ポイズンミスト

Last-modified: 2023-06-16 (金) 14:21:24

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▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年6月5日のツイートより。

 

概要

丸底フラスコ型の投擲系サブウェポン
着弾すると破裂して毒の霧が発生。浴びた敵に移動速度低下インクじわじわ減少の妨害効果を与える。霧から出ると効果は消える。
ちなみにポイズンという名に反して時間経過とともに体力をじわじわと減らす、所謂スリップダメージは無い。初見では勘違いしやすいので注意。

セット情報

性能

基本インク消費量は60%。
インクロックフレームは75F(1.25秒)。

インクロック時間がカーリングボムと同等で、非ボム系の中では長い。

解説

着弾した場所に5秒間霧を作り出し、それを浴びた敵はイカ・ヒト状態での移動速度が低下し、更にインクが徐々に失われていく。
インクが失われる速さは霧の中に居続けるほど加速していく。
霧の範囲内の敵にはもやがまとわりつき、限定的ながらセンサーの役割も果たす。
毒状態を与える効果はない。範囲外に出れば即座に効果は消える。

 

霧自体にダメージや塗り判定は無い。
効果を受けても強引に進んで突破することは可能。また、マニューバーは霧内部でもスライド移動ができる。

 

敵が通りそうな通路に投げ込んで侵入を躊躇させたり、乱戦の中に投げ込んで味方を援護したり、撃ち合いを有利に運ぶ使い方ができる。
効果を与えた敵に自分以外の味方が追撃を加えられる場面で使用するのが、使いこなすポイント。
インクロックが長めだったり消費が60%もあったりなど、自分が追撃にいくのは射程の長いブキセットのみにするのが現実的か。

即効性のある効果が範囲内の移動制限だけなので、こちらを倒すために射撃しようとしている敵、特に迎撃の構えに入っているチャージャーorスピナーに向けて投げてもあまり効果は期待できない。
反面、射程負けやダメージの回復等が理由で敵が逃げたがっている時と物陰に隠れたがっている時を妨害すると高い効果を発揮する。
理想的なのは味方の後衛から多めの弾幕が貰える時。特にバレルスピナーハイドラントなどの後衛スピナーから援護がもらえる状況が最良。

 

自分単体で使用するときは、「数秒間だけでいいから敵に立って欲しくないポジション」に予防策として投げておくのが安定する。そのポジションに既に立たれている場合に追い出す力はあまりないので過信は禁物。予防注射は発症してからでは意味がないのだ。
またインク回復を停止させる性質から遠距離からサブウェポンを多様する戦法を好む相手への妨害にも向くが、持ちスペシャルインクアーマーアメフラシなど咄嗟のインクリロードに使えるタイプの場合はやや効果が薄く感じるし、別ポジションへ引っ越しされることも考えると長時間邪魔をするのは難しい。(こちらにチャージャースピナーがいる場合はそもそもそんな相手などポイズンミストよりインク消費の少ないそれらで対処できるし、ポイズンミスト持ちでメインが長射程ブキの部類ならそのメインで片付けてしまった方が良い。)

空中移動速度も大幅低下するため、敵だけがジャンプで渡れない場所を作ることが出来る点については他のサブにはない利点(マンタの裏ルートとか)。狭くてゴチャついた地形であればより効果を発揮する。
逆に言えば広くて平坦な地形では簡単に迂回されてしまい、殆ど効果を発揮できないというクセの強いサブである。
(ボム系統に比べれば汎用性は大きく落ちるが)性能そのものは索敵と牽制などの応用が可能な部類であり、使いどころはそれなりにある。
ただしインクロック時間がカーリングボムと同等で非ボム系の中では長く、かつ消費もバカにならないのが一番の弱点。

 

一応は範囲効果のサブではあるが、円上の範囲の端の方で一瞬だけ触れるような触れ方ではほぼ意味がない。
敵の逃走経路に投げる場合は円が壁になるように、足を止めたいのであれば敵が中心に来るように投げつけなければならない。
テキトーに範囲のどこかに引っ掛かればいいや、というズボラな投げ方をすると単にインクを大幅に無駄遣いしただけになるぞ。

 

ver4.2.0にてマニューバー系のブキがポイズンミスト内でスライドを開始した時にインク消費量を大きく増やす効果が追加された。
ポイズンミスト内に留まり続けてスライド可能な大体の目安
スパッタリー:4回‬
スプラマニューバー:2回‬
ケルビン525:2回‬
デュアルスイーパー:2回
クアッドホッパーブラック:6回


Ver.5.2.0でイカスフィアの速度も遅くさせることができるようになった。スフィアに直接ポイズンミストを当てるとノックバックさせた上で霧が展開して速度を低下させるため、こちらに強引に接近してくるスフィア相手から非常に振り切りやすくできる。
逆に逃げ運用のスフィア相手には逃げ先に上手く展開して霧に入らせれば追いつくことが可能。スフィア自爆には注意。
なおインク消費量に関してはスペシャル発動時にインク残量が全回復する仕様からインク切れは期待できない。

ギアパワーサブ性能アップ」による効果

初速と投擲距離が伸びる。
初速が速くなる=足元以外に投げつける場合でも高速展開が可能になるということであり、敵を霧の中心に置きやすくなるというメリットがある。
効果時間自体は長いサブなので、遠投出来るようになれば敵の背後に投げつけて退路が塞げる=逃げ道の予測がしやすくなるという点から射程が長いブキほど相性がよいギアパワー。特に数発の追撃が重要になるジェットスイーパーRブラスターエリート14式竹筒銃・乙に。

 

射程が短いブキの場合は味方の支援が行いやすくなるという特徴はあるが、自分自身との噛み合いはそこまで良くはない。短射程モードのクーゲルシュライバーも該当。
ただ、投擲速度向上のおかげで見通しが悪いステージや試合開始後の最初の衝突での誤魔化しはやり易くなる。

 

効果自体の強化は一切されない都合上、あまりこのギアパワーだけを大量に積むのはおすすめできない。使うブキの射程と投擲距離、あとは自分の得意な立ち回りと相談して決めよう。

オクタリアンポイズンミスト

アップデート履歴

Ver.2.0.0インク消費量を、これまでのインクタンク全体の70%から60%に軽減しました。
使用後にインクが回復し始めるまでの時間を、25/60秒間短縮しました。

効果時間を、これまでの7秒間から5秒間に短縮しました。
ギアパワーのインク効率アップ(サブ)の効果を約14%減らしました。
Ver.4.2.0マニューバータイプのブキを装備している相手がポイズンミストの範囲内でスライドを開始するとき、スライドのインク消費量を大きく増やす効果を追加しました。
Ver.5.2.0相手のイカスフィアに効果を及ぼすようにしました。

備考

  • 移動阻害効果はともかく、インク減少効果は現実では柔軟剤が似た効果(吸水性阻害効果)を持つ。柔軟剤の成分が衣類の繊維をコーティングするのが原因。
    • よって、タオルや肌着などには使用しない、あるいは少量に留めることが望ましい。
      香り付けの為に多く使用することを推奨する製品もあるが、香害*1の面も考えると避けるべきである。過ぎたるは及ばざるが如し。
      それと実は、このサブウェポンの説明文の「とある生物の体液」とはオクタリアンのインクである。
      どうやら設計図にオクタリアンのインクが付着していたようで…

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