スキル/茸食

Last-modified: 2024-02-23 (金) 16:42:31

MH4Gで初登場したスキル。
読みは『(たけ)(しょく)』。
スキルポイント+10以上で『キノコ大好き』が発動する。
MHWorld以降はスキル名も『キノコ大好き』になった。

目次

概要

  • キノコ系のアイテムを調合なしに、そのまま食べられる様になる」という風変わりなスキル。
  • イベントクエスト報酬のスーパーキノコもちゃっかり対象アイテムとなっている抜け目のなさ。
    最大所持数が99個なので、回復薬グレートを99個持ち込めると考えると凄まじい。
    「一口食べるだけで身体が大きく丈夫になる」という説明文が、
    MH4Gの追加スキルによって証明されたわけである。
    • 尤も、報酬限定であるスーパーキノコを99個持つためには、
      相応にクエストをそれだけ回す必要があるので…。
      大変苦難な道であることは想像に難くない。
      絶対負けられない死闘に備える場合、クエ回しで大量に確保しておくこと自体は有効ではあるが。
    • MHX(X)では持ち込み数が5個と激減してしまっており、
      湯水のように回復薬グレート(代わりのスーパーキノコ)を使うことはできなくなった。
      一方、クエストは(ニャンター限定ではあるが)ブランゴ20頭の討伐と簡単になっている。
  • 欠点は、アイテムの持ち込み数・使い道を増やすことは出来るものの、
    特にパーティープレイにおいてはハンターの純粋な火力アップには繋がらないこと。
    例として火力増強に直結する鬼人薬は3個持ち込めば十分で、
    茸食の恩恵を十二分に受けられるとは言い難い
    (ついでに言えば、より効果の高い鬼人薬グレートが存在する)。
    したがって、狩猟の早さが成功率に直結するような強力なモンスターを相手取ったり、
    ハメやタイムアタックを含め、モンスターを効率よく狩ることに主眼を置く場合は、純粋な火力スキルが優先される。
    また、キノコの多くは調合素材であり、これらを調合材料として使うのも難しくなるので注意(特に弓のビン)。
    • また、その豪華過ぎる効果から、依存していると外した時が大変なスキルだったりもする。
      うっかり外した時に無駄にキノコを持ちこんでしまわないように。
  • ちなみに扱いは肉などと同じであり、崖などに掴まりながら食べることは出来ない。
    MH世界のキノコは物凄くでかいのだろうか

MH4G

  • G級スキルとして初登場。
    スキルポイントがついているのは防具ではコンガX・Zシリーズ、モスフェイクのみである一方、
    上記の通り、装飾品は1スロで+2なので装飾品での発動が好ましい。
    • ただし、装飾品の生産にはG級のババコンガの素材である桃毛獣の豪剛毛が必要になる。
      その数なんと、装飾品1個につき4つ。発動に必要な5個の製作には20も必要となる。
      大変ではあるがいったん作れば使いまわしがきくので製作しておくことをおススメする。
    なお、装飾品には肉食のマイナスのスキルポイントが付与されているので、
    装飾品に頼ると茸食と肉食の両立という欲張りは難しいものとなっている。
    防具ならお互いのマイナスポイントがついて相反しているものは無いので、
    どうしても両立したいなら、これらの防具を上手く組み合わせて装備を作るか、
    そもそも両方ともを内包している複合スキル・グルメ発動を目指そう
    • ハンター日誌 鳥竜種の回」の配信によって作れるようになった、
      上述の「モスフェイク」は頭部位1つでこのスキルが発動が可能な装備品。
      ただしG級装備に比べれば防御力は低く、また他のスキルポイントやスロットも無いため、
      このスキルや不屈などでG級探索用装備を組む場合、
      これらの弱点が看過できないものとなる場合もあり、少々扱いづらい。
  • 大老殿G★3のオオナズチのクエスト「高難度:霞か雲か古きぞ出ずる*2」では是非発動させておきたいスキル。
    何故ならこのクエスト、アイテム持ち込み禁止というとんでもない条件が存在するため。
    茸食を発動させることで現地で貴重な回復源を採取しながら戦えるようになり、
    難易度を劇的に下げることができるのである。
    舞台は遺跡平原なのでマンドラゴラは流石に採れないが、アオキノコはあちこちで取れる。
    勿論これだけで簡単にクリアできるわけではないが、支給品にある大量の応急薬グレートや
    支給専用秘薬を使い切ってもクリアできない場合は、試してみる価値は充分にある。
  • 探索でも不屈と合わせて是非つけておきたいスキルの一つ。
    特にG級探索では、怒り喰らうイビルジョーを筆頭に多くの難敵があらゆる地形で暴れまわる。
    そこで連戦をするとなれば、回復アイテムが採取分を含めても追いつかなくなる、ということは多い。
    力尽きても無限に復活できるとは言え、いちいちネコタクで運ばれた上に狩場エリアまで
    走って戻るタイムロスを何度も食っていると、モンスターに逃げられてしまう可能性も高い。
    • また、双剣や弓、ハンマーなどのスタミナに依存する武器では、
      スタミナ回復系・持続系のアイテムを多数持ち込まなくては5頭狩猟は苦しいものがある。
      このスキルを発動させることで調合書に空きを作り、
      代わりにクタビレタケやマンドラゴラ等を持ち込むことで、探索を有利に進めることができる。
    特にマンドラゴラの存在は何度も力尽きることができる=何度も体力が100に戻りやすい環境の中では、
    どの武器に於いても非常にありがたい存在となるはず。
    おまけ術があれば用はなくなるが、その場合は探索術や旅団奉仕術といった、
    他の探索向きスキルとの両立が難しくなるため、場合によっては非常に有効と言える。
    また、途中でキノコ類を採取すればそれも食べられるので緊急時用としても有用。
    マンドラゴラやクタビレタケなどが尽きたとしても、オルタロスから熟成キノコを得たり、
    採取で厳選キノコやマンドラゴラ、クタビレタケを採取することができればまた戦線に復帰することもできる。
  • 大老殿G級のクエストにソロで挑戦する場合も、長期戦が予想される上にモンスターの攻撃力が非常に高いため、
    大ダメージを受けてもマンドラゴラ1つで簡単に回復できるため有効。
    特にマンドラゴラを採取で入手できる天空山ではこのスキルがあれば、
    実質秘薬を採取で入手できる可能性があることになる。
    尤も例のあのセンサーが発動しなければの話だが……。

MHX

  • MHXでも続投。本作では珠の作成素材に上位素材が必要だが、5スロスキルとしての安定性は変わらず。
    装備ではお似合いのモスSシリーズで発動する。
    また過去作よりドスマツタケオオマヒシメジ混沌茸が復活、
    更に今作からコシカケダケ深層シメジが初登場し、それらも食べられるようになった。
  • スタミナを大盤振る舞いしたい弓使いからはスタミナ管理スキルの代替品として人気が集まっている。
    特に今作では剛射の有無がスタイル依存になった事、剛射を強化できる特定射撃強化の存在から
    火力重視の場合はとにかく剛射を連発する事が非常に多い為、強走薬は非常に需要が高い。
    加えて、ガンナーに大人気のアーク・フィリアS一式ではフルチャージもつくため、
    マンドラゴラによって容易に体力をMAXに戻せるのも都合が良い。
  • 今作では4シリーズと比較して風当たりが強くなった。
    モンニャン隊を用いて大量に狂走エキスを入手することが可能になり、
    強走薬グレートの入手がさらに容易となったことで間接的にスキルの価値が低下したこと、
    難易度の低下から全体的に時間のかかるクエストが少なくなり、
    それに応じて(特にオンラインプレイでは)1クエスト当たりのアイテム消費量が減ったことが大きい。
    • また、今作では全体的にスキル事情が厳しく、発動に必要な5スロの確保が難しくなっている。
      そのため、火力スキルとの両立に難儀する武器種が登場することとなった
      (弓では必須スキルや特定射撃強化などの発動で精一杯になってしまう、
      双剣では有名な桐花テンプレでの発動が困難であるなど)。
      特に人気の高い二つ名武具には空きスロがないのが非常に痛い。
  • なお、今作でも「持ち込み不可」のクエストが続投したが大量の支給品が支給されるため、
    前作ほどの有用性はない(必ず支給専用秘薬2個、応急薬グレートが計40本、最初から入っている)。
    強走薬などは当然支給されないし、秘薬も2個しかないため、使えないというわけではないのだが…。
    使いたい強敵相手の時にかぎって地底火山(マンドラゴラもクタビレタケも厳選キノコも取れない)が多いのだ。
  • しかも、今作のコイツは不遇なことに前述の通り食べられるキノコは増えたものの、
    新しく追加されたキノコのいくつかが、以前からあるキノコと効能がそこまで変わらない。
    さらにスタミナ関連の効能が多いため、「わざわざこれ使わなくてもいいのでは…。」という感じが否めない。
    特に前作の4Gをやりこんでいたハンター達の中には、前作同様の暴れっぷりに期待した人も居るはずである。
    さぞかしがっかりしたことだろう。
  • しかし空きスロットが5つあれば生存率がかなり上がり、古龍や特殊クエスト等の長期戦に対し
    強く出られるのは魅力的であり、死にスキルかと言えばそういうことは無い。
    他のスキル同様、クエストに応じて使い分けるのが一番だろう。

MHXX

  • 新たに登場した遺群嶺のキノコ、高層エリンギにも対応。
    効果は深層シメジと同じくウチケシの実効果。
  • 強走薬グレートが量産可能という点は変わっていないどころか、
    モンニャン隊がG級まで増えたために下位~G級のどれかにはゲリョスが出ている確率が増えた上、
    G級だった場合は1枠6個もの狂走エキスを持ってくるため、量産にさらに磨きが掛かった。
    更にホーンズコインとの交換で生焼け肉が簡単に、かつ大量に入手できるようになった。
    即ち強走薬の大量生産が可能なのである。
    ホーンズコイン自体はG級のクエストを回せばそれなりボックスに溜まっていくので、強走薬不足には困らないだろう。
    アイテムお届け隊で追加の秘薬を届けてもらう事も可能になり、
    マンドラゴラ用にせよクタビレタケ用にせよ、キノコ大好きをつけなければならない状況というのは
    MHXの頃よりさらに減っている。
  • 一方で、今作では圧倒的なスロット数を持つネセト一式の影響でスキルを容易に発動できる環境が整ったこと、
    動画サイトなどでキノコ大好きの便利さがより浸透したことからか、使用者自体は大きく増加した*3
    また、今作は砥石使用高速化が有効ではない場面もあるので穴埋めにこのスキルを付けているというケースもある。
    ただしネセト防具はスキルの関係上キメラ装備にする事が出来ず、
    お守り次第では中途半端に3スロット分空いてしまうこともある*4
  • なお、ネセト一式を用いる場合、お守りに4ポイント以上付いているスキルは
    ネセト側のスキルによりお守りのみでスキルが発動する。
    そのため、例えば通常弾強化+4・茸食+4というようなお守りを持っている場合、
    通常弾強化をつけるついでにキノコ大好きが自動的にオマケで発動するといったケースもある。
    こういう場合は他を削ってつけている訳では無いので、遠慮なくマンドラゴラをドカ食いしよう。
  • 超特殊許可クエストに挑む場合には、まず事故や即死を防ぐべきという観点から、
    5スロスキルの枠ではこちらより耐性スキルや保護スキルが優先される場面が多い。
    とはいえ、「体力を瞬時に全快できる秘薬を回復薬代わりに利用できる」というメリットは
    苛烈な攻撃により回復の機会が減りがちな超特殊許可クエストでは無視できないものであり、
    特に粉塵などによる救出が望めないソロプレイでは発動する価値はある。
    戦闘中の調合の手間を多少なりとも減らせる*5という点も、間接的ながら生存率の向上に寄与する。
    • なお、他の5スロスキルには一部の属性付きの即死攻撃を大ダメージに軽減できる〇耐性+別スキルの○○の心
      確率で被ダメを減らせる精霊の加護、同じくダメージをトリガーとする虎視眈々
      イナシと噛み合う挑戦者の納刀、地形ダメージを無効化できる暑さ無効などが揃う。
      この辺りはクエストやモンスターとの相性などにも左右されうるので、各々の判断でチョイスされたし。

MHWorld・MHW:I

  • MHWorldではスキルの仕様が大きく変化し、スキルポイント制ではなくレベル制になったことで、
    防具についているスキルそのものが「茸食」から「キノコ大好き」に変更された。
    また効果の方も、3段階制のものに変化した。食べられるキノコは
     
    スキルLvキノコキノコ大好きの効果
    1アオキノコ回復薬
    毒テングダケ活力剤
    2ニトロダケ鬼人薬
    マヒダケ硬化薬
    3鬼ニトロダケ強走薬 (広域が有効)
    マンドラゴラ秘薬 (広域効果なし)
    ドキドキノコ上の六種類からランダム
     
    の7種類で、スキルLvによって食べられる種類が増えていく。
    効果については概ね他シリーズと同じではあるが、
    毒テングダケは栄養剤ではなく活力剤効果となっており、鬼ニトロダケが強走薬
    (本作では強走薬グレートがなく、強走効果自体も過去シリーズとは全く異なる)の効果を担う。
    • ヒンヤリダケのみ、このスキルを持ってしてもそのまま食べることはできない。
      まあ食べたところで調合したものと効果は変わらなそうだが……。
  • 本作では飲食中にも動ける(走れる)が、専用モーション中は攻撃などを行えず、
    回避行動などをとると効果が途中でキャンセルされてしまう。
    また、回復薬などは動けるようになりガッツポーズがなくなったものの
    実際の(フル回復までの)隙の大きさは過去作を大きく上回り、
    エリア移動という概念のない本作においてはBC以外では常にモンスターに襲われる危険がある。
    だが本スキルで食べられるキノコは「飲む」ではなく「齧る(ような動作)」であるため、
    飲食スピードが速いという特徴を持っている。
    • 普通は食べるより飲む方が早いものだが、量が違う(薬は大きな瓶1本分)ということか。
      特に「飲む」モーションである回復薬、活力剤、強走薬、鬼人薬、硬化薬の効果を担うキノコに至っては、
      薬よりも圧倒的に早く効果を発現させることができるようになっている。
      秘薬についてはモーションが同じなので、スピードは大差ないが、
      手軽に使える回復手段という明確な差別化がされるようになった。
      早食いスキルも段階制になっているため、早食いを付けるよりこれでアオキノコを食べたほうが楽という声も。
      また、本作では採取が一瞬で行われるためキノコの現地調達もかなり容易になっている。
      これらの複合的な要素から、過去作にも増して発動したいと思える魅力があると言えるだろう。
    このような関係から、攻撃一発一発が非常に重くなる終盤戦では回復薬代わりに秘薬を使う人も少なくない。
    以前から「秘薬を大量に持ち込める」という点に注目が集まっていた本スキルだが、
    秘薬の相対的な価値の上昇によって更にその評価が高まる事となった。
    採取が早くなったため、マンドラゴラの生えているポイントを通った時についでに補充できるのも嬉しい点。
  • 本作では生命の粉塵の回復量が大幅低下していることから広域スキルの需要が上がっているが、
    本スキルで服用したキノコも、マンドラゴラ以外は全て広域の対象である。
    弱体化してはいるが強走効果を複数名にばらまくこともできるし、
    広域アオキノコで生命の粉塵ばりの回復効果及び回復速度を実現する事もできる。
    • また、ベースキャンプで装備の変更が行えるようになったこと、
      ニトロダケとマヒダケのバフ効果が力尽きるかクエストクリアまで続くようになったことから、
      キノコ装備でクエストを開始し、バフ効果を得た上で他の装備に変更できる。
      ソロなら専用装備を用いずとも各種アイテムを使用するだけでよいが、
      広域なら仲間にも効果が及び最大限メリットを享受できる。
      もちろん広域に加えキノコ大好きが発動していれば消費アイテムを節約できる。
      変更先装備のマイセット登録と広域の範囲が及ぶようスタート地点が同じである必要があるが、
      強敵、特に開始地点が固定されているベヒーモス戦などは利用する価値がある。
      もっとも極個体のメテオは被弾すると防御力DOWNしてしまうので着替える意味が半減するが
  • 本作では装飾品やスキルシステムの変更によって、
    高レベルの火力スキルを(他のスキルと共存させつつ)搭載するのが難しくなった一方で、
    低レベルのスキルであれば大量に発動させることができるため、
    アオキノコを食べるぐらいの役割であれば、他スキルと共存は難しくない(護石、又は装飾品1個で可能)。
    ただし、Lv1はともかくLv3の発動難度は非常に高いものになっている。
    • まず本スキルを持つ防具自体が少なく、最低でも2部位用いないとLv3に出来ない。
      護石はLv2までしか強化できないため、Lv1防具か装飾品が必要になる。
      ついでに言うと、Lv2はいわゆる「村最終」をクリアしないと強化できない
      装飾品は1スロットのものがあるにはあるのだが、そのレア度は8
      1つ手にいれるのにも相当の運と努力が必要で、3つなど常人で手が届く範疇ではない。
      つまり護石や防具1部位でLv1程度であればさほど難しくはないが、
      秘薬や強走薬効果を得られるLv3はかなり自由度が狭められてしまうという塩梅になっている。
      上述したようにアオキノコだけでも強いメリットがあるのは事実なので、
      どこまで段階を上げるかはプレイヤー次第と言えるか。
    • ちなみに初期では下位に発動防具がなかった。
      というより、上位でも上位古龍討伐後に登場するドーベルシリーズの胴と腕にLv1や
      モスフェイクαにLv2、ゲーム最終盤に生産できるシーカーシリーズの腰にLv1があるのみとなっている。
      • 2018年9月21日から開催されたアステラ祭【豊穣の宴】で追加されたハーベストシリーズの脚部位に
        Lv1が付与された。下位防具でもキノコ大好きがついているため下位でもLv1は発動可能になった。
        上位の方はキノコ大好きLv1とスキルは変わらないがスロットLv2とLv1がついている。
  • 以上のような事情から、本スキル発動を目指した際によく採用されるのが
    頭をモスフェイクαに、腕をドーベルにしたお手軽な組み合わせ。
    2部位だけでLv3が発動するうえ、ドーベル腕にはスタミナ急速回復のLv2が付与されているため
    鬼ニトロダケを食べる事で強走薬(ランナーLv1+体術Lv2相当)効果と並行してスタミナ関連の恩恵を受けられ、
    双剣や弓をメインに使うハンターに非常に有難がられており、テンプレ装備の一種として使われている。
    なお、弓テンプレとして有名ではあるが他の部位は自由に付けられることから、
    欲しいスキルを集めれば他武器用の装備としても運用可能。
    見た目の問題に関しても今作では頭装備非表示機能があり、みんなモス頭という事にはならずに済むのが
    嬉しい所だが、その利便性のあまり「外せなくなった」というキノコ中毒になった人も居たりする
  • 2018年7月に配布された「光の戦士 応援セット」というアイテムパックにはなんと茸好珠が入っていた
    アイテムパックの名前からして、ベヒーモス対策のセットである。
    レア度8の装飾品である茸好珠の配布という事態にヒーラー志望のハンター達は大歓喜。
    事実、広域化を付ければ、アオキノコが猫パンチや尻尾振り等の細かい被弾へのリカバリーという点で非常に役立つ他、
    拘束攻撃や極ベヒーモスが使う新モーションで付与される裂傷状態には毒テングダケが有効である。
    無論、ベヒーモス以外にも使い回せるので各種歴戦王戦などにおいても役立つだろう。
    一応彼らのイメージを壊さないように述べておくが、本家の光の戦士は戦闘中にキノコをかじったりしない
    せいぜいポーションや強化薬の材料になる程度である
  • MHW:Iでは、残念ながら(?)特に新規追加のキノコは無かった。
    また、こんなシリーズスキルが登場した。
    上限10の秘薬を大量に飲めることになるので、生存力を爆発的に上げることが出来る。
    マスターランク防具に搭載されているものはほとんど無いが、
    高レア珠の登場により茸好珠の入手難易度が少し下がったこと、
    大きさ4の装飾品に複合されるようになった*6ことから、
    発動の難易度はかなり低下している。

MHRise・MHR:S

  • 特産キノコや厳選キノコなどの特産物が"アイテムポーチと別枠"になった為に食べられなくなり、
    鬼ニトロダケをはじめ、多くのキノコがリストラされたので、結果として食べられるキノコが減っている。
    • また、その影響かドキドキノコがランダムから強走薬(3分間スタミナ消費軽減)の効果に変更された。
      さらに今作では栄養剤がリストラされているため、毒テングダケは活力剤の効果(5分間自然回復量UP)に変更された。
    • 新規のキノコアイテムとして山盛り茸、闇盛り茸、虹盛り茸が追加されたが、
      流石にごった混ぜすぎて躊躇うのかこれらは食べられない。今更な気がするが
      しかしこれこそ過去作のドキドキノコのように、ランダム効果だったらそれはそれで面白かったかもしれない。
  • かなり細かい変更点だが、アオキノコを食べるモーションは囓るものなのに対し、
    一瞬で回復効果が全て発生するタイプではなく、今作の薬系のように一定量回復 → 徐々に回復するタイプとなっている。
    この影響から、食べて効果が出た瞬間に回避などでキャンセルしてしまうと最大限の効果を得られないので注意しておきたい。
  • このスキルを持つ防具は混沌シリーズのみ。
    頭装備のパオで+1、胴装備のカイで+2がつき、両部位装備すれば+3になる。
    が、どちらもキノコ大好き以外のスキルが付いておらず、
    スロットも上位装備版の頭のカイ・覇にレベル1が2つ付いているだけ。
    何より5スロスキルや入手できるかはともかくスロットLv1と気軽に発動できるスキルだった過去作に対して、
    今作は装飾品の必要レベルが3になりコストが激増、たまたまお守りにスキルが付かない限り、
    Lv1ですら気軽に発動させにくい非常に重いスキルになってしまった。
  • MHR:Sでは1つでキノコ大好きLv2を発動できる茸好珠II【4】が追加され、上位時点よりは発動方法が増えた。
    また、防具でもスキルを持つ物がいくつか追加された。
    • 特にシーカーシリーズの腰装備は単体でキノコ大好きLv2を持ち、同時にLv3のスロットも持つため、
      この装備1つだけでキノコ大好きLv3が発動できる。オマケに回復速度Lv1が付いてくるのも相性が良い。
    • なお、MHR:Sから追加されたキノコ系の新素材ヤクヨケダケは食べることができない。
  • アップデート第3弾ではスキル狂化が追加され、間接的にキノコ大好きにも新たな活用法が生まれることになった。
    狂化は発動時に体力が凄まじい速度で減るスキルだが、シナジー効果のある強力なスキルの発動、維持のために
    体力継続回復効果を持つスキルやアイテム、バフの併用で体力減少を抑えて運用することが一般的である。
    特に鋼殻の恩恵Lv3を採用しつつ、同時に活力剤で回復性能を強化するハンターが多い。
    しかしキノコ大好きをlv1だけでも発動させることで毒テングダケで代用できる。
    活力剤と比べて持ち込み上限が多く服用のモーションもずっと短い。
    狂化奮闘ビルドでなら3スロットを使う価値は十分あるだろう。
    狂いながら毒テングダケを食べて奮闘するのは異常な光景である。
    一部のキノコは幻覚、超越感などを得られる為古代では宗教的儀式などで使用されていたが、似たようなものであろうか

評価

  • 概要のとおり、回復面では充実しているものの、火力増強に直結しない、
    というより本スキルを発動させることで最大5個(MHW除く)の装飾品スロットが、
    攻撃力などを上げるスキルではない本スキルのために消費されてしまう、という点から
    オンラインで討伐速度・回転効率を重視するガチプレイヤーの間では敬遠されがちなスキルである。
    そもそも上記のような環境では、回復系アイテムを大量に消費するという前提が否定されるため、
    「アイテムの持ち込み数を増やす」という茸食の利点がほぼ完全に死んでしまう。
    そのため、特にMH4~MHXにおける効率重視の部屋では、例えハメ部屋ではなく、強敵が相手であったとしても、
    このスキルの発動がご法度とされることも少なくなかった。
    (この辺りは、当時のオンライン環境を語るネット上の言説が、
    従前の作品群に比べ相当シビアなものになっていたという理由もある。こちらも参照)
  • 一方、カジュアルに楽しむプレイヤーからは「手間を省く」という点はもちろん、
    秘薬の持ち込み上限を増やすことによる生存・継戦能力の大幅向上の点から人気が高い。
    また、特にソロプレイの場合は最上級の回復アイテムである秘薬を湯水のように使用できることで、
    結果として回復の手間が減る、また、回復アイテムに余裕があると気持ち的にも楽になり、
    積極的に攻撃がしやすくなることから間接的にではあるが狩猟時間の短縮に繋がる。
    単純に狩猟を楽しみたい、3オチしかねない強大なモンスターの素材が欲しいなどの場合に
    クエストの成功率を高める目的で採用するのであれば、十二分に有益である。
    • 特にソロでG級モンスターを相手取る際には、
      事故などで大幅に削られた体力を即座に戻し、常にスタミナを最大に保てるようになる茸食はかなり有用。
      初見でラスボスや裏ボス、超特殊許可クエストに挑む時なども、思わぬ攻撃で大ダメージを受けやすい
      =回復アイテムが尽きてしまいやすいことから、頼りになるスキルと言える。
  • この通り、戦術や遊び方によって大きく評価が変動するスキルであるため、
    オンラインで用いる場合は他のスキルにも増して棲み分けが大切といえる。
    MH4~MHXまでの作品において、効率重視の狩猟では歓迎されなかった事は前述した通りだが、
    このスキルを発動してるというだけでそのプレイヤーを地雷認定して排斥するといった事例も存在し、
    大変身も蓋もない言い方ではあるが効率厨ホイホイと化している一面もあった。
    上述の通り選択肢としては有用なので、他プレイヤーのスキル選びを尊重することを心掛けたい。
  • MHXXでは他のスキルを犠牲にしなくても本スキルを発動可能な環境が出現し、
    超特殊許可での運用など、メリットが大きく喧伝された事でそこまでシビアな見方はされなくなった。
  • MHWorldではシステムの大幅変更によって、他のスキルとの共存が比較的容易なものとなった。
    また、MHWでは強走薬の量産性が低下したため、それに代わる物として本スキルが注目された。
    弓や双剣など、スタミナが火力に直結する武器種では「火力増強目的」での採用も増えつつある。
  • MHRiseではさらなるシステムの大幅変更と装飾品のサイズ変更により発動そのものが非常に難しくなってしまった。
    さらに秘薬から最大体力を増加させる効果が消えてしまい、秘薬そのものの価値が暴落。
    強走薬の量産性も向上しているため、発動難易度に効果が釣り合っているとは言い難い。

余談

  • 当然の話だが現実世界ではキノコ大好きかどうかに関わらず、生のキノコを食べるのは基本的に厳禁である。
    生のキノコには何故か消化酵素に似た作用をするタンパク質が含まれており、
    そのまま口にするとそれらが消化器官に作用して食中毒を引き起こすのである。
    食中毒が度々話題になる生肉と比べればまだ意識して食べている人も少ないと思われるが、
    言われてみればなるほど確かに、生のキノコを使う料理が全く存在しないのも納得である。
    • なお、マッシュルームは生食可能な数少ないキノコであり、生サラダ等で食べられることもある。
      ちなみに元々は馬糞から生えるキノコだったりする。もちろん生食用はちゃんと栽培されてるが。
      …過去のコラボに致死毒を含有するキノコ食っても腹痛だけで済んだ傭兵がいた?あれは色々例外です。
  • 生のしいたけにはホルムアルデヒドが含まれているため必ず加熱すべし、とは有名な話だが
    熱を加える事で雑菌や虫を殺したり、旨味を増したりする事が出来るため、
    しっかりと火を通してから、美味しくいただくようにしよう。
    • ちなみに、干物とは言え干ししいたけをそのまま食べるのもNGである。
      上記のデメリットに加え、極度に乾燥した物のため周囲の水分を奪い消化不良を引き起こす原因になり得る。
      しっかりと水で戻して料理に加えたり、お出汁を摂るのに使ったりして美味しく味わうに越したことはない。
  • しかし、熱を加えるなど調理しても人体に有害にしか作用しない、純粋な毒キノコと言うものも現実には存在する。
    「そういうのもある」と言うよりむしろ、全てのキノコのうち9割以上は毒キノコだと思った方がいいレベル。
    キノコは菌類、早い話がカビなどと同じであるため、毒ばっかりだというのも仕方が無い話ではある。
    毒テングダケのモチーフとなったテングタケも下痢や嘔吐などの中毒症状を起こす。
    ベニテングタケの様にわかりやすい警告色の毒キノコはまだよいが、地味な見た目でありながら
    有毒なキノコ、しかも少量で人が死ぬレベルの劇毒を有するキノコも現実にはゴマンとある。
    この手の毒キノコは、よく似た食用キノコもあり、山やキノコに慣れている人ですら間違えることもある。
    もちろん山菜採りなどで山に上り、キノコを見つけて拾ってみるのは
    (カエンタケなどの接触すら厳禁の猛毒菌を除いて)自由だが、
    絶対に山などで拾ったキノコを食べようと思ってはいけない
    下痢や嘔吐で済めばいいほうで、最悪死に至る危険性も有る
    というかちょっと腹痛等で苦しんで死ぬだけならばまだマシな方で
    食べても死にはしないが食べた後1ヶ月近く体の末端部が赤く腫れ上がり
    風がそよぐだけで「焼けた火箸を指先から突っ込んでかき回したような痛み」と称される激痛が襲い、
    激痛からくる不眠や末端部の壊死、脱落、激痛からの逃避する為の自殺等をもたらす
    キノコ
    *7
    腹痛等の一般的中毒症状が出た後、
    一週間程して胃洗浄等も不可能になった段階で致死毒が効果を発揮し
    バケツ一杯の血を吐き散らして死ぬ
    キノコ
    *8も存在する。
    キノコが食べたければ、スーパーなどで売られている栽培された物を選んだほうが安全かつ確実である。
    プロでもたまに間違えるのだから素人が手を出していい代物ではないのだ。
    • ただ、このように現実の現代社会では絶対マネしてはいけないスキルであるのは確かなのだが
      その一方、バイキングが戦闘前に恐怖心を忘れたり古代アステカの祭祀が生贄の儀式に際してトランス状態になる為に
      意図的に幻覚性のキノコを服用したという事例もある。(その中には先述のベニテングダケも含まれている)
      恐らくこれらの歴史的なエピソードがこのスキルの元ネタとなったのかもしれない。
    • 余談中の余談だが、『どうしても自分でもいだキノコが食べたいんじゃ!』という諸兄には
      ホームセンターや通信販売で手に入る栽培キットがオススメ。
      正しく育てればかなりの量のキノコが採取可能な上、
      上手くいけばリポップするかの如く再度採取可能にもなる。
      どのくらい採れるかは、それらしいワードで画像検索すればお分かり頂けるだろう。
      みっちり集まっているようなタイプの画像が苦手な方は注意が必要だが。
  • メインシリーズ全体を見渡してみると、キノコ系アイテムの総数はMH4Gの時点でおよそ30種類
    つまりこのスキルが初登場したMH4Gでは、メインシリーズ全体の半数も登場していない。
    食いしん坊なハンター達の間では今作に登場していないキノコについてはどういった効果が発揮されるのか
    ちょっとした話題になることがある。
    きっと美味しく食べられるであろうものからそもそも食べられるのかさえ疑問なものまで多種多様だが、
    爆薬の原料モンスターをも毒する危険な代物まで美味しく食べられるようになる以上、夢は膨らんでしまう。
    いつか本当に食べられるようになる日は来るのだろうか。
    • しかしキノコ系のアイテムはトレジャー、食材、希少特産品、農場限定アイテム等々、
      シリーズのサブコンテンツの要素として登場しているものが多い*9
      リニューアルの際にリストラの憂き目にあうことも多く、現時点で登場作品が一作しかないキノコも少なくない。
      全てのキノコ系アイテムが勢揃いし、尚且つ全てが茸食に対応できる日は来るのだろうか。
    • 過去作品から様々な物が復活参戦しているMHXでは、流石にトレジャー絡みの物は復活しなかったものの
      武器防具の素材用キノコはいろいろと復活している。
      当然我らがハンターはこれらを食すことが可能。流石CAPCOM、抜かりがない。
    • MHFでは、メインシリーズには登場していないキノコが22種類も存在する*10
      メインシリーズ側にこれらのキノコが登場する望みは薄いが、
      仮に食べられるのならどのような効果となるのかは気になるところ。
      • なお、これらのうち「ポルタケ」は普通に食べることができ、
        秘薬と同じ効果を発揮する。
        また、「モノクロキノコ」は猟団料理用の食材であるため、一応食べることはできていると言える。
        効果としては、料理を成功させて食すことで90分の間いたわり+3が発動する。
  • なお、「茸食」という単語はモンハン独自の造語である。
    現実世界にはキノコを好んで食べたり専食する動物も存在するが、
    それらの食性は茸食ではなく「菌食(きんしょく)」と呼称される。

関連項目

アイテム/キノコ
スキル/肉食 - お肉大好きという、このスキルの前身とも言えるスキル
スキル/食欲 - キノコ大好きを内包。
スキル/窮地 - 毒キノコ大好き
モンハン用語/5スロスキル


*1 XXではいにしえの秘薬の効果も確認できた。他シリーズで確認できるかは要検証。
*2 ヤマツカミ素材の交換の解放条件クエスト。
*3 実際統計上では、ほぼ全ての武器種でMHXのころより使用率が高い
*4 4スロットあればスキル加点+2込みで5スロスキルが発動できる
*5 13個以下で済むならば、調合書すら不要なため大幅な削減が見込める。限界まで持ち込む場合も、栄養剤グレート、活力剤、秘薬、いにしえの秘薬、増強剤、マンドラゴラ、ケルビの角から増強剤を削って6枠にできる
*6 中には攻撃、達人などのスキルと複合しているものもある
*7 冷やすと治まるが止めると激痛が倍加し、一般的麻酔や麻薬一歩手前のモルヒネすら激痛を抑えられず、脊髄に麻酔を直接投与する神経ブロックといわれる危険な荒業でなんとか緩和できる
*8 このキノコに中った人は同キノコの初期中毒が原因で母親をなくし、その葬儀の準備をしている最中に突如血を吐き「殺してくれ」と叫びながら辺り一面血の海にして息絶えたという
*9 これら以外の、通常採取アイテムで登場できていないのはゲキレツ毒テングのみである。
*10 白雪茸、万年茸、砂塵の幻茸、特殊なキノコ、モノクロキノコ、ゲキドクキノコ、オニドクキノコ、シロゴマキノコ、クロゴマキノコ、トキメキノコ、ヒラメキノコ、三傘キノコ、トゲツキキノコ、ポルタケ、コウザンダケ、ヤマクズシダケ、コナマキダケ、ソライロダケ、モモイロダケ、ヌメリンギ、トロマッシュ、キヌシメジの22種類。