氷麗

基本性能

キャラ特徴

高性能な飛び道具である吹雪、牽制や子分殲滅に役立つ風声鶴麗などを持つシューティングキャラ。
立ち回りで圧倒でき、遠距離からでも自力でシマ取りや攻撃ができるのが強み。
百鬼や超必などは使いやすいが威力は他キャラよりやや低い。うたれ弱い面もあるが立ち回りの強さでカバーしよう。

技表

連続攻撃

地上

5攻→6攻→2攻
　└→2攻

空中

5攻→6攻→2攻
　└→2攻

技解説

通常技

通常攻撃1 (5攻/J5攻)

手を素早く振り払う発生の早い通常攻撃。

• 地上、空中共に発生が早く隙が少ない。
• 地上、空中共に目押しで再度通常攻撃1に繋がる。
• 連続攻撃として通常攻撃2に繋がる。

通常攻撃2 (6攻/J6攻)

氷の薙刀を地上では根元を持ち斬り、空中では突き出すように振る。

• 見た目以上にリーチが長く、2キャラ程度の距離ならヒットする。
• 空中版は見た目通り地上版よりもリーチが長い。
• 連続攻撃として地上では通常攻撃3、空中では通常攻撃4に繋がる。

通常攻撃3 (2攻)

前に小さく飛び上がったあと爪状の氷柱を3本出す。

• 浮いているため、首無の通常攻撃3などの打点が低い攻撃はすかすことが出来る。
• 攻撃後は空中状態となるためハイジャンプ、超必殺技、百鬼夜行技でキャンセルすることは出来ない。
• この技で段差から落ちた場合は、着地までに2回2段ジャンプや空中ダッシュをすることが可能。

通常攻撃4 (J2攻)

通常攻撃3と同じようなモーションで自分を囲うように氷を出す。

• 横へのリーチは通常攻撃2より短いが発生が非常に早い。
• 全方位に攻撃判定があるため、上下にいる敵にも当てやすい。
• 背後にも攻撃判定があるため、側近にガードさせつつ背後の敵を迎撃することも可能。

吹っ飛ばし攻撃 (6攻長押し)

ヒット時、護衛モードの側近がいた場合自動追撃。

必殺技

吹雪 (ふぶき) (5必/J5必)

「吹雪よ...舞なさい」

吹雪ゲージを１つ消費し、自分よりも大きい氷の塊を吹き飛ばす。
前方に敵総大将、側近がいたそちらに向けて飛ばす。雹果を設置している場合はそれも同時に飛ばす。

• 足場に当たると消えてしまうが、下方向から上に向けて放った場合はそのまま突き進む。
• キャラによるが、密着～1キャラ分ほどの距離から出すと裏当たりになる。
• 吹雪ゲージの回復にかかる時間は1ゲージにつき500F(約8.3秒)。
• 側近ガードではヒット数が減退しにくく、側近をガードクラッシュさせやすい。

呪いの吹雪 風声鶴麗 (のろいのふぶき ふうせいかくれい) (6必/J6必)

「風声鶴麗…」

「風声鶴麗…」

少し後ろに下がりながら無数の小さな氷の塊を飛ばして攻撃する。
最大で8ヒットするが、距離が離れるほどヒット数が落ちる。

• キャラによるが密着状態で出すと裏当たりになる。
• 風声鶴麗自身にかかるヒットストップがかなり長く、氷が完全に消えるまで攻撃判定の持続が残り続ける。
  • 複数の標的に対して持続がヒットしやすく、一回で旧鼠の鼠や骸輪車暴走団を全て倒しきる事すらある。

呪いの吹雪 雪山殺し (のろいのふぶき ゆきやまごろし) (8必/J8必)

「凍らせてあげるわ！」

相手を掴んだあと冷気を当てて一定時間行動不能にする。

• 非常にリーチが短くほぼ密着状態でないと当たらない。
  参考画像

  
  「あれっ？」

• 投げ技のためガード不能に見えるが、ガードすることが出来る。
  参考画像

  
  「はわわ…」

• 投げ技のため子分の庇う効果や土彦の呼び出し効果を無視することが出来る。
  参考画像

  
  「ガマンしてくださいね」

• 地上版は地上の相手に、空中版は空中の相手にしか当たらない。
• 攻撃を食らっている最中の相手にも当たらないのでコンボに組み込むことができない。
• 総大将が子分や側近などでダメージを受けると一定時間が経過する前でも相手が動けるようになってしまう。
• 補正がきついのか、凍った状態の敵に攻撃を当ててもダメージが下がる。
• 相手の攻撃と相打ちになった場合はこちらが一方的に勝つ。
  • 暗転後発生4Fの虚空に対して暗転後に雪山殺しを出すと相打ちにならず一方的に勝てる。
• 空中ダッシュ後にこの技を空振りするとすぐに下に落ちることができる。

雹果 (ひょうか) (2必/J2必)

「くるん♪」

「それっと♪」

「吹雪」で発生させるのと同じ大きさの氷をその場に出す。
最大3つまで設置可能。設置した氷は約6秒で消えてしまう。

• 4つ以上設置した場合は古い順に消滅する。
• 空中版と比べて地上版は発生が僅かに遅く、隙も大きい。
• 設置した状態で「吹雪」を出すと一緒に飛んでいく。
  参考画像

  
  「吹雪よ…」

• 他の必殺技と違い、シマを全て所有していれば技の動作中でも畏ゲージが自動的に増加する。

超必殺技

風声鶴麗・六花 (ふうせいかくれい りっか) (R+攻)

「客人(まれびと)を永久へと誘え！」

「呪いの吹雪 風声鶴麗」よりも鋭い氷を真横に飛ばす。最大11ヒット。
氷は遠野修練場の端から中段2個目のシマ辺りまで飛ぶと消えてしまう。

• 無敵時間がそこそこ長く、無敵の短い超必殺技に対しては一方的に勝つことができる。
• ガードクラッシュ性能が非常に高く、直前ガードしなければ一発でガードクラッシュしてしまう。
• シマや子分にヒットすると氷が消えてしまうので相手との間に障害物が多いと相手に届く前に消えてしまうことも。
• 氷には発生保障があり、氷麗がダメージを受けても氷は消えない。

百鬼夜行技

雹果豊穣 (ひょうかほうじょう) (R+必)

「集え、嵐となれ！」

敵総大将の頭上に巨大な氷の塊を発生させ、降らせる。
方向キー＋必殺技ボタンで任意の方向に操作が可能。

• 上下方向にも操作可能なため、着弾しそうになった氷を浮かしたり、急降下させたりも出来る。
  • これを利用すればガードのタイミングをズラしたり、ガードクラッシュした所に氷をまとめて降らせたりすることも可能。
• 吹雪や風声鶴麗・六花と同じで貫通力は無いので、子分や側近に当たると判定が消えてしまう。
  • 子分のがしゃどくろを出されると半分以上の氷が防がれてしまうので注意が必要。
• 雹果を設置していた場合、氷塊の発生とともに発射可能になる。
  5必ではカットインの方向に飛ぶが、左右入力で任意の方向を選択でき、上下入力には反応しない。
  • 吹雪自体は出ていない為か吹雪ゲージは消費せず空でも出せる。
  • この攻撃は百鬼夜行技扱いになっていないらしく、何かにヒットorガードさせれば畏ゲージが増加する。

側近攻撃

地上

「行きます！」

ダッシュで近づいてから通常攻撃2(6攻)のモーションで攻撃。

• 攻撃後の隙が大きく、当てても発生の早い技で反撃されてしまう。
• ダメージも他の側近攻撃と比べると低い。

空中

「行きます！」

通常攻撃2(J6攻)のモーションで攻撃。

• 他の側近攻撃と比べて微妙にダメージが低い。

立ち回り

基本

• 開幕
  シマ取りは予め上手い人を参考にしたり練習して把握しておこう。特に突進系の子分をどこで出すと効果的に取れるか意識するとグッと良くなる。また氷麗は風声鶴麗や吹雪でシマを効率的に取る事ができ、相手のシマ取り用の子分を潰し易い。開幕で相手の子分を潰し、こちらの子分だけ通せば優位状況が増える事間違いなし。吹雪は相手の位置や地形によって有効度が変わるので画面を確認し意識して出せると良い。
  また開幕から相手を追いかけ相手のシマを塗りつぶしながら攻撃を仕掛けるのも一つの手である。相手に奇襲をかけ、シマ取りに夢中になってる相手の隙を突く形。どちらかというと氷麗側がこれをやられる事の方が多い。

• 優勢時
  状況にもよるが、できるだけ相手にラッシュをかけて体力を削りたい。相手が追い詰められて苦し紛れに百鬼や超必で切り替えして来る事がよくあるが、氷麗はそういった技の範囲外から攻撃する手段を持つ為、相手としては非常に厄介。また百鬼を出したとしても状況が整っておらず、避けやすかったり被害が少なめだったりする。また百鬼技がそれほど脅威でなくこちらに回復子分がいるなら、シマ取りを怠らずのらりくらりして相手の迎撃に努めるのも良い。

• 劣勢時
  この状態になると火力不足の為ジリ貧になりやすい氷麗。とにかく我慢して無理せず、被弾は極力避けよう。攻められるチャンスがあればすぐに切り込んで状況の改善を図りたい所。相手の体力にもよるが、最後の30カウントやその手前で相手を倒し生き残れば勝てるのだ！くらいに思うと精神的に楽。シマ取りやゲージ状況の判断勝負なので経験がモノを言う。あくまで立ち回りの強さ、堅実さが氷麗の強さという事を忘れない。

• 注意点
  風声鶴麗で追い返せない子分や量がある場合（大や特別な体力系）、本体の硬直もあって痛い一撃を貰う事もある。相手のストックにいる子分は常に確認できるようにしておこう。対策としては切り返し用の百鬼を備えるか、その状態の相手に無理に近づかず、シマを取って相手のリチャージを潰すことになる。だが逃げながらシマ取りは難しく、する際は氷を無理なく設置していき飛ばすのが無難。

ステージ別攻略

ここでは、氷麗目線でのステージ考察を記述する。ステージ考察のページも参照して備えよう。

• シマ総数が少ないステージ（遠野修練/宝船墜落など）
  シマがとり易いステージなので、突進子分をぶつけ合う状況が多い。相手の子分を氷麗本体で潰し、自分の子分を守ってあげよう。また子分をけしかけてる間に｛設置や位置取り>吹雪や風声鶴麗>再度子分を蒔く｝というサイクルができると非常に良い。これはどのステージにも言えることである。早いペースで飛ばしまくると吹雪ゲージが枯渇するのでキチンと管理しよう。
  これらのステージでは撃破＝全シマ獲得と言っても過言ではない。なので火力不足の氷麗が簡単に倒されてしまうとこれらのステージでは大変危険。また瞬間的にシマ0やMAXになったりして大子分や中子分のリチャージが無くなる可能性もあるので注意したい所。子分構成にもよるが手数において優秀な氷麗が比較的やりやすいステージといえる。

• シマの密集地帯があるステージ（鹿金寺/相剋寺/弐条城・炎上など）
  シマの約半分が一部分に集中している。総数が少ないステージよりかはいくつかは別の所にあるので全てがいきなりなくなるという事は少ない。しかし密集地帯は別で特に意識しなくても攻撃に晒されるのでとても移り変わりが激しい。このためゲージが増加しやすいという特徴がある。画面が汚くなり不意な被弾も増加しがちなので注意。ちゃんと設置して飛ばせる事ができれば相手もとても避けにくいのだが設置する暇や隙のフォローをしにくいので風声鶴麗を主体に立ち回るのがおススメ。

• 広いステージ※全体的に大きく画面が使える（遠野修練・嵐/弐条城/花開院本家・窮地など）
  シマの数も多めで位置も分散しており、ステージ自体も立体的な構造をしている。シマ取りや位置取りの実力がはっきりと出やすい。特に氷麗の吹雪は「足場に当たると消えるが、下方向から上に向けて放った場合はそのまま突き進む」のでできるだけ相手と平行かそれより下から出さないと無駄になりがちである。シマ取りが上手くいくなら遠くから攻撃できる氷麗にとってやりやすいステージだと思われる。しかし相手もシマ2以上確保が容易であるとも言える。相手に大子分を備えられるか、出されるなどして逆転されないようにしよう。（ただし花開院本家・窮地などは開幕だと破壊可能オブジェクトが多く飛び道具が通らないのでシマ取りの為に早めに破壊しておくといい）

• 高低差がある※高い位置にシマがある（宝船/伏目稲荷・廃墟など）
  主に乗れる足場に対してシマが高いところにあるステージ（伏目稲荷・廃墟は足場が壊れるのでココ）。氷麗は高い所にあるシマ取りが苦手なのでしっかりhj>二段ｊ>子分や風声鶴麗で取って行こう。しかしこれで時間をかけていると相手にシマを取られているという事態になりがちなので注意。ただ吹雪や風声鶴麗は使いやすいステージなのでそれを活かしていこう。最初に取れるシマだけしっかり取って、取りにくい所は後回しにして余裕があるときに取るほうが安全かもしれない。

　

コンボ

・5攻攻攻＞J6攻攻＞J6攻攻＞風声鶴麗 or 吹雪
基本コンボ。

・5攻攻＞風声鶴麗・六花
3回目の5攻(通常攻撃3)からは超必殺技を出すことができないので超必に繋げる場合はその前に。
風声鶴麗・六花は通常攻撃3に化けやすいのでジャンプキャンセルキャンセルのテクニックを利用すると良い。

・6攻＞低空ダッシュJ5攻攻攻＞着地＞5攻攻攻＞J6攻攻＞J6攻攻＞風声鶴麗 or 吹雪
低空ダッシュを絡めたコンボ。

・風声鶴麗・六花＞側近攻撃(羽衣狐など)＞側近攻撃(土蜘蛛など)＞J6攻＞J6攻＞風声鶴麗
近距離で超必殺技が当たった場合は側近攻撃で拾える場合がある。

・(5攻攻＞低空ダッシュJ5攻攻攻＞雹果)×2＞着地＞5攻攻＞吹雪＞風声鶴麗・六花
雹果を絡めた魅せコン。雹果や吹雪を入れずに風声鶴麗・六花に繋げたほうがダメージは高い。

・5攻攻＞低空ダッシュJ5攻攻攻＞着地＞5攻攻＞低空ダッシュJ攻攻攻＞吹雪＞着地＞J攻攻攻＞J6攻攻
低空ダッシュJ5攻攻攻＞吹雪は低ダが低すぎると吹雪発生前に着地してしまう。
相手に護衛モードの側近がいると吹雪が裏当てになってガードされてしまう。

参考動画

2:35～

子分

ここでは、純粋に強いだけではなく、氷麗との相性が良い子分や構成案を紹介する。子分選びのページも参照してほしい。

子分構成考察

• 重い構成
  小子分を最低限入れ（所謂テンプレ）、ムチやガシャ髑髏、鴆（弐）を入れる至って普通の構成。シマ取り能力や戦えるレンジの広い氷麗の基本を抑えた戦い方となる。しかしシマ総数の少ないステージや百鬼火力が高いキャラ（リクオやイタク等）に押し込まれシマ優位を取られジリ貧になってしまう事もある。最後まで堅実にシマ取り、殴り合い、子分出しを行えるかが問われる。

• 軽い構成
  小子分を入れその代わり大子分や中子分の総数を減らす、子分のお勧めは下記参照。この構成の利点は本体が撃破されシマ優位を取られた後の立ち直りが上の構成より優れている所（小子分はシマ無くても出せる為）。百鬼後全部のシマを取られたり狭いステージでシマの移り変わりが激しくても出せる子分が多い。要するに手数が多く火力が低い。立ち周り重視で一気に試合を決める形になり難い構成。立ち回りで優位を取り、回りの速い小子分達とラッシュをかける状態を目指す。

• 回復系を入れる
  氷麗はまとまったダメージがとり難く、相手に回復子分を使われるといつまで経っても相手の体力を減らせないという事態に陥る。これを解消する為の対策としてこちらも回復子分を入れる。これで少なくとも殴っているのに相手だけ体力が減らないという事にはならない（ラッシュや百鬼は別）。氷麗は相手の回復子分を倒す能力が高いので、自分は回復しつつ、相手の回復を妨害する感じで。体力に余裕があれば相手の体力が減ったチャンスに一気に攻めこむのもやりやすくなる。

子分レベル小

• 鴉天狗
  3段ジャンプができるようになる事と子分の強化。氷麗は高い位置に攻撃する手段が乏しいので入れておくと高い位置への移動やシマ取りがスムーズにできる。また子分を強化するので子分をダメージソースにして本体はシマとりしつつ安全に立ち回る事ができる。難点として劇的に火力が上がるわけではなく、立ち回り能力の向上に留まり氷麗そのものの弱点の補強にはならない事。

• 凛子
  何れの能力も強力かつ氷麗にとってあり難いが、何よりも攻撃力約10秒間1.35倍と回復効果が大きい。火力不足を補うのは勿論、吹雪や風声鶴麗の与ダメージUPがシマ取りを円滑にし、相手子分を蹴散らす。1回あたりの回復効果が大きく相手の回復子分を入れた構成に対抗できることが挙げられる。特に入れたい奴がいなくストックが余るなら最優先でこの子を入れよう。

• 薬壺・竹壺くん
  体力を5回復、回転率と驚異の発生は魅力。氷麗は殴りもシューティングもいけるので、その間に受けた消耗を癒すのを片手間にできるようにしてくれる。凄い勢いでリチャージが完了する為、こまめに呼び出す必要がある。凛子と違って側近の体力を回復できるのも魅力で、百鬼夜行技発動中に側近を攻撃モードにしたいけど側近が死にそうでできない！といった事態を回避しやすくなる。長期戦向けの子分。

• 馬頭丸
  微妙な弾速の玉を出す。総大将に当たれば気絶、側近に当たれば操り効果。動く障害物を設置するように出すのがよい、これも氷麗の飛び道具の補強要因、本体火力は微妙だが、テンプレに入るうしおにの攻撃力を1.5倍にしてくれる補助効果が魅力。

子分レベル中

• ムチ
  ダメージ20という毒の効果が単純に強力。相手の四方に判定が出てきて更に氷麗本体の飛び道具があるので他キャラより当てやすく相性がいい。

子分レベル大

• 鴆(弐)
  ステージを覆う羽が画面を制圧する、百鬼や吹雪と相性が良い。適当に出すとすぐ死んだりあまり強くない位置に出てしまうのでちゃんと意識すること。

小ネタ

相手地上ガード時、5攻攻攻＞吹雪＞着地ダッシュで、ガード硬直中に5攻が間に合うため攻めを継続することが出来る。
テクニックなど不要なので簡単。

カラー (1P, 2P)

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