モンスター/ドスイーオス

Last-modified: 2024-03-28 (木) 20:18:45
種族
鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 イーオス科)
別名
なし*1
英語表記
Iodrome
危険度
MH4・MH4G・MHX・MHXX:★3
登場作品
MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHST, MHST2, MH-R
狩猟地
ジャングル, 旧火山, 沼地, 火山, 原生林, 地底火山, 未知の樹海, 溶岩島

目次

生態・特徴

大型化し、群れを率いるようになったイーオスの総称。
その体躯は近縁種のドスランポスやドスゲネポスを上回り、
成熟した個体の場合、小型の飛竜に匹敵する全長を誇る。
鼻先の瘤がトサカのように大きく発達しており、
素人目で見ても配下であるイーオスとの判別は容易である。
火山地帯や亜熱帯などの気温が高い場所に生息していることから、
このトサカは冷却装置のような役割を持っているのではないかという見解も出されている。
率いるイーオスの群れの統率力はかなり強く
ドスイーオスさえ撃退すればイーオスの群れは簡単に機能停止に陥る。
しかしその生命力は尋常ではなく、
元のイーオスがランポス種の中で屈指の体力を持っているだけあって、
多少の攻撃にはまるでびくともしない強靭な体格と攻撃力を誇る。
毒の濃度も通常のイーオスより強く、多くの飛竜にすら十分な効果を示すほどの毒性を持っており、
咬まれた傷から侵入した毒によって命を落としたという事例も少なくない。
生息地が過酷なことも手伝い、新米ハンターによる狩猟は制限されており、
熟練ハンターでも気の抜けない戦いを強いられることから簡単には撃退する事は出来ない。
危険な毒と、それに耐えるために獲得した強靭な肉体により、
人々からはランポスの近縁種の中で最も恐れられる存在となっている。

概要

  • 大きなトサカがトレードマークの、イーオスの群れを統率するボス。
    自身の保有する毒に耐えられるように進化した結果か、
    体力だけならイャンクックに匹敵するほどタフ。
    特に上位に登場する本種は非常にタフで、タイマンをはっていると逃げた先でもまた逃げられる等という
    あり得ないことが結構起こる。たまにごり押ししすぎてハンターの方が負けたりもする
  • ランポス種の中でドスイーオスだけ胴体より頭の肉質が固い。
    無意識のうちに固い方である頭を攻撃してしまっている、ということもありうるため、
    余計にタフに感じられることも。
  • 討伐すると大きく吹っ飛ぶのは他のランポス種同様だが、
    火山で討伐した場合、そのまま溶岩の中に飛んで行って剥ぎ取れなくなる事があるので注意。
  • 因みに、ドスイーオスの最大金冠サイズはイャンクックよりも大きい
    しかし、不幸にもクックより登場が遅いためにそれほどの脅威とは思えない。
    ただ、別の大型モンスターと同時に相手にすると非常に厄介。優先的に倒しておくのが吉。
    • 昔のドスイーオスの戦闘力はそれこそ下手な飛竜も真っ青であり、
      飛び掛かりや強噛みつきで馬鹿に出来ないほどの体力を持っていかれた。
      上記の大型モンスターの相方として登場した場合、
      狩猟のペースを大きく乱されることからかなり手強い相手として認識されていたようである。
      MHP2では鳴りを潜めたと思いきや、☆7の「見えざる飛竜、バサルモス!」でやっぱり登場。
      攻撃倍率がバサルモスと並んでいるため、
      下手をするとメインがドスイーオスでバサルモスはおまけなんじゃないか
      と思えてくるほどの展開になったりする。

MH4

  • ドスランポス、ドスゲネポスに続き、MH3系列のライバルを退けMH4にて復活
    • 登場が判明したのはPV第4弾。地底火山と思しき場所で毒液を吐く姿が確認された。
      ただ、尺がかなり短かったこと(実質3秒程度)、見せ場と言える見せ場も無かったこと、
      何よりその直後にバサルモス&グラビモスが登場、新モーションを披露するという展開が待っていたことから、
      完全にそっちに話題を持っていかれた。
      その後公式サイトにてCGイラストが公開され、正式に登場が発表された。
  • 他の復活ドス鳥竜種たちと同じく、動きがかなり滑らかになっているほか、
    飛び掛かり時に挑みかかるように両脚を高く擡げる、毒液を発射する際に片脚を上げて前のめりになるなど、
    一部モーションがアグレッシブなものに刷新された。
    もちろん、怒り状態にも移行する。
  • 至近距離のハンターに向けてバックジャンプをしたのちに、多量の毒液を吐きかける攻撃が追加されている。
    着弾すると地面にぶちまけられ、一定時間毒効果を伴う地形ダメージポイントとなり、
    また傾斜に沿って流れ落ちてくるというギミックも搭載されているので注意が必要。
    • なお、毒液は過去作のものと比べて毒々しさが増しており、
      着弾すると飛沫が飛び散るなどより液体らしくなっている。
  • ドスランポスと同じく、飛び掛かっての拘束攻撃も仕掛けてくる。
    拘束されてしまうと他のモンスターと同じく一方的に攻撃されてしまうほか、
    周囲に付き従うイーオスたちの攻撃にも晒されてしまう
    毒に侵されていた場合、毒ダメージと拘束ダメージの波状攻撃に晒されるので、
    場合によってはこやし玉の使用も検討する必要があるだろう。
  • 他のドス系同様、頭の部位破壊が可能となった。
    立派な鶏冠が折れた姿はちょっともの悲しいが、サブターゲットに指定されていることが多く、
    最近は全国のハンターに鶏冠を砕かれる日々が続いているらしい。ああ無情。
  • 今作では、他の復活ドス鳥竜種を差し置きなんとCGムービー出演
    ストーリーを進めると、とあるタイミングで一つのCGムービーが流れるのだが、その中に登場する彼は
    子分もろとも狂竜化しているにもかかわらず持ち前の高い統率力を発揮しジンオウガに襲いかかるという、
    極限状態の確認がない当時としてはドス鳥竜どころか古龍を除く全モンスターの中でも異例な活躍をする。
    しかしその代償か、最期は思わず目を覆いたくなるような悲惨な末路を辿ってしまう。
    詳しくはこちら
    • 偶々迷い込んだ個体だったのか最後の一頭だったのかは定かではないが、
      この組み合わせが見られるのはこのムービーのみである。
      天空山でドスイーオスと対峙する機会は今の所存在しない。
  • 実は上位のドス鳥竜の中で唯一固有素材が存在しない、
    そのためイーオスSシリーズは一回も上位のドスイーオスを狩猟しないでも作成することができる。
  • ちなみにイベントクエストにて、新フィールドである溶岩島で縄張り争いをしている事が判明。
    また、詳しくは後述するが、少し特殊なモンスターたちのオトモとして登場することにもなった。
    問題はその溶岩島がMHXXでは半端無いの縄張りでもあることで、
    そんなところにドスイーオスが割って入って縄張り争いをしている意味不明さがネタにされている。
    何百匹の手下がいたところで彼らから縄張りを奪取できるとは思えないのだが…。
    まあ、実のところは極地適応できる中型モンスターということで別のニッチを占めているのかもしれないが。
    例えばガブラスのようにスカベンジャーの役割であれば、彼らの機嫌を損なうことも無いだろう。

MH4G

  • 拡張版であるMH4Gでは本作のドスランポス*2と共にG級クエスト対応を果たしている
    拘束攻撃前に側方ジャンプをしなくなった点を除けば特にモーションの変更はないが、
    相変わらず非常にタフであり、攻撃力も高めで、上位上がりたての段階では
    あっという間に満身創痍にさせられてしまうほどの強さは持っている。
    ゆめゆめ油断するなかれ。
  • オンラインでは登場時期が下位では★3と三段目、
    上位では二段目の★5と登場が早まっていき、G級では一段目のG★1から登場する。
    これはドスイーオスの登場マップの影響であり、地底火山がストーリーにおいてかなり後半のマップとなる以上、
    仕方がない事なのだろう。
    報酬金も同時期に出現する他のモンスターと比べるとずば抜けて少ないことから、
    恐らくドスゲネポスよりやや強い程度。
    危険度は★3であり、もし遺跡平原や地底洞窟に出現出来たならば下位の段階から★1で登場していただろう。
    ただし単体の狩猟クエは大老殿には存在せず、
    原生林の採取ツアーでの確定乱入のみとなっている。
    素材が欲しい場合は村★10にある二頭クエを利用するのがいいだろう。

MHX

  • MHXでも手下達と共に続投。
    沼地が新仕様になって復活したため、MH4より幾分早めに出会うことになる。
    村クエスト★3なので、だいたいダイミョウザザミやゲリョスといったモンスターと同格といったところ。
    その関係か、MH4ほどに際立ったタフネスという事はあまり感じない。
    とはいえ戦闘能力そのものはMH4とほとんど変わっていないため、やはり毒対策は必須。
    ドス鳥竜系モンスターでは珍しく頭の方が堅いという独特の肉質も手伝い、
    ドスランポスなどで頭を狙う事を覚えたばかりの初心者には少々厳しめの相手になる。
    • ドスランポスやドスゲネポスなどがステップ頻度を低下させていっている中、
      何故かコイツは旧作並のステップ頻度を維持している。
      毒吐きの隙が非常に大きいためか、ステップ→軸合わせ→ステップ→軸合わせ→ステップ…
      と、大剣やハンマーの溜め行動を嘲笑うかのような行動を頻繁にかます。
    • 集会所では★2からの登場になるため、ザザミらよりも重役出勤になる。
      何とドスイーオス1頭で、ドスゲネポスやアオアシラ2頭クエストと報酬金が同額であり、
      ドス系で頭一つ抜けた扱いは、今作でも健在である。*3
  • ベルナ村の依頼になっている子分に負けじと、親玉のこちらも対象になっており、
    沼地でモンニャン隊の行く手を阻んでいるから助けて欲しいと、ユクモ村を訪れた管理人さんから依頼が出される。
    この流れに心当たりしかないハンターさんも多い筈。
    • ただその反動なのか、キークエや緊急クエなどゲーム進行への絡みは一切無い
  • そして今作でもやはり溶岩島に出没。
    事もあろうか燼滅刃ディノバルドとの同時狩猟で姿を見せる。
    ディノバルドに喧嘩を売っているかどうかは不明だが、ディノバルドに触発されて暴れているらしい。
    さらにこのドスイーオスを狩猟しても次なるドスイーオスが再び現れる
    どうやら溶岩島には、本当に縄張りを奪い合うほどのドスイーオスがいるらしい。私が死んでも代わりはいるもの
    ちなみにこの同時狩猟では燼滅刃ディノバルドの広範囲攻撃に巻き込まれまくるため、
    普通に燼滅刃ディノバルドを集中攻撃して倒した頃にはドスイーオスも瀕死になっていたりすることも。
    溶岩島で絶滅していないのが不思議なほどの無謀さである。
    • ただ、油断していると思わぬ場所からの飛びかかりで燼滅刃の尻尾回転の範囲に押し込まれたり、
      地形ダメージ+毒+爆破やられという最悪の状況にもなりうるので、けむり玉を使わない場合は注意したい。
  • モンハン部で行われたMHXのモンスター人気投票にて、
    同僚と共にカプコンのうっかりミスで選択肢に入れ忘れられるという目に遭っている。
    しかし大して話題にはならなかったうえに、
    そもそも選択肢が無かった事自体が結果発表が出るまで気付かれてすらいなかった模様

MHXX

  • G級にも登場……するのだが、
    ハンターが受けられるクエストでメインターゲットに指定されているのは
    ドス鳥竜5匹の大連続狩猟のみで、溶岩島には出てこなくなった。
    ただ、大連続狩猟は時間が掛かる上に報酬枠の取り合いになるので素材集めに向かない。
    ニャンタークエスト、あるいは沼地の採取ツアーで確定乱入する個体を利用しよう。
    能力的には上位までとそこまで変わらないので、ソロでも然程問題なく狩れるだろう。
    • また、他のドス鳥竜と異なり、G級ではモンニャン隊の報酬でイーオスの厚紫鱗が出る。
      残るG級素材は他モンスターからも手に入る劇烈毒袋と、ドス鳥竜共通の幻鳥竜玉なので、
      一度倒しておけばほかのドス鳥竜ほど素材集めに苦労はしないだろう。
    • ふらっとハンターでフィールドを「沼地」、ターゲットを「大型」にするのもオススメ。
      これらを活用すれば素材集めはかなり楽になる。
      全部バサルモスになってることも多いけど。

派生作品

MHF

  • 以前は下位のクエスト受注ランクがHR3~となっており、またその当時はHR3~のクエストは沼地であり
    それと別にHR11~の火山クエストが存在していたが、
    G10以降の仕様では火山のクエストがHR1~として存続している。
  • 2016年3月中頃のアップデートより剥ぎ取り回数が3回にリファインされた。
  • いわゆるドス鳥竜では、唯一特異個体が存在しない。
    下記する激個体は逆に唯一の存在なのだが、ごく一部のイベントでしか登場しないために影が薄い。
    しかし、だからといって全く見向きもされないのかと言われるとそんなことはなく、
    闘技場でドスイーオスとイーオスを相手にするだけで実質100,000Gzが手に入る、
    逆襲!ドスイーオス」が様々な層のG級ハンターに人気である。

変種

  • かつて、ドスランポス系モンスターの変種は異常な強さで有名だったが、
    ドスイーオスの変種はそれこそ下手な飛竜種の変種を超えると言ってもおかしくない強さを誇っていた。
    具体的なステータスは体力4000、攻撃力倍率は5.5(怒り時は1.6倍されて8.8倍)
    全体防御率は0.45。
    これに加えてフォワード1までは打撃・弾肉質は25切断に至っては20
    加えて属性肉質は全属性-10という、驚異的な肉質防御を持っていた。
    フォワード2以降ではそれぞれ切断75、打撃70、弾45と、かなり落ち着いた数値になっている。
    • 当初は闘技場でのドスランポスとの2頭(+大量の小型)同時クエストしか無かった。
      砂漠を逃げ回り体力を回復しいつまでも狩猟できないドスゲネポス2頭クエよりマシという意見もあれば、
      ドス鳥竜とは思えない超火力で死角から攻撃されるこちらの方が難しいという意見もあった。
      なお現在では沼地のドスイーオス変種2頭クエストしか存在しない。

激個体

  • 激個体はドスフロギィのように毒霧を吐いてくる。
    ドスフロギィと異なるのは、毒霧がどんどん広がってくる点。
    また、初登場は変種であったので生半可な装備ではかなりの強敵であった。

G級

  • MHF-G3のメインビジュアルでは、バルラガルに鷲掴みにされる役で登場。
    更にPVでは殴られめまいを起こしている間に押し倒され、
    全身の血を吸われるというショッキングな役回りで登場。
  • G3にて他のドス鳥竜同様G級モンスターとして登場。ランクは★1。
    噛み付きに毒液が付与された他、他のドス鳥竜同様ジャンプブレス→タックルや突進攻撃を
    身につけている。
  • 更に★7クエストでも登場する…のだが、こちらの役目は上述の通りバルラガルのご馳走。
    エリアインすると肉を食べているパリアプリアの如くバルラガルに吸血されている。哀れすぎる。
    ちなみにこのクエストにはもう1体のドスイーオスが居るが、
    条件を満たすとこいつもバルラガルに吸血される。
    しかも吸血させないと入手できない素材が存在するため、ハンターはドスイーオスを釘付けにして
    吸血されるのを待つことになるのである。ここまで来ると流石に可哀想になってしまう。
  • なお、バルラガルの初期エリアはドスイーオスの周回ルートには含まれていないため、
    上記の特殊な素材を入手するためには、戦闘開始からバルラガルがドスイーオスの周回ルートに
    逃げるまで待たないといけない。間違ってもそれまでにバルラガルを仕留めてはいけない。

MHST

  • MHXに続き当然の如く参戦。ちなみによく似たポジションのドスフロギィは今回もいない。*4
    ドヴァン鉱山やドヴァン火山などで部下のイーオスたちと一緒に生息している。
    オトモンにすることも可能で、閃光玉などで目くらまし状態にすると帰巣しやすくなる。
  • 中型鳥竜種の常でスピード攻撃がメインだが、初手でいきなり毒液を吐くことが多く、
    なかなか面倒な相手になっている。
    また、狭い道を塞ぐように配置されていることが多いため、うっかり触って戦闘になってしまうことも。
    生息地域のドヴァン火山周辺は他にもバサルモスなど毒が得意なモンスターが多いため、
    探索の際はなるべく毒無効のスキルを発動させたいところ。
    HPが減ってくるとパワー攻撃をするほか、部下のイーオスを呼ぶこともある。
  • 主な生息地域は上述の通りドヴァン火山周辺だが、ゲーム序盤にボスとしても戦うことになるため、
    実際に目にするのはかなり早い段階になる。
    ここで戦う相手はタイミングも考慮してか能力が抑えられているため、特に問題なく戦えるはず。
    討伐後は自動的にイベントが進み休憩するため、ダメージはそこまで気にしなくても大丈夫だろう。
    ちなみに余談でも触れられているが、アニメ版でもかなり登場は早かった。

オトモン

  • さて、そんなドスイーオスだが実際オトモンにしてみるとどんな性能かと言うと…
    ……早い話が、毒が使えるようになったドスランポス、と言ったところ。
    要するに、素早さ以外の能力値はかなり低水準という形である。が、それを考えてもなお酷い
    • ドスランポスは最初からオトモンとして加わるため、いくら能力が低いとはいえ、
      ストーリーも中盤に差し掛かってきたドヴァン火山に来た頃には、
      ずっと連れ歩いている人にとってはレベルも上がってそれなりに強くなっているはずである。
      しかし、そのタイミングで新たに加入したドスイーオスは当然レベルは1
      育ててもドスランポスと大差がないときては、一軍で運用するのはかなり厳しいものがある。
      • ちなみにライドアクションもドスランポスと同じでジャンプ
        既にドスランポスがいるのに改めてジャンプを目当てに加入する必要はどう見ても皆無。
      • 一応クリア後でないとテクニック攻撃のスキルが使えないドスランポスなどと異なり、
        自力でテクニックタイプの特技「スタンクラッシュ」を習得できる。
        パワータイプの「毒チェイサー」とスピードタイプの「毒ファング」も覚えるので、
        自力で3すくみをすべてカバーできる器用さがウリ。
        …だからどうしたレベルの話だが…。
    • さらに、順当に物語を進めていれば既に毒が得意なオトモンとしては、
      ゲリョスその亜種も登場している。
      しかもゲリョス亜種に関しては猛毒の使い手である。
      これがもしドスイーオスが先に登場していればまだ出番もあったかもしれないのだが…。
      ついでに言えば同時期にバサルモスも登場するほか、少し進めればイャンガルルガの加入も視野に入ってくる。
      • 毒がサブウェポンである既出オトモンにも目を向けると、
        そちらには安定した能力に定評のある火竜夫妻がいる。
        しかもリオレウスに至っては「レウス」と言う物語上におけるベストパートナーが加わった直後である。
        毒がメインではないとはいえ、さすがに分が悪いと言わざるを得ない。
    • ならば持っている遺伝子による伝承要員としての活躍は……と行きたいが、こちらも正直厳しい。
      ドスイーオスの固有遺伝子技である毒液はダメージが与えられないため、いまいち使いにくい。
      他の遺伝子に目を向けてもパッとするようなものは見当たらず、どこまでも残念である。
    これでは「使いどころ皆無」と言われても仕方がないだろう。
    精々、耐毒遺伝子の手頃な入手先としてたまに利用されることがある程度である。
    せめて登場がもっと早ければもう少し状況はよかったかもしれないが、
    MHSTにおいてはほとんど注目されることのない、極めて不遇な立ち位置にいるオトモンになってしまった。
  • なお、絆技はポイズンラッシュ
    ドスランポスの「ドスラッシュ」やドスゲネポスの「マヒラッシュ」と全く同じカメラアングルだが、
    爪や牙を使ってラッシュ攻撃をしていたあちらと違い、ドスイーオスの場合は毒液を無数に吐き掛ける。
    効果の方に目を向けると、単体大ダメージに加えて毒の追加効果を確実に与えるという長所が加わっている。

MHST2

  • こちらでも前作から続投。ちなみによく似たポジションのドスフロギィは今回もいn(ry
    野生の個体はベルガ地方のベルガ火山の麓やモンスターの巣にいる。
    ベルガ火山の麓にはゲネポス及びドスゲネポスもいるが、そちらと縄張り争いをしたりはしない。
    • ちなみにベルガ地方に先駆けてトライアルクエスト「【ターン】ラムルの精鋭(★4)」で戦うことができる。
      …ラムル地方にはドスイーオスどころかイーオスすらいないが…。どっから出てきたんだお前
      • なお、モンスター図鑑やオトモン図鑑ではドスゲネポスより前に登録される。
        ラムル地方にいないにもかかわらず、「【ターン】ラムルの精鋭(★4)」で出てくることも合わせて考えると、
        開発段階ではラムル地方の何処かに登場させる予定だったのかもしれない。
  • 戦闘では通常時はスピード攻撃を、怒り時はパワー攻撃や毒液を使う。
    毒状態になったキャラが居ると毒チェイサーで大ダメージを狙ってくるので注意。
    もっとも毒液共々パワータイプなので、スピード攻撃を出せば問題ないのだが。
    他にも部下のイーオスが減ると、仲間呼びで補充してくる。
    ちなみにドスイーオスのものと違い、イーオスが使う毒液はスピードタイプである。一応注意しておこう。
    • 前作みたいに出会い頭でいきなり毒液を吐いてくることは無くなった。
  • 引き続きオトモンにすることも可能で、ペイントボールの効果中に討伐すると帰巣しやすくなる。

オトモン

  • 前作と同じくスピードタイプで、ライドアクションは「ジャンプ」。
  • アクティブスキルは毒液遺伝子【小】の「毒液」と毒蜘蛛遺伝子【中】の「毒痺チェイサー」を持つ。
    • 毒液はパワータイプの単体無属性小ダメージに加え、低確率で毒を狙うことができる。
    • 毒痺チェイサーは毒・マヒ状態の相手に与えるダメージがアップする、
      テクニックタイプの単体無属性中ダメージ攻撃。
    スピードタイプなのに自力でスピード攻撃を覚えないが、幸い無属性のスピード攻撃は
    リオレイアの「ヴェノムスパイク」や紫毒姫の「クイーンヴェノム」等があるため、問題はないだろう。
    あまりにも勿体なさすぎるし使われるかどうかは別として
  • 状態異常付与遺伝子【特大】や、追い討ち遺伝子の【特大】を持っている事もあるので、
    状態異常系のオトモンを育てたい場合には声がかかることもある。
    また、他に持っている可能性がある遺伝子は全て状態異常耐性なので、
    攻撃には使えないもののやはり状態異常特化になっている事がわかる。
    因みにネルスキュラも同じように状態異常付与、追い打ち、状態異常耐性の遺伝子を持っている。
  • 絆技は「ポイズンラッシュ」。特に変更点はない。

MH-R

  • 前述のMHSTにてタイミングの悪さが災いして人気が出なかった点を
    スタッフが哀れんだ……のかは定かではないが、本作では最序盤からオトモンとして入手可能となっている。
    しかも他の中型鳥竜種の参戦状況が芳しくなく、
    配信開始から1年以上経過した現在においてもドスジャギィとドスイーオスのみ
    そして他の中型鳥竜種が参戦する前にサービスが終了してしまった。
    さらに比較的早い段階で星5のドスイーオスを獲得できる襲撃クエストに挑戦できるようになるなど、
    本作では近年稀に見るレベルの好待遇となっている。
    しかし、やはり中型鳥竜種であるためか、他の大型モンスターと比較すると全体的にステータスが低め。
    また、タッグ特性まで発動できるような相性の良いライダーが少なく、
    ベストパートナーを探すのはそれなりに苦労するかもしれない。
  • 一方でストーリー上やイベント内でも敵としても頻繁に登場する。
    お得意の毒攻撃は本作においても健在であり、数値上の戦力では勝っていても油断ならない。

余談

  • 概要を見ればわかる通り、高い体力に低い肉質、暑さ・地形対策が必要な場所にいて毒を撒き、
    アクション面でもランポス系らしくちょこまかと動き回り狩りにくいことこの上ないため、
    いわゆる嫌われ者的な文脈で語られることが多い。
    が、これはあくまで鳥竜種のくせに生意気だというやっかみ込みでの感情であり、
    「あーウザいなー」程度で終わる話である。
    実際の所、火と毒に強い防具のお世話になったハンターも少なくないだろう。
    • が、4シリーズで再登場して以来、扱いがどうにも悲惨である。
      狂竜化のサンプルとして凄惨な姿を見せられ、フロンティアでは新モンスターの携帯食料扱い、
      ストーリーズではステータスの再現もされることなく*5存在意義が無い扱い。
      今になって大暴れのツケが回ってきたのかもしれない。
      近頃の乱入者は何かと過ぎるのも一因かも知れない。
  • ドスランポス系のモンスターの中では最強を誇るドスイーオスだが、
    長らくG級どころか上位の素材すら存在しなかった
    これはランポスの尖爪やドスゲネポスの尾に相当する素材が猛毒袋だったせいである。
    MH4GでようやくG級素材の「イーオスの厚皮」が上位素材をすっ飛ばして登場したほか、
    MHXにて新素材「イーオスの紫鱗」の上位版である「イーオスの上紫鱗」が登場した。
  • ノベル版では第一弾及び第二段にて登場している。
    第一弾ではドスイーオスに襲われた一般人が死亡したという話が語られている。
    流石にその場で食われたとかいう訳ではなく、
    咬まれた傷から侵入した毒の手当てが間に合わなかったらしい。
    ハンターにとっては十数秒放置するかベッドで寝れば完治する毒だが、
    やはり一般人にとってモンスターは危険極まりない存在ということか。
    第二弾では2巻と3巻にそれぞれ別の個体が登場し、主人公達と交戦した。
  • RIDE ONでは第四話に登場。
    洞窟に迷い込んだリリア(幼女)に毒液を吐き掛けるという絵的にまずい展開が繰り広げられる。
    しかし偵察に来た書士隊のシモーヌに討伐されてしまう。
    あっちの世界でもペドフィリアには厳しいようだ。
    狩りの対象として、子供を狙うというのはむしろ真っ当な選択なのだが…。
  • 登場機会は意外と多いはずなのだが、
    シリーズ20周年記念で行なわれたモンスター総選挙では
    ワースト3の順位である227位と言う不憫な結果に終わってしまうこととなった。
    これより下の2は亜種かつ登場機会が少ない超マイナーモンスターなのだが、
    決してそこまでマイナーでもないはずのドスイーオスがこの位置にいると言う事実に衝撃を受けた人もちらほら見られる。
    なんだかんだ驚かれる程度には愛されていたようである。

素材

毒袋
致死性の猛毒を生み出すイーオスの内臓器官。
通常のイーオスでさえ小型の甲虫種程度なら瞬く間に昏倒するほどの猛毒だが、
ドスイーオスのそれはより強力に発達しており、ハンターからは武具の素材としても利用できるため、
恐れられると同時に重宝されてもいる。
一層強力な毒を持つものは「猛毒袋」、
それよりもさらに激烈な毒性を誇る危険な代物は「激烈毒袋」と呼ばれ、
特に激烈毒袋のそれは屈強な大型モンスターの扱う猛毒に勝るとも劣らない。
ドスイーオスの皮
ドスイーオスから剥ぎ取られた皮。
下っ端のイーオスと比べて強度が高く、防具のつなぎとして利用される。
以前は「イーオスの皮」と異なり、質によって名称や価値が替わることはなかったが、
近年では非常に屈強なドスイーオスの持つ皮を「イーオスの厚皮」と呼称して区別するようになった。
  • ところでこの「イーオスの厚皮」、売却額が異様に安い
    前述の通りG級ドスイーオスからしか取れないのにもかかわらず、ドスイーオスの皮よりも安い504z。
    G級素材にして、下位素材よりも売却額が安いのはこれが初では無かろうか。
MHXでは「イーオスの大皮」という名称に変更されている。
併せて上質なものは「大上皮」、最上質なものは「大厚皮」となった。
イーオスの紫鱗
MHXで新たに追加された素材。
ドスイーオスから剥ぎ取れる鱗で、体内の毒素の影響なのか紫色に変色している。
「イーオスの鱗」よりも入手は困難で、より高値で取引される。
より上質なものは「上紫鱗」と呼ばれ、黒に近いものほど良品の証とされる。
特に黒さ際立つ最上質なものは「厚紫鱗」と呼ばれる。
ちなみにどれだけ「黒」を強調されても、あくまで「紫鱗」である。
ドスイーオスの頭
大きなトサカが見る者の目を引きつけるドスイーオスの頭。
ちなみに、他のドス系鳥竜の頭素材の中では最も売却額が高い。
パープルヘッド
斧のような形状に発達したドスイーオスのトサカ。その曲線の描き具合によって価値が変わるという。
シュレイド地方ではトレジャーとして流通しているが、武具の素材としての需要は皆無。
MHFではG級個体から入手できる「イーオスのトサカ」が武具の素材として使われている。
ドスイーオスの鱗
MHFのG級個体から入手できるドスイーオスの鱗。
毒を含むため、加工には手間がかかるらしい。
ドスイーオスの骨
MHFのG級個体から入手できる、多少の毒を含む発達したドスイーオスの骨。
毒を活用し、刃や矢尻などに利用される。
ドスイーオスの牙
MHFのG級個体から入手できる、体内より生成された猛毒を獲物に注入するドスイーオスの牙。
希少価値が高い
ドスイーオスの体
MHSTで初登場の上位素材であり、ドスイーオスの体をそのまま素材転用したもの。
素材としては優秀だが、加工の際には体内にある毒器官の扱いには注意が必要。

関連項目

モンスター/イーオス
モンスター/ドスフロギィ - MHP3、MH3Gに登場する鳥竜種ボスモンスター。ドスイーオスの後釜的ポジション。
モンスター/ジンオウガ - とあるムービーで闘争を起こす相手だが…。
クエスト/クローズ・ヘッド達の激突! - MH4のイベントクエスト。最大金冠サイズのドスイーオスと溶岩島で戦うクエスト。

ドスイーオス素材の装備

武器/グラファイーオスSP - SP狩猟笛
武器/ハイドラバイト - 片手剣
武器/蛮勇の剣斧【無頼】 - ジャギィ素材を併用したスラッシュアックス。MHXでは実質イーオス武器。
武器/バーバリアンタスク - 竜骨を使用したランス。イーオス素材を使用するバルバロイタスクへの派生が可能。
武器/紅の銃斧 - 操虫棍
防具/イーオスシリーズ


*1 MHFの一部クエストでのみ「毒鳥竜」という表記が存在する。
*2 ただし、こちらはギルドクエスト限定である
*3 実際はドスイーオスの報酬はゲリョスやカブラより低額なので、「ドスイーが高い」というより「ドスゲネやアシラの二頭クエの報酬が妙に安い」と言うのが実態。
*4 ドスジャギィとドスバギィはいる。
*5 一応ほんのわずかだがドスランポスよりかは耐久性が高い。が、なぜか攻撃力は低くされてしまっている…