏少佐)と改名されたが、
        日本を目指す回航途上の5月、日本で初めて対潜迫撃砲ヘッジホッグの餌食となり、大西洋上にて撃沈されている。
  • ドイツからの帰還後はインド洋で通商破壊作戦に従事するが、この際に「撃沈した輸送船の船員が漂流している時、船員を銃撃・殺傷」する事件を起こしている。
    上記行為は国際法違反であるため、戦後軍事裁判になってしまった。
    • ドイツ側からの「物的損失より補充が難しい人的損失を狙ってくれ」との要請を受けた、日本海軍上層部からの命令に基く行為ではあった。ドイツ側からの要請の存在については、軍事裁判で米国弁護士が明らかにしている。
    • この時の艦長であった有泉龍之介中佐は、甲標的 甲?の真珠湾投入を主張し、実現した人物。後に大佐に昇進、伊401?の最初で最後の出撃に第1潜水隊司令として座乗している。
      最期は、洋上で米軍に接収された同艦内で自決。有泉司令の胸中を知る手立ては、今となってはない。
  • 最期は1945年3月末、米軍の沖縄来襲を受けて出撃。沖縄本島沖まで来たところで、敵駆逐艦2隻から爆雷攻撃を受けて損傷。止むを得ず浮上して、14cm連装主砲やドイツ土産の機銃等を総動員した砲戦を挑んだが、劣勢を覆すことはできなかった。
    主砲が使い物にならない中、最初から最後までドイツ製20㎜4連装機銃だけは動き続けたという。
    40分間の激闘の末、全身蜂の巣となって力尽き、生存者1名を除く全乗組員と共に永遠の潜行に向かった。
    • 伊19同様、その最期は味方に感知されなかった。生存者が口を割らなかったため、米軍側も終戦まで沈めた艦の名前を知ることはなかった。
  • 11時で?にドイツパンをあげているのは、響が同じライ麦パン文化の国の経験がある?から。
  • これは完全に余談だが。Uボートが搭載した8.8㎝SKC/35型砲は第一次大戦で使用された海軍砲から発達したものであり、(20時の時報にある)陸軍の有名な高射砲とはまったく別の砲である。※なお、より正確を期するならば高射砲は元来空軍の管轄下にある火砲であり、高射砲部隊は空軍より各師団へ派遣されたものである。

*1 CVやイラストレーター加筆時はそれぞれCV・イラストレーターに出典を記載
*2 "Guten Tag"=「こんにちは」
*3 アハト=「8」
*4 ダンケ=「ありがとう」
*5 フォイヤー=直訳だと「砲火」、意訳すると「撃て!」
*6 "Stollen"、ドイツの菓子パン
*7 ダンケシェーン=どうもありがとう
*8 グーテンモルゲン =「おはよう」
*9 ドイツのライ麦パン
*10 アハトアハト =ドイツ軍にて使われた高射砲「8.8 cm FlaK 18/36/37」のあだ名
*11 2基4挺とする資料もある。
*12 伊19がワスプを撃沈した時の艦長(木梨鷹一中佐、戦死後少将)が指揮していた
*13 最新の対潜兵器で、Mk24「機雷」と秘匿名が付けられていた。また、これまた最新対潜兵器であるソノブイによる、最期の瞬間の録音が残っている。TV放送されたことあり。