キューバンボム

Last-modified: 2023-06-16 (金) 14:21:24

キューハ?ンホ?ム.jpg

概要

設置から起爆までの時間がおそいが、ダメージ、爆風範囲、塗りいずれも強化されたボム。
キューバンが付いており、カベや天井などにはりつく特性がある。
他のゲームで例えるなら、スティッキーボムと言ったところか
近距離での単発威力はボムの中では最強であり、直接当てると即爆発させられるシールド系のオブジェクトに対して非常に有効。

セット情報

性能

ダメージ(近距離爆風)220ダメージ(遠距離爆風)30
設置から起爆までの時間120F(2秒)
インク消費70%インクロック時間60F(1秒)
ダメージ補正シェルター種のカサ+100%
ガチホコバリア+100%
ナイスダマのアーマー+50%

特徴

投げてぶつかった床や壁、天井など地形に張り付く。塗れない壁や障害物にも張り付け可。
貼り付いた約2秒後に爆発する。
スプラッシュボムと比べダメージも爆風も確殺範囲も広いが、爆発までの時間は長い。

 

爆発範囲はどの角度から設置しても球形だが、塗りは接地面にしか発生しない。
例えば壁を塗るなら壁に直接貼り付けないといけない。
壁を塗りたいのに地面に引っ付けてしまうと、地面ばかり塗れて壁には飛沫程度しか掛からない。

 

貼り付けた時の僅かな「ポコン」という吸着音は結構小さいが、試合中でも耳をすませば聞こえる程度。
余談であるがハイパープレッサーナイスダマ以外のスペシャルウェポンを網羅している何気にもすごいやつ。

使用のポイント

スプラッシュボムのように転がらないのと、投げてから爆発まで時間があることから、ただ敵の真正面から投げても回避される。
範囲が広いとはいえ即効性の無さから火力補助やキルを狙うのは厳しい。
かつインク消費は70%と大きく、投げた後はややスキが生まれていることには留意が必要。

 

床か壁かを問わず狙ったところに確実に設置させられる精確性と、設置から爆発までの時間差をイカに活用するかが鍵になる。
イカ、その幅広い用途を解説する。

敵にキューバンボムの存在を見せつけ、行動を制限する

キューバンボムの最も基本的かつ重要な用途である。

 

設置から爆発までの「間」は、即効性という点ではデメリットだが、
このボムの高い牽制能力はこの「間」によって生み出されていると言える。
通られたら/立たれたら困る場所に見えるように設置することで、自分の身代わりのようにその地点を約2秒間封鎖することができる、非常に強力な牽制手段として使える。

イカに具体的な活用方法を挙げる。

  • 敵との遭遇時、敵のそばに置く
    • 敵はボムのないところへ移動するため、撃ち合いで敵の動きが読みやすくなる。
  • 敵の接近を防止する
  • 逃走時、逃げながら自分の通った後へ置く
    • 敵の追撃から逃れやすくなるうえ、あわよくば敵を爆風に巻き込める。
  • 高台に投げる
    • 敵長射程ブキが有利高台に居座るのを防ぐことができる。
  • 敵からの進入経路に置く
    • 劣勢時、自陣に入る主要なルートへ投げ続けることで敵の自陣への侵入を防ぎ、味方が復帰するまで自陣の壊滅を防ぐことができる。
    • メインでまとまった塗りを行うとき、敵がこちらを襲うために通るルートへ置いておくことで、無防備な状態での塗りを少しでも安全に行いやすくなる。
  • 敵陣でセンプク予定の地点へ置く
    • 置いた地点へセンプクすることで、2秒間は接近を防ぎ安全にセンプクできる。
  • ガチマッチのオブジェクト管理に活用する
    • ガチホコバトルで、ガチホコが通らなければならない通路に投げ続けることでカウントを進められないようにできる。
    • ガチヤグラで、ヤグラ上に設置しつつ爆発範囲外にメインの弾幕を張ることで、敵を強制的にヤグラから降ろせる。
    • ガチアサリで最も行きやすいアサリ投擲ポイントに投げると、敵のアサリ投げポイントを限定でき、防衛しやすくできる。

このように非常に多彩な牽制用途に使える
特に、移動が遅く位置もバレバレなガチヤグラガチホコの進路妨害には非常に有効でカウント防衛に直接貢献しやすく、積極的に使っていきたい。

敵にキューバンボムの存在を気づかせず、不意討ちに利用する

こちらは、上の項とは全く逆に「気づかれないようこっそり設置しておく」利用法である。

死角に罠として設置し、そこを通るよう誘導する

  • 敵の背後の逃げ道にこっそり設置しておき、敵の正面にメインを撃つことでボムの方へ逃げるように仕向け、爆発に巻き込む(特に自分より長射程のブキ向け)
  • 曲がり角の壁裏など相手から見えない自陣側の死角へ貼り付けておき、こちらが後退することで相手が距離を詰めボムに接近するるように仕向け、爆発に巻き込む(特に自分より短射程のブキ向け)
  • 相手がいる金網の下にこっそり張り付け、金網越しに爆風に巻き込む
  • 登ったさきにボムをおく
    など、安全に敵をたおせる可能性がある。
    成功させるには敵は2秒後にどこへ行くかを先読みするのがコツだが、そのためにはステージに関する豊富な知識と経験が必要だ。
 

着地狩り

着地狩りに有用なのも特筆すべき点である。
タイミングよく爆発させれば、アーマーをまとっていない限りスライドや受け身術を無視して確実に着地狩りができる。
それ自体はスプラッシュボムロボットボムも同様だが、キューバンボムの方が狙った地点に設置しやすく、爆発のタイミングもはかりやすく、1確範囲が広い…と圧倒的にやりやすい。

でそれぞれキューバンボムを設置する(=接地させる)と、敵の着地に合わせて爆発させられる。
「投擲から接地まで」の間も存在するためタイミングの練習は必要だが、慣れればきわめて強力な着地狩りの手段となる。
低リスクかつ効果的なため、キューバンボムを使うイカならぜひ習得したい技術だ。

物にぶつけて一撃必殺

スプラッシュシールドイカスフィア、ガチホコバリア、シェルター等にキューバンボムをぶつけると即爆発する。
使える状況が限定的とはいえ、スプラッシュボムを上回る広範囲の確1爆風をクイックボムの如く瞬時に発生させられ非常に強力である。
それらの物を自ら運用する敵はボム持ちを強く警戒していることも多いが、物の近くにいるだけの敵は警戒が薄いことも多く狙い目だ。
「これらの物を見かけたら、すぐにボムを投げろ」とまで言ってしまうとやや言い過ぎだが、そこまで間違ってもいない。
即爆の脅威は物持ちに対する圧力としてきわめて有効であり、「物を見かけたらボムを投げる選択肢を瞬時に頭に浮かべる」癖はぜひつけたい。

なおシェルター系統に関して、ボムが傘に触れると即爆発することを逆手に取り、キューバンボム処理目的で自ら傘を設置したキューバンボムに当てるプレイヤーもいる。処理とは言っても自インクの爆発塗りはしっかり起こり、相手の傘は破壊または瀕死の耐久力になっているのでシェルター相手にとってはデメリットしかないと思われるが、即爆発させられた後は行動阻害となる要素が無い。特に接近戦が苦手なブキで接近抑制に使った後に処理されたら、再度接近されてしまう。サブインク効率を積んでいないと2発目のキューバンボムを出しづらく、インク状況が悪い中で近距離撃ち合いをされる羽目になる。

パラシェルターに対してはキューバンボム1発だけでは傘を破壊できず、メインの攻撃を少し当ててようやく壊せる。このときのインク消費量は75%ほどになっており、さらに傘を壊せても本体を撃破しなければ勝てない。キューバンボム投擲後は残り30%のインクでケリをつけなければならない。メインサブインク効率アップ無しでパラシェルター相手にキューバンボムを交えての撃ち合いはかなりハイリスクである。

塗り

スプリンクラーよりひとまわり小さい程度に及ぶ、高い塗り性能も見逃せない。
タンサンボムトーピードと違い、スキなく発動でき、かつ確実に塗れるというのが大きなポイント。

  • 開始時に人が通らない場所へ投げて置き、スペシャルポイントを手堅く貯める
  • 不利状況でガチエリアに投げ込んで、カウントを応急的にストップさせる
    (ただし当然ながら即効性がないため、数カウントを争う場面では間に合わないことも多い)
  • リスポーン後、敵陣へ至るまでに自陣の塗り残しや敵インクへ投げておきスペシャルを貯め打開を待つ
  • ナワバリバトル終了直前、敵インクの真ん中へ投擲する

など、様々な場面で応用できる。
また数あるサブウェポンの中で壁を狙い通りに塗れるのはこれとクイックボムスプリンクラーのみである。
スキなくきれいな壁塗りができるため、ぜひ手が空いた時に主要な移動ルートとなる壁へ設置しておきたい。

ギアパワーサブ性能アップ」による効果

投擲距離が伸びる。
もともと爆発までの時間が長く、牽制に向いているので、高台への牽制がしやすくなる。

アップデート履歴

Ver.2.2.0爆風で相手に30.0ダメージを与える範囲の半径を約11%小さくしました。
Ver.4.7.0爆発の最大ダメージを180.0から220.0に増やしました。
※ただし、バブルランチャーのシャボンに対するダメージはこれまでと変わりません。

コメント