能力値
英語版名称 | Octo Shower | 登場ステージ | ツケネ訓練所 ゆかげん よかけん # タコツボビバノン | 肩書き(海外版) | 源泉かけ流し (Cleaser of Inklings) |
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体力 | 100(タコプターケロリン) 600(タコ足) 30(トビタコポッド) | 攻撃パターン | スクイックリンチャージング トビタコポッド発射 シャワー噴射 攻撃指令 デバイドレーション・スピニング・ドライヤー シャワー突撃 ハイパープレッサー | 備考 | タコプターの数(3→4→4) 空中浮遊 キョリを取るように動く 自然回復なし |
テーマ曲 | OCTOTOOL - Octarmaments |
解説
4ステージ目「ツケネ訓練所」のボス。
名前も見た目も、ステージも完全にオフロがコンセプトの戦略タコツボ兵器。…とタコプターヘルメットのセット。
その重厚なカオの見た目に加えて汽笛のような音を発し、他ボスよりもかなりメカメカしい。
シャンプーハットとそれに乗ったアヒルちゃんがチャームポイント。どこかガーリーなオクタリアンらしさもある。
海外版の肩書きは何気にカッコいい(Cleanser of Inklings=インクリングを浄化する者)。
汚物は消毒だぁぁぁぁぁぁぁ!
訓練所のボスとだけあって、攻撃手段は非常に多彩。
さらにタコプターを用いた空中浮遊とそれによる機動性の高さも非常に厄介。
ステージのシャヘイ物、ギミックを存分にイカして戦わねばならない強敵。
ただし移動手段は一切無く、タコプターに移動してもらうしかない。そこが弱点となる。
攻撃手段
スクイックリンショット
- 攻撃力:140
トビタコポッド発射
- 攻撃力:60(直撃)、30(近距離)
- 機体を大きく揺らしたあと、こちらを追尾するトビタコポッドを2発発射。
- 直撃しても一撃でやられないが、そこそこしつこく追ってくる。カベ裏に逃げるか迎撃しよう。
- HPはかなり低く、たいがいは1撃で迎撃可能。
- 使用頻度が高めで、連続で放つこともある。移動中でも使う。
シャワー噴射
- 攻撃力:2000
- 真下に超強烈なシャワーを放つ。
- 当たればミンチ確定。といっても、前置きモーションが長く、かわす猶予は十分にあるが。
- 足元に近づくと、その場に留まって必ずこの攻撃を行う。近距離ブキを使っている際は注意。
攻撃指令
- 攻撃力:50
- 「ポッポー!」の汽笛の後に頭上のタコプターケロリンが一斉射撃する。
タコプターヘルメット1体につき1発発射されるため、最大で4発が同時に飛んでくる。 - 通常のタコプターのよりも弾速が速く、なかなか厄介。一斉射撃なので連続ヒットもあり得る。
- 比較的キョリが近いと使ってくる。至近距離ではかなり食らいやすいので十分注意しておこう。
- 「ポッポー!」の汽笛の後に頭上のタコプターケロリンが一斉射撃する。
デハイドレーション・スピニング・ドライヤー
- 攻撃力:25x100発
- 第二形態より使用。凶悪な攻撃パターンその1。
- 手回し式ダッスイ機を取り出し、溜めモーションの後にすさまじい弾幕を放ってくる。
- その連射力は脅威の2F。あのクーゲルシュライバーの短射程モードよりも早く、
プロモデラーや他のスピナーの倍の速さを誇る。 - 一見弾がブレブレで命中率は低いように思えるが、弾の当たり判定は非常に大きい。
- ちなみにこちらのマニューバーLv.2スライド撃ちも同じ連射力を持つ。
発射したとき聞いたこともないような音を聞けるだろう。
- 連射力もさることながらハイドラントなみに射程が長く、さらに弾速、塗り性能も凄まじい。
足をとられた時はそのまま蜂の巣にされること間違いなし。 - 近づくのは無謀。おとなしくカベ裏で呼吸しておこう。足場を塗り返すことも忘れずに。
- 高速で移動できるライドレールに逃げ込むとさらに安全だろう。
- ただ狙いが甘いせいか、たおされそうなときになると何故か狙いがそれていくことがある。
シャワー突撃
- 攻撃力:2000
- 凶悪な攻撃その2。
- 「プシュー!ポッポーーー!!」と汽笛を鳴らしてシャワーを発射、そのまま高速で突撃してくる。
- 第2段階以降でタコプターを倒すと使用。
- 攻撃力の高さは勿論のこと、上空から真下にインクシャワーが噴射されるためシャヘイ物をほとんどムシして攻撃が可能なのが厄介。
- さらに遠距離でも使うので、キョリをとったと油断したらひき潰されることもしばしば。
背後や見えないところからでもこの攻撃が飛んでくると対処は困難。 - 床だけでなくカベもごっそり塗りたくられる。地味にイヤらしい。
攻撃のためにもかわした後はの高台のカベを塗り返しておこう。 - (タイムアタックを狙う場合)上手く狙えばタコプターを1枚持っていける。ただし偏差撃ち必須。
たまに動かない時がある。やる気が無いのか?
ハイパープレッサー
- 攻撃力:120/1秒
- 最終形態で使用。タコツボビバノンのスペシャルウェポン。
- 射程無限、障害物無視、さらにタコ特有スーパーエイムの凶悪フルセット。サーモンランのタワーと同等かそれ以上の精密なねらいをつけて来るうえ、タワーの倍の攻撃力を誇る。
- カベを貫通するため、足を止めると即座にブチ抜かれる。ひたすら逃げに徹するべし。
- さほど狙いが速くないのが救い。止まらなければ当たる心配は少ない。
ただしキョリが遠ければ遠いほど、プレッサーに当たりやすくなってしまう。 - シャワー突撃、デバイドレーション・スピニング・ドライヤーなどで体力、足場を削られている時にこの攻撃が飛んできてフィニッシュされるのが何より怖い。常に足場は確保しておくべし。
- チャージャー以外ならライドレールに逃げるのが一番いい選択肢だ。
- Splatoon2のバージョン初期の性能のため、衝撃波は起こらないが、攻撃力がインクリングのものよりも高い。命中率だけは唯一の救いといえる…
最終形態の違い
- タコプターケロリンがバイソクになり、スライドで攻撃をかわすようになる。こちらが狙いを付けた際にスライドするため、攻撃を当てにくくなってしまう。
- さらにビバノンも攻撃の種類に加えて頻度が大幅に増し、容赦ない猛攻を仕掛けてくる。弱ったところを撃ち抜いてくるハイパープレッサーには要注意。
攻略方法
- タコ足部分は牽引パーツ(風呂用の栓)にふさがれているため、まず先にタコプターを片付ける必要がある。
- 攻撃をかわしつつ、高台を活用してねらっていこう。最初に挑む際にはチャージャーで戦う事になるため、レティクルの色が変わる立ち位置を見つけるといい。
- 近づくと遠ざかるように動く。あえてシャワー噴射をさせて動きを止めてから殴るのが吉。こうすると当てやすくなる。
- 最終フェーズではタコプターがバイソク化して戻ってくるため、スライドで攻撃をかわされ易くなる。狙いを付けてから、即座に撃ち落としていくことを心がけよう。ドラッグショットに自信がある場合は、是非活用しよう。
- なおタコ足が出た状態では、時間が経過しても引っ込まずそのまんま。
- タコプターはフルチャージでなくても撃ち落とせる。射程が短くなるため注意。一度に2体倒すことも可能。
- 動くタコプターは移動する少し先を狙えば当てやすい。
- Lv.1チャージャーでも頑張れば1分半以内に倒せる。
- (要検証)タイムアタックを狙う場合、以下の手順を踏むとよい。
- カーリングボムで中央高台正面ダッシュ板真下に移動
- ダッシュ板の下を半チャで塗る
- チャージせずにダッシュ板で跳び上がる(次の方法で先手を取れば相手は攻撃をキャンセルしてくる)、安全性重視ならばフルチャージ→ダッシュ板で跳び上がる→キープ解除→タコプター1匹たおす (ステージ14のタコスナイパーと同様の方法)
- 高台に着地し、半チャでさらにタコプターを1匹以上たおす
- シャワー攻撃をしてきた場合、その最中に1匹たおす
- カーリングボムや半チャでビバノンがいる高台のダッシュ板下に移動
- 後はii.以降の同様の手順でタコプターの残党をたおす
- 以上の手順を合計3回行う、ハイパープレッサーが飛んでこようと関係なし
攻略上の注意(チャージャー以外のブキにおいて)
- タコプターはかなり高い所にいるため、短射程のブキでは攻撃を当てることすら苦労する。ジャンプマット、ライドレールを優先的に活用していきたい。
- 演出の関係上、各段階の開幕に中央足場付近で攻撃をするのが確定している。
速攻で中央の足場へ登り、ジャンプマット上で大ジャンプし続けながら撃ちまくればタコプターを1体以上、
運がよければ2,3体倒してしまう事もできる。ジャンプマットは塗ることができないので足元は安全なうえ、
どの攻撃も飛び続ければほとんど命中する事はないので短射程ブキで挑む時は開幕のチャンスを逃さず攻撃しよう。スピナーの場合は縁でフルチャージしてからマットでジャンプしながら射撃するとよい。 - 開幕にジャンプマットで攻撃すると移動ルーチンの関係上、次はレールで狙える位置に行ってくれる場合が多い。
素早くレールを出して残りのタコプターを倒すことができれば長射程ブキ並のタイムで沈める事もできる。 - なお、開幕以外のタイミングでジャンプマット上で跳ねていると高確率でトビタコポッドを撃ってくる。
トビタコポッドは普通に当たるので、撃ち落とすか大人しく他の場所へ移動しよう。
- 演出の関係上、各段階の開幕に中央足場付近で攻撃をするのが確定している。
- コロガリウムは上に向きながら撃つことで上に飛ばすことができる。これでタコプターを倒せという事と思われるが、
実際には仰角の関係もあり、弾速も遅いため狙って倒すのはかなり難しい。足場の塗りを確保するのに使う程度でも良いだろう。 - 縛りプレイでない限り、スロッシャーは予め強化しておくこと。タコプターは未強化だと確2だが、強化すれば確1で倒せる。
- ブラシも確定数が3→2になり、振りが速くなるため、これも強化する価値が高い。
外観
- 上述にもあるように、金属板とライトがメカメカしい見た目である。大きなシャンプーハットには、アヒルのオモチャが乗っており、何よりのチャームポイント。彼のお気に入りだろうか?
- どれだけゆれてもアヒルちゃんはなぜか落ちない。インクショットを当てても特になにも起こらない。
- 目の部分は白と赤に光る。オクタリアンの大半は青の瞳に黄緑といったカラーリングだが、彼は明らかに異なるカラーデザイン。
- ビバノンの足パーツ。空中に浮くため不要な気はするが、オクタリアンには譲れないものがあったのだろう。
- なお、この足パーツの上部分はミサイルポッドとなっており、ミサイル攻撃ではそこが開く。
- ↑タコツボビバノンのチャージャーブキ。横から見てみると、なんとインクリングのブキ「スクイックリン」にかなり似ている。カラー的にはγか。
色合い的にカ○キラーっぽい見た目。
- ↑デバイドレーション・スピニング・ドライヤー。
- ↑オクタリアン謹製のハイパープレッサー。巨大な黒いタンクが目を引く。
- 大きな注意書きのステッカーが貼られているのが見える。まだ不完全な試作品ということだろうか?
- インクリングのハイパープレッサーと設計が異なる。巨大なタンクと発射ノズルが直結しているのである。
- ↑インクリングのハイパープレッサー。発射ノズルは背中のタンクからホースで繋がっている。
- おそらくタコツボビバノンの体に合わせて設計されたのだろう。なお彼はタンクを直接手で持ち、もう片方の手でノズルを持っている。にもかかわらずトリガー部分は指の太さギリッギリ。設計が緻密なのか雑なのか…
ステージについて
言うまでもなくオフロギッシュなステージ。他のボスステージと違い、5つの土台が並んでいる。チャージャー以外なら、ライドレールなどのオマケつき。
- ↑スタート地点。なんだか癒される。洗面器がなかなかいいアジ出している。
- ↑背景。温泉らしいお湯で満たされており、パイプとバスタブが無数に浮かんでいる。
- もちろん沈むと1ミス。
インクリングにとっては癒し効果や効能なんてあったもんじゃない
- もちろん沈むと1ミス。
- ↑足場に点在する蛇口。
- ↑足場に貼られているステッカー。温泉関連のメーカーのものだろうか?
- ↑パイプに描かれている模様。叩いてはいけないことを示している。
- ↑ステージの上には、巨大なマシンが作動しており、その上には淡い光が見えている。
- 実はオクタリアンのステージで唯一、外に繋がっているステージ。下から湯が噴き上げて来る点から、ここは天然温泉と推測できる。
TIPS
- タコツボビバノンの「ビバノン」は、ドリフターズの「いい湯だな」の歌の合いの手「ハァ~ビバノンノン」からとられている。元ネタがまさかのドリフターズからとは…任天堂、驚きのセンスである。
- ドリフの「いい湯だな」は、『8時だョ!全員集合』のエンディングで聴くことができる。他の番組の温泉コーナーなどでも流れているかもしれない。時代が時代なのでご存知ない方々もいらっしゃるだろう。
- イカすアートブック2にて、アヒルチャンはタコツボビバノンの恋人という裏設定が明かされた。戦略兵器と言えども、ココロを持っているという事実も判明。おそらくタコポッドも自立兵器ながら意思を持っているのだろうか。
- タコプターヘルメットが残り1体になると重さからか汗をかきまくってヒーコラいいまくる。どれだけ追いつめられようとも、最後まで諦めないオクタリアンたちのその姿勢には敬意を表したい…
- ちなみに機動性は一切鈍らない。どれだけ力持ちなんだ…
- シャンプーハットの上に乗ることが出来る。ビバノン自体がゆれるのですぐに落とされるが、短射程ブキなら攻撃のチャンスにもなるだろう。
- 他ボスに比べて察知能力がやたら高く、インクセンプクで潜んでいても目ざとくその地点に攻撃しまくる。
- ブキチ「センプクだけじゃ居場所がバレる!少し移動するでし!」
- このボスと直接関係がないが、ブキチがやたら饒舌に喋る。ビバノンの用いる色々な武装が彼を駆り立てたのだろうか。
- どことなく彼自身はブキチに似ているような気がする。このような様々なブキを用いる点もどこか似たものを感じさせてくれる。ただの偶然か、はたまた…
- 前作ではスクイックリンはオクタリアンの戦略タコツボ兵器から手に入る設計図をもとに作られたブキだった。
タコツボドラムとの関連性
前作Splatoonのステージ2のボスに「タコツボドラム」という戦略タコツボ兵器が存在した。
よく観察すると、実はこのタコツボビバノンといくつか共通点が存在する。
- ボディの大きさ(太さが似ており、全体的に丸い)
- まんまるの形に横長の瞳
- ボディ部分の見た目(金属の張り合わせが共通)
- 移動不可(ドラムは完全固定砲台、ビバノンはタコプターによってやっと移動)
- 小さな足(さらに靴でオシャレアピールする部分も共通)
- タコ足の出て来る場所(どちらも頭の上)
- あくまで推測の域だが、上記を見るにタコツボドラムが改良されてタコツボビバノンになったのかもしれない。しかし、公式や攻略本などではその点については一切語られていない。
- 前作のステージ1のボスは今作のステージ3で戦う事になるタコツボックスであり、タコツボックスの次に戦うボスという点も共通している。
- しかし後に「ボイラーから改良され生み出された」という経歴が新たに明らかになったため、この説は考えにくい。
タコツボドラムもボイラーっぽくはあるが
撮影テクニック
- タコツボビバノンは常に浮遊し動き回る上、察知能力が強いため常にコチラに向き続けるので側面の撮影が難しい。さらに、ステージのシャヘイ物が多く撮影も遮られ易い。
- そこで、シャヘイ物を利用してタコツボビバノンに接近する手法が有効となる。タコツボビバノンは、最後にコチラを見失った地点に攻撃を続けるロジックを持つ。なので攻撃を始めたら、即座に物陰に隠れてインクセンプクでゆっくり飛沫を立てずに移動する。うまくいくとタコツボビバノンは見失ったポイントから方向をしばらく変えないので、撮影がやりやすくなる。インクショットやボムを投げるとすぐバレるので、あらかじめ塗りまくるといい。
- ただしハイパープレッサーのみ、物陰のウラでも察知されるらしく、目ざとくねらいまくるのでこの方法は使えない。サーマル効果が向こうにもあるのだろうか。
- シャワー攻撃の際に回転するので、そこを狙うのも吉。ただしタイミングはややシビアである。
- アップデートにより、スイッチの新機能として録画が可能になった。撮影のタイミングを合わせ、その保存した動画から切り出す方法も可能。ただしこの場合、画質は若干落ちてしまう。