武器/鬼ヶ島

Last-modified: 2023-11-05 (日) 07:09:10

MH3以外の作品に登場する謎のライトボウガン。基本的にさびた塊から入手できる。登場ランクは下位。
本項では鬼ヶ島の上位版で、太古の塊から入手できる神ヶ島についても解説する。

目次

概要

  • さびた塊を結晶研磨した結果、その姿を現した物体。
    弾の発射機構を持つためボウガンに分類されているが、
    その設計思想は工房で作成されるボウガンとは大きく異なっている。
  • 外見をずばり一言で言うなら火縄銃
    おそらくは他の錆太古武器と同じく、古代技術によって生み出された武器の一つと思われる。
    しかし他の武器はオーパーツのような不思議な雰囲気を醸し出しているのに対し、
    こちらは明らかに現実世界の銃をモデルにした原始的な姿をしている。
    • 形状はともかく射撃性能はギルド製のボウガンに引けを取らず、
      非常に強靭な銃身によって徹甲榴弾や拡散弾の連続使用も可能とする。

性能

MHP2G以前

鬼ヶ島

  • 性能的には通常弾と爆発物の運用に長ける。対応している属性弾も火炎弾のみ。
    拡散弾の装填数が多いのが最大の特徴で、爆撃によってモンスターの体力を削り取るのが得意戦法。
    しかしリロードがやや遅いためスキが大きい。
    また、所詮下位ランクの武器なので基本攻撃力は後半になるほど頼りなくなってしまう。
    後述の神ヶ島が入手できたハンターからは即座に御役御免とされてしまう。
    • ただ、明確な長所として、他の錆びついた武器と異なり、
      研磨不要で掘り当てたその瞬間にそのまま実戦レベルの性能となっている。
      運良く掘り当てさえすれば、その後の素材集めのハードルが低いというのは
      特に初心者にとってはありがたい特性。
      これは後述の神ヶ島も同様である。

神ヶ島

  • この武器の強化版として神ヶ島というライトボウガンも登場する。
    これまた通常弾と爆発物の扱いに長けており、全体的な性能は完全に鬼ヶ島より上である。
    また、MHP2GではG武器として神ヶ島Gも登場。やはり通常弾と爆発物特化。
    G武器だけあって攻撃力もそこそこあり、爆撃に頼らない戦法も可能になっている。
    神ヶ島Gは結晶研磨ではなく、複数の太古の塊や素材を使って生産される。
    • 特に拡散弾、麻痺弾特化武器として揺るぎない地位を確立している。
      初期から続投してる武器のほとんどはシリーズによって性能がバラついたりしているが、
      この武器に限っては全くブレる気配を見せない。
      こだいの ちからって すげー!

MHP3

  • MH3ではボウガンのシステム変更によって神ヶ島と一緒に消失したが、MHP3にて揃って再登場を果たした。
    今回はLV1徹甲榴弾の速射機構を実装。さらに爆撃特化となった。
    その他にもリロード速度の向上、滅龍弾対応などの強化を受けている。
    さらにシステム変更によって強化も可能となり、大鬼ヶ島へと強化できる。
    ところが同じく復活した神ヶ島がほぼ全ての面で大鬼ヶ島を凌駕する強化を受けており、
    おまけに強化先として大神ヶ島【出雲】が登場。今作でも出番を奪われる運命となっている。
  • 大神ヶ島【出雲】の性能だが、
    • リロード「速い」・反動「やや小」
    • LV2麻痺弾とLV2睡眠弾を2発ずつ装填可能
    • 全レベル徹甲榴弾を3発ずつ装填でき、LV1は速射対応
    • 鬼人弾・硬化弾・両レベル回復弾に対応
    となっている。
    サイレンサーと反動軽減+2で反動を「最小」にし、
    麻痺+睡眠+スタンでモンスターを拘束するサポガンとして活躍していた。
    スキルは反動軽減+2と装填数UPが必須。
    他は罠師や装填速度+1、睡眠爆破の際にはボマー、相手に応じて連発数+1や状態異常攻撃強化など。
    • 他に状態異常特化のライトは吹吹チャガンマンクリムゾンシーカーが挙げられるが、
      どちらも速射ありきのためやや扱いづらく、徹甲榴弾も撃てなかったため、
      総合的に見て大神ヶ島が最高のサポートライトであった。
    • ちなみに神ヶ島→大神ヶ島【出雲】の強化で上がるのは攻撃力のみなので、
      完全にサポートに徹するのなら出土したままの神ヶ島でもなんら問題ない。
  • サポガンの陰に隠れがちだが、通常弾の速射も中々に強力。
    この運用でのライバルとしては轟弩【戦虎】があげられる。
    あちらと比べると期待値・装填数ともに劣っているが、ブレがなくスロットも1つ空いている。
    さらに3発速射のため硬直時間が短く、
    また今作での通常弾Lv2の速射補正はデフォルト3発速射だと80%、4発速射だと70%となっている。
    このため、装填数UP連発数+1を付ければあちらに勝るとも劣らぬDPSを発揮できるようになる。

MH3G

  • MH3Gでも両者揃って続投されている。
    しかし、大鬼ヶ島はMHP3と比べるとLV1通常弾の速射が可能になったくらいであり、
    残念ながらこれといった目立った強化は無い。
    速射機構の追加は嬉しいが、何故よりによってLV1通常弾なのだろうか…?
  • 一方、神ヶ島は貫通弾や散弾の装填数の増加、新たに登場した爆破弾にも対応、
    おまけに大神ヶ島【出雲】に更なる強化先、大神ヶ島【神在月】が登場という大幅な強化が施された。
    大神ヶ島【神在月】は以前は非対応だったLV2の貫通弾や散弾も使え、
    LV1拡散弾の速射も可能となっている。
    また、今回追加されたリミッター解除と非常に相性が良く、
    MH3Gで異常強化されたアルバトリオンをゼロ分針であっさりと蹴散らすほど。
    但し村クエに限り、長期的なDPSには優れないのでソロでの運用は厳しいか。
    他のさびた塊から出土したエンシェントプレートアンドレイヤーのように、
    鬼ヶ島もどこかしら傷んでいるのかもしれない。

MH4(G)

  • MH4およびMH4Gでも鬼ヶ島、神ヶ島ともに登場している。
    • 両方とも「貫通弾・散弾はLv3しか入らないが通常弾・徹甲榴弾・拡散弾は全Lv入る」
      「毒以外の状態異常弾が一通り入る」「属性は火炎と滅龍弾のみ対応」と言う特徴でほぼ一致しているが、
      細かなところで性能は差別化がされており上位・下位互換の関係ではなくなっている。
  • 鬼ヶ島の強みはLv2通常弾速射対応と火炎弾3発で火力がそこそこあり、
    麻痺・睡眠弾もLv1・2共に入るためサポートもそこそこできる。
    強化して「大鬼ヶ島」になればLv1徹甲榴弾の速射ができるため火力も伸びる。
    しかし攻撃力で言えば上位序盤クラスの大鬼ヶ島で強化が終わってしまう事が難点。
    レア度も5なのでリミッター解除もできない。
    総じて言えば器用に一通りこなせる万能ボウガンではあるが、上位までのお勤めになる。
    • 上位までではあるのだが、逆に言うと下位の間は繋ぎ装備としてかなり役に立つ。
      下位のうちに手に入れられるLV2通常弾速射ボウガンはこれしか無い。
      イベントクエストを利用すればゲーム開始直後から天空山に行く事もできるので、
      初っ端で手に入れてしまえば未強化でも下位後半レベルの攻撃力でLV2通常弾をバンバン撃てる。
  • 神ヶ島は先述の通り装填可能弾は鬼ヶ島とほぼ同じだが、
    最終一歩手前の「大神ヶ島【出雲】」までは通常弾速射対応がLV1であるという弱点がある。
    また徹甲榴弾の速射も隙の大きいLv2の3連射となっている。
    攻撃力は鬼ヶ島よりいくらか高いが、この段階までは攻撃力としてはあまり特筆すべき点が無い。
    最終強化のG級武器「大神ヶ島【神在月】」になると通常弾速射が晴れてLV2になり(4連射だが)、
    それまであった徹甲榴弾に加え、LV1拡散弾の速射にも対応する。
    拡散弾速射対応ボウガンはかなり少ないので大きな個性となる。
    攻撃力そのものもロングバレル込みで400に届くほどのG級水準となり、
    ソロ用の火力重視ライトとしては使いでのある性能となる。
    • しかし神ヶ島の真の実力は火力ボウガンとしてではなく、サポートボウガンとしての性能。
      デフォでリロード速い・反動やや小なので、スキルで突き詰めてやればLv2状態異常弾を
      最速リロード&無反動で撃てる貴重なボウガンなのである。しかも装填数がデフォで2ある。
      Lv2異常弾を最速リロード&無反動というだけなら他にもいくつか可能なボウガンはあるのだが、
      神ヶ島以外は麻痺弾しか入らなかったり、デフォの装填数が1しかなく要リロード回数が多すぎたりと
      たまに麻痺させる程度ならともかく、
      PTプレイで相手の動きを封じ続けるくらいの半ハメ戦法までしようとする場合、
      実質的に神ヶ島でないと不可能なのだ。
      反動と装填速度は相反するスキルポイントになっている場合が多いので、
      両立するのは面倒だが、サポガンを目指すならばこのためだけの装備を作り上げても損は無い。

MHX

  • 本作でも鬼ヶ島、神ヶ島ともに登場。
    やはりさびた塊から鬼ヶ島、太古の塊から神ヶ島が発掘できる。

鬼ヶ島

  • まずは鬼ヶ島だが、こちらは下位から手に入る。
    下位では唯一のLV2通常弾3連速射銃であるため、コレだけのために欲しがるライト使いも多い。
    一応4連射ならばレックスタンクもあるのだが。
    • ただし、下位ではさびた塊を採掘できるのは火山の特定の固定レア採掘ポイントたった1か所のみ
      つまり火山のクエストに1回赴いて1個手に入るかどうかと言うレベルであり、
      さらに膨大なハズレの中から鬼ヶ島を引き当てる確率はかなり低い。
      つまり出るまで掘り続けようとしたら相当運が良くない限りとてつもない時間がかかる。
      多くの場合、さっさと上位まで進めてデザートストームを作った方が早い。
    • 上位になれば地底火山など他のフィールドからでも割と出るため入手はしやすくなるが、
      上記の通り既にデザートストームを作れるはずなので、コンプ目的以外でわざわざ狙う意味は薄い。
      ちなみに下位では唯一だった火山の固定レア採掘ポイントでは、太古の塊しか入手できなくなっている。
  • 最終強化は大鬼ヶ島。リロード「普通」に反動「やや小」。
    攻撃力は200と妥協点レベルに達している。さらに地味にうれしい空きスロット1。
    速射対応弾はLV2通常弾の3連速射だけ。なんとLv1徹甲榴弾速射は没収である。
    しかしLV2通常弾速射銃として使おうとしても、その装填数が4発から一切増えない。
    他の銃は軒並み6発以上である中で4発というのはかなり痛い。
    ただ、全Lvの徹甲榴弾と拡散弾が3発装填という特徴は残っている。
    また武器内蔵弾は鬼人弾、硬化弾、LV1強装弾、LV2貫通火炎弾、榴散弾と実用的。
    いっそLV2通常弾はサブウェポンと割り切って、拡散弾を含めた爆撃メインで使うのがいいだろう。
    麻痺弾や睡眠弾も両レベル対応であるため、サポート面もなかなかのもの。
    1段階だけとはいえ、素の反動が小さいのも嬉しい。

神ヶ島

  • 神ヶ島の最終強化は大神ヶ島【出雲】。
    攻撃力は220と高い方で、リロード「速い」に反動「やや小」。やはりスロットは無い。
    ただ速射の方が問題で、Lv1通常弾5連射、LV1徹甲榴弾2連射、LV2火炎弾3連射となってしまっている。
    なおLV1徹甲榴弾は2連射でありながら隙【中】であるため、過去作の速射の完全劣化品である。
  • しかし、肩を落とすのはまだ早い。
    武器内蔵弾を見てみると連爆榴弾が追加されているのだ。
    これはLV1徹甲榴弾3発分の爆発を引き起こす弾丸であり、実質LV1徹甲榴弾3連射をしているに等しい。
    しかも速射ではないため反動を軽減できる。
    持ち込み数5・装填数1という欠点はあるが、短期決戦ならさほど気にならない。
    状態異常弾は過去作と同じく、LV2だけが2発装填と特に変わっていないため、
    相変わらず状態異常+スタンでモンスター拘束に関しては超一流と言えるだろう。
  • 過去作と比較すると、鬼ヶ島・神ヶ島ともに徹甲榴弾速射の性能が引き下げられる形となった。
    そしてその代わりと言わんばかりにエルドラマスケットという新武器が登場し、
    こちらがLV1徹甲榴弾3連射などを扱えるどころか、過去作の神ヶ島をも超越した爆撃特化銃となっている。
    ただしこのマスケットは状態異常弾を一切扱えず、
    またLV2・3の徹甲榴弾を無反動で撃つのが非常に大変と言う違いがあり、その点では明確に差別化されている。
    • 過去作で散々ハメで猛威を振るった神ヶ島の調整のため、
      徹甲榴弾速射の部分だけを切り取り特化させた武器を登場させたという見方が主流だが、
      連爆榴弾があるのでサポガンとしての性能はほとんど落ちていないという声もある。

MHXX

  • 鬼ヶ島、神ヶ島共に究極強化対応。
    地味に鬼ヶ島がG級に進出したのは本作が初のこととなる。
  • 鬼ヶ島の究極強化は鬼ヶ島。もうちょっとネーミングなんとかならんかったんかい*1
    限界突破することで、なんと待望のレベル2通常弾の装填数が1発だけ増加する。
    後はスロットが1個増える。
    攻撃力は究極強化ライトとしては平均をやや下回る320止まりなので、正直実用性は微妙な感じ。
    もっとも、サポート面は相変わらずなので火力に頼り切らない立ち回りが重要だろう。
  • 神ヶ島の究極強化は大神ヶ島【神在月】。
    連爆榴弾の持ち込み数が6発になった以外は前作の【出雲】からほぼ変わらず、
    サポガン装備として重宝されている。
    • あまり注目されないが、攻撃力は340とかなり上がっており、
      一応レベル2火炎弾を速射できるライトでこれより火力が上のものはないため、
      火炎弾特化と見ればそれなりの火力は出るようになった。
      レベル2火炎弾の内蔵数が24発しかないうえに、レベル1火炎弾が3発しか装填できない?聞こえんな
  • エルドラマスケットの究極強化「至宝銃キサナドゥ」が物理火力含めて劇的な強化を施されているため、
    徹甲榴弾メインの立ち回りだと前作以上に厚い壁となるが、
    状態異常弾をしっかり使っていけば差別化は容易いだろう。
    幸い、ブラキ炭鉱においては榴弾系によるスタンを一切使わずに
    睡眠弾、麻痺弾、シビレ罠×3で仕留めきるのが主流なため、敵にならないだろう。
    • その一方、同じ運用法の場合思わぬ所から新たな刺客が現れた。
      MHP2G以来の復活を遂げた幻獣筒のG級強化版、幻神鼎角筒である。
      麻痺弾、睡眠弾はもちろんのこと、しっかりと拡散弾も備えてるため火力も出せ、
      何より鬼人会心弾の存在が大きい。
      現炭鉱におけるテンプレガオウのスキル構成の弱点特効超会心弾導強化見切り+2の場合、
      鬼人会心弾の会心増加分でぴったりと会心率100%に達してしまうのだ。
      火力役が神おまを持っていた場合は見切り+3にできるので差は小さくなるものの、
      同じく神おまを使って見切りのランクを落とし、納刀術特定射撃強化を発動させるパターンも出てしまうので……
    • ただし、幻神鼎角筒は睡眠弾/麻痺弾LV2の装填数が1しかない+装填速度、反動が劣るため、
      武器出しリロキャン等の特殊技術+反動軽減がワンランク上+納刀術が必要とPS、スキル共にかなりシビア。
      装備が組めたとしても神ヶ島でしっかりとサポガンの立ち回りに慣れてから切り替えたほうが無難だろう。
      無論、榴弾によるスタンが要求される事の多い他のモンスターのハメ狩猟の場合はこちらの圧勝である。

MHWorld

  • 今作では鬼ヶ島とその強化先である大鬼ヶ島のみの登場なのだが、色々と変わりすぎている
    その変貌ぶりに古参プレイヤーは度肝を抜かれるに違いないが、それらを挙げていこう。
  • まずは生産方法だが、龍骨弩からの派生
    さびた塊をわざわざ掘り当てる必要はなくなったのだが、2期団はいよいよ再現に成功したのだろうか……。
    強化に必要な素材も何故かバゼルギウスの素材となっており、大地の結晶も1個も使わない。
  • そして最大の変更点である対応弾種。
    まず、状態異常弾が1発も装填できない。
    加えて拡散弾が事実上ヘビィ専用弾になったためこれも全くをもって非対応。
    辛うじて徹甲榴弾は全レベル装填できるが、反動がどれも特大なので非常に使いづらい。
    • 物理弾もかなり特殊な仕様に。
      通常弾LV1と2、貫通弾LV1、散弾全レベルが使用できるが散弾のLV2と3以外が単発自動装填となっている。
      これは1発撃つごとに簡易的な動作でリロードを挟むものだが、その分火力は大きく低下する。
      持続火力、瞬間火力共に普通のボウガンに劣る上、リロード完了まで回避行動も取れない。
      反動中、リロード速いに相当する性能が武器のリロード性能に関わらず付与される点はメリットだが、
      元々反動もリロードもそれなりである低レベルの物理弾に付与されても……
    • その他の弾は斬裂弾と滅龍弾。
      前者は今作でかなり強化され、修正後の現在でもそれなりの威力を誇る。
      しかし本武器で扱うには装填数、リロード、反動どれも微妙で使い物にならない。
      また後者は無属性強化スキルを対象外にする足枷となっている。
      龍封力があるので古龍の能力抑制には利用できるが、反動は特大固定で隙が物凄くでかい。
    攻撃力も変わらず高くないので、総評すると物理弾のみの対応弾種と全く噛み合っていない。
    そもそも似たような使用感で攻撃力が高いバゼルギウス自身のボウガンもあるのでわざわざ作る必要は薄いだろう。
    あちらはブレも中で、カスタム強化回数も少し多い。
    素材の面でも、こんな性能の武器に爆鱗竜の宝玉を使ってしまうのはかなりの勇気が必要。
    • 見た目の面でも、通常弾速射ライトとして優秀なオドガロンの系列が似たようなマスケット型。
      数少ない続投系ライトボウガンではあるため、思い入れがあるならこちらを使えないこともないが……
  • 冒頭では「再現に成功しただろうか」と言ってはみたものの、見てのとおり性能は別物。
    再現を目指したのだとしたら明らかに失敗作である。
    この武器に限った事ではないが、新大陸のボウガンの続投組はそのほとんどが産廃と化しているため、
    ハンターたちからは新大陸の工房の技術力に疑問を投げかける声もときおり見られる。
    例外が無い訳ではないが、アレは元々の性能の癖が強すぎるし…

MHW:I

  • マスターランクではしばらく強化できず、終盤の紅蓮滾るバゼルギウスの素材で神ヶ島になる。
    鬼ヶ島と神ヶ島が直接派生で繋がるのはシリーズを通してもこれが初の事例である。
  • 性能の方の改善を期待したハンターも多かった……が、無念。
    これといって改善されている様子はなく、使い物にもならないといっていいほど
    むしろ散弾と徹甲榴弾のLv1が使えなくなったりLv3散弾の装填速度が悪化していたり、
    ブレに至っては特大となって余計に使い勝手が悪化し、その代わりに貰ったものも、
    パーツ負担の重いLv3通常弾や、滅龍弾や斬裂弾などの単発自動装填くらい。
    数字以外の面では「改悪されたのでは」と疑いたくなるような性能になっている。
    しかも使い勝手の悪さと引き換えに攻撃力が爆増……なんてこともなく、
    それどころかMRライトボウガン最下位という有様。
    なのに解説文は変わってないため「実射性能は非常に高い」などと騙る始末。
    MRどころか上位や下位で遊ぶにも微妙な、どうしようもないライトボウガンとなってしまった。
  • が、開発神は見捨てていなかった。
    Ver.13.50においてほぼ全武器に武器の重ね着が実装されたのである。
    これにより、好みの高性能ライトボウガンに鬼ヶ島系列の見た目を重ね着することで、
    文字通り実射性能の非常に高い鬼ヶ島(神ヶ島)を実現できるようになった。
    が、当然神ヶ島そのものには手を加えられておらず、相変わらず非常に低い実射性能のまま。
    そのため今日も何処かで見た目だけ神ヶ島の他のライトボウガンが使われ、
    本物の神ヶ島はそもそも作られたかすら怪しく、工房のカタログに眠っていることだろう。

MHF

  • 鬼ヶ島と神ヶ島に加えて、SP武器として青色に変化した「天ヶ島SP」が登場している。
    こちらは鬼ヶ島をモデルに、最新技術で開発されたライトボウガン。

余談

  • 上記の通りMH3では未登場だが、MH3のさびた塊から入手できる一体型ライトボウガン、
    海造砲【早炎】は鬼ヶ島に酷似した姿をしている。
    しかし多少の共通点はあれど全体的な性能は大分違う。あくまで鬼ヶ島とは異なる武器のようだ。
  • MHP2ではポッケ村の特産品であるライトボウガン、猟筒とデザインが同じである。
    この銃を参考にして作られたのだろうか?
  • MH4以降に登場し鬼蛙の異名で知られるテツカブラだが、
    その異名の通り武器群のコンセプトも「鬼」がモチーフである。
    だからと言って、本項の『鬼ヶ島』とも何かしら接点があるかと問われれば、特に何の関連も無く
    強化にあたってテツカブラの素材が要求される事も無い。
    そして、防具のコンセプトも「鬼」な訳だが
    スキル的には噛み合っていなくとも、見た目だけはがっつり決まる
    • …と、此処で話が終わればネタで済むのだが。
      MH4(G)の下位では、特に重要なスキルが優先される場合でも無い限りはカブラ一式で通す猛者も多く、
      「カブラ一式に鬼ヶ島を担ぐ」のがライトボウガンに於ける下位中盤のテンプレだった時代もあった。
  • MGSPW』では、「火竜の剛翼」を使って「種子島」という火縄銃が作成できる(剛翼は設計図扱い)。
    一見すると、とても現代戦で通用するシロモノには見えないが、
    弾丸の着弾時に一定確率で竜巻を発生させ、敵兵を空高く吹っ飛ばした上で、
    吹っ飛ばした敵兵をそのまま仲間にしてしまうこともできる*2
  • 鬼ヶ島が登場する御伽話では桃太郎がメジャーだが、一寸法師・鬼の子小綱などにも鬼ヶ島は登場する。
    鬼ヶ島のイメージといえば、岩で出来た島で、鬼の根城としての砦などが築かれている外観で描かれる事が多く、
    青ヶ島の古名であり、青島に鬼島の伝承があったことを示唆するものとされる。
    また、鬼ヶ島のモデルとなった地においては、必ずしも島であるとは限らず、陸地であるものもある。
    その中でも有名なのが、岡山県にある「鬼ノ城」という城が築かれた鬼城山である。
    桃太郎に登場する鬼のモデルといわれる温羅という大男が、伝説内で居城としていたためである。
  • 「神在月」とは出雲や諏訪地域における旧暦10月(神無月)の別称である。
    もともと「神無月」とは、神々の集会のために「神様が(地元に)いなくなる月」という語源であるが、
    その集会が出雲大社で行われるため、出雲には10月でも神様が「在る」のだ。
    諏訪地方に関しては、諏訪明神があまりの巨体故に出雲へ赴く必要はないとされ、地元に残っているためである。
    一説によると、諏訪明神は竜の姿をしており、頭は出雲(島根県)にあっても尾は諏訪(長野県)にあったそうな。
    もし本当なら蛇王龍など到底及びつかないほどの巨体である。

関連項目

アイテム/さびた塊


*1 カプコンの名作アクションゲーム魔界村シリーズの続編タイトルから取った可能性もある。次があれば極だろうか。
*2 吹っ飛ばした敵兵は「フルトン回収」したという扱いになる。このシステムについては各自で検索などして頂きたい。