フェス/フェスマッチ指南

Last-modified: 2022-03-03 (木) 12:32:56

このページでは、フェス期間にレギュラーマッチガチマッチに代わって開催される「フェスマッチ」の対策を解説する。


お祭りを楽しもう!

ガチマッチがプレイできず、ミステリーゾーンの構成などによっては不満を抱えるイカもいるだろう。
また普段ガチマッチに専念している層がナワバリバトルを行うことになり、
レギュラーマッチとはプレイヤー層も少し異なってくる。
しかし、フェスはスプラトゥーンのお祭り。楽しまなければ損だ。
個人の勝利を目指すのもよし、コーディネートにこだわってこうけん度を稼ぐのもよし。
理不尽があっても「そういうもの」と広い心で受け止め、楽しむゆとりを持ちたい。

動き自体は基本的にレギュラーマッチと同じ

フェスマッチは「ナワバリバトル」のルールで行われるため、基本的な戦略はナワバリバトル指南のページを参考にしてほしい。

レギュラーマッチとの違いを戦略に反映させよう!

イカではレギュラーマッチとの違いによる戦略の違いについて解説する。
小さな内容ではあるが、知っているのと知らないのとでは大事な場面で大きな違いが出るかもしれないぞ。

フクを着替えられない

試合内容自体にかかわる、レギュラーマッチとの唯一の違いである。
フェス期間中はフクが「フェスT」で固定される。このため、

  1. フク専用ギアパワーを使えない(敵も使ってこない)
  2. 普段使っているフクのギアを装備できない

の2つの制約が発生する。

 

1.はそれ自体変えようがなく、ゲーム内容自体に直接影響する、レギュラーマッチとの唯一異なる点だ。
フク専用ギアパワーはイカの4種類である。

  • イカニンジャ
  • サーマルインク
  • 復活ペナルティアップ
  • リベンジ

これら4つを、敵味方ともに使うことができない条件下での試合となる。

 

中でもイカニンジャの有無は、使う側の全体的な立ち回りに比較的大きく影響する。
普段イカニンジャに依存した立ち回りをしている人には手痛い制約のため、注意されたし。
普段イカニンジャを装着しているイカは、できれば日頃から合間を縫って的確なセンプク、スティック半倒し移動などの技術を磨いておきたい。
フェス対策のみならず、イカニンジャ技術の向上にもつながるはずだ。

 

逆に、敵にもイカニンジャは登場しないということになる。
もちろん、クリアリングが重要なことに変わりはなく、受け手側にとっては「ニンジャのいないチームを相手にしている」だけなので、受ける影響は使い手ほど大きくない。
ただ、それでもたとえば敵のカーリングボムの軌道に敵が乗っているのかどうかなどの判断は多少やりやすくなるといえる。
ニンジャだけを想定したクリアリングに割くべき労力は、ほかに充てることを考えよう。

 

復活ペナルティアップについては、普段これに依存し後衛からひたすらキルをとる戦術をしている後衛ブキ使用者は、
それだけでは前線を上げにくくなり、試合全体の有利状況づくりに貢献しづらくなることに注意されたい。

 

サーマルインクとリベンジについても同様、普段それに頼っている人は代わりになる戦術を十分に磨いておこう。

 

2.の対策としては、絶対にはずせないギアは日頃からアタマかクツで用意しておくことが挙げられる。
そのせいでオシャレに制約が出るのは残念だが、個人での勝率向上を追求したいなら割り切らざるを得ない。
また、普段使いのフクに近い構成のギアを予めフェスTで作っておくことでも解決できる。
ただし同じ追加ギアパワーを複数積んだギアを作るにはそれなりの労力が要ること、
また追加ギアパワー2個単位での粗い調整しかできないことは頭に入れておこう。

 

メイン性能アップが40以上必要な擬似確ギアを普段利用している人も大きな影響を受ける。フェスTがまっさらな場合、アタマ・クツを全てメイン性能で埋めても38が上限で、99ダメージにすら到達しないブキも多い。フェスTにメイン性能ギアが必要数つくまでは、擬似確に頼らないギアや、別のブキを利用しよう。1つ付けば最大44で、(確定数 - 1)発で99.8ダメージ以上出せるブキは全て99.6ダメージ以上を出せる。そのためにはアタマ・クツ共にメイン性能19のものを用意しないといけないので、ハードルは高め。2つ付けばアタマ・クツ併せて2個別のサブギアがついてもOKだが、フェスTの厳選に時間がかかる。なお、99ダメージ以上でよいならば、許容される他のサブギア数が1つ増える。

 

マッチングが少し違う

レギュラーマッチは「8人集めてから、実力とブキを考慮して4vs4に振り分ける」という方式だが、
フェスマッチでは「自陣営で4人集めてチームを作った後、同じくらいの実力の敵陣営チームを割り当てる」方式となる。
つまり、レギュラーマッチでは必然的にブキの役割が大きく偏らないようになっているとは思えないときも多々あるが、
フェスマッチではその振り分けがレギュラーマッチほど厳密ではない可能性がある。
つまり、自チームと敵との間に射程や塗り能力の大きな偏りが生じる可能性があるということだ。
チーム間の差をマッチング時に素早く見抜き、戦略を考える必要性がレギュラーマッチ以上に高い。
敵の射程が長いなら接近する方法、塗り能力が低いならいかに敵を出し抜いて人数有利をつくるか…など。

 

ナワバリバトルで塗り能力が大幅に低いチームになってしまうと、正直その時点でかなり厳しい。
勝てるわけないだろうという構成になってしまう、いわゆる「編成事故」も時には経験するだろう。
しかし射程、キル性能、牽制など敵より優れるところが必ずあるはずなので、その強みをなんとかイカして勝利に繋げたいところだ。

 

なお、フェスマッチ(チャレンジ)では、フェスパワーをもとに対戦相手が決まる。
誤差もあるため一概には言えないが、「自チームと敵チームをチーム全体で比べると傾向が近い」ようになっているレギュラーマッチとは異なり、
「敵味方全員が、個人ごとに近い実力を持っている可能性が高い」といえる。
「明らかに格下と思われる相手を一方的に封じ込めて勝利する」ような戦法はまず通用しないため、注意されたし。

 

ミステリーゾーンが選ばれる

レギュラーマッチは2ステージだが、フェスマッチではそこへミステリーゾーンが加わり3ステージになる。
そのため、ステージ構成ごとに最適なブキやギアを選択するのはやや難しくなる。
また時間帯を問わず常にミステリーゾーンが入ってくるため、ミステリーゾーン対策は大切になる。
どのブキ、ギアが有利になるかよく考え対策しよう。
なお当然敵もそのようにしてくるため、その裏をかくような対策をとるのも有効だ。

 

しかしステージ候補が3つあるためステージの特性がバラバラとなりやすく、ステージが2択のレギュラーマッチに比べ、すべてのステージに対して最適な構成、というのはなかなか難しいのも現実だ。

こうけん度を考える場合、ブキやギアをそろえることも考えよう!

フェスマッチでは、チーム全体の「こうけん度」が陣営の勝敗に関わってくる。
時には、勝利よりもブキやギアの統一によるボーナスの方が効果的にポイントを稼げるだろう。
ここは現在検討中の部分でもあり、別項で詳しく解説されているため参照されたい。
ただし、ボーナスは勝利時しか発生しないため統一させるあまりブキ編成やギア構成がガタガタになって明らかに勝てないような編成になるのは本末転倒。自信がなければバラエティー編成+ヘアスタイル統一ぐらいにとどめて安定した勝率を狙う方が有用だろう。