オクタリアン

Last-modified: 2024-04-18 (木) 04:57:10

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▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年5月19日のツイートより。

 

概要

ヒーローモードオクト・エキスパンションで登場する、イカたちに敵対するタコのようなヤツら。大体はタコ足から吸盤のような見た目である。
種類が多数存在し、大小さまざまな見た目と個性を持つ。
オクタリアンは前作からも登場しており、イカしたプレイヤーの間ではおなじみな存在となっている。
インクリングと同じように、インクを用いて攻撃し、違う色のインクによってやられる性質を持つ。

ナワバリバトルでイカ達に負けた彼らは地下へと追いやられていたが、いつかイカに代わり地上を征服するという野望を抱いていた。前作ではイカたちの電力を担うデンチナマズを奪いイカ達への復讐を試みたが、デンチナマズを取り戻す使命を受けたNew!カラストンビ隊3号(前作のプレイヤー)により頓挫してしまった。
ちなみに、デンチナマズは単に取り戻されただけでなく、人工デンチナマズ(ぬいぐるみ)に差し替えておくという裏設定が存在している。しかし彼らはデンチナマズがぬいぐるみになったことに気づいておらず、じっと真面目に見張っている様子。
…それから2年後、何と地上に侵攻してふたたびデンチナマズを奪取。新たな仲間を引き連れて再び帰ってきた。

ちなみに、この2年間で彼らが賢く強くなったのか、前作に比べて格段に手強くなっている(以下その一例)。

  • 全体的にHPが高い(バイタコトルーパーなどは前作の100から、インクリングよりも高い140へとパワーアップ)
  • ある程度遠くにいても察知するようになった
  • イカダッシュ移動での飛沫だけで即こちらを察知し攻撃(飛沫が立たない程度であれば大丈夫)
  • 射撃やボムを発見するとボムに注意が向くが、射撃した地点やボムを投げた所に攻撃することがある
  • 発見されてからイカセンプクで隠れても、長い間その地点に攻撃を続ける
  • チャージャーの射線にも気づく
  • ヒト状態で背後にいてもバレないが、ブキを使うとその音ですぐに気づく
    ちなみにロボットボムには弱くて、下りながらロボットボムを撃ちづけたりする。
     

オクタリアン一覧

オクタリアンの種類ことの特徴はページ「オクタリアン一覧」を参照。
(ヒーローモードをクリアしていない方にはネタバレ注意!)

生体、概念、考察

ヒーローモード(オクト含む)で登場するオクタリアン達は飽くまでも「ヒーロー迎撃に割かれたタコセカイの兵士」である。彼らはオクタリアンの一員ではあるが、タコセカイ内では偏った存在である可能性も捨てきれない。

一人のイカ(タコ)に過ぎないヒーローが観測できるオクタリアンの生態は限られているが、ゲーム内やイカ研究所からの断片的な情報や、外見から推察できることも多い。
当ページのTIPSでは「オクタリアン軍全体の傾向」を、各オクタリアン兵の個別ページのTIPSでは「兵科ごとの特徴」をまとめている。
執筆者達の非公式な予想や推測が多分に含まれているので注意されたし。

生体構造

  • 現実世界の蛸は、8本の足に強い生命力を持っている。
    個々の足は根元に「専属の小型脳」を備え、大脳からの指示を受け自立行動する。
    外的に襲われても足を自切して逃げ、切れた足はしばらく動き回ることで「生きた囮」として注意を引き付けてくれる。
    さらに足を切った跡からも新しい足が問題なく再生する。この時断面の状態によって二股以上の足が生えてくることも。
    蛸の末裔であるオクタリアンはこの「タコアシの生命力」に目をつけ、切り離したタコアシの生命力を独立可能なレベルまで強化改造することでオクタリアンの無性生殖に成功したのだろうか。
    前作のイカすアートブックには「一匹の母体の足を切り離すことにより誕生する」と解説されており、タコセカイにオクタリアン生産に携わる母体がいることを示唆している。おそらく、DJタコワサ将軍の足をもとに、製作していると思われる。
    • それにしても、全体的にデカい。標準的なタコトルーパーでさえヒーロー達とほぼ同身長である。
  • ビッグサイズの兵科生産も賄えるタコアシが母体から直接生えていると仮定すると、「母体」も相当なデカさなのだろうか。
    もしくは母体自体はそこまで大きくなく、改造の際に肥大するのだろうか。
  • 一方でオクタリアンの親玉(ネタバレのため名前は伏す)は、捕獲後ではサイズが小さくなっている。状況によってサイズを変えられる可能性もある。
  • 無性生殖で生まれたオクタリアン達の多くは黄ばんだ目に紫のタラコ唇、二足歩行用の貧弱そうな足を備えている。恐らく自力で生命活動ができるよう、タコアシ改造時に後付けされたものなのだろう。
    腕は元々のタコアシをそのまま使っているケースが多く、ヒト型の腕をつけたオクタリアンは珍しい部類に入る。タコ足が多いと多いほど、知能が高いようだ。

兵器運用

  • タコアシ型のオクタリアンも問題なく土台の機械から様々なインク攻撃を仕掛けてくる。
    現実では烏賊は濃い墨を影分身のように・蛸は薄い墨を煙幕のように使い身を守るが、オクタリアンは(インクリングと同様)ナワバリ確保・ショット攻撃のためインクを使っている。
    オクタリアン軍が使うインクは紫色が中心。特に本作のヒーローモードでは「誰かさん」のイメージカラーと相乗効果がバツグン。
    一部オクタリアンの例から他の色のインクを使うことも不可能ではなく、タコアシの色も変化するようだが、オクタリアン軍のタコアシはインクの色と関係なくやや鈍い赤色をしている。
    現実の蛸も周りの環境に応じて、体内にある複数の色素を調節し擬態をする。だが茹で蛸にされると赤以外の色素が溶け、例の赤色になってしまう。
    まさか彼らは既に茹で加工されているのだろうか。無茶苦茶な話に聞こえるが、湯引きや炙りで素材を鍛える軟体世紀においては意味のある改造なのだろう。
  • 一部のオクタリアン兵は兵器の中に組み込まれ、タコと機械のハイブリッド兵器のように運用されている。
    少し可哀そうな気もするが、元々現実の蛸も護身のため狭い空間を好む習性をもっている。オクタリアンが本能のまま武装するとあの姿になるのだろうか。
    組み込まれたオクタリアンも満更嫌ではないのだろう。……そう願いたい。

価値観

  • 公式Twitterで掲載されたマンガに登場するオクタリアンがインクリングのことを「イカ野郎」と呼んでいる。
  • 初代Splatoonの「伝説の地下ライブ」事件の後、オクタリアンの世界観は大きく変わっている。
    ステージ各所が殺風景としたものではなく、非常にデコられててイカセカイと遜色ない華やかな雰囲気になっている。
    さらに自らの居城を「地下世界の楽園」と称している上、なんと旅人用に一般開放もしているのだ。
    • 元々オクタリアンは「見敵必殺でイカを倒す軍隊」であったが、なんと今作ではヒーローに対して敵対的ではありつつも、イカという種族自体には大きく友好的となっている。イカすアートブックではとあるイカといっしょにこっそり地上世界を旅行しているシーンもある。
    • 上述のライブ事件に加え「とあるイカガール」がオクタリアンに肩入りしたことでその変化は著しく進んだ模様。最終ステージではサイリウムを降って大盛りあがりする上に、とあるボスキャラもイカのアイドルのファンになっちゃっている始末。
    • もっともデンチナマズは相変わらず盗むわ、それを取り返しに来るヒーローには新兵器をたずさえていつもどおり戦いを挑むわなどなど、どこかライバル視しているフシは残っているようだが。
    • オクタリアンにも友好派と、タコ派…いやタカ派で分かれているのだろうか。
  • 上記のイカのコーディネートも功を奏しているのか、オクタリアン自体の雰囲気はかなりゆるくなっている。
    • 前作の殺伐で無骨な雰囲気がないのはもちろんだが、ジャンプマットであそんでいたり、リゾートを建設していたり、タコストライクでゴロゴロころがって遊んでいたりなタコが多い。

デンチナマズ

  • 前作からの続投だが「盗んだデンチナマズを取り返す際に、人工デンチナマズのぬいぐるみに差し替える」という裏設定が存在する。
    また人工デンチナマズを再度取り返すのは「古くなり発電できなくなったヌイグルミを差し替える」というメンテナンス観点からである。
    ちなみに勤勉で真面目なオクタリアンはデンチナマズを取られて人工物に差し替わっていることには気づいていない。
  • そもそも人工デンチナマズが作れるなら、オオデンチナマズはまだしも普通のデンチナマズやマメデンチナマズを取り返す必要はないはず。しかしわざわざそれを行うにはある理由が推察できる。
    • オクタリアンの兵士たちの顔を立てるため」である。仮に大事なデンチナマズをイカに奪い返されたことが判明したら大事になり、管轄していたタコは厳しく罰せられることは想像に難くない。
      しかし人工物に差し替えて偽装しておくことで「イカには負けたけど、デンチナマズは頑張って守ったので処罰・降格・左遷されず許された」というタコの顔を立てることができるのだ。
    • 実際に戦略タコツボ兵器も含め、倒されてデンチナマズを取られた後も彼らは変わらずその場所をキチっと真面目に見張っているのは、古くからタコワサと腐れ縁のあったアタリメ司令の粋な計らいからだろう。

オクト・エキスパンション

  • タコをプレイアブルキャラとして使うことができるDLC「オクト・エキスパンション」ではオクタリアンによく似た毒々しい色の個体が登場。見かけは同じタコではあるが、ヒーローモード同様に敵として戦うことになる。
  • オクタリアンは「似ているモノを味方と思い込む」という習性があることが判明した。
    • その習性をデンワに利用されたことで実験施設に連れ去られ、消毒オクタリアンにされたり、戦略兵器のデータを巻き上げられ、ビコツ牢獄に幽閉されたりと散々な目に遭ってしまう。
    • ちなみにデンワだけでなくアタリメ司令も味方だと勘違いしちゃってたようだ。大ナワバリバトルの仇敵なのに…
    • 一方で消毒されることで「心の迷いがなくなる」という点に目を付け、Dedf1shのように望まれて消毒された者もいた模様。
  • 一連の事件の後、彼らがどうなったかはゲームでは明らかにされていないが、コロコロSplatoonでは救出されてタコツボバレーに帰される描写があったことから、タコたちは無事に救出されていると思われる。

その他

[[[引用元:https://aminoapps.com/c/splatoon/page/blog/wrong-a-theory-about-the-colour-of-octarian-eyeballs/J86S_duKVxnlmxX2ePr6eWP3WQwo5Z]]

  • オクタリアンバージョンのSplatoon2ロゴ。小文字のOはオクタリアンの目のように変わっている。
    • 2の部分もタコ足に変わっている。また最初のSの字も形状が変化しており、タコ足っぽくなっている。

これはこれでイカすアイコン

  • オクトアップデート後ではタコバージョンのアイコンが追加されているが、こちらはオクタリアン版。
    • 目つきが異なるほか、色も全体的に黒め。ダークな雰囲気。
    • なお、初代Splatoonでも同じロゴが用意されており、タコのアイコンとしてはこちらのほうが先。

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