シューター属

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概要

アサルトライフルのように両手で構える、スタンダードな水鉄砲を模したブキ種群。
本作で初めに使えるのはこのブキ種であり、スプラトゥーンシリーズにおけるブキの基本となる存在。
なお、ゲーム全般の世界では「シューティングゲーム」のジャンルを指す用語（英語shooter）でもある。
性質の違いによってさらに下位区分を設けることができるが、ゲームの内部では全てシューターとして管理されている*1。

シューター

[ZR]を押している間、インクショットをフルオートで撃ち続けるブキ。
ナワバリバトルのスタンダードと位置付けられているからか、射程の長短以外にも拡散の広さ・DPSの高さなどのパラメータ調整によるバリエーションが最も豊富。
基本の姿勢を守りつつ連射しながら動くだけでプレイヤー前方の地面を効率よく塗れるため、短・中射程シューターはローラーと並んで初心者でも扱いやすい。
同射程の他ブキ種と比較すると、突出した点は少ないが弱点も軽微で、バランスと汎用性に優れている。
そのためどのシューターを手に取ろうと、多くのシチュエーションに比較的柔軟に対応できるのが強み。
状況に応じて「攻め」「塗り」をうまく切り替え、味方に貢献しよう。

ブラスター

[ZR]を押している間爆発するインクショットをフルオート連射する、シューターの亜種。
ショットはブラスターごとに決められた一定距離を直進し、進み切ると爆発する。
このショットは味方をすり抜けるように飛び、射線を妨げられない便利な特性を持っている。
多くのブラスターはショット直進中に真下へ一直線に、爆発時には円形に、それぞれ塗り跡を残す。
途中で障害物や敵にショットが当たった場合、爆発は発生せず、爆発に比べてダメージと塗り範囲が大幅に下回る「着弾飛沫」が発生する。
連射速度は同射程のシューターに比べ遅く、射撃後にヒト移動以外の行動を阻害されるクールタイムも長めのため、自衛には工夫が必要となる。
一定距離を合わせる必要はあるが、爆風による範囲・回り込み攻撃ができるのが最大の特徴。密集する敵をまとめて攻撃したり、物陰や高台などの「射線が通らず他ブキ種だと攻撃しづらい位置」の敵を、爆心から回り込みをかけて一方的に攻撃したりできる。高台に居座る敵に対して下から奇襲するのはお家芸とも言える。
ただし、射程が長いブラスターほど、高台の「上から直下への」攻撃は苦手。弾が地面にぶつかって爆風を活かしにくいからだ。従って、自分が高台を支配するよりも、高台にいる敵を倒すor退かす使い方が良いだろう。
基本的に直撃＞爆風中心≧爆風外周＞着弾飛沫のようにダメージが減少する。
直撃時はどの距離でも爆風が発生し、固まっている周囲の敵にダメージを与えて一網打尽にすることもできる。
また、直撃をヒットさせるとパリンという直撃音がする。

リールガン

[ZR]を押した瞬間に3発だけインク弾をセミオート連射する、シューターの亜種。
いわゆる1トリガー3点バースト機構を備えた「手動」連射型シューター。
他のシューターと違い[ZR]押しっぱなしでは連射が継続されないため、連射時はブキごとにタイミングよく[ZR]を連打する必要がある。
また、射撃後にヒト移動以外の行動を阻害されるクールタイムが長めに発生する。ブラスターと同じく自衛には工夫が必要。
操作に癖がある分、塗りや瞬間DPSなどの基本スペックは高めの傾向がある。

ボトルガイザー

撃ち始めの1発目は強力な長射程弾が発射され、ZRボタンを押しっぱなしにすると2発目以降は塗り性能の高い中射程弾が連射されるという挙動を持つシューターの亜種。
2種類の弾の使い分けが重要。ZRボタンを連打すれば、連打力次第だがかなりの連射力で1発目だけを連射することもできるため、ZRボタン連打で長射程ブキとして戦い、押しっぱなしで短射程ブキとして戦う器用な戦い方もできる。