防具/レアルシリーズ

Last-modified: 2023-03-30 (木) 05:15:51

MHFに存在した防具。いわゆる「特典防具(課金防具)」カテゴリーに当たる。
リデザイン版と見られる「ルフレ」シリーズも含めて解説する。

概要

  • レアル、ルフレ共に「プレミアムキット」という枠で販売された有料アイテムである。
    見た目としては旧作のレイアシリーズをも思わせる高貴な鎧(女性防具はドレス風)装備となっている。

レアルシリーズ

  • 2009年7月23日(アップデート時期的にはシーズン5.5とシーズン6.0の間)より販売された。
    高貴な雰囲気を放ち、一般的な狩猟用防具とは異なる意匠が随所に見られるという。
    カラーリングは白、赤、青、金から各部位一色を選んで生産する方式。
  • 当時は生産→レアルFシリーズの派生で打ち止めであったが、
    MHF-G2アップデートでFZ・HC・HS・GSまでの派生が一気に追加され、
    MHF-G3.2アップデートでGP派生が追加された。
    その後MHF-Zアップデートで販売終了となっている。
  • 剣士Fシリーズは一式で龍風圧無効、高級耳栓、ランナー、受け身が発動し、
    防具のSPを活かすとガード性能+1や業物+1ならそこそこ容易に発動できる。
    双剣やランス、ガンランスなどで活用しやすく、
    それ以外でも剛力珠を適当に突っ込むだけで(販売当時は)匠以外の必要スキルがほぼ揃う贅沢なポテンシャルであり、
    課金に抵抗のないプレイヤーやオシャレ重視のハンターに人気の高い装備であった。
    そのままでは防御力が低いので頭部位のみSP防具に換装し、
    防御力を高めつつスキルの換装を可能にする運用も行われていた。
    • 女性防具の頭部位はいわゆる縦ロールであり人気が高く、
      防御力と見た目の兼ね合いで悩む人も多かったとかどうとか……
      ちなみに脚防具はお察しください
  • ガンナーFシリーズは一式で女神の抱擁、装填速度+3、反動軽減+2、状態異常攻撃強化とこれまた手堅い性能。
    ただしこの当時のMHFではガンナーは体力減少飯+タル爆弾で火事場するのが当たり前、
    という価値観であり、それを邪魔しやすい女神の抱擁は邪魔なのでレアルガンナーは
    (そういう基本的な価値観さえ理解していない)地雷と呼ばれていた事もあった。
  • FZ以降はスキルが少し変わり、
    剣士は腕部位に匠+3の部位が現れ、ガンナーは審判が頭部位に集中し残り部位に達人が付く。
    スペック的にHR5の序盤(当時HR100~300)を凌ぐぐらいなら全然問題なく、
    MHF-G7では公式をして「HRハンターにオススメ」と評されたこともあるほど。
  • G級対応するGS/GPでもスキルの大枠は変わらない。
    だが、逆に言うとG級の装備なのにG級スキルが殆どついてこないということでもあり、
    ポテンシャル不足は否めない。
    MHF-GG以後も殆ど使われなくなってしまい、HRの間なら使えるがその為に課金するのは如何なものか?
    という位置付けに留まった。
    まぁ公式の言通り「HRハンターにオススメ」な装備で止まったというところだろう。

ルフレシリーズ

  • MHF-G7(2015年4月)より販売開始となったキット。
    宝石に魅せられた遠国の王が自国の職人に作らせた豪奢な防具ということで、
    レアルシリーズを順当に豪華にしたという感じの見た目になっている。
    こちらのカラーリングは白、赤、青、黒。
  • MHF-G7はMHFのG級防具の円熟期であり、
    こちらは最初からF・FZ・HS・GS・GPまでの強化段階が存在する。
    また、頭だけでなく胴部位にも+10のスキルを有しているのも特徴となっていた。
  • 剣士GPは全部位に痛撃+5一閃+3刀匠+3が付き、
    当時の人気スキルである絶対防御もポイントを持つ部位がある。
    胴部位には体術+10Pがあるなど、全体的に見ると穿龍棍と相性の良い装備になっているのだが、
    このMHF-G7では穿龍棍の天・嵐ノ型が追加され、そちらでは体術スキルの重要性が低いなど、
    実装時期を考えるとちょっとだけチグハグな感はあったりする。
  • ガンナーGPは全部位に速射+5と一閃+3と扇射+3を備える。
    MHF-G7ではガンナー、特にライトボウガンのテコ入れが一気に進んだ(本質的なテコ入れはMHF-G8)のだが、
    速射スキルを持つこちらはそれを象徴する装備となっている。
    一式だと速射のスキルPが溢れること、
    同アップデートで実装された始種防具を1部位以上混ぜることで火力が大幅に補強されることから、
    一式ではなくパーツ単位で扱うものとして、当時のライトボウガン使い
    (特に、型落ち感が非常に強くなっていた秘伝防具一式からの脱却を望むハンター)に愛用されたようだ。
  • どちらの防具もMHF-G7より始まった「硬直化していたスキル構成の変革」に対応していないのが弱点で、
    その関係もあってMHF-G9頃から型落ち感が強くなってしまい、MHF-Zで販売終了となってしまった。

MHR:S

  • MHFのサービス終了から4年目、ルフレ自体の販売終了から7年目を迎えようとしていた2023年2月、
    メインシリーズであるモンスターハンターライズ:サンブレイクのVer.14アップデート告知にて、
    本防具が重ね着装備として登場することが判明
    既に登場済のアスールリアン、シュイ、ダスクに続くものとなる。
    • ちなみにこのアップデートでは同期(実装はルフレより1月遅れ)のプレミアムキットである、
      マリンシリーズも重ね着装備として登場することが予告されており、
      そちらの実装から少し間をおいた2023年3月23日よりイベントクエスト
      「騎士たるもの優雅たれ」が配信され、そちらで入手可能となった。
    • 一応メインカラーはルフレシリーズの「青色」に相当するが、
      例によって着彩設定で色をガラリと変えられる。
      女性脚装備は例によって例の如く布地面積が増えてはいるが、
      それ以外は基本的にはMHF時代の意匠のままである。
  • 「騎士たるもの優雅たれ」は闘技場でリオレイア希少種を1頭狩猟するという内容。
    ルフレ、というかベースとなったレアルシリーズは旧レイアシリーズに似た意匠なのでそこからの抜擢だろうか。
    クエストでは案の定というか野良モンスターがうろついているので面倒くさい。
    分断するなりPTプレイで一気に集めてしまうのも手だろう。
    • 宝石に魅せられた遠国の王が自国の職人に作らせた豪奢な防具、
      というMHF時の設定を踏まえてか生産素材も「宝石の異国製図」となっている。

関連項目

システム/追加課金サービス - プレミアムキットについての解説。ちなみにルフレキットは「G強化券」付属であった。