クイックボム

Last-modified: 2023-06-16 (金) 14:21:24

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概要

敵や床、壁、オブジェクトなど何かしらに当たると即座に爆発する投擲ボム。
威力は低いがインク消費量も低く、インクタンクの80%以上あれば連続して2回投げることができる。
攻撃力が低い軽量級ブキとセットになっていることが多いサブ

セット情報

基本性能

基本インク消費量は40%。
インクロックフレームは50F(0.83秒)。

ダメージ一覧

直撃60*1
爆風(近距離)35
爆風(遠距離)25

特徴

何かしらに当たると即座に爆発する。
ダメージが低く一撃では敵を倒せないことと、インク消費量が少なく2個連続で投げられることが他のボムにはない特徴。

また、インクロックフレームが短いため、インク回復に入るまでの時間が短い。

運用法

牽制に使う場合、一撃必殺のプレッシャーで相手の接近を拒否する他のボムとは違って、「着弾即爆発」と「2連投できる」性質を使って手堅くダメージを蓄積させ、攻撃を躊躇わせるのが主だった使い方。

クイックボムの本領は、ヒットさせた相手に間髪入れずメインブキで追い打ちをかけるコンボテクニック、通称「クイコン」にある。
特に範囲攻撃のメインを持つヒッセンはクイコンを決めやすく、アップデートによる弱体化を受けるまでヒッセンが大流行した一因となった。
一方、弱点はインク消費の大きさ。1発のインク消費量は40%と安く見えるがインク回復無しで2回投げれば80%のインク消費量となり、他のボムより多くインクを消費してしまう。加えて直撃を外した場合のダメージ量がこのインク消費量に見合うもののほどではなく、倒しきれなければインク切れからの敗北は必至である。

スペシャルウェポンでもスーパーチャクチならクイコンが狙える。スペシャルウェポンの効果で必ずインクが全回復するため安定性も高い。
相手としては「爆風ダメージを喰らってでも距離を詰め、チャクチ後のスキをついて倒す」という手が打ちづらくなり、撤退を余儀なくされることになる。

なお、狙いが逸れた場合でも爆風で相手の足を取れる場合がある。インク残量や足場の状況を考え、追い撃ちをかけるか逃げるかを素早く判断しよう。

 

単独でのコンボだけではなく、味方との連携で使うのも大切だ。
着弾即爆発で即座にダメージが与えられる上に着弾点がすぐに塗れるため、敵の体力回復を阻害した上で敵の足元を奪い追撃する能力が非常に高い。
敵の逃げる方向へ向かって投げれば敵が足止めを食らって味方がトドメを刺す確率も上がる。
また、味方の背中に当たって弾が当たらないといった事案も起こらないのも援護しやすい利点だ。

 

非戦闘時にもクイックボムの出番は多い。
着弾するとその場で爆発し、相手に当たるとヒット音とエフェクトが発生する性質からクリアリングに有用。
敵インクの多い場所でとりあえず投げておくとセンプクを見破れる可能性が高い。
ただし少しでも地形や障害物に引っ掛かると爆発してしまうため狭い隙間や小さな起伏の裏側などのクリアリングは工夫して投げないとやや厳しい。

また、壁や床を即座に塗れるため、壁上り用のインク領域や、足場の素早い確保が可能。

またはギアパワー受け身術」でローリングした後、足元に置いて態勢を整えられることも魅力だ、ローリング後の加速を無駄にしない点でも有効。

いずれにしても汎用性の高さから投げる機会が多く、インク切れを招きやすいことは戦闘時と同じ。
定期的に回復し、戦闘に備えるようにしたい。

 

ギアパワーについて

クイックボムは、ギアパワーで強化することによって戦略に影響を与えるレベルの大きな効果をもたらす。

 

まず、インク効率アップ(サブ)を多く積むことで3連投が可能になる。
3連投では敵をボムだけで倒すことが出来る圏が大幅に広がるだけでなく、時間あたりに作れる足場やクリアリングの範囲も広がる。
クイックボムをメインウェポンと同等に多用するプレイングをしたい場合には必要。

 

また、サブ性能アップではボムの飛距離と速度が伸びる。
ヒッセンシャープマーカーネオプロモデラーPGはメインウェポンの射程が短いが、このギアパワーを積むことで弱点である中~長距離をカバーできてしまう。
もちろんほかのブキでも、相手の注意の外から即爆発のクイックボムを飛ばせるメリットは大きい。
ボムなので弾道は放物線を描き、障害物を超えてダメージを与えられる。サブ性能アップで速度を上げれば偏差撃ちの難易度もさがり、クイックボムもあてやすくなる。

 

今作ではサブ効率アップが効きづらくなったせいで3連投のために同ギアパワー36(基本ギアパワー3+追加ギアパワー2相当)も積む必要があり、必然的に「クイックボム3連投」を実現する場合には他の能力をある程度あきらめなくてはならなくなる。
一番楽なのは三連投なんて無かったと諦めてインク回復力アップを積むことである
三連投を考慮しなければ基本的にサブインクを積まずその分インク回復力アップを積んだほうが投げられるクイックボムの数は増える。

特に「3連投」と「長飛距離」を満足に両立できないのはクイックボムにとっては痛い。
プレイングの方針に応じて、どちらを取るかをよく考えたい。

 

対物攻撃力アップを積むと、遠距離爆風の25が当たった時点でインクアーマーが剥がせたりジャンプビーコンスプリンクラーの即時破壊が可能になったり、とリスクを負わずにそれらの破壊行動が可能になる。
特にインクアーマー剥がしはインクアーマー環境において大きく役に立つだろう。

ギアパワーサブ性能アップ」による効果

投擲距離が伸び、球速も上昇する。
遠距離への攻撃や、追撃の幅が広がる。直撃も狙いやすくなる。
特にシャープマーカーネオヒッセンスプラマニューバーのような短射程ブキにとっては介入できる味方の戦闘が増える効果が大きい。
また自身はヒットアンドアウェイ戦法を取りやすくなり、ドサクサ紛れの一撃ボムをもらいづらくなる副次的効果も見込める。
投げる程に敵からヘイトを買うので周囲にはいつも以上に気を付けよう。

直撃と同期ズレ

クイックボムの直撃ダメージ60は『ダメージ一覧』の注釈の通り、実際には直撃25+爆風(近距離35)の和となっている
とはいえ直撃したらまず爆風(近距離)も入るので実戦では60と考えて差し支えない…と言いたいが、
実は直撃したかの判定は投げた側のクライアントで判定し、爆風は受ける側のクライアントで判定するため、同期ズレによってこちらの画面では直撃したが、相手の画面では当たらずにどこかに飛んで行ったという場合、25ダメージしか入らないことになる。
また、直撃にはノックバックが無いのでこのケースの場合はノックバックも発生しない。
逆に相手の画面で直撃したがこちらの画面では当たらなかった場合は35ダメージと軽いノックバックが発生する。
また、塗りは投げた側の画面で爆発した地点に発生する。

アップデート履歴

Ver.2.0.0ギアパワーのインク効率アップ(サブ)の効果を約33%減らしました。

コメント


*1 実際には直撃自体のダメージは25で、爆風(近距離)の35ダメージが一瞬遅れて発生し合計60となる。試しうちを録画してスロー再生すると、先に25ダメージだけ表示されていることがわかる。