Top > ゲーム用語 > Nintendo Switch
HTML convert time to 0.007 sec.


ゲーム用語/Nintendo Switch

Last-modified: 2017-09-08 (金) 10:59:43

2017年3月3日に任天堂が発売した家庭用据置型ゲーム機。
ニンテンドースイッチ」と表記されることもあるほか、単に「スイッチ」と呼ばれることも多い。

概要 Edit

  • 世界的GPUメーカーの1つである「NVIDIA」との共同開発で誕生した「据置、携帯ハイブリッド型ゲーム機」。
    任天堂の公式な発表では「据置型ゲーム機」ということになっているが、
    実際はコントローラーを分解して本体に取り付けることで「携帯型ゲーム機」として使用することもできる。
    早い話が「据置機と携帯機のハイブリッド」という、全く新しいコンセプトのゲーム機と言える。
    • 据え置き機をデフォルトとしたゲーム機であるため、
      高性能チップから放熱される熱量も多く、放熱のために小型ながらファンが搭載されている。
  • 大きく分けて充電スタンドを兼ねたドック、モニターに相当する本体
    そして取り外し可能なコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」の3つのパーツからなる。
    この3つのパーツを組み合わせることで、3つのスタイルで遊ぶことができるのが特徴。
    • TVモード
      本体をテレビに接続したドックに差し込むことで、テレビにゲーム画面を映して遊ぶ、
      従来の据置型ゲーム機と同じ遊び方。
      Joy-Conの使い方については後述する3パターンの全てが可能であり、
      実際に使えるパターンについてはソフトによって異なる。
      本体の持つパフォーマンスをフルパワーで発揮できるため、
      ゲームソフトにもよるが他のスタイルと比較して、ゲーム画面の解像度やfps値、音質などの向上が見込める。
  • テーブルモード
    本体背面のスタンドを展開して立てかけ、テレビモニター代わりにして遊ぶスタイル。
    持ち運び可能な携帯機でありながら、据置型ゲーム機と似た感覚でのゲームプレイが楽しめる。
    本体にゲーム画面が表示されること以外はTVモードと同様。
    Wii Uでもソフトによっては「テレビを使わずにWii U GamePadに画面を映して
    コントローラーでプレーする」というスタイルに対応していたが、
    本体と画面が別々に存在していたWii Uに対し、こちらは本体が画面も兼ねている形になる。
    Wii Uでのこのスタイルを「本体と画面を1つのハードにまとめる」という形で発展させ、
    従来の据置型・携帯型ゲーム機では実現が難しかった遊び方を実現させたとも言える。
  • 携帯モード
    本体の両側面にJoy-Conを差し込み、それをそのまま両手で持って遊ぶスタイル。
    感覚としてはWii U GamePad単体でのゲームプレイに近いが、本体の薄さもあって重量はあまり感じない。
    携帯機としては破格のクオリティのゲームが遊べる。
    操作形態としては、TVモードやテーブルモードにおいてJoy-Conをグリップに装着して使うのと同様のことが
    画面の左側と右側に分散される形になる。*1
    Joy-Conのセンサーを利用した体感型タイトルなど、このスタイルでは遊べないゲームも存在する。
    逆にタッチスクリーンを最大限に利用するタイトルなど、このスタイルでないと遊べないソフトも一部ある。
  • 本体には6.2インチの大画面が付いており、静電容量式のタッチパネルになっている。
    これはDSや3DSの下画面やWii Uのゲームパッドで採用されていた感圧式(アナログ抵抗膜方式)とは異なり、
    人体の微弱な電流を感知して反応する、スマートフォンやPS vitaに搭載されているものと同様のタイプである。
    感圧式に比べコストがかかる代わりに精度に優れ、複数箇所の同時タッチも可能となっている*2
  • 専用コントローラーであるJoy-Conは様々な使い方が可能。
    • Joy-Conの基本構成は左右共に以下の通り。
      • アナログスティック1つ(押し込みボタンあり)
      • 4ボタン(左は上下左右、右はABXY)
      • -/+ボタン(左は-、右は+)
      • 2段重ねのL/Rボタン(左はL/ZL、右はR/ZR)
      • アナログスティックが左側に来るように単体で持った際に人差し指で操作するSL/SRボタン*3
      • 加速度センサーやジャイロセンサーを搭載し、ソフトによってはWiiリモコンなどのような体感操作も可能。
        また、HD振動と呼ばれる既存のゲーム機では実現できなかったリアルな振動機能が搭載されている。
  • タイトルによっても差はあるが、Joy-Conの主な使われ方には以下の物がある。
    • 双方をグリップもしくは本体に装着して、2つセットで1人分という形で使う
      据置機のコントローラーと同様の使い方となる。
      基本的なボタン配置は他機種でいえばXboxシリーズと同様
      (左はアナログスティックが上、右は4ボタンが上)。*4
      ただし方向キーも左Joy-Conの4ボタンという形になるため、十字キーではなく4つの独立したボタンとなる。
      なお、別売で方向キーが十字キーになった一体型コントローラー
      「Nintendo Switch Proコントローラー」も存在する。*5
    • 左右どちらか一方のみを使用する
      この場合「片方ずつシェアする」という形で2人同時プレイが可能なタイトルも多く、
      「nセットあれば2n人同時プレイが可能」といった形での対応例もある。
    • 2つ1組で両手にそれぞれ1つずつ持つ
      それぞれのJoy-Conをボクシングにおける左右それぞれの拳に見立てたり、
      2本のレバーの組み合わせでの操縦といった形の用途も考えられる。
      前者については、見事にそれっぽい物がMHXXの発表からしばらくして発売された。
  • 右のJoy-Conには、モーションIRカメラという対象物の形やカメラとの距離を読み取る機構と、
    amiiboと連動したNFCリーダー/ライターが搭載されている。
    左のJoy-Conにはゲーム画面のスクリーンショットが撮影できるキャプチャーボタンが用意されている。
    将来的には動画撮影にも対応する予定。
  • 任天堂の据置機としてはニンテンドウ64以来となる、ソフト媒体にディスクメディアを用いないゲーム機である。
    使用されるのは「ゲームカード」と呼ばれる、
    3DSやPS vitaのソフト媒体と同じ、フラッシュメディア形式のものが採用されている。
    媒体を見直したことでディスクドライブ部分がなくなり、
    それによってロードの高速化や排熱の抑制がされ、またゲーム機自体もかなりの小型化が実現できることとなった。
    • この形式は、コストに対する容量の面でディスクメディアに不利な面があったが、
      SDメモリーカード大容量化を始めとする、フラッシュメディア大容量化技術が発達してきたためか、
      Nintendo Switchのそれは、ダウンロード版ソフトの容量から推測するに、
      32GBと、Blu-ray Discと遜色ない容量を低コストで実現可能であることが伺え、
      この点の問題は心配しなくて良いことがわかる。
    • なお、このゲームカードやゲームカードを触った手を舐めるととても苦い
      これはデナトニウムベンゾエイトという苦み成分が塗られているためで、
      ギネスブックに世界一苦い物質として記録されているが健康に害は無い。
      ゲームカードが従来のゲームより小さく、子供が遊ぶこともあるため誤飲を防ぐためだろう。
      余談だが、この苦みはコーヒーの苦みに近く、発売直後はソフトの食レポが後を絶たなかった。*6
      これによって「(前の持ち主が舐めているから)中古では買うな」、などと言われることも。
  • なお、Switchのオンラインプレイは有料である。
    正確には2018年より有料サービスが開始し、それまでは無料で利用できる。
    料金等は1ヶ月300円、3ヶ月800円、12ヶ月2400円の3種類あり、
    サービス利用者は一部ソフトの割引サービスなどを受けられる模様。
    • また、3DSやWii Uでは「ニンテンドーネットワークID」というネットワークアカウントが必要だったが、
      Switchではそれとは別に「ニンテンドーアカウント」というアカウントが必要。
      ただし双方を関連付けることは可能で、3DSやWii Uにチャージされていた残高を移行した場合も
      両アカウントの関連付けが残っている限りは3DSやWii Uからも同じアカウントの残高を利用することが可能。
    • ちなみに据え置き機におけるオンラインマルチプレイの利用権が
      「一世代前は無料だが最新世代では有料」となる形式は、
      ソニーのプレイステーション4にて既に行われているが、
      あちらは基本的なアカウント情報は両ハードで共有しており
      有料の追加サービスにPS4におけるオンラインマルチプレイ利用権が含まれているのに対し、
      こちらは先述したように基本的なアカウント情報についても別となっている。
      Switchは前世代のソフトと互換性がないと発表されているため、据え置き機のマルチプレイでかたや無料、
      かたや有料という事態は発生しないと思われる。
      ただし、下記にある3DSとのマルチプレイという変則的な形については異なる。
  • 2012年に任天堂から発売されていたWii Uの事実上の後継機*7となる。
    ただし、WiiやWii U、3DSなどとの互換性は一切ないため注意すること。

モンハンとの関わり Edit

  • また本作に合わせて、特別なデザインのSwitch本体とソフトがセットになった、
    「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver. スペシャルパック」が
    同日に数量限定で発売された。
  • デザインはドックの両端にはギルドの紋章がえがかれており、
    本体部は裏面にもう1つのギルドの紋章であるミラボレアスが描かれている。
    …のだがどうやらswitchのロゴをずらすわけにはいかないらしく、
    正直本体裏はアンバランスな装いになっている。
  • また、MHFにおいても2017年8月30日の運営レポートで「ハードウェアが生産終了している
    Xbox 360およびWii Uでのプレイヤーからプレイ環境に対する意見・要望が多く、
    年内には何かしらの新たなプレイ環境の提案ができないか、
    ハードメーカーとの交渉も含めた協議検討を行っている」という発言が存在している。
    これを踏まえた場合、Nintendo SwitchでもMHFが提供される可能性がある。
  • 仮にNintendo Switch版が実現した場合、本ハードを公認ネットカフェに持ち込む形で
    公認ネットカフェ特典を実装できる可能性もある(PS Vitaと同様)。

余談 Edit

  • 2015年3月17日に任天堂とDeNAが業務連携を発表した際に、
    NX」という開発コードネームと共にその存在が初めて公に明かされた。
    当時の任天堂社長だった岩田聡氏はNXに関して
    3DSWii Uをそのまま置き換えた形ではなく、
    今のゲーム業界のニーズに見合った新たなハードウェア」との情報を出しており、
    いわゆる「単なる据置機や携帯機」ではないと考えられていた。
    そのため、正式名称やコンセプト映像が発表された2016年10月20日までの間は、
    NXに関する様々な憶測や信憑性の怪しいリーク情報などが出回っていた。
  • 発売から現在まで品薄状態が続いているが、注目タイトルが続々登場していることもあり、
    遊びたいソフトはあるのに肝心要のSwitchが入手できないと嘆くユーザーは多い。
    それに関して任天堂のHPにお詫びが掲載されている。
    新ハードの品切れ、というのはよくある話であるが、
    今回の件は余りにも長いために、お詫びの掲載は異例として業界内で話題となっている。
    • その一方で、オークションサイトなどで定価の数倍で売られている事も多く、
      そのような転売目的で入手した人に対する批判は強い。
      場合によってはプレゼント企画などでの大量購入に対しても批判が行くケースも見られるようになった。
  • また、上述した慢性的な品薄状態が続いているためか、
    「Switchを格安で売ります」などと言って前払いでお金を振り込ませて騙し取ったり、
    中身のないSwitchの外箱だけ*8をオークションに出品したりといった、
    詐欺行為やそれに準じた問題なども多数起こっている。
    怪しげな宣伝文句には気を付けるようにしたい。
  • なお、当機種は発売17週目にして国内販売数100万台を突破。
    これは近年発売された据え置き型ゲーム機であるWii U、PS3、PS4の約半分の期間となる。
    これを考えると、意図的に販売台数を絞り売切れ続出させ
    消費者に対しあたかも爆売れしていると見せかけている(所謂「品薄商法」)だとか、
    特定の部品の生産が間に合わない上での見切り発車をしたが故に安定供給ができない、
    といった任天堂が予期していた品薄ではなく、
    純粋に任天堂の予想をはるかに超える売れ行きによる品薄状態の可能性が高い。
    • 事実、ゼルダの伝説の新作は一時期アメリカにおいて本体よりゲームソフトの方が売り上げ本数が上回ってしまったという昨今のゲーム業界では目にすることがない珍事が発生した。売り切れで困ったのは日本だけではなかったようだ。
  • まだこのゲーム機が「NX」というコードネームで呼ばれていた頃に、
    NXと併せて「MH」なる謎の任天堂製ゲーム機の存在が囁かれたことがある。
    当時流れた噂によると、「任天堂はNXだけでなくMHというコードネームのゲーム機も開発中であり、
    NXが据置機、MHが携帯機になる」と言った内容のものが主流だった。
    しかし結局MHなるゲーム機は存在せず、この噂はデマであったことが後に判明した。
    • このデマは、一部のメディアが「NX」という表記を誤って「MH」と報じてしまったことで
      一気に広まりつつ噂に尾びれが付いてしまったことで誕生したものである。
      よりによってモンスターハンターの略称も「MH」であり、携帯機メインでの展開が行われていたこともあって、
      この噂を信じてしまったという人もかなり多かったようだ。

関連項目 Edit

ゲーム用語/任天堂
ゲーム用語/Wii U - 事実上の前世代機






*1 画面の両側に操作デバイスが分散されること自体は、任天堂に限ってもゲームボーイアドバンス(無印及びゲームボーイミクロ)やDSシリーズ(特に2DS)、Wii U GamePadがあるため目新しいものではない。
*2 DSシリーズやWii Uで使用されていた「アナログ抵抗膜方式」は、タッチ面と画面の間にある2枚の電極フィルムの接触による電気的な変化を利用するため複数個所のタッチに対応できない。ちなみに他に複数個所のタッチに対応した主な方式には「赤外線遮光方式」という物もあるが、こちらは複数個所にタッチするとそのタッチした箇所を対角線とする長方形の残り2つの角もタッチしていると認識されるという難点がある。
*3 これのみ左右共にSL/SRの2個セットで存在しており、そのままでも操作は可能だがJoy-Conストラップを装着することで使いやすくなる。また、本体やグリップに装着する際のレール部分に存在する関係上、装着した場合は使用不可になる。
*4 任天堂ハードに限れば右側のアナログスティックと4ボタンの位置関係の前例と言えるのはニンテンドーゲームキューブであるが、こちらは4ボタンが中央のA+その周囲にあるB(左下)/X(右)/Y(上)という独特なレイアウトとなっている。
*5 任天堂製ゲーム機に十字キーが標準搭載されないのは、十字キーが初登場してから35年の歴史の中で初めての事例となる。ちなみに正式名称は「十字ボタン」で、このデバイスは任天堂の特許である。
*6 酒のアテとしても良い感じらしく、酒の肴にゲームと言えば蓄積されたデータを眺めながら、あるいは気の置けない友人と一緒にプレーするというものに続き、ここにきて物理的に舐めるという新境地を生み出してしまった模様。。。
*7 任天堂自身は当初「SwitchはWii Uを置き換えたものではないため、Wii Uとも並行してサービスを提供する」と話しており、現在に至るまでもその発言を修正していないが、Switchの発売前に国内におけるWii U本体の生産を終了しパッケージソフトの発売も止まったため、現在ではほぼ誰の目からも「SwitchはWii Uの後継機」と見なされている。
*8 2017年7月21日発売のSplatoon2発売に合わせ、それまでにすでに本体を用意していた人向けに、Splatoon2同梱版用のグッズや化粧箱「のみ」を発売するという一風変わったサービスも実施していた。化粧箱の本物(同梱版)との違いは、ケースに保証書欄やバーコードが印刷されていない。これを利用しての詐欺まがい行為も発生している。