武器/ゼノ=マナシーナ

Last-modified: 2024-03-16 (土) 09:02:50

万物の最奥に存在する霊宝。無慈悲な裁きで全てを叩き割る。

MHWorldに登場する狩猟笛。

目次

概要・性能

  • MHWorldのラスボス、ゼノ・ジーヴァの素材から作られる。
    見た目は鉱石笛最終強化によく見られる形状に、ゼノ・ジーヴァ特有の青白い膜が付いているといったもの。

MHW

  • 他のゼノ武器同様、MHWでは派生したらそこで最終強化となる。
    その性能は
    • 攻撃力714
    • 会心率15%
    • 龍属性180龍封力は小
    • Lv3のスロットが2個
    • RARE度8なのでカスタム強化は一回
    • 斬れ味は素で白が少し出ており、匠で伸ばせる
    ゼノ武器は様々なオプションと引き換えに攻撃力が低く、
    そのせいもあって「龍属性武器ならコレ!」とならない場合が多い。
    そのうえイビルジョーの笛も出てきてしまい、この笛が活躍する道はない…訳ではない。
    というのもこの笛の音色はそう、かつてのはぴーグルンリヒトと同じ音色なのだ。
    それだけでも十分なセールスポイントなのだが、発売当初はこの音色をもつ笛はこれ一本しかなかった。
    多数のパターンを持つガイラパイプや皇金の龍笛の中にもこの旋律を持つものはなく、
    龍属性笛は数あれど、それこそがこの笛を担ぐ理由となりうるのだ。
    • MHWで最も短期決戦で片を付けるべきモンスターとしてクシャルダオラの歴戦個体がおり、*1
      激しい風圧を無効化し攻撃強化の支援が可能な本武器は対歴戦クシャルダオラ用として適性がある。
      もっとも無効化したらしたで、設置竜巻のダメージ判定に接触するようになってしまう問題もあるが、
      それでも風圧に怯まされ続けるよりはずっとマシである。
      狩猟笛らしくマルチプレイで担げば、他の人は自分で風圧対策をしなくて済むので重宝されるだろう。
      龍封力で抑える選択肢もあるので、特にソロならば火力で勝る他の笛に対しそこまでの優位はないか。
    • ライバルとなるのは女王笛ランゴスタとガイラパイプ・麻痺。
      攻撃力UP【小】の代わりに氷属性防御強化と高周波が使え、麻痺属性も付与された。
      特にガイラパイプ・麻痺は麻痺属性値も本体性能も優秀なため強力なライバルだが、
      一方でゼノ=マナシーナの攻撃力UP【小】も重ね掛けで攻撃力+15%と効果は高く、
      どちらを選択するかは非常に悩ましいものである。
  • しかし、Ver.4.00にてとんでもないライバルが登場してしまう。
    ナナ・テスカトリ笛のひとつ、エンプレスドラム・冥灯はその名の通りゼノ・ジーヴァ素材を用いており、
    その関係からか旋律もこの笛と同じを持っているのだ。
    • 武器倍率と斬れ味白の長さの両方で劣るマナシーナは物理面で惨敗している。
      加えて、あちらは装備するだけで業物が発動するという破格の能力持ち。
      旋律以外の持ち味であるスロットも、Lv3とLv1が一つずつと肉薄されている。
      龍属性を除けば、限りなく上位互換に近いと言っていい。
      その龍属性(とついでに龍封力)も結局ディープヴェロウに負けるため、ほとんど立つ瀬がなくなってしまった。

MHW:I

  • 発売当初は強化や派生が存在しなかったが、
    Ver.12.00にてムフェト・ジーヴァの素材を投入してゼノ=マナシーナ改へ強化できるようになった。
    • 攻撃力は上から数えた方が早い1176
    • 据え置きの会心率+15%で更に強化
    • 相変わらず低めの龍属性240
    • スロットはLv4が2つに強化
    • レア度12でカスタム強化幅は小さい
    • 斬れ味は白ゲージが微増、匠でも紫ゲージは出ない
  • 旋律だけが強みと言ってもよかった本編と異なり、会心率も含めた高攻撃力により高い汎用性を得た。
    2つのLv4スロットにより拡張性も高く、防御アップの旋律もある為、
    攻防共に汎用的に使いやすい武器となった。
    • さらに、武器自体の強化ではないが、
      クラッチクローの追加によりどの武器種でもスタミナを気にする必要が出てきた為、
      スタミナ消費軽減の価値が向上しているのも追い風。
    • ただし万能というわけでもなく、
      響音攻撃という手数を得た本作の狩猟笛で属性値が低いのは気にかかる。
      また、紫ゲージが出ないという点は本作においてはそれ程目立つデメリットではないが、
      白ゲージ運用にしても斬れ味ケアが一切不要と言うほど長いわけではない。
      あまり響音攻撃が差し込めず通常の単発打撃メインになる相手の方が相性がいいと言える。
      もっともこれを持ち出す相手には響周波【龍】が基本的に有効なのも確かなので、
      積極的に響音攻撃を使用できる程度に斬れ味をケアしてあげた方がポテンシャルは活かしやすいだろう。
    • その他、パーツ強化に対応していないという点もある。
      龍属性で見ればできる武器の方が少ないが、差別点とならないのは残念。
  • 上位では上位互換に近い装備だったエンプレスドラム・冥灯の強化先である魂焔の龍笛・冥灯は、
    手数が増えても全く困らない長い白ゲージと、
    マスターランクではダメージが増加する爆破属性により、
    相手も装備も問わず持ち出せる点でこちらとは別の方向で汎用性が高い。
    一方で攻撃力・会心率共にこちらに劣るようになったため、
    差別化に成功している。
  • 魂焔の龍笛以外にも同旋律の新たなるライバルが登場してきており、
    ラスボス装備である極楽浄土―華厳―電電太鼓【雷轟】が該当する。
    • いずれも最大火力はこの武器を上回り、
      特に極楽浄土は属性解放した場合この武器を大きく上回る龍属性値が発動する為、
      直接的なライバルはこちらと言える。
      • ただしいずれも高レベルの匠が必須である上、
        極楽浄土は無属性強化か属性解放、電電太鼓は会心率の補完にスキルを取られる。
        こちらは多少の斬れ味ケア以外は自由度が高くスロットも有利である為、
        上手くスキルを詰め込めば十分これらを上回り得る。
  • 上記のようにライバルとは差別化ポイントが多数生まれた為、
    積極的に持ち出せる一本へと強化された。
    ただ、Lv4スロットがメリットの一つである以上装飾品の収集は欠かせない。
    真価を発揮するには根気と運が必要な武器でもある。

関連項目

モンスター/ゼノ・ジーヴァ
武器/ゼノ・ジーヴァ武器


*1 手出ししにくい飛行状態を撃墜できる閃光弾に数発で耐性ができてしまい、また巣に逃げ帰られると複雑な地形と能力強化で苦戦を強いられる。