プロモデラーRG

Last-modified: 2023-06-16 (金) 14:21:24

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ブキ紹介

ブキチがプロモデラーMGにメッキをほどこし、さらにサブスペシャルもアレンジしたブキ。

軽業で動け、塗り性能の高いメインに加え、要所要所を塗りつぶせるスプリンクラー
自由に動き回って爆発可能なイカスフィアを装備し、遊撃兵のような立ち回りを可能とした。
メインの長所と短所の両方がこれでもかと言わんばかりにリアルなグレードで仕上がった逸品。

通称「金モデラー」または「金モデ」

メイン

プロモデラーMGのページを参照。

運用

まず大前提として頭に入れておくべきことは
サブが攻撃力の低いスプリンクラーであるため、スペシャルが使えない状態ではプロモデラーシリーズ中…ひいては全ブキ中最も戦闘に弱いセットという点。
極端な話、戦場において銃ではなく陣地構築用の工具で戦っているようなモノだと考えておこう。
つまり戦闘時には「単体で戦える味方のデス」「単体では戦えないプロモデラーのデス」等価ではなくなる
例えば、チーム内のスプラシューターがやられるのとプロモデラーRGがやられるのではチームの戦闘力に大幅な差が生まれる。加えて正面戦闘を避けなければならないプロモデラーの場合、味方が一人やられた時の追撃・防衛面の両方で貢献がしにくい。
これはプロモデラーが役立たずだと言うわけではなく、純粋な適性の問題である。
戦力バランスの都合で緊急時に狙われるべきは自分であり、味方が落とされることはあってはならない
デスの価値は比較的軽いが、あくまで比較的である。デスそのものの重みは変わらず高いので、狙われた上で生存して人数差を作らないことが仕事となる。
金モデラー自身も貴重なチームメンバーではあることは忘れずに。
戦闘以外のオブジェクトの管理は積極的に、かつ全力で生き延びること。

 

モデラーの特徴が長所、短所ともに濃縮された塗り特化の構成。
プロモデラーMGのページ内容を今一度振り返って「塗り特化ブキの特性、立ち回り」を確認しよう。
スペシャルも近距離特化型なので遠距離には手が出せないという欠点があることも留意してほしい。

旧環境での使い方

発売当初のメイン・サブの塗り性能やイカスフィアの非常に使いにくかった性能から考えても、このブキのコンセプトは「逃げまくりながら最強レベルの塗り性能を誇るメインとスプリンクラーでかき乱してスペシャルで安全に逃げる」というものであったと推察できる。
恐らくは、平時の戦闘力そのものは度外視されていたのだろう。
事実このブキセットが活躍した時期の立ち回りがそのようなものだった。
しかし度重なる弱化調整でスプリンクラー込みの塗り性能は高いものの、現実的に敵陣で行動できるほどのスペシャルのパワーは持ち合わせてはいない。

現在の環境ではイカスフィアの破壊が得意なブキがそれなりに存在する。こういったブキ全てに遭遇しないことを祈って割り切るならともかく、スフィアを通せない場面では単独でできる行動が殆どないことは把握しておこう。
またこのブキはキューバンボムクイックボムといったけん制手段がない。「イカスフィアが通せないので自陣に引き籠って死なないようにします」という立ち回りで動くと、味方は実質3VS4で戦わなければならないためどんどん不利になる。何度やってもこういった立ち回りになるのであれば、他のブキを持った方が良いだろう。


強力なライバルとして以下のブキが挙げられる。

  • 塗り性能が高く、同じスペシャル持ち(必要spも同じ)のパブロ・ヒュースパイガジェットソレーラ
    • パブロは連打が必要なものの接近時の火力と塗り走りによる機動力に優れている。トラップのマーキングや敵陣での行動力、撹乱性はパブロが上だろう。
    • スパイ傘は火力で劣るものの射程が長めで自前の傘耐久によるヘイト集めが可能。腐ることのないスプラボムの万能性も目を引く。
  • 同じサブスペ構成ブキのスプラチャージャーベッチューバケットスロッシャーデコ
    • メインの塗り能力はどちらもこちらより劣るものの、そこをスプリンクラーでカバーできている。攻撃面ではどちらも長射程高精度であり、一撃必殺や地形越し射撃といった尖った強みを持ち、両者共通の苦手な近距離はイカスフィアである程度対応できる。このようにメインサブスペ役割が明確に分かれており対面力で隙が少ないのだ。
    • その一方で金モデは塗り面でサブと、近接戦闘面ではスペシャルと被ってしまっており、メインの強みをより引き上げられるが、戦術が単調になりがち。

これらのブキとの差別化も考慮するべきだろう。

 

そのため基本は自陣塗り、味方のサポートを中心に動きながらイカスフィアを準備しよう。
その際、敵インクを何も考えずに塗り返すだけというのは悪手。
塗りブキの本懐は「塗りによって敵の布陣・リソースを分断する」こと「適切な場所を迅速に塗る」ことだと頭に入れておこう。
またイカスフィアが攻撃の要となるのは確かだが、それに囚われすぎるのも良くない。
スフィアで攻撃しているだけでは相手も慣れ対処されやすいばかりか、スペシャルポイントを貯める間の前線が人数不利になってしまう。
状況が許すならばひっそりと近づいてメインでの奇襲を狙うのも忘れないようにしたい。とくに裏取りが有効なステージや、ルートが多いステージでは相手の背後からナワバリを奪い奇襲をガンガンかけても良い。背後をとって攻撃することがメインでの戦闘の基本だ。
ただしメインで奇襲をかける場合は「必ず成功させる」こと。スペシャル特化のこのブキで返り討ちに遭ってゲージを失ってしまっては元も子もない。奇襲成功時にはスプリンクラーとメインで敵陣を荒らして、進行を妨害できるとなお良い。
味方を活かすために敵の視線を集めて囮になる、いわゆる「回避盾」的な立ち回りも取り入れていこう。
というよりヘイトを買うこと以外に平時は能がない。
イカスフィアさえあれば回避盾ムーブにも少し余裕ができる。
万が一相打ちになっても金モデラーと敵一人の命で1:1交換なら儲けものである。
ヘイトを集める役割も時に必要だが、確実に一人を倒せるようにタイミングを図ろう。
スフィアの爆発後にフォローする手段を持っていないのでむやみな突撃は厳禁。

そのため貯めたゲージはチームのために必ず有効に活用することを肝に銘じるべし
味方の構成をよく見てスペシャルの状況を確認しつつ動こう。

味方のためにあるときは盾、またあるときは囮、平時は移動式スプリンクラーになるのがお仕事になるというかなり特殊なブキであるため、主に活躍するのはリーグマッチなどの意思疎通が可能な状況になる。
塗り性能の高さから初心者が手を出しやすいブキではある。しかしプロの名前は伊達ではなく「勝つためのブキ」という観点では実は上級者向けのブキである。一歩踏み込んだ活躍を望むなら、プロモデラーMGの欄を熟読して塗り特性を理解しておこう。

マップ別考察

マップ考察
  • どのステージでも、塗りを軸にした戦い方が求められると言うことを頭に入れよう。
  • バッテラストリート
    かなり広いステージで、このブキの強みを活かしやすい。敵陣につながるルートが多いので、敵の動きをよくみて素早い塗りで制圧しよう。ルートが多いためにホコ、アサリでは全体をしっかり塗ることが大切だ。エリアは橋の下が激戦区となるので橋の下の周りを塗っておけば味方が動きやすくなる。
  • フジツボスポーツクラブ
    ステージ中央が盛り上がっているので案外死角が多いのでクリアリングが大事。ステージ中央につながるカナアミはなるべく避け脇から塗りを展開しよう。
    ガチルールでは脇に登れるブロックが置かれることが多く、そこも忘れず塗ろう。死角が多いので、手負い状態でなければ積極的に戦闘に参加しよう(あくまで横槍を入れる形で)
  • ガンガゼ野外音楽堂
    裏取りルートが多彩のステージであるため、どこを突っ切るのが正解か考える必要のあるステージ。敵の位置状況を読んで適したルートを選んで敵陣を制圧しよう。
  • コンブトラック
    ステージ外側のルートが生命線。ホコの場合はここがルートになるので初動で制圧する。エリアやヤグラは外側のルートからの攻撃が役立つため、人数不利でなければエリア、ヤグラは味方に任せ外ルートをとってもよい。高低差があるので、ローラースロッシャーに注意。
  • チョウザメ造船
    跳ね橋を含め、敵陣高台を制圧すればかなり有利。中央は高台のチャージャーや坂のスロッシャーが脅威なので無理に制圧を狙わず、床下を通って左へ侵入。マップ右から突っ込むのもアリだが少しリスキー。床下での遭遇戦にはくれぐれも注意。
  • エンガワ河川敷
    エリアが置かれる中央と周りのルートがある。どこを進んでも相手のリスポーン地点に到達できる仕様上ガチマッチでも全域の制圧が必要である。このブキはここではあらゆるルールが得意。周辺の制圧が、勝敗に影響するだろう。
    この武器が一番活躍できるのはおそらくこのステージ。とにかく塗り!裏取りして塗り!塗りで勝つことが勝利の絶対条件である。
    そのために裏取りルートや足場用ブロックの場所を確認しておこう。遮蔽物を利用し、隙あらばガンガン敵を倒しに行ける。
  • 海女美術大学
    孤立する可能性が高い場所が多い。
    ステージ脇は裏どりや奇襲ルートになるので塗ること。ヤグラ、ホコでは敵陣に上がるルートができるので隙があり次第どんどん荒らしに行こう。
    ただし死なないよういつでも逃げられるようにしよう。
  • デボン海洋博物館
    天井があるのでスプリンクラーが便利。広く塗れる床と塗れない天井があり、チャージャースピナーが居座りやすい上はなるべく通らないこと。
    回り込みやすいので、単射程ブキは下から攻めてくることが多い。スプリンクラーを戦闘に組み込めば少し有利かもしれない。天井に相手が集中することが多々あるので、背後から攻撃を仕掛けてもいい。
  • ホテルニューオートロ
    とにかく中央を押さえることが大切なステージ。とにかく初動が重要で、まず中央を制圧しよう。ここではステージ中央につながる道は2つ(ガチマッチでは3つの時もある)しかなく、そのうち一つはカナアミで、ここを取られると危険。とにかく味方を塗りでサポートし、相手を抑えよう。
    非常時にはカナアミをスフィアで強行突破してもいいが、味方と息を合わせること。
    とにかく敵陣を攻め続けること。押されるとすぐ負ける。
  • ザトウマーケット
    中央を隈なく塗りつぶしたらマップ右から敵陣へ侵入し、敵陣高台を塗り荒らせば敵の行動を制限しやすい。問題は敵陣への侵入のタイミングであり、敵リスポーン地点が近くにあることもあって簡単には侵入できないし、できたとしても撃ち合いに持ち込まれることは確実。イカスフィアで突っ切るのも選択肢の一つだが、返り討ちに遭わないように。
  • アジフライスタジアム
    見通しが利くステージなので動きを制限されやすい。相手の高台周辺のルートに気をつけて動くこと。ナワバリでは攻撃を味方に任せることが多くなるため、塗りはとくに重要。ガチルールの時はオブジェクトが置かれるので、それを生かそう。超射程の相手に注意。
  • ムツゴ楼
    北の広場か南の広場か、ナワバリバトルではどちらから塗り攻めるかは自由だがガチマッチでは主に北にオブジェクトが集中しやすいため、北の広場が優先。マップ中央通路を通るのはややリスクがあるため、自陣側通路を活用していく。
    制圧された北の広場や南の広場を塗り返す場合は高台からの狙撃や奇襲に要注意。スプリンクラーを上手く使ってクリアリングしよう。
  • マンタマリア号
    高所から攻撃されやすいため、中央に長くとどまるのは危険。制圧したら脇道を通って敵陣側高台を塗り荒らす。金網の上にいる敵は無闇に相手をしないように。
  • スメーシーワールド
    基本的には下段のルートを通って敵陣へ侵入。上段は主に射程勝負の場であるため、中央制圧は厳しい。ガチエリアで敵カウントを進められているときは遮蔽物を上手く利用して一気にエリアを奪い返したい。スフィアがあればデスのリスクを多少抑えられる。
  • Bバスパーク
    凹凸が激しいのでスプリンクラーの向きが変な方向になることがあり、安定して塗るのは難しい。しかし自陣リスポーン近くのデコボコ広場はリスキル地獄の場であるため、侵入されないように付近の侵入経路を塗りつぶしてから進軍したい。
  • モズク農園
    攻めやすく守りにくいステージ。
    ステージ全体が戦場になりうるので裏取りによる陣地獲得が有効だが、このとき相手の動きをよく注意しよう。相手の後ろから縄張りを奪うことで相手チームの戦力を大きく削ぐことができる。これはエリア以外のガチルールとナワバリで有効。もう一度書くがこのとき死なないこと。このテクニックは敵が固まっているときには強いが、そうでないときは危険だ。
  • タチウオパーキング
    短射程シューターらしく、登山していく。登山開始の侵入経路はいろいろあるので、敵の位置状況を把握して適したルートをとろう。このステージの壁は殆ど塗ることができるため、思わぬ場所から顔を出すこともできる。スプリンクラーの壁塗りも利用すれば意表を突く登山の仕方があるかもしれない。さんぽでいろいろ試してみよう。
  • ホッケふ頭
    コンテナで視界が悪く塗り広げづらい。ただインクを撃ち合うだけでは塗り負けるので相手の隙をついてナワバリを制圧しよう。狭いゆえにスプリンクラーとのコンボが有効かもしれない。スペシャルの爆風を浴びないようイカランプを常に確認しよう。
    奇襲攻撃もやりやすい。逆に言うとの奇襲されやすいので角を曲がる時は注意。
  • モンガラキャンプ場
    敵陣を荒らしやすいため、素早くルート作りをしよう。
    道が狭いためブラスターが脅威となるが、イカスフィアを有効活用して倒すべし。裏取りを積極的に行い、相手チームのリソースを奪うこと。
  • アンチョビットゲームズ
    リスポーン地点右側のリフトを使って敵が登ってくるが、1カ所だけなので、束になってかかってくることが多い。そうなると裏ルートから回り込んで対応するしかなくなるので、塗り負けないようにすること。リフト付近の高台で押されることが多いことを頭に入れよう。
  • ハコフグ倉庫
    まずは中央を塗り制圧。塗りの強さにおいて速度と質の両方に優れるメインサブなら全ブキ中でも塗り制圧は素早いはず。中央を整え次第、敵陣に攻め入りたいところだが侵入経路となる中央と脇道は迎撃側有利のため、考えなしに突っ込むのはリスクが高い。左右の広場もついでに制圧しておけば敵が中央へ辿り着きにくくできる。
    逆にこちらが塗り負けているときはリスキルされるステージでもあってかなり厳しい。味方と息を合わせて塗り制圧を図るしかない。
  • アロワナモール
    中央制圧後、脇道から裏取りして敵陣高台とその周辺、敵陣側中央広場を荒らしたいところだが、トラップ持ちの長射程ブキが相手にいるとそう簡単にはいかない。スプリンクラートラップを解除し、仕掛け人が起動したトラップに気を取られている隙に中央に突っ込むのも選択肢の一つ。
    より奥へと突き進めば敵リスポーン近くを荒らすこともできるが、大抵は復活直後の敵によって返り討ちに遭う。
  • ショッツル鉱山
    戦闘が起きにくい場所が多く、ナワバリでは塗り残すと負けてしまうことも多いベルトコンベアにスプリンクラーをつけると塗りながら動き、止まるので便利。リスポーン地点左側の低地につながるコンベアにスプリンクラーをつけるといい。ガチマッチでは脇の低地は勝敗に影響しないので、わざわざ塗りにいかなくていい。

サブスペシャル

スプリンクラー

基本的に塗り専用のサブスプリンクラー.96ガロンの個別ページも確認されたし。
一時はナーフされていたが現在は十分使用にたえる性能に落ち着いている。
設置した瞬間にクイックボム程度の塗り跡を作り、その後キューバン程度まで塗り広げをし続ける。
徐々に勢いが低下するので、塗り終わったらメインの低燃費を生かして次々に張り替えると良い。

 

このブキの大切な相棒。イカスフィアの回転速度を加速させるための塗り補助役を担う。
何よりspゲージ回収力の長所をさらに押し上げるという点でこれ以上ないベストコンビ。
しかし攻撃性能には期待できないので、メインの戦闘能力が求められる。
メインサブでの攻撃面は諦め、2方面を同時に塗り荒らせる点金モデの利点として見よう。

  • 本体が中央へ急行しながらスプリンクラーに自陣を塗らせSP回収
  • 本体が戦闘しながら横や裏をスプリンクラーに塗らせ後のバックドアを形成する
  • スフィアの発動前に設置して、インク消費を踏み倒しつつ、発動中塗りが止まる弱点をカバー、スフィアの圧力でスプリンクラーを壊させない

といった使い道が可能。他のスプリンクラー持ちは戦闘寄りのブキが多いので、工作ならこちらの方が小回りが効く。
総じてスプリンクラーをすぐに壊されると非常に弱い。本体がやられても自壊する。
本体とスプリンクラーが互いにデコイとなり合い、ヘイトを稼ぐ/切るを切り替えながら止めさせない工夫が必要。

 

また通称、囮ンクラーと言われるようにスプリンクラーは囮性能が高い。
放置すれば塗りを広げられ、相手としてはすぐに破壊したいからだ。
これを利用し例えば敵のチャージャーの目のつくところに設置、そちらに注意を向かせる間に味方に詰めてもらう、など。
ヘイト管理の有力な選択肢となり得るだろう。
攻撃性能が低いと言ったが、実はスプリンクラーの理論上のdpsはモデラーと同じ。*1
アプデで手に入れたクイボサイズの塗り跡と合わせて足元付近に置かれると決して無視はできない脅威となる。
とくにハイパープレッサーに有効だ。
スプリンクラーは移動できないが瞬間的には実質モデラーが二人になったのと同じなのだ。
味方と交戦中の敵の足元などに投げつけると擬似的な3vs1対面をしかけられる。
特にスプリンクラー本体を直撃させるように足元に投げつけると、広い即時塗り+本体の耐久+飛び散る飛沫の3つのおかげで足元塗りや連射力の弱い敵を確実にその場に釘付けに出来る。
ジェットスイーパーやガロン系列が自分に気づいていない場合は特に狙い目。

また、各種ボムと違う利点として、敵の後ろや横の壁上方に設置する事で攻撃判定を「継続して落とし続ける」ことができるのもポイント。
この場合の威力はたかが知れているが、敵の操作するインクリングはこのへなちょこダメージでもダメージボイスを発するので、チャージ系ブキ相手なら揺さぶることが出来る。相手の出方をよく見て、スプリンクラーにヘイトが向いたら物陰からぶん殴ろう。

 

SPが溜まるまで逃げ惑っていてはどんどん前線が押し下げられ、戦闘能力のないメインサブ共に纏めて潰されてしまう。
例え自身が倒せずとも、牽制で時間を稼ぐ程度の技量があってこそ、その裏で塗るスプリンクラーの工作効果も生きてくる。

イカスフィア

このスペシャルをどれだけ効果的に使えるかがこのブキの価値を決めるといっても過言ではない。
カーリングボムピッチャーと違いステージに左右されない汎用性も魅力。
一瞬にして敵のヘイトを一身に浴びることもメリットデメリット両方あることに注意。
モデラーシリーズ中シンプルにキルを取りやすい部類であり、1回の発動につき1人を必ず倒すことがノルマ。
1:1で相打ちだと平時の不利を覆すことはできないため、キルできたことに安心せず、その後生存するところまでがセット。

 

倒しやすい標的を定めた上で発動しよう。2人以上持っていけたら上出来である。

  • 孤立した相手の行く手を塞いで確実に撃破し
  • 閉所の乱戦地帯に飛び込んでみたり
  • 発動前にスプリンクラーで索敵を行ったり、裏に回って塗るだけ塗って追っ手が来たらスフィアで退場など

あの手この手でイカスフィアを駆使して戦場を荒らし回ろう。ただし頼りすぎには注意だ。

 

また、事前準備として現状ではスペシャル性能アップのギアパワーが必須
理由は2点。「耐久値の上昇」と「攻撃範囲の増加」だ。

  • 耐久力について
    Ver.1.3.0では素の耐久が400に強化されたためギアを積まなくても十分戦えていたのだが、
    Ver1.4.0から主に今まで割られづらかった後述のブキからの対スフィア攻撃倍率が大幅に上昇したため、割れやすくなった。
    現在はオーバーフロッシャータンサンボム14式竹筒銃・甲などの遠距離からモノを壊すのが得意なブキや、
    おちばシューターエクスプロッシャーなどの使いやすいバブルランチャーブキの追加によって対物ギアが選択肢として採用されやすくなっている。
    つまりギア補整こみでもスフィアを発動した所で即座に叩き割られる事態が起きやすくなっている。
    これらに見られている場面では発動しても時間稼ぎにすらならないため、メインとサブで切り抜けつつ味方が注意を引いてくれることを祈ろう。
    いっそ接近用として割り切り、割られた瞬間の僅かな無敵時間で強引に倒しにかかるのも一つの手だ。
    勿論メインは全ブキ最弱クラスであることも忘れてならない。くれぐれも正面から突撃して孤立しないように。
  • 攻撃範囲の増加について
    スフィア爆発小ダメージ(55ダメージ)の範囲については最大まで強化することで全盛期(Ver.1.3.0)の範囲と同等になる。
    メインでの追撃が出来ないのであまり影響が無いように思えるかもしれないが、そもそも単体で切り込むブキではないので味方の削りダメージを活かす為にも範囲は広いほうがよい。
 

ガチエリアでは、強引にスフィアでエリアに突っ込み起爆することで、リスクと引き換えにカウントストップが(一応)狙える。
このブキはイカスフィア無しでの戦闘能力は最弱で、可能な限りキルのために使うことが理想。
基本的には悪手だが、どうしても止めねばならないときの手段として頭に入れておこう。(優勢側で延長戦をストップさせたい時など)
勿論敵に確保されてるエリアに飛び込んで止めるという事は、その後に飛んでくる攻撃から生還しなければ、ただ無駄にスペシャルを吐いただけで何の意味もないことも忘れずに。

ギアパワー考察

伸ばしたい能力が沢山あるので基本何を積んでも有効だが、
GP57では全てをカバーするには足りない為、割り切りと取捨選択が必要。
基本的に撃ち合いを強化する方向は焼け石に水になりやすい。

  • インク回復力アップ、メイン効率アップ、サブ効率アップ
    インク総量が増える事で塗り面積の絶対量も増える。
    敵陣荒らし、スプリンクラー投げ込み、SP溜め用の塗り等、何に重きを置くかプレイスタイルで優先度は変わる。
  • イカ移動速度アップ・相手インク影響軽減
    接近できれば戦闘もできなくはない。
    不意打ちが前提なのは変わり無いが、こちらから積極的にキルを取りやすくなる。
    また戦闘を拒否して逃げ回る場合にも有効で、生存により間接的に塗り能力が上がる。
    とりわけ疑似n確のブキを相手にする場合は有効。GP6ではスリップダメージ猶予が15fに伸び、12ではなんとインクを踏んでから疑似竹のフルチャージも耐え、スリップダメージ上限が33.3を下回るようになるためデュアルスイーパーL3リールガンといった疑似3確ブキへの対策にもなる。
  • スペシャル増加量アップ
    スフィアの回転率をさらに上げる。発動間隔が短くなり無防備なタイミングも減る。
    またSP発動時にはインクが全回復する為、絶え間なく発動する事でインク回復を挟まず塗り続けられ、間接的に塗り能力も上がる。
    実戦では塗り被りや余計なインク消費があるので理論通りに全く途切れずに繰り返す事はまず無理だが、休息頻度や隙は減る。
  • スペシャル性能アップ
    遠爆風(55ダメージ)範囲をと耐久力を強化する。
    スフィアを通せないと貢献できないブキだがアップデートにより壊されやすくなった。
    「ギリギリ壊せる」から「ギリギリ壊せない」に変化する事で一気に有効になる。
    通常戦闘力は補強しても焼け石に水なので、いっそ捨ててこちらを大量積みも有効。最大まで積むとv1.3の全盛期と同等になり、耐久力も600まで上昇するが、GP40辺りから急激に伸びが悪くなるので残りのGP17は他に回しておくと効率的。
    無積みだと低性能な事を逆手に取り、強気に出てきた相手に不意を付ける事も。
  • スペシャル減少量ダウン
    戦闘力が低くデスしやすいので保険として有用。
    ボムを持たず牽制能力が皆無なのでリスキルに追い込まれると殆ど何もできないが、劣勢時でも味方の突撃に乗じてSPを放つ選択肢が取れる。
  • カムバック
    同上。得られる効果がどれも相性が良い。
    効果時間中に前線に復帰できずとも、自陣塗りだけでもインク効率等を存分に発揮できるので無駄になりにくい。
  • ラストスパート
    条件下でインク効率2つとインク回復力GP24づつ、総計72ptも上昇する。
    SP回転率も含め、ラストの塗り勝負で手が止まる事が無くなる。状況が拮抗なら相手は自分を倒さない限り塗り負けていく状況を作れる。
    陣形が乱れやすいタイミングなので敵陣潜入して塗りPをごっそり奪うのも良い。足が止まったら死ぬ敵陣でも継続活動できる。
    ただし調子に乗って突っ込むと逆転負けするので注意。また上記のメリットは条件を満たした場合の話であり、条件が満たされない場合はギアパワーの無駄になることも考慮しておこう。
  • メイン性能アップ
    メインの弱体化が返却される形で強化される。
    塗り隙間という弱点解消に繋がるが、ここで問題なのは塗り面積ではなく隙間。つまり埋まるまで一定量のギアを積まないと意味が薄い。
    どちらかといえば、敵が満足に動けない程度に場を荒らす能力に磨きをかけるものと言える。
    金モデの強みはメインだけでなくサブ・SPも含めた総合力による所が大きく、あまり割き過ぎると他が犠牲になるのでバランスに注意。GP3~9のコスパに優れているので積むとしてもこの辺りで良いだろう。
    ちなみにスフィア回転率の上昇についてではあるが、スペ増あるいはメイン性能一辺倒よりも、どちらもバランス良く積むほうがよりスペシャルゲージの伸びが高くなる。

備考

アップデート履歴

Ver.1.3.0RGSP必要ポイント180→170
Ver.1.4.0全部着弾点の塗りの半径を約10%小さくしました。
弾が落とす飛沫による塗りの半径を約8%小さくしました。
弾が飛沫を落とす頻度を約13%減らしました。
MGSP必要ポイント170→160
Ver.2.3.0全部弾が落とす飛沫の数を増やしました。
Ver.3.2.0全部下向きに発射して着弾させたときの塗り範囲を拡大しました。
Ver.4.1.0全部着弾点の塗りがこれまでより前方に伸びるようにしました。
Ver.4.2.0全部射撃後、イカになったりサブウェポンをつかったりできるようになるまでの時間を4/60秒間短縮しました。
Ver.4.3.1全部「メイン性能アップ」のギアパワーの数が少なくても効果が発揮されやすくしました。
Ver.4.4.0全部イカ状態でZRボタンを押してから、弾が発射されるまでの時間を、約2/60秒短縮しました。
Ver.4.5.0全部ZRボタンを押して射撃後、インクが回復し始めるまでの時間を、約5/60秒短縮しました。
これまでより足元に塗りが発生しやすくしました。
2019/4/3PG追加
Ver.4.6.0全部着弾点の塗りを、これまでよりも大きくしました。
Ver.4.7.0RGSP必要ポイント170→180
PGSP必要ポイント180→190
Ver.4.9.0全部下記のブキのカサに対して与えるダメージを約57%増やしました。
-キャンピングシェルター
-キャンピングシェルターソレーラ
-キャンピングシェルターカーモ
Ver.5.0.0全部相手がナイスダマを使用中にまとうアーマーに与えるダメージを約17%増やしました。

コメント


*1 スーパージャンプのマーカーにぴったり置くとdpsが発揮できる
*2 ブラスターを含まない場合。