元ネタ一覧

Last-modified: 2024-04-21 (日) 09:23:59

ゲーム内に登場する様々なものの名前や形の元ネタと思われるもの。
あくまで推測なので実際に元ネタとなっているのかは不明。

前作からデザインが変わっていないものについては前作のwiki参照。

音楽についての元ネタ(曲名、アーティスト名)は「元ネタ一覧/音楽」を参照。


メインウェポン

シューター

ヒーローシューター レプリカ

前作から大幅に見た目が変更された。
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見た目のモデルはほぼ間違いなく『FN P-90』というベルギーのファブリック・ナショナル社が製造している実在の銃。見た目が突飛なことと、その特異な性能から、創作作品においては人気がある。一方、性能は非常に高いものの専用弾を使うせいでお金がかかるので普及はあまりしていない。ごく一部の特殊部隊に採用されている程度。

近年のアーマー技術の向上により、ピストルやサブマシンガンで使われる弾では威力不足によりアーマーを貫通できなくなることが懸念されたため、新弾丸と共に開発された。
(ライフルの弾は?と思ったイカはいるかもしれないが、アレは威力が高すぎて壁に浅い角度で入ると「跳弾」と呼ばれるものになりやすくかなり危ない)

対テロ部隊用に開発されており、「室内での撃ち合い」を想定して設計されている。そのため、ブルパップ方式の採用による全長の短縮による取り回しの向上と命中精度の両立や、人間工学に基づいた握りやすいデザイン、狭いスペースに大容量の弾丸を格納できる独特なマガジン、そして何よりは専用に設計された5.7ミリ弾。ライフル弾をそのままスケールダウンしたようなその弾丸は、小口径高初速で、硬い壁や防弾装備には高い貫徹能力を発揮しながら、人体などのソフトターゲットに進入した場合には回転して体内に留まり、貫通してしまった場合の人質などへの二次被害を防ぎながら、高いマンストッピングパワー(≒人が死ななくても行動不能になりやすいか、の度合い)を発揮する。

ちなみに、マガジン部分がプリンタのインクカートリッジになっている。

ボトルガイザー

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見ての通りスパークリングワインの瓶。
スポンと抜けたボトルの栓に当たると怪我をするレベルで危険。スパークリングワインの説明書きにも、開栓時に十分注意するよう書かれている。
一発目が強いブキ性能はこれに倣ったものであろう。
ガイザーとは間欠泉という意味で、炭酸飲料など振った後勢いよく中身が吹き出るあの光景が同じく地中から勢いよく水が吹き出す間欠泉と似ているということだろう。
名前だけは飲料水「クリスタルガイザー」の影響もあるかもしれない。
ガイザーの綴りは「geyser(=間欠泉)」だが、誤って「ゲイザー」と読まないように。これだと単眼のモンスターになってしまう

銃把はソムリエナイフがモチーフと思われる。

なおボトルガイザーの英名は「Squeezer」。「絞り器」、意訳で「ジューサー」に相当する。

マイナーチェンジの「フォイル」は薄い金属シート「箔(はく)」のこと。金なら金箔、アルミならアルミ箔である。
日本語で「箔をつける」といえば、金箔をつけるようにモノ本体へ何か付加価値をつけることのたとえである。
ヴァリアブルローラーフォイルと同メーカーのネーミングであり「箔をつけたボトルガイザー」という意味なのだろうか。
このブキは実際に、開封前のスパークリングワインの姿さながらに銃口付近が金属箔で飾られている。

クラッシュブラスター

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射出口付近は鉛筆削り器
銃弾はクレヨラのクレヨン。
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下の方はステープラーか一穴パンチ
全くの余談だが、「ステープラーの別名として知られる『ホチキス(ホッチキス)』という単語は商標登録されている」…と言われることもあるが、少なくとも2020年4月現在、文房具分野において「ホチキス・ホッチキス」は商標登録されていない。
余談だが、外国でホッチキスを使いたい時は必ずステープラと言おう。ホッチキスホッチキス言ってると赤っ恥描く羽目になる。気になったイカは調べてみよう。

ローラー

ヒーローローラー レプリカ

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カーボンローラーがベース。それでいて性能はスプラローラーと同一。見間違えがホッブラ兄弟と続いて多い。

ヴァリアブルローラー

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元ネタは万年筆か付けペン。
ヨコ振りとコロコロしている時はローラーの形状だが、待機状態や縦振りの時にはペンの部分が見える。

胴体の赤い部分はピンセル(学校などでよく使われる画鋲を取るためのアレ)、もしくはプリンタの廃インクを溜めるメンテナンスボックスを模しているものだと推測される。
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サイド部分だけが赤いのはデザイン段階でこの部分が赤いボディと盾のマークでおなじみのビクトリノックスの
十徳ナイフとして描かれていた名残が残ったものと思われる。

ちなみにヴァリアブルとは、「変化できる」という意味である。

マイナーチェンジの「ヴァリアブルローラーフォイル」はボトルガイザーフォイルよりも先に登場したが、実際にフォイル(箔)で飾られたボトルガイザーフォイルと異なり、本ブキは箔ではなくシールで飾り付けられている。
たとえとして「箔をつけたヴァリアブルローラー」という意味なのかもしれない。

チャージャー

リッター4K

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前作「リッター3K」をそのまま踏襲した命名。
「リッター○○キロ」という表現は自動車の燃費を表す表現であり、前作より1発辺りの燃費が向上しフルチャ4発撃てるようになったことを含んだ名前変更と思われる。
インクタンクの部分のモデルが前作リッター3Kのタンクローリーから鉄道のタンク車に変更されている。
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ノズルはガソリンスタンドの給油機のノズルがモデルと思われる。ちなみに黄色ノズルはハイオクガソリンを意味している。
前作のリッター3Kのノズルはディーゼル燃料(軽油)を意味する緑色だった(他にレギュラーガソリンの赤、灯油の青がある)。

ソイチューバー

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形は石油ポンプが元ネタ。
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名前の「ソイ」はドクター中松氏の実用新案「醤油ちゅるちゅる」から。(醤油=英語でソイソース)
名前については、音の響きが「ユーチューバー(youtuber)」を想起させるほか、
楽器の「チューバ」から来ている(形は同じく金管楽器のホルンのような形だが)のでは?との説もある。

なお、現在では氏がプラスチック製の石油ポンプを発明したと勘違いしている人やそれを事実として語る媒体も多いが、氏が登録した実用新案(≠特許)は「サイフォン」という登録名で、一升瓶に管を差し込んで上部のバネ仕掛けのボタンを押す事で醤油を移し替えられる道具、という物。
この発明に際して、氏も「一升瓶から移し替えるのに苦労している母の姿を見てポンプを改良した」と語っておりサイフォン式の液体ポンプ自体を氏が発明したというわけではなく、裏付ける特許記録はない(サイフォン式ポンプの特許登録は確認できる限りで1907年が最古)。
現在売られている石油ポンプと同形のものの特許を最初に取得したのは1950年代に製造販売を開始したエムケー精工で、現在は他メーカーからもチューブポンプ・ホースポンプという名称で製造販売されている。

ちなみにドクター中松氏本人もネーミングとして引用されている事は知っている模様で、自らTwitterでネタにしている

スロッシャー

ヒーロースロッシャー レプリカ

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ベースは前作のバケットスロッシャー。同じデザイン性はブキチセレクションにも見て取れる。

エクスプロッシャー

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「爆発」を意味する英語"explosion"「エクスプロージョン」+「スロッシャー」から。

射出口はスポットヒーターに見える。

本体は軍事用の燃料容器であるジェリカン
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しかしエクスプロッシャーの容器に描かれた「X」の模様はポリタンクのそれであり、ジェリカンの材質とポリタンクの模様を合わせたデザインと思われる。

ちなみに、イカタコ共に勝利時にインクの発射口を塞ぐように地面に設置し、上に座ったり手を置いたりしている。
火災や爆発の危険があるので、本物のスポットヒーターでやってはいけない。別にここでやる必要ないだろ、と言われるかもしれないが、良い子のゲームなので注意書きしておく。

オーバーフロッシャー

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名前の由来は、「溢れる」という意味の英語「オーバーフロー(overflow)」+「風呂」+「スロッシャー」と思われる。
略称が「オフロ」になる点も意識されている可能性がある。
海外ではバスタブに石鹸を入れ泡風呂へ入る習慣が一般的。
この溢れ出る泡がブキのモチーフになったと思われる。
オーバーフロッシャー」の文字を入れ替えると「オフロバッシャーーー!」と読むこともできる。

デザインは、サーモスタット付混合水栓と、手すり付ジェットバスが組み合わさったもの。
サーモスタット付混合水栓は、ツマミで温度調整が可能な浴室用水栓
手すり付ジェットバスは、TOTOの「スーパーエクセレントバス」のような、高級浴槽そのものである。

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スピナー

ヒーロースピナー レプリカ

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ベースは前作のバレルスピナー。同じデザイン性はブキチセレクションにも見て取れる。

クーゲルシュライバー

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Kugelschreiber:ドイツ語でボールペンの事。
Kugelが玉でschreiberが筆記具という意味なので、単語的には日本語のボールペンと構造は全く同じだがとにかく長くて呼びにくいので口語では縮めてKuliと呼ばれる場合が多い。このブキの独名も「Kuli-Splatling」(Splatlingは英・独語でスピナーという意味)となっている。

デザインは多色ボールペン。2色以上の色が使えるボールペンを最初に発売したのはドイツのヴァルドマン社だが、本体をねじる事で色を切り替えるツイスト式だった。
これにヒントを得てこのブキのような形状の3色ボールペンを1964年に発売したのが日本のゼブラ株式会社。
ただしこの頃はまだ透明ボディーではなく、中のインクの減り具合が見えるボールペンは同社が2年後に発売した1色ボールペンの「クリスタル S-4100」が最初。
本ブキのようなカラフルな部品+透明プラスチックのボールペンが実際に流通したのはそれより後と思われる。

ドイツHauser社のH6055という4色ボールペンの筐体に似ている。
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なお、本来なら色も4色のはずだが、インクは単色のため1つの色が4本入っている。
パイロットの「コレト」というボールペンは自分でインクを選んで付け替えできるため簡単に実現可能。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/coleto/

また、最初から3色とも同じ色のボールペンも存在する。
https://www.shop.carp.co.jp/shop/i81102.html

クリップについては、ドイツLAMY社のSafari/AL-starというボールペンのクリップにも似ているが、
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一方で、外科手術に使われる道具の一つである「ブルドッグ鉗子」という医療機器にも大変よく似ている。

ノーチラス47

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「ノーチラス」 nautilus は英語でオウムガイのこと。ギリシャ語の「水夫」という意味があったそう。
イカやタコと同じ軟体動物であり、古代から姿を変えず生きてきたとされる、いわゆる「生きた化石」。
足はイカよりはるかに多く45~47対ほどある。
ただし47という数字については後にマイナーチェンジである79の実装により銀の原子番号が由来であることが確定した。カラーバリエーションが銀と金という点は他のカンブリアームズ製のメインの法則に一致している

オウムガイは体内のガス室を使って潜水艦のように潜る深さを変えることができる性質があり、1800年にアメリカで同名の潜水艦が設計された。これをモデルに1870年にジュール・ベルヌが人気SF小説「海底二万里」にてこれまた同名の潜水艦を登場させたことをきっかけに、以降実在・創作を問わず多数の潜水艦に「ノーチラス」の名がつけられている。

公式に「様々な機能」と言及されている通り、多数の種類が組み合わさったような複雑で独特な造形をしている。
タンク部分は、柑橘絞り器と、アルコールランプの一種である「パイトーチ」を合わせたような独特な形をしており、全体でオウムガイを模している。 
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また、動力とゼンマイユニットの間の造形はポンポン蒸気船(水の入った管をロウソクなどで加熱することで進む船のオモチャ)の動力部のようである。
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有名な所では、崖の上のポニョで主人公が持っていたのがこれ。
加熱された水蒸気が排出され動力となるだけでなく、気圧の変化で水が再び管の中に入り、延々と動き続ける仕組み。
スプラトゥーンでのインクの再チャージを彷彿とされる。
また、この気圧の変化の際に金属容器が発する軽い音がチャージ中の音の由来なのではないかという意見もある。

タンクと砲身の間にはゼンマイ式ユニットが装着されている。
実際にゼンマイ駆動のガトリングガンのプラモデルが玩具メーカーのナカバヤシより発売されている

マニューバー

マニューバーとは - 航空軍事用語 Weblio辞書

スプラマニューバー

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射出口~トリガーは霧吹きのヘッドによく似ている。
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一方、本体はプロ野球の「バズーカタイム」(プレゼントをバズーカで発射して観客席に届けるイベント)で使われるバズーカに酷似している。
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これらの複合が形の由来と思われる。

スパッタリー

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名前は絵の具の飛沫を撒き散らして描く絵画技法の「スパッタリング」から。
スパッタリングに使われる歯ブラシが形の元ネタ。
歯ブラシに、塗料を吹き付ける機械である電動スプレーガンが組み合わさっている。
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糸部分は歯ブラシつながりでデンタルフロスが元か?
なお全体でアーチェリーの弓のような形となっており、スタビライザーのようなパーツがついている。

デュアルスイーパー

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前作ではジェットスイーパーの色を変え、ノズルを短くして2基にしたようなデザインだったが、今作では電動ドライバーにも近い形になった。
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ケルビン525

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業務用グルーガンがモチーフ。
グルーガンとは樹脂の塊を後部に差し込み、それを熱で溶かしトリガーを引くことで溶かした樹脂を塗りつけ接着剤として使用出来るようにするもの。
熱で溶かすことからホットグルーガンとも呼ばれる。
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ケルビンは熱力学温度(絶対温度)の単位のこと。我々が常用するセ氏温度に273を足した値におよそ相当する。
「525」という数字(525K ≒ 252℃)は業務用グルーガンの温度にしては少し高い。

また「525」はダメージ量52.5とも合致している。ちなみに.52ガロンも52.0ダメージ。

クアッドホッパーブラック

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「クアッド(quad)」は英語で「4」の意味、「ホップ(hop)」は「小さくジャンプする」という意味。
なので、4回跳ねる者→4回スライドできるブキというニュアンスだろう。ちなみに上記のデュアルスイーパーの方は一つのシューターが分かれているので、dualとなっている。

銃身部分のモデルは実在する小型拳銃レミントンデリンジャー
掌に収まるようなサイズで設計された護身用の拳銃で、アメリカのリンカーン大統領暗殺に使われた銃でもある。
映画や小説などでも比較的登場する機会の多い拳銃らしい。

 

銃以外の要素については、スポーツ関連のものが多く含まれている。
クアッドホッパーの製造メーカーである「アロメ」が、スタイリッシュなハイテクシューズを展開し、ドリンク分野へも参入しているスポーツ系ブランドであることに由来しているのだろう。

スライド機構の丸い部分はスポーツ靴のクッションに似ており、中でもナイキの「ショックス」というシリーズがほとんど同じデザインの機構を有している。
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銃口にはスポーツドリンクを入れるスクイズボトルのキャップのようなものがつけられている。

前面部の特徴的な輪っかはこのキャップを留めておくループにも見えるが、靴つながりではプルストラップと呼ばれる靴後部にあるヒモがモチーフにも見える。
引っ張りながらはくことで靴ベラがなくても靴の形を崩さず履くためにある。
このブキもメンテナンスなどする際はここを引っ張って銃身パーツとスライドパーツを切り離したりするのだろうか…?
あるいはスクイズボトルのようにフタが開いて弾を発射しているのだろうか…?
様々なパーツを組み合わせまとめあげた、動作原理の想像が膨らむ良いデザインである。

シェルター

シェルター(shelter)」とは「逃げられる場所」という意味。日本語では「防空壕」とも訳される。
その意味の通り核兵器から避難できる空間を「核シェルター」などと言ったりもするが、
軍事訓練などサバイバルの状況において洞穴やテントなどを利用して作られる、風雨をしのいで安全に野営できる場所のことでもある。
キャンピングシェルター(無印およびカーモ)を見る限り後者の方が元ネタとしてはしっくり来ると言える。

パラシェルター

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横に幅広い形状はツインアンブレラが元ネタ。
二人が並んで入れるよう傘が楕円形状になっている、主に介護用に使われている傘。
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派手なデザインはレーシングパラソルが元ネタか?

キャンピングシェルター

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簡単に設営できるワンタッチテント
まさに、サバイバル領域における「シェルター」設営用の道具である。
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銃部分はトレッキングポール(登山用ステッキ)になっている。
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ブキチセレクション版の「カーモ(camo)」は英語で「迷彩柄」のこと。
そもそもはフランス語の「カモフラージュ(camouflage)」に由来している。
迷彩柄でツタをまとっており、無印以上にサバイバル色の強い「シェルター」の原点そのものと言えるブキである。

スパイガジェット

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スパイ映画「キングスマン」に登場する特殊弾を撃ち出す傘型の武器から。
また、このブキが実装された時期は「キングスマン」の続編「キングスマン: ゴールデン・サークル」の公開1週間前であった。
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公式Twitterの使用イメージ画像も明らかにそれを意識した物となっている。

似た形状の水鉄砲もある。 https://www.amazon.co.jp/dp/B00862QPFI/

実際に傘に偽装した銃が使われた例がある。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%95

 

 

サブウェポン

カーリングボム

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そのままウィンタースポーツ「カーリング」のストーン
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ロボット掃除機っぽいようなそうでもないような。

などと言っていたらプライズ商品としてカーリングボムを模したクリーナー(掃除機ではなく床拭き)が本当に登場した。
https://www.taito.co.jp/gc/item/0470354810
ただ道は綺麗になるだけで、インクの道はできないので、ゲームのようなマネはできない。かといって床を汚されてもただ迷惑なだけだが。

ロボットボム

ロボットボム
深海探査艇しんかい6500に似ていると実装当初から言われていた。
しんかい6500

後に公式Twitterアカウントにて実際にモデルにしていたことが明言された。

しんかい6500はロボットボム以外にもいくつかの場所でモデルが使われている。
デボン海洋博物館ガチエリアガチヤグラでガラス天井の上に飾られているほか、
オクト・エキスパンションのステージ入り口部分で外を見ると沈んでいる鯨骨の周りを
動き回りながら調査しているしんかい6500のような探査船の姿を見られる。
後者は鯨骨生物群集(鯨の死骸を中心に形成される生態系を持った生物たち)の調査をしている模様。

タンサンボム

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通常状態では、自転車のボトルケージらしきものに入った炭酸飲料の缶を思わせる。
プルトップから謎のパーツと輪っかが繋がっているが、これの元ネタは手榴弾の安全レバーと安全ピン。
振って缶が膨らむと手榴弾に近い見た目になる。

トーピード

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先端は調味料ボトル
変形後の本体は醤油鯛(魚型のタレ瓶)
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スペシャルウェポン

マルチミサイル

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着想はコーラなどのペットボトルロケットと思われる。キャラの周りに表示される被ロックオン表示もボトル型。
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発射前のミサイル格納容器の形状は、医療用の検査試薬入り容器である(画像は積水の商品紹介ページより)。
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ランチャーの箱部分はビール瓶ケースの形。
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その一方で、全体的な造形や肩に担ぐ箱型の連装式ランチャーというレイアウトはM202ロケットランチャーからの引用かもしれない。
『コマンドー』や『バイオハザード』で非常に有名。
説明書を読んだのよ!
手元の5つ目の箱の用途は不明。発射機と同じデザインでさらに余計に撃てそうだが、ミサイル誘導のための機構を入れるために使われているのだろうか?
手元含めて箱が5つある事からも分かるように、最大で5対象ロックが可能。試し撃ちやヒーローモードで確認する事ができる。
ただし、ガチホコバトルを除くバトルではロック対象が4つ以上に増える事は無いのであまり意味は無い。

ハイパープレッサー

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消防署で使われている、ドアや障害物の切断に使われるウォーターカッター
火災現場においてはドアの向こうの部屋に可燃性ガスが充満していて、エンジンカッター等での切断は火花で引火する可能性があるが、これは超高圧の水流と特殊な砂で火花を散らせずに物を切断することができる画期的な工具。
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ジェットパック

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実在するジェットパックから。
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元々は『007』『ロケッティア』等で描かれた空想上の道具だったが、宇宙開発や軍事利用に際して1950年代ごろから盛んに研究されるようになった。
実際にはタンクの過酸化水素から発生する水蒸気を噴射しての飛行になるため、姿勢制御が非常に難しい事や使用者が被弾した時の危険性、数十秒程度しか飛行できない事などから地上での軍事用途では放棄され、ショーやレジャー用の道具という方向に進んでいった。

イカの使うジェットパックがインクを噴射しながら飛んでいるのはホースで水面から組み上げた水を勢いよく噴射する事で浮き上がるレジャー用のジェットパック(フライボード)が元ネタ。

スーパーチャクチ

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いわゆる「三点着地」が元ネタ。

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映画「デッドプール」では「スーパーヒーロー着地」と言われたポーズで着地を決めるスペシャル

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タワーレコード渋谷店で開催されたSplatoon展でのコメント曰く、開発関係者のヒーロー像が集まって出来上がったスペシャルらしい。

インクアーマー

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これと言った元ネタは無く、元々「攻撃を少しだけ防ぐ」というスペシャル案があり、そこに「インクを纏わせる」というビジュアルを合わせた形。
ちなみにインクを纏わせただけだと地面のインクにまぎれて非常に見づらかったために、目立たせる表現を色々加えて今の状態になったという。

ボムピッチャー

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任天堂の玩具である「ウルトラマシン」が元ネタ。
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紹介ツイートの画像でもメーカーは「Nintendo」となっている

なお、セガが後発で「ロボピッチャ」という玩具を発売しており、名前もこちらが近いものの、次弾の装填用レールが真上に向いているためデザインに関してはウルトラマシンで間違いないと思われる。
https://twitter.com/SEGA_OFFICIAL/status/732025800581505024

アメフラシ

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「雨を降らせる」と海洋生物の「アメフラシ」をかけたもの。
というかアメフラシの名前の由来が色のついた液体を放出する姿から。

 

スペシャルウェポンアメフラシ本体も、良く見るとヒダがあったりずんぐりしていたり触角の位置にノズルのようなものが4つ付いていたりと、海洋生物のアメフラシのようなデザインをしている。
アメフラシは自分の身を守るために、赤色や紫色の不味い(味?臭い?)液体を吐いて、害敵を引かせる煙幕にしている。
スペシャルウェポンアメフラシは文字通り降雨(雨ふらし)風のエフェクトになるが、スリップダメージが発生する効果範囲からは相手チームのイカも逃げざるを得ない。その点ではある程度ネタとしても共通していると言える。
色の付いた煙を出しながら打ち上がっていく様子は、信号弾のようである。

 

パッケージはゴキジェットプロ(緑版)に似ている。

 

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イカスフィア

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本体の見た目はビーチボール。
挙動はセガのゲーム「モンキーボール」シリーズが元と思われる。
猿の入ったボールを転がすアクションゲーム。
2019年には新作が発売された。
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元はアーケードゲームだが、ゲームキューブではローンチタイトルを含む複数の作品が提供されており、任天堂と関係の深い作品。
中のサルの前傾姿勢など、本作のイカスフィアと挙動がよく似ている。

ゾーブ (Zorb)、ハムスターボール、ウォーターボールとの説もある。

バブルランチャー

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わっかに石鹸で膜を張って空気抵抗でシャボン玉にする「ポイ」。金魚すくいでも知られている。
それにホッケーやテニスラケットの意匠をミックスしたデザイン。
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ナイスダマ

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ドラゴンボールの元気玉をイメージしていると思われる。
「オラにナイスを送ってくれェ!!!」的な。

ウルトラハンコ

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ピコピコハンマー、足踏みポンプ、ポリタンク。
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ハンマーを振り下ろしながら歩くモーションはドンキーコング。任天堂つながりである。

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※ハンマーの使用シーンは2:07あたりから。

 

 

ステージ

バッテラストリート

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「バッテラ」とは、関西のサバの押し寿司のこと。
ステージ中央にある石橋はバッテラを思わせるアーチ状になっている。
名前の由来は福井県小浜市と京都府京都市を結ぶ「鯖街道」をもじったものであろう。鉄道や自動車がなく冷凍技術も発達していない時代、若狭湾で獲れたサバは塩サバに加工されたのち、この鯖街道を通じて京都まで運ばれたという。
また、このステージのスタート地点裏にあるシートには琵琶湖をかたどったロゴが描かれている。これは、複数ある鯖街道のルートの多くが滋賀県を経由するということにちなんでいるのであろう。

フジツボスポーツクラブ

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海辺でおなじみのフジツボ。実はれっきとした甲殻類、エビカニのお仲間。
あんな岩みたいなののどこがエビやカニの仲間なんだと思うかもしれないが、実は幼体の頃は甲殻類の姿をしていて自由に動き回れるのだ。成長したアレも中身を引っ張り出して調理すれば美味なスープの出汁が得られるが、棲息地域が地域なため水質の影響を受けやすく、あまり食用にはしたくないそうな。
ボルダリングのホールドがどことなくフジツボに見える。
名前は「フジスポーツクラブ」に由来するとの説がある。

ガンガゼ野外音楽堂

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名前は宮ヶ瀬野外音楽堂か?

「ガンガゼ」とは、鋭く細長いトゲを持つバイオレンスな見た目のウニの仲間で、漢字では「岩隠子」すなわち岩(ロック)のウニという意味である。
そのトゲは容易に人の皮膚に突き刺さり、トゲの表面には「かえし」が付いていて簡単には抜けず、無理に抜こうとすると容易く折れて皮膚に残ってしまう。おまけにトゲは有毒の危険なウニ。
大発生した場合は叩き割られて駆除される事もある厄介者の一方で、イシダイを初めとする磯の超高級魚の好物でもあり専用の釣り餌として利用されていたり、身そのものには毒は無く食べると美味しいのだとか。

ガンガゼロックフェスのロゴはフジロックフェスのにちょっと似ている。

コンブトラック

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コンブとは、もちろん海藻の昆布のことで、トラックとは室内自転車競技の競技場を指している。ニュースでも言及している通り決して大型自動車の一種ではない。

通常自転車競技のトラックは傾斜の付いたカーブ(バンク)を擁する楕円形状であるが(要するに競輪場のような形)、コンブトラックは海中でうねる昆布のような室内トラックというイメージなのだろうか。

おそらく元ネタは『パンプトラック』。パンプトラックとは起伏の大きな自転車用のコースを指す。実際に画像を検索して見れば分かる通り、起伏やカーブなどステージと似た特徴的な形が随所に見られる。

ちなみに英語名では「Humpback pump track」となっており「パンプトラック」の名がそのまま含まれている。
humpbackとは本来、背骨が極端に曲がっている様子を指すが、humpbackで検索するとほぼザトウクジラの画像が出てくる。このことから英語圏で日常的にこの言葉を使う場合は主にザトウクジラ(Humpback Whale)を指すものと思われる。要するに、ステージの起伏の様子と海棲生物の名前を掛けたネーミングになっているのだろう。

海女美術大学

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名前

名前は多摩美術大学が元か。同校はSplatoonのアートディレクター井上精太氏の出身校である。
そして「5美術大学」と呼ばれる私立芸術系大学の権威である。

ハイカラニュースのステージ紹介では「ウチらの衣裳のデザイナー、ここ出身らしいぞ」という発言もある。
多摩美術大学は三宅一生氏など著名衣装デザイナーを輩出しており、生産デザイン学科テキスタイル専攻で被服デザインの勉強が可能。

ハイカラニュースでのテンタクルズのステージ紹介では「アマダイ」という略称が発言されている。
ステージの名称は海洋生物またはその加工品が多いことから、実は海女だけでなくアマダイ(甘鯛、尼鯛)にもかけてるのかもしれない。なおアマダイは刺身や蒸し物などで美味。
ちなみに多摩美術大学の略称は「タマビ」。

デザイン

元ネタの可能性があるものとして、芸術に関わる国内の様々な場所が指摘されている。

  • 全体の意匠は、筑波大学の中心にある「石の広場」によく似ているとの説がある。
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  • ステージの随所に設置された案内標識も、筑波大学の案内標識に酷似している。
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    筑波大学は国立大学で数少ない、芸術学部を有する総合大学。デザインチームの中に出身者がいるのだろうか。

チョウザメ造船

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チョウザメとは三大珍味の一つであるキャビアの取れる魚のことである。
一方、海運業で「キャリア」と言えば「貨物船」を意味する。そして「造船所」は「貨物船の親」と言える。これになぞらえて「"キャビア"の親」は「チョウザメ」ということで「チョウザメ造船」とネーミングされたのではないだろうか。
ちなみにチョウザメは軟骨魚類であるサメの仲間ではなく硬骨魚類で、なおかつその中でも古代からの姿を維持している魚である。
「蝶鮫造船」の漢字に似たデザインのロゴがリスポン付近にあしらわれている。

ステージ中央にぶらさがっている物体はキャビアの缶に似ている

エンガワ河川敷

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寿司ネタで定番のエンガワ。
ヒラメやカレイのヒレ付近からとれる希少な筋肉で、コリコリした独特の食感と魚油の濃厚な味わいをあわせ持つ。
ちなみにそのエンガワの由来は日本家屋の縁側(庭に面した通路)からきている。
ステージ名はおそらく「エン川」という川の河川敷、ということなのだろう。
地形としてはロサンゼルス川が元ネタか?

他に多摩川、江戸川、淀川、鴨川などの説がある。
橋の形状は多摩川の丸子橋に近いが、丸子橋は東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線が通る道路橋であり、鉄道橋ではない。
鉄橋を走る貨物列車のモデルは、機関車がJR貨物のEF500形電気機関車の塗装とDD54形ディーゼル機関車の形状を組み合わせたものに、コンテナ貨車がコキ100系などのコンテナ車を二軸貨車相当に短縮したものに近い。

カレイやヒラメのエンガワは左右対称に縦長に分布しており、本ステージの陣地の分布はまさにエンガワである。
主戦場となるダンボールの置かれた橋脚下は、昔ながらの決闘の場である。

ザトウマーケット

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ザトウとはマーケット内にもあるシンボルから推測するにザトウクジラのことだろう。
なお、ザトウクジラのザトウ(座頭)とは、江戸時代における盲人の階級の一つ。
海外ではMako martというステージ名となっている。
あちらはマッコウクジラということだろうか?
mako sharkがアオザメらしいのでそれに掛けたネーミングかもしれない。
因みにハイカラニュースでの会話によると、ザトウクジラ自体は既に古代の生物となってしまっている模様。

あるいは、盲目の侠客が主人公の時代劇、『座頭市』を意識したネーミングともとれる。
「ザトウ(前述の「座頭」)」「マーケット(主人公のお市→市場)」というシャレである

ステージの地形は明らかにウォルマートやコストコのような倉庫型の大型ショッピングセンターを意識している。

デボン海洋博物館

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壁の模様やガラス張りの天井、天井に吊り下げられたクジラの模型(ただし本家は生きた姿)から、全体の意匠はニューヨークにあるアメリカ自然史博物館がモデルになっていると思われる。
一方、「天井から吊られたクジラの骨格標本」としては茨城県の水族館・アクアワールド大洗のものが全国的に有名。
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(画像は上記サイト内 https://www.aquaworld-oarai.com/floor/zone-g より)

「デボン」は魚類が繁栄したことから魚の時代とも言われるデボン紀から。

アジフライスタジアム

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鯵(アジ)フライと東京都調布市に実在する「味の素スタジアム」を掛けたネーミングだろう。
ちなみにアジフライスタジアムはバスケットコートだが、味の素スタジアムはサッカー場である。

スメーシーワールド

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福岡県北九州市に存在した遊園地「スペースワールド」、もしくは神奈川県横浜市に存在する遊園地「コスモワールド」か。
名前だけは水族館「鴨川シーワールド」もかかってるかもしれない。
「スメーシー」はそのまま「酢飯」である。
英語名である「Wahoo World」は、鰆の一種であるwahooと、ヤッホー!という歓声のWahoo!と、「和風」をかけたトリプルミーニング。

ホテルニューオートロ

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実在するホテルチェーン「ホテルニューオータニ」からか。
オートロはもちろん、言わずと知れた寿司ネタの帝王「大トロ」である。

ムツゴ楼

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ムツゴロウとは干潟に生息する目玉の飛び出た魚のこと。このステージでも、通常の神社では狛犬に当たる位置に二体のムツゴロウの像がある。
実在のモデルとしては清水寺か?追加された時点で工事中だった。奥のイカとタコの阿吽像もそれらしきものがある。

ミステリーゾーンフェス

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テレビドラマ「The Twilight Zone」(邦題:ミステリーゾーン)が元ネタ。
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ミステリーゾーンの名前は下記の通りで、大半が80~90年代を中心とした少女漫画の作品名が由来とみられる。
しかし該当作品が発見されていないステージ名も一部あり、そこには語感の近い有名な語を記載し「?」をつけている。

ステージ名元ネタ
1追憶のスライド橋本多佳子の漫画『追憶の首飾り』、もしくは長崎さゆりの漫画『追憶の花火』
2ハンサムなスポンジ吉住渉の漫画『ハンサムな彼女』
3ウィンドミル・キス矢沢あいの漫画『Paradise Kiss(パラダイス・キス)』
4約束の丘で会いましょう坂井恵理の漫画『鏡の前で会いましょう』
5バーの一族萩尾望都の漫画『ポーの一族』
6トランスペアレント・ボーイ吉住渉の漫画『ママレード・ボーイ』
7ヒメちゃんのキャノン水沢めぐみの漫画『姫ちゃんのリボン』
8トジトジさくらももこの漫画『コジコジ』
9イタズラなヒキヨセ多田かおるの漫画『イタズラなKiss』
10あしたはデンデン山本崇一朗の漫画『あしたは土曜日』?または浅野いにおの漫画『おやすみプンプン』?
11(第2回のリバイバル)
12(第3回のリバイバル)
13天秤ラヴァーズ村崎翠の漫画『未成年ラヴァーズ』
14たこあし注意報!猫部ねこの漫画『きんぎょ注意報!』
15ヌリとスイッチの吐息つづき萌重の漫画『真夏の濡れた吐息』
16ジャンプマットの詩竹宮惠子の漫画『風と木の詩』
17キミのハートにライド・オン!椹野道流の漫画『きみのハートに刻印を』またはゴー☆ジャスのセリフ『君のハートにレボリューション!!』?
18カンケツセンのばら池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』
19恋はダッシュ×3水無月真の漫画『KISS MEダーリン!!×3』または愛内里菜の曲『恋はスリル、ショック、サスペンス』?
20ドーザームーン武内直子の漫画『美少女戦士セーラームーン』
21クイックバスケット高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』
22ヌリヌリトゥナイト池野恋の漫画『ときめきトゥナイト』
23ビッグ=パネルが止まらない若松美樹の漫画『ラブシーンが止まらない』または赤松健の漫画『A・Iが止まらない!』?
24思い出コロガリウム持田あきの漫画『おもいで金平糖』または岡本螢・刀根夕子の漫画『おもひでぽろぽろ』
25ピロピロなんかじゃない矢沢あいの漫画『天使なんかじゃない』
 

 

サーモンラン

サーモンラン」とは産卵を控えた鮭の遡上のこと。各ステージは鮭のふるさとなのか…?
鮭の卵であるイクラを集めるということで「サーモン卵」も掛けているのかも。

サーモンランの設定全般が、明らかにブラックバイトを風刺したものである。
自己啓発をやたらと強調した綺麗な理念、声しか聞こえてこない責任者、落書きだらけのざっくりした内容のマニュアルを各自読んでおけといわれ、一回のチュートリアルで「もうできるだろう」と実践へ突入し、簡単なお仕事といいつつ命を賭けた戦場へ送り込まれ、仕事終わりには「もう少し頑張ってくれても」という声がどこからともなく聞こえてくる。
更に報酬受取所の位置やデザインは明らかにパチンコ屋の景品交換所(三店方式で検索)を意識しており、これまたいわゆる「黒い任天堂」感が満載だ。
ただし賃金(報酬)は相応に出るので一概にブラックと言い切れないのが非常に厭らしい。
テーマ曲の「カガヤクンデス・マーチ」は過酷な労働環境による健康影響を表す「デスマーチ」とかかっている。また、見方によっては輝く=Shine、デス=Death、つまり「社員デスマーチ」や「死ね死ね行進曲」との解釈*1もできてしまう。

クマサン

北海道の民芸品の木彫りの熊が由来。
作中の喋るクマサンもまさにこの形をしているが、これが本体かは不明。
背中にラジオのロッドアンテナがついており、本体が別のところにいて、無線で通信しているように思える。

ザコシャケ

「雑魚」には商品価値の低い魚、特に小魚の総称の意味がある。
そこから転じて、魚だけでなく人などに対しても価値の低いさまを指して「雑魚」「ザコ」と言うようになった。
ちょうど「大物」の対義語である。
ゲームの雑魚敵なんかにも「(経験値的に)価値が低い敵」「(小魚のように)弱っちい敵」と後者の意味で「雑魚」が使われている。
もちろん蔑称なので人に向かっては言わないように。

ドスコイ

相撲甚句における掛け声「どすこい」と「鯉」を掛けたダジャレ。シャケなのに鯉とはこれイカに。あくまでシャケである。
シャケ図鑑で「ドスコイ同士が集まり稽古をつける部屋がある」と記載されているのは、相撲からの連想だろう。

オオモノシャケ

言わずもがな、釣りの世界でお目当てとする、釣る価値の高い、サイズの大きい魚を「大物」という。
ちょうど反対が「雑魚」である。
キンシャケ以外のオオモノシャケの造形は基本的にアウトドア用品がモチーフになっている。

カタパッド

両脇についている箱は、キャンプや庭・ベランダなどで汎用されるストッカー
飛んでくるミサイルは、こちらの使うマルチミサイルと同様にペットボトルロケット。
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名前の由来でもある肩パッドは、肩の形を整えて肩幅を大きく見せるためのもので、バブル期のファッションに広く取り入れられたことで有名。
アメフトで着用される防具も同じく肩パッドと呼ばれる。

カタパッドの場合、これに「投石機」という意味の「カタパルト」も掛かっていると思われる。

コウモリ

洋傘の別名、コウモリ傘。和傘に対して、広げた傘の形状がコウモリに似ていることからこの名がついた。
言うまでもなく、傘は雨を凌ぐことができるアウトドアの必需品。

発射された弾の挙動は、遭難時などに使われる信号弾がモチーフと思われる。

 

雨を防ぐはずの傘が「アメフラシ」を撃ってくる矛盾である。

『ドラえもん』のひみつ道具に「さすとあめがふるかさ」というものが存在する。
普通の傘は開いた場所の下を濡らさないためのものだが、「さすとあめがふるかさ」は開いた場所の下をビショビショにしてしまう
若干似ている気がしないでもない。ただの偶然かも。
使いどころがない道具として有名だが、のび太は無人島での飲み水の確保に用いたことがある。

タワー

アウトドア用ガスコンロにたくさんの鍋やアルミ缶が積み重なっている。

テッパン

バーベキュー用のフタ付鉄板
因みに、前面はタテタコトルーパーの盾と同じ形である。
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半壊したときに鳴るラッパの音はいわゆる「3連ホーン」。

ヘビ

背骨の部分が灯油タンクになっており、そこからインクを噴出している。

モグラ

動きは、頭に着けた餌のような突起で餌の魚をおびき寄せて捕食するチョウチンアンコウという魚のオマージュと思われる。
モグラは突起の部分がウキのついた釣り針になっていて、自分で自分を釣るような格好になっている。
体には飯盒その他のキャンプ用品を身につけている。

ハコビヤ

母艦は漁などで獲った魚を入れておくコンテナ。
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シャケコプター

ドラえもんのひみつ道具のタケコプター。
シャケコプターが次々と運んでくる箱は、魚釣りで釣った魚を氷冷するためのトロ箱とも呼ばれるクーラーボックス。

グリル

Weber社のOutdoor Gourmet 18 in Round Charcoal Grillというアウトドア用グリル
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グリル(grill)」とは英語の意味通り金属製の網、およびそれで焼かれた網焼き料理のことを指す言葉であり、
元ネタは間違いなく「グリル」なのだが、サーモンランのそれは中身が明らかに煮込み料理であり、謎である。
中を見ると、シャケと一緒にトマトやキュウリらしきものが回っている。なんだかよくわからないモノも。闇鍋か?

キンシャケ

シャケ図鑑にある「1万匹に1匹の割合で生まれる」という説明から、1万匹に1匹くらいの割合で獲れる鮭児が元ネタ。
一般的な鮭に比べて鮭児の鱗は簡単に剥がれるらしく、キンシャケ探しにおいて「攻撃されるとキンシャケのウロコが剥がれる」のはこれを意識していると思われる。

浮き輪についているアンテナ

浮き輪についているアンテナは「ケミホタル」という夜釣りや深海釣りに使う棒状の発光体が元ネタ。
ケミホタルはウキやエサ等の視認性を高めるために幅広く用いられる。

そしてサケ釣りにも用いられることがあり、その餌にはイカが使われるという。
一方イカ釣りの疑似針であるエギにもセットされることがある。

服装

胴付長靴という水中作業用の服装。現代では長靴とのつなぎ目部分を熱溶着し完全防水仕様とするのが一般的で、股上程度まで水に浸かっても問題なく作業ができる。
つまり段差などで足から引きずられるような挙動を見せる水没は足を滑らせて胸の上まで水に浸かってしまったためということなのだろうが、なんか釈然としないものがある……

クマサン印のチャージャー

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(竹水鉄砲 +) 自転車の空気入れ。
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サーモンランのステージ

シェケナダム

単純に「シャケなダム」のシャレともとれるが「シャケ」と「shake(シェイク=振る)」とし、「シェケナ(shake it up=急げ)」や「シェケナベイベー(shake it up baby=踊ろうよ)」とひっかけたシャレなのだろう。

難破船ドン・ブラコ

大きな物が水面を上下しながら流れてくる様子を表す「どんぶらこ」+首領(ドン)。
ほかのステージ名は全てサケ関連の言葉とかかっている。本ステージはかかっているとすれば「ドブ漬け」か「バラコ」あたりかもしれないが、若干無理がある。
題材がサーモンランすなわち川の遡上であること、日本人が「どんぶらこ」といえば桃太郎の桃のように川の下流へ流されるイメージであること、このステージが難破船であることなどを考えると、遡上後に力尽きた鮭が下流へと流される様子の隠喩なのかもしれない。

海上集落シャケト場

北海道・東北地方のおつまみの「鮭とば」から。
なお、「ト場」に「屠場(とじょう)」「賭場(とば)」と漢字を当てることができるが、意図されたものかどうかは不明。
ネーミングはNHK教育(現在のEテレ)で過去に放送されていた番組「真剣10代しゃべり場」を意識してのものか。
ちなみにコロコロのファンブックではシャケト場の「場」に「じょう」と誤ってルビが振られている。
ちなみに「ト場」に家畜を食肉に加工していく「屠場」(とじょう)と漢字を当てると、なんともおどろおどろしくもぴったり?な雰囲気になる。(「屠場」は「屠畜場」の略語)

トキシラズいぶし工房

鮭は産卵のために海を離れて生まれ故郷の川に帰る「遡河回遊魚」で、通常であれば秋から初冬にかけて漁獲された個体が「秋鮭」として我々の元に届けられる。
だが、その中には春から夏にかけて遡上を開始する早とちりな鮭がおり、こいつらを「トキシラズ」と呼んでいる。
トキシラズは秋鮭と違い、卵や白子を抱えていないため、秋鮭よりも身に脂が乗っている。
従来は知名度が低く、他の魚に混じって漁獲されたものが市場に出回るだけの「知る人ぞ知る食材」だったが、近年その知名度が上がり、トキシラズ専用の定置網漁が行われる高級食材となった。
ちなみに、トキシラズは漢字で「時鮭」と書く。

ステージ周囲でグルグル回っているインパクトのある物体は漁港で見かけるイカ干し機である。

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前作Splatoonで行われた佐賀県コラボイベント「Sagakeen」ではクリスマスツリーをイカ干し機に見立て、外周にイカを結びつけツリーをグルグルさせるという非常にシュールな「イカすクリスマスツリー」というものがあった。
イカからしてみては、この世のものとは思えないくらいの拷問だろう。

朽ちた箱舟 ポラリス

「箱舟」(方舟・箱船とも表記する)とは直方体形の船のこと。
旧約聖書の「ノアの方舟」の物語になぞらえ、居住不能となった母星からの脱出・新天地の開拓を目的とした宇宙船の類を「箱舟」と呼ぶことも多い。ステージの外側にスペースシャトルらしきものが沈んでいるが、関連性はあるのだろうか…

ステージ自体のデザインとしては、カゴ周りの金属板はどことなく深宇宙探査機のメインエンジン周辺を思わせるもの。広場四隅のちいさな物体は宇宙機の姿勢制御装置(ただしノズルの方向が足らない)、壁の塗れない部分にかかった金色のシートは宇宙用の熱遮断シート……と、明らかに宇宙技術がモチーフとして散見される。
塗れる部分の白いタイルも、宇宙空間で太陽から受ける熱を最小限にするためのもので、他ステージのコンクリート製のものとデザインが違う。
実はステージの下部にロケットのノズル?が埋まっていることからステージ自体が墜落した、又は建設中だった何かの可能性がある

干潮時地形は円状になっているが、その縁部分にも同様に円状のくぼみが多数みられ、まるでクレーターのようにも見える。円状の干潮地形そのものが同様の衝突孔である可能性もあるかもしれない……

「ポラリス」とはこぐま座α星*2の名前。2018年時点では「天の北極*3」に最も近い星、「北極星」を兼ねている。
「時点では」と表現したのは、数千年たつと地球の歳差運動*4などが原因で天の北極がずれ、その影響で北極星も移り変わるため。イレギュラーな地軸の動きが無ければ、軟体歴2000年頃(≒西暦14000年頃?)はベガ(こと座α星)が少しずれた位置で北極星になるらしい。

余談だが、各所に貼られた標識は英語で『立ち入り禁止』『私有財産』『クマ出没注意』。干潮時の地面には魚の骨と、尋常ではなく大型の獣の足跡がある……。
これらの謎の全てはsplatoon3にて明かされることとなる…。

クマサン商会のギア

主にネタがあるものを解説する。

ダストブロッカー2.5防塵マスク。2.5は粒子状物質の一種であるPM2.5からか。
一方で英名は「Dust Blocker 2000」。一応名前の候補となったと思われるものがなくはないが、あまりにも関連が薄く、普通にただの商品名かも知れない。
レジェンドのぼうし誰がどう見てもアタリメ司令の帽子。前作ではランク50に達する事で入手出来た。破れた跡があるため、実際にアタリメ司令がつけていて、それが破損したため破棄したものかもしれない。
ガーディアンアーミーハット蜂よけハット。ガーディアン(守護者)でアーミー(軍隊)とは随分物々しい名前である。アーミーは網に覆われた見た目も由来かも
オーシャンズヘルム登場時期が被っているため、海洋研究開発機構(JAMSTEC)とのコラボ企画の一環と思われる。
アセストップソシナ粗品(ソシナ)とは、他人への贈り物を謙遜して呼んだもの。主にビジネスシーンで使われる言葉であり、贈り物として代表的な物に社名入りのタオルなどがある。
ゾネスティクスコープ1のタコゾネスギア
アートブックでは「シャケとタコは貿易を交わしている」という設定が語られていたが、それに関連した物だろうか。
レコヤルックEPスプラトゥーン展が開催されたタワーレコード社の制服か。
名前はレコ()+ルック(ス)+日本でシングルレコードを意味するEPだろう。
イカテンくんポロ運送会社「イカテン急便」の制服、イカテン急便はハコフグ倉庫を管理する会社でタチウオパーキングのステージ外にも関連ビルが存在する。ポロシャツのデザインから「佐川急便」の制服を意識したものと思われる。余談だが、恐らくこの運送会社は韋駄天とイカ天を掛け合わせたものと思われる。
アゲアゲ・10・プラーXXL前作の靴屋を勤めていたロブが運営する「ロブス・10・プラー」の移動販売車とロブの後姿が描かれたシャツのXXLサイズ。
フロムキタグニ87テレビドラマ「北の国から'87初恋」から。さむ~い北海道が舞台である。
ちなみに英名は「North-Country Parka」。
デベロッパーズワークウェア追加時期的にアンチョビットゲームズの会社の物だと思われる。
アカシックコートイカ研究員のコート(のレプリカ)。中のイカTも本人が着ていたことがある。
名前の由来は「アカシックレコード」か。意味は一言で言えば「地球記憶」。ちょっと複雑なので詳しくはWikipediaを参照。
チギリノヒモミサンガ。ミサンガとはポルトガル語でビーズの意で、紐自体はミサンガとは呼ばない。又、手首や足首につけて、自然にちぎれると願いが叶うとされているが、ポルトガルではそんな意味はない。この風習の元はブラジル由来で、元の名前も全然違った。日本では1993年に始まったプロサッカーリーグであるJリーグから広まった(ミサンガ呼称もここから)。
名前のチギリは「契り」と「千切り」のダブルミーニングか。「契り」とは古文で約束・願いのこと。これまた上記のミサンガと掛け合わさっている。実は「契り」にはもう一つ意味があるが…
 

ハイカラスクエア

テンタクルズ

「触手」を意味する英語「テンタクル(tentacle)」の複数形。
触手の複数形(tentacles)は本来濁らず「テンタクルス」と発音するが、彼女らのユニット名の語尾は何故か「ズ」
前作の「塩辛」と異なり必ずしもイカに限定されない、配慮を感じるネーミング。
 ヒメとイイダのイカとタコという関係は様々な形で示されている。瞳が、ヒメはイカの10本の触手を表す漢字の「十」、イイダはタコの8本の触手を表す「8」になっている。また、服、靴のファスナー、フェスのときのそれぞれのマークにも同じ模様が見られる。そして、ハイカラニュースの最後の決めポーズで、ヒメは5本の指を出し、両手で10本指を出しているが、イイダは親指を折り曲げ、8本しか指を出していない。

ヒメ

姫+ヒメイカから。生物の和名で「ヒメ」と付いた場合は基準よりも小さい事を指す。
ヒメイカの大きさはイカの中では最小クラス。
フルネームは「ホウズキ ヒメ」。ホウズキというのはあのダイオウイカに匹敵する程の巨体を持つ「ダイオウホウズキイカ」からだろう。
見た目は小さくてもビッグなラッパーのソウルと地位を持つ彼女に相応しい名前である。
ちなみにホウズキイカ科はダイオウホウズキイカばかり有名だが、小型な種類も多くその中に世界最小の「ヒメホウズキイカ」というイカもいる。
頭に乗っている王冠のような物体はイカの吸盤にある歯だと思われる。
http://www.pref.mie.lg.jp/suigi/hp/71593017646.htm

イイダ

イイダコ+下の名前の「マリネ」はフランス料理のマリネ(タコのマリネ)から。
なお、英語版ではMarinaという下の名前は当初から明かされていた。
日本人はマリネ(mariné)と呼ぶが、これは動詞の過去分詞形で仏語・英語圏ではmarinadeと呼ばれるため、おそらく意味は一緒である。

イイダコは腕の付け根に目玉のような模様があり、これがヘッドホンの丸い模様の元ネタと思われる。

イイダの目の瞳は実際のタコの目の様な形をしている。

なお、イイダコはたこわさの原料になったりするほか、先端に針のついた板にラッキョウをくくり付けた「テンヤ」で釣る技法が有名。

エスカベース

地中海料理のエスカベシュ
魚を南蛮漬け風にしたスペイン料理。
前作の「ブイヤベース」からの類推とみられる。

ミウラ

造形はウミウシ。名前はウミウシの種類が豊富な三浦半島が元ネタか。
なお「シンデレラウミウシ」という、帽子のような形と蛍光色の縁取りでミウラと似た形のウミウシが実在するが、この「シンデレラウミウシ」を逆から読むと「ミウラ」という言葉が含まれている。

エビィ

ウミウシと行動をともにする実在のエビ、ウミウシカクレエビ

エボシ・エボシ

平安時代から江戸時代まで男子の正装として使われた帽子「烏帽子(エボシ)」。他言語でもロシア語以外は頭が関係する名前になっている。
カツオノエボシという大型の毒クラゲがいることとも関係あるか。綺麗な見た目だが触ると最悪死ぬ。しかも初夏になると大量発生するという厄介者。

ビゼン

ビゼンクラゲ。備前は岡山県に属する。
前作で服屋の店主をやっていたエチゼン(越前:現在の福井県周辺)がエチゼンクラゲに由来したことの類推だろう。
食材としては、ビゼンクラゲの方がエチゼンクラゲよりも重宝される。

フエール・ボン・クレー

海水浴場でのクラゲの発生が盆の終わり頃に見られだすことから「増える・盆・暮れ」か。
ただし「盆暮れ」と言うとお盆と年末年始の休暇の総称であり、単に「盆に増える」+「盆暮れ」の語感合わせや、「盆くれぇ(盆くらい)に増える」かもしれない。
前作「サス・オ・ボン」が、お盆になると海水浴場でクラゲに刺される事故が起こるのに由来しているのと同じ着想。
大量発生で有名なのはエチゼンクラゲだが、ビゼンクラゲもしばしば大量発生がみられる。

シガニー

おそらくタカア「シガニー」。
パッと見は判らないかもしれないがゴツゴツした見た目と長い足はタカアシガニのそれである。
口元についている黒い粒はカニビルの卵。

ドゥーラック・シューズ

かに道楽
食べ物の「食い道楽」、着物・洋服の「着道楽」と同じく、靴や履物は「履き道楽」という言葉があり、
これも掛かっているものと思われる。
なお、履きだおれ・履き道楽といえば現在は靴の製造業が盛んな神戸とされる事が多いが、
江戸時代には江戸が履きだおれの街であるとされることも多かったようである。

ロブズ・10・プラー

ロブ's 天ぷら
「10」を「じゅう」ではなく「ten(テン)」と読ませる。

イカッチャ

ボウリング場を中心としたアミューズメント施設「ラウンドワン」のスポッチャ

ガチアサリ

貝のアサリと、潮干狩りをするように戦場を「あさる」ゲームの内容とがかかっていると思われる。
ただそもそも貝の「アサリ」自体が「あさることで採取する貝」に由来するという説もある。

ガチアサリの物品は、ラグビーではなくアメリカンフットボールがモチーフと思われる。

  • アメフトのボールは単色 (革の茶色) で両端に白い帯がある。ラグビーのボールは白などがベースで模様が入っていることも多い。
  • アメフトのボールには大きな縫い目 (レース) がある。ラグビーのボールにも昔は縫い目があったが近年は縫い目がないのが主流。
  • ガチアサリのゴールは支柱が1本のY字型。アメフトのゴールはY字型が主流。ラグビーのゴールはH字型。

ガチホコバトル

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言わずもがな、「シャチホコ」と「ガチ」をかけて命名されたもの。
出てくるあのブキも見たまんまそれである。
ちなみにガチホコバトルだけ「バトル」がつくのは鯱張る(しゃちほこばる)という言葉から来てるらしい。
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ちなみにシャチホコのシャチ(鯱)は可愛らしくも凶暴なあの哺乳類のことではなく、魚の外見で頭は虎である空想上の生物のこと。
ホコは「矛先を向ける」で知られるように薙刀の前身的存在の矛(鉾)のことで、背中の鋭いトゲを表していると言われている。
火事の際には口から水を吐いて火を消すことから、火除けの守り神としてお城のてっぺんに対になるように置かれた。
なお本ゲームにおいては口から、フルチャージ状態であれば爆発性のインクを吐き出す。

ヒーローモード

ステージ

エリア名はイカ・タコの体の部位を表しており、足の先端から徐々に頭へと向かっていく流れになっている。

エリア名・ステージ名の詳細
番号メインタイトルサブタイトル元ネタ
エリア1 アシサキ前線基地「アシサキ」はイカ・タコの足の先端。毒があるとの俗説もあるが実際は単に大型のものは固く食用に適さないというだけだとか。
01オクタリアンふたたび# 取りもどせデンチナマズ
02タコリゾートへようこそ# 登ってアゲて夏の風
03ゆうやけのタコプター# 飛び出せ青春 ダッシュ&ジャンプ
Boss1豪速 トースト# タコツボベーカリー
エリア2 キューバン展望台言うまでもなく、イカ・タコの足の吸盤。
04おうっと 登場! タコリバーサー# ぬめぬめ光る コロガリウム
05おいでませ タコパーク# フライハイ! イカフライ!
06出航!タコッペリン号# あすに向かって ボンボヤージュ"bon voyage"はフランス語で「良い旅を」という意味の定型句。
07大掃除だよ裏通り#プロが教えるキレイ術「大掃除だよ裏通り」の語感は、かつてテレビ朝日の大晦日恒例特番だった「大晦日だよドラえもん」に似ている。「プロが教える~」は、生活テクを教える雑誌やテレビの特集企画名で多用される文言。
08くるくるのび~るキャンプ場# 塗ってピロピロ 戻ってピロピロ
09しゅうらい!タコゾネス# バッタリ! バッテラストリート
Boss2スゴイ ドスコイ# タコツボザムライ
エリア3 ロウト配送センターイカ・タコの漏斗。水を勢いよく噴射し水中で推進力を得るための器官。
10みまわり先生 タコパトローラー# 深夜ハイカイ 気分はハイかい?若者問題に取り組み2000年代に話題となった「夜回り先生」。
11スタコラーの空中庭園# せつなさを 追いかけて古文書に記録が残るが実在したかはっきりしない伝説の建造物「バビロンの空中庭園」。
12とびはねる タコビーチ# ボヨンとしよう そうしよう
13和ダンスのダンスフロア# 引き出し 押し出し でんでんスイッチ「和箪笥」と「ダンス」をかけている。
14タコリーマンの駐車場# イカじゃないけどマイカーほしい「イカ」とマ「イカ」ーをかけつつ、「イカじゃない(からお金もないし地上にも出られない)けどマイカーほしい」というタコリーマンの悲哀を表したものだろう
15げきとつ! タコゾネス# 恋人チック コンブトラック
Boss3みなぎる くちびる# タコツボックス
エリア4 ツケネ訓練所「ツケネ」はイカやタコの足が生えている付け根の部分。足と頭部のちょうど境目にあたる。
16秘密のボウリングガーデン# ゴロゴロをドロドロにして
17タココマンダーの要塞# スピナー好きなーナイスガイ
18天国のオクタワー# のぼる すべる バベル「バベルの塔」は旧約聖書の神話に登場する、人類が建てたとされる塔の名前
19浮遊大陸の実験場# ユカイ ツーカイ スカイウォーク「愉快痛快」に「~カイ」をかけたネーミングは各方面でしばしばみられる。カタカナ表記で有名なのはアニメ『怪物くん』の主題歌「ユカイツーカイ怪物くん」。
20魅惑のプロペランド# 振ってパラソル ラバーソウル"rubber sole"はゴム底靴のこと、またはこれを捩ったビートルズのアルバム"Rubber soul"。
21またまた! タコゾネス# たそがれドライブ! タチウオパーキング
Boss4ゆかげん よかけん# タコツボビバノン「よかけん」は九州地方の方言で「良いからね」。「ビバノン」はザ・ドリフターズの有名曲「いい湯だな」の合いの手「ア ビバノンノン」だがその意味はわかっていない。
エリア5 トーブ中枢司令部頭部。イカやタコの頭。よく間違われるが、イカやタコを初めとした頭足類の頭は袋状になっている部位の下にある。ちなみに袋状の部位の中身は内臓
22地下のトウメイ高速道路# 塗ってホクサイ 気分は天才「東名高速道路」と子供が聞くとその音から「透明高速道路」とよく勘違いする、という昔からあるネタ。
23クールに決めろ タコギャラクシー# ダッシュで奪取 おまえのコスモ「誰々のコスモ」は、漫画・アニメ『聖闘士星矢』でよく登場する表現。
24のりかえジャンクション# それは 魂の交差点教育学者として知られる武内すえの氏の著書「教師、それは魂の技術者」
25激走! ベルトコンベヤー# 流し流され ベルコン人生「ベルトコンベア人生」は、「企業に就職し、定年を迎える」というかつてはある意味王道とされた生き様に、何の疑問も抱かず漫然と身を任せる姿勢への揶揄としてかつて見られた表現。
26夏のボウラーパラダイス# ころがりつづけよ 若者よサブタイトルは常に姿勢を変え新しい精神を取り入れ続けろとするアメリカの精神"Keep on rolling!"。ロックの精神とも言われる。
27出て来い! タコゾネス# ツボ押し! フジツボスポーツクラブ
Boss5トキメキ☆ボムラッシュ# Tide Goes Outステージ名、サブタイトルいずれも前作の曲名より。Tide Goes Outは「潮が引く」という意味。

コロガリウム

形状、およびこれを吐いてくるタコリバーサーの椅子にそれらしきものが吊り下がっていることから、おそらく棒状サイリウムと思われる。
いうまでもなく折ると暗がりでぼんやり光るあれであり、イカ世界においても一部のギアフェス中の広場、またヒーローモードのとあるステージなどで使われているのを見ることができる。

ピロピロ

笛の先に縦に巻かれた紙の筒が息を吹くと広がる玩具の一種。
実世界でもそのまま『ピロピロ』と呼ばれているが、正式名称は『吹き戻し』という。
ちなみにイカ世界に玩具としても存在しており、前作の第5回フェスイラストにてボケ陣営だったアオリが鼻眼鏡およびブラーエフェクトと組み合わせて使用している。
ボケ vs ツッコミ
※アオリちゃんです。

 

 

オクト・エキスパンション

深海メトロ

名称の元ネタは「東京メトロ」「大阪メトロ」など地下鉄の名称。

 

全体的な雰囲気の元ネタとしては、ニューヨーク市営地下鉄。
実際のNY地下鉄も怪しく治安の悪い雰囲気が有名で、ゲームに合わせ多少アレンジはされているが、車両へのひどい落書きや点滅して不安定な車内照明も演出ではなく元ネタの段階から。車両間の移動はとても危険に見えるが、実際危険で落ちて亡くなった人もいる。
ただしこれらは過去の話で、近年のNY地下鉄は改善傾向にある。

 

一方車両外観の元ネタは、旧ソ連で製造され、現在も東側諸国全般で運用中の地下鉄車両「81-717/714*5」。中でも特徴的なヘッドライトの配置から、おそらくはモスクワ地下鉄のもの。まさかの東西折衷である。
ゲームとしての設計の都合上か別物な連結部まわり、行先表示板などの設備類、および板金ペンキ塗りの車体をピカピカのステンレス製に改められている以外は、外見はほぼそのもの。
ステンレス車特有のビード加工に国内車両ではおなじみといえる戸袋窓を欠いた側面レイアウト、貫通扉がない代わりに一昔前の四輪駆動車のようなゴツいパーツにヘッドライトをずらりと並べた先頭面などなど、「なんとなくレトロに見えるのに、なぜか見たことがない」無機質で近代的ながらも決して現代的ではないデザインが、イカにも『ガイコクの地下鉄』を感じさせる。そしてその上から強引に塗り重ねられた無秩序なグラフィティたちが、初めて深海の底に降り立つ8号に、そしてその後ろにいるプレイヤーたちにも、ハイカラスクエアや現実の街並みとはまるで在り方を変えた、アンダーグラウンドな世界への旅の始まりを予感させるだろう。

 

洋の東西にもとらわれず、ネタ元となった国それぞれでもそれぞれに味わえる異国感を見事に引き出してみせたイカ研のミックスセンスとネタの引き出し量にはまさに感嘆の他ないと言える。

NAMACOカード、NAMACO端末

アルファベット表記の名前やカードデザインは交通系ICカードがモデル。
http://www.pitapa.com/area/zenkoku.html

「ナマコ」は「NAMAKO」ではなく「NAMACO」であり、nanacoカードの捩りと思われる。

端末の形は潜水艦「しんかい2000」。
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アナログスティックはNINTENDO64やゲームキューブのものに似ていなくもない。

深海の住人たち

  • ナマコ車掌:センジュナマコ。名前の通りたくさんの脚のような突起物が体から生えているのが特徴。
  • グソクさん:ダイオウグソクムシ。海底に生息するダンゴムシの仲間。大王+具足という名前から分かる通り巨体と硬い甲殻を持つ。生物の死骸を分解する掃除屋(スカベンジャー)
  • ぶよぶよした体の乗客:ダイオウカジカ(ブロブフィッシュ)。高圧低温、餌の少ない環境でじっとしていても生きていられるように柔らかい身体を獲得。水揚げされると浮力を得られず身体の形が崩れてしまうため、種類によってはみっともない姿になる。
  • そこら中から生えてくる大口の乗客:オオグチボヤ。名前の通り大きな口のように見える取水口でプランクトンを濾し取って食べるホヤの一種。幼体は魚っぽい見た目。
  • 樹木のような頭のお姉さん:ピンポンツリースポンジというカイメンの仲間。ちなみに一般的なカイメンと違い、小動物を捕食する肉食性。
  • サラリーマン風の乗客:ヘラツノザメ。くちばしのような尖った口吻を持つサメの仲間。
  • 三角形の頭をした乗客:フクロウナギ。餌の少ない深海で捕食の成功率をあげるために口を大きくしたと考えられている。
  • 体育会系の乗客:クリオネ。流氷の天使という愛称があるが、肉食性でバッカルコーンという器官を伸ばして凶悪な形相で餌を捕食する。
  • コギャル風の乗客:ヒカリキンメダイ。名前の通り目の下に発光体が付いており、これを動かす事で自在に光らせたり隠したりできる。
  • 輪っか状に連なったクラゲ:ヒノオビクラゲ。一粒(?)ずつの個体が集まり、それぞれが役割を分担して一体の大きな生物のように振る舞う。
  • 頭が長いクラゲ:おそらくウリクラゲやアミガサクラゲの仲間と思われる。シンカイウリクラゲという深海に住む仲間も居る。
  • 頭がひっくり返した徳利型のクラゲ:おそらくトックリクラゲ。座席の上に寝転がっているのは徳利=お酒という事で酔っぱらっているのかもしれない。

下記二名以外はJAMSTECとのコラボの際に解説された。

駅名元ネタ

駅名元ネタ

「~~駅」の駅は省略

  • 凡例
    A線B線C線D線E線F線G線H線I線J線
    黄色水色青緑灰色赤紫濃藍青紫青色黄緑薄紫
 
駅番号駅名駅名元ネタ等
A01ワケワ亀ダジャレ「わけわかめ」+亀
A02メツ・シー郡食事を奢らせるためにキープしておく彼氏未満の男性「メッシー(飯)くん」
A03仮設・トノ・ツメオルカセットテープの上書き防止ツメを折る事から
A04ペアルツ区おそろいの服「ペアルック」
A05ルーガ森「森ガール」(2000年~に流行ったファッション)
A06リティ・セレ部「セレブリティ」
A07千代岩・ルオヤ路「ちょい悪オヤジ」
A08アベツ区カップルの古い言い回し「アベック」
B01仮設・トノ・ツメオルA03を参照
B02テヘペー路てれ笑いやごまかし笑いの意味で用いられる言葉「てへぺろ」から
B03チョベ・リバー1990年代後半に10代、20代や女子中学生、高校生などの間で使われた言葉「チョベリバ」から
B04マイッチン郡80年代の漫画、もしくはそれを原作とするアニメ「まいっちんぐマチコ先生」で使われていた言葉「まいっちんぐ」から
B05オートス・リバーカセットデッキのAB面自動逆転再生・録音機能「オートリバース」から。現在この機能を搭載した製品は製造されていない
B06ミル・リバー気圧を表す単位「ミリバール」から。かつては天気予報などで普通に耳にする言葉だったが、現在ではもっぱら「ヘクトパスカル」が使われるようになって死語に。
B07ノリノー・リディス湖ノリノリ+ディスコ
B08リンゴダ・イエッ島食事をリンゴのみにした食事制限による減量、「リンゴダイエット」から
B09ナルヘ荘「なるほど」のくだけた言い方「なるへそ」より
B10キレタミ山河紐が自然に切れたら願いごとがかなうというジンクスのある組み紐「ミサンガ」より
B11ホンカ・クチュー川「本格中華」から
B12イタメ市イタリア料理を指す「イタメシ」から
B13バックレフ渓流「逃げる」や「サボる」という意味で使われる俗語「ばっくれる」+「ふける」から
B14スツトコ・ドツ恋相手をののしって言う言葉「すっとこどっこい」から
B15コア・クマ池男性を自身の魅力で翻弄する女性を指す言葉「小悪魔」から。
「池」は逆から読んで「けい」、つまり「小悪魔系」と予想される。
B16カウチポテ島ソファー(カウチ)に座り込んだ(寝そべった)まま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」に例えて揶揄した言葉「カウチポテト族」から
C01ツッパ里1980年代によく使われた不良少年を表す言葉「つっぱり」から
C02ショーエネルツ区オイルショック後に提唱された運動「省エネルック」から
C03アベツ区A08を参照
C04オール内藤夜通し、徹夜を意味する「オールナイト」から。また、もんたよしのりの楽曲『ダンシング・オールナイト』
C05エンガ町日本における民俗風習のひとつ「えんがちょ」から 某ジブリ映画でもこの言葉が使われている
C06チャシバ区関西地方の若者言葉「しばく(=~へ行く・する、もしくは叩く、殴る)」から。方言とは少し違う
前作のアオリも「茶をしばく」と言っていた
C07チャク・シンサンワ温泉三和音着信メロディーのこと。それ以前は単音だったため、当時は衝撃的だった
C08ヒルズゾ区東京・六本木ヒルズ内の住宅棟である高級マンション『六本木ヒルズレジデンス』に住む住人を示す言葉「ヒルズ族」から
C09ナルハ屋できるだけ早くを示す言葉「なるはや」から
C10ゲキマ部まぶしい、美しいを意味する言葉「激マブ」から
C11シャキィ・ノマド・アイ停留「社会の窓が開いている」から。男性のズボンのファスナーを「社会の窓」と呼ぶ。
C12ハンパ・ネッ州驚愕を意味する感嘆の若者言葉「半端ない」から
「ハンパねっス!」
C13キテミ荘やってみろを意味する言葉「やってみそ」を変えた「来てみそ」から
C14ビック・ラコイ田びっくりしたを意味する北海道の方言「びっくらこいた」から
D01コア・クマ池B15を参照
D02バッチー郡バッチグー
D03サンキ・ウベリマ町サンキューベリーマッチのダジャレ「サンキューベリーマッチョ」
D04ポケ・ベルウ地ポケベル打ち。電話からポケベルへ文字を送信する際に、文字に対応した2桁の数字を打ち込む入力方法
D05トレン出井トレンディ
D06ツッパ里C01を参照
D07カジテ津台家事手伝い
D08ジョシリョ区女子力
D09クロズダ・イエッ島黒酢ダイエット
D10データバン区データバンク
D11アウ東部ガン中学校アウト・オブ・眼中。眼中にないということ
E01ツンデ嶺ツンデレ
E02タベテミ荘ナカモ株式会社が打っていた味噌のCM「つけてみそ、かけてみそ」から。~してみて、を~してみそというのが流行語になった。
E03ゲロゲ路ゲロゲロ:(ここでは)「うえ~っ」などといった意味。死語。
E04ソン・ナバ菜々そんなバカなのダジャレ「そんなバナナ」
E05ビッグメン湖大きな(ビッグな)メンコ
E06アケオーメ・コト要路あけおめことよろ
E07アツ・シー郡いいクルマを持っているのでとりあえず移動用(足)としてキープしておく彼氏未満の男性「アッシーくん」から。
E08イコチャン川かわい子ちゃん
E09タクシチケ島タクシーチケット
E10ガング路ガングロ
E11バスエーノ・スナッ区場末(ばすえ)のスナック
E12ハジケー・ルバブール弾けるバブル。1990年代初頭のバブル景気の崩壊を「バブルが弾けた」と言ったことから
F01ハジケー・ルバブールE12を参照
F02亜東和・ヨロピ区「後はよろぴく」。仲間に後のことを丸投げする時の言い回し。
F03バイ奈良バイバイ+サヨナラ=バイなら。斎藤清六の持ちネタ
F04エンガ町C05を参照
F05エリマ木(アイツのように走れから)エリマキトカゲ。エリマキトカゲが走るCMがあった
F06トーユス東部灯油ストーブ
F07ハンパ・ネッ州C12を参照
F08ブツ鳶ぶっ飛び
F09ナタデ高校ナタデココ。もともとフィリピンのおやつだが、90年代に日本でもブームに
F10カクロク・ベーゴ間角六ベーゴマ
F11モツナ・ベチャン湖モツ鍋・ちゃんこ鍋から
G01メガモリス・イー津メガ盛りスイーツ
G02ザーギン・デーシ州銀座で寿司を食べることを意味する「ザギンでシースー」より
G03ペントハウ州ペントハウス
G04キレタミ山河B10を参照
G05イケ池イケイケ
G06ワケワ亀A01を参照
G07クロ・カンヨン区クロカン四駆。クロスカントリー四輪駆動自動車の略。オフロード走行向けの堅牢な自動車のこと
G08カーラヒヨ湖カラーひよこ。ひよこを染料で染めて縁日で売る光景が見られたが、動物虐待という批判が集まり日本では売られなくなった。
G09オートス・リバーB05を参照
G10アツ・シー郡E07を参照
H01サンキ・ウベリマ町D03を参照
H02トリー・マメン号とりま(「とりあえず、まあ」の略)+メンゴ(ごめんなさい)
H03キツクボウ堂キックボード
H04ジュリセンオ太刀台バブル期のディスコ:ジュリアナ東京で流行っていたフェイクファーの付いた扇「ジュリ扇(せん)」+お立ち台。ボディコンスーツを着てお立ち台の上でジュリ扇を振るのがイケてる女子の筆頭格だった。
H05ゴングーロ・ヤマン場ゴングロ(ガングロの上位系)+山姥。肌を真っ黒に焼き、反対色の白のアイメイクや派手な髪色にしたファッション。
H06ヤッテミ荘「を~してみそ」シリーズ。やってみろという意味
H07アン・チエイジン郡アンチエイジング
I01メガモリス・イー津G01を参照
I02イキーリ・ドヤ川「イキる」(「調子に乗る」という意味)+「ドヤ顔」。イキってドヤ顔する
I03ツンデ嶺E01を参照
I04オーモーレ津1969年の流行語大賞「オー!モーレツ!」から。*6
I05リンゴダ・イエッ島B08を参照
I06ヨーグル・トキノ湖ヨーグルトきのこ(日本におけるケフィアの別名)
I07クロ・カンヨン区G07を参照
I08セキタンス東部石炭ストーブ
I09テヘペー路B02を参照
J01アン・チエイジン郡H07を参照
J02エチスケチ・ワンタッ地エッチ・スケッチ・ワンタッチ
J03ジョシリョ区D08を参照
J04ジョーダン・ハヨシ湖冗談はよしこちゃん(冗談はよしてくれという意味)
J05ビック・ラコイ田C14を参照
J06アウ東部ガン中学校D11を参照
J07シロガネー瀬シロガネーゼ。Wikipedia
J08モツナ・ベチャン湖F11を参照
 

路線のアルファベットはJR西日本が使用する駅ナンバリングが元ネタと思われる
A神戸線、京都線、琵琶湖線、北陸本線の駅に使用される
B湖西線の駅に使用される
C草津線の駅に使用される
D奈良線の駅に使用される
E山陽線、嵯峨野線の駅に使用される
Fおおさか東線の駅に使用される
G宝塚線、福知山線の駅に使用される
H東西線、学研都市線の駅に使用される
I加古川線の駅に使用される
J播但線の駅に使用される

4つの『アレ』回収後

No.ステージ名
01ビコツ牢獄尾骨(びこつ)。尾てい骨とも呼ばれる骨。
02ジュウモウ管理区柔毛(じゅうもう)。小腸内の突起のこと。
03イブクロ消毒場胃袋。食べたものを小腸で吸収しやすいように分解する部位。
04ホルモン回廊人間にホルモンという部位はない。男性ホルモン・女性ホルモンなど、分泌される物質としてならある。
ここでの元ネタは焼き肉のホルモン(小腸および内臓系全般)だろう。
05オーカクマーク管制塔横隔膜(おうかくまく)。肺の中に空気を取り入れる働きをする。肺そのものには空気を取り入れる力がない。
06ゼンドウ流通路蠕動(ぜんどう)。人間に蠕動という部位はない。
蠕動を噛み砕いて説明するなら「うねうね動いて目的の方向に物を動かすこと」。
体内においては主に消化管や血管で行われるが、ステージの位置を考えるとおそらくここは食道か。
07セキツイ中央孔脊椎(せきつい)。背骨のこと。
ネルス像「練る」から。カマボコなどのことを「練り物」と言ったりする。
また、ビジュアルの元ネタと思われる軍神「マルス」ともかけていると思われる。
「ネルス像」はステージ名ではないため内臓との関係はない。

オープニングの俳句

蛸壺や はかなき夢を 夏の月

松尾芭蕉が詠んだ俳句。
本作「オクトエキスパンション」では、8号に待ち受けている運命を示唆するとともに、物語の真相につながるヒントにもなっている。

ステージ浮遊物&ステージにある小物元ネタ

ステージ浮遊物元ネタ

「~~駅」の駅は省略
アクアリウム用植木鉢のようなオブジェクト、丸型蛍光灯は多数のステージにあるため省略

  • 凡例
    A線B線C線D線E線F線G線H線I線J線
    黄色水色青緑灰色赤紫濃藍青紫青色黄緑薄紫
 
駅番号駅名ステージ元ネタ等
A01ワケワ亀ポッキンアイス・チューペット
A02メツ・シー郡ホッケ埠頭
A03仮設・トノ・ツメオルテープガム
A04ペアルツ区ラジカセとカセットテープ
A05ルーガ森凧(Splatoon2カイト風)
A06リティ・セレ部ガラケー(充電コードやストラップ付き)
A07千代岩・ルオヤ路曲がったスプーン(スプーン曲げ)
A08アベツ区パソコン、ステレオAVケーブル
B01仮設・トノ・ツメオルA03を参照
B02テヘペー路無し
B03チョベ・リバーハンガーと洗濯バサミ
B04マイッチン郡エンガワ河川敷
B05オートス・リバー知恵の輪
B06ミル・リバー写真フィルムとフィルムケース
B07ノリノー・リディス湖デコレーションステッカー
B08リンゴダ・イエッ島風船玉(ビニールポリバルーン)
B09ナルヘ荘扇形庫
B10キレタミ山河フラワーロック
B11ホンカ・クチュー川リリアン編み器
B12イタメ市ゲームボーイカラー(クリアパープル)
B13バックレフ渓流エンジェルポケット(二つ折りのおもちゃ)、筆入れ
B14スツトコ・ドツ恋反射板(スプラトゥーンオリジナル)
B15コア・クマ池ゲームキューブ(本体・コントローラ・ディスク)
B16カウチポテ島
C01ツッパ里
C02ショーエネルツ区SNES(海外版スーファミ 本体・コントローラ・カセット)
C03アベツ区A08を参照
C04オール内藤無し
C05エンガ町公衆電話
C06チャシバ区GBAカードeリーダーとワイヤレスアダプタ
C07チャク・シンサンワ温泉曲がったスプーン
C08ヒルズゾ区ぺったんハンド
C09ナルハ屋ファミコンのRFスイッチ・鉛筆の刺さったカセットテープ
C10ゲキマ部NES(海外版ファミコン 本体・コントローラ・カセット)
C11シャキィ・ノマド・アイ停留しんかい6500
C12ハンパ・ネッ州ソノシート(透明なレコード)
C13キテミ荘扇形庫
C14ビック・ラコイ田8cmCD(ディスク・ケース・ポータブルプレーヤー)
D01コア・クマ池B15を参照
D02バッチー郡コントローラ(NES・SNES・N64・GC)
D03サンキ・ウベリマ町無し
D04ポケ・ベルウ地MD・MDウォークマン
D05トレン出井ガチャガチャカプセル、スライドムービー
D06ツッパ里C01を参照
D07カジテ津台指輪型キャンディ
D08ジョシリョ区パソコンと周辺機器、ケーブル
D09クロズダ・イエッ島無し
D10データバン区チュートリアルのステージを逆走したもの
D11アウ東部ガン中学校GAME&WATCH、ステレオAVケーブル、ワイヤレスアダプタ、?、?
E01ツンデ嶺ミニブックキーホルダー
E02タベテミ荘扇形庫
E03ゲロゲ路地球ゴマ
E04ソン・ナバ菜々きゃらかーん(食玩)
E05ビッグメン湖GAME&WATCH
E06アケオーメ・コト要路地球ゴマ
E07アツ・シー郡ゲームボーイカラー(クリアーパープル)・カセット
E08イコチャン川NINTENDO64(コントローラー
E09タクシチケ島糸巻き戦車(フィルムケース)
E10ガング路ソノシート・NESカセット・SNESカセット
E11バスエーノ・スナッ区フラフープ
E12ハジケー・ルバブール(ヒーローモードより)
F01ハジケー・ルバブールE12を参照
F02亜東和・ヨロピ区テープガム
F03バイ奈良知恵の輪
F04エンガ町C05を参照
F05エリマ木ヒーローモードのステージ1に登場する地形の一部
F06トーユス東部肝油ドロップ
F07ハンパ・ネッ州C12を参照
F08ブツ鳶パクパク魚釣りゲーム
F09ナタデ高校(マンタマリア号)
F10カクロク・ベーゴ間無し
F11モツナ・ベチャン湖(ヒーローモードより)
G01メガモリス・イー津(ヒーローモードより)
G02ザーギン・デーシ州無し
G03ペントハウ州オイルタイマー
G04キレタミ山河B10を参照
G05イケ池無し
G06ワケワ亀A01を参照
G07クロ・カンヨン区スライム(おもちゃ)
G08カーラヒヨ湖スライム(おもちゃ)・ステレオAVケーブル・しんかい6500
G09オートス・リバーB05を参照
G10アツ・シー郡E07を参照
H01サンキ・ウベリマ町D03を参照
H02トリー・マメン号ミカン
H03キツクボウ堂(ガンガゼ野外音楽堂)
H04ジュリセンオ太刀台ボールペン・スピログラフ
H05ゴングーロ・ヤマン場持ち手つきアメリカン・クラッカー、鎖
H06ヤッテミ荘扇形庫
H07アン・チエイジン郡(ヒーローモードより)
I01メガモリス・イー津G01を参照
I02イキーリ・ドヤ川PC98
I03ツンデ嶺E01を参照
I04オーモーレ津ミニ四駆、?
I05リンゴダ・イエッ島B08を参照
I06ヨーグル・トキノ湖ビデオテープ
I07クロ・カンヨン区G07を参照
I08セキタンス東部ハンディホン、携帯ラジオ
I09テヘペー路B02を参照
J01アン・チエイジン郡H07を参照
J02エチスケチ・ワンタッ地スリングショット(パチンコ)
J03ジョシリョ区D08を参照
J04ジョーダン・ハヨシ湖NESカセット・ぱたぱた(替わり屏風)
J05ビック・ラコイ田C14を参照
J06アウ東部ガン中学校D11を参照
J07シロガネー瀬虫かご?
J08モツナ・ベチャン湖F11を参照
 

ヒメとイイダの新コスチューム

ヒップホップ界の伝説的アーティストのノトーリアス・B.I.G.(ヒメ)と2パック(イイダ)の衣装。
プライベートでも親交があり、先んじて成功していた2パックは後輩としてノトーリアス・B.I.G.に目をかけていた。
しかし、レコーディング現場に向かっている最中に襲撃を受け、5発もの銃弾を受けた2パックは
そのスタジオにノトーリアス・B.I.G.も居合わせた事から彼が所属するバッド・ボーイ・レコードが自分を襲わせたのではないかと疑うようになり、次第に両人を擁している西のデス・ロウ・レコードvs東のバッド・ボーイ・レコードという形で対立が煽られ険悪な仲となった。

元々ビーフ(=dis)でお互い口撃しあう事の多いジャンルだった事もあり、対立陣営のアーティストを批判する曲が次々と発表される、俗に言う「東西ヒップホップ抗争」が始まる事となる。
これだけで済めばよかったのだが、度々ヒップホップの題材にされていた東西の反社会勢力も絡みはじめた事で事態は更に深刻化し、2パックは1996年に再び銃撃を受けて死亡。
翌年にはノトーリアス・B.I.G.も銃撃を受けて死亡するという最悪の結果に終わった。

この事件の真犯人は現在でも明らかになっておらず、2人の偉大なアーティストが周囲の人間たちの金や欲望の為に命を落とし、その才能が永久に失われる事になった悲劇的事件として知られている。
なお、この事件により両レーベルからは次々とアーティストが離脱。
2007年にはかつて両陣営として対立したアーティストらによる共作アルバムがリリースされ、長い対立に終止符を打った。

イイダボム

アウトドア用のバーナー+キューバンボム
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/products/stoves/p153.html


 

その他

ゲソタウン

ZOZOTOWN

コメント


*1 これは想定外だったことが公式インタビューで明かされている
*2 星座を構成する星の中で最も明るい星
*3 地球の地軸と天球が交わる位置の北側
*4 地軸が円を描くように振れること。ちなみに地球の歳差の周期は約25800年
*5 ※717が先頭車両、714が中間車両の番号になる
*6 マリリン・モンローが出演していた「七年目の浮気」のワンシーンをパロディにした丸善石油(現コスモ石油)のCMで小川ローザが口にした言葉。