BOSS/闇黒の支配者1

Last-modified: 2024-10-21 (月) 13:35:07

データ

No.種族系統属性成長速度ラヴィッシュ
確率
クラス補正値移動力回避度防御度ダメージ補正特殊属性ステータス
異常タイプ
正面背後
230闇黒の支配者1-000000131101*1
武器(熟練度)装備効果
追加タイプ
装備武器盗めるアイテム落とすアイテム
銃(Lv10)Bミレニアム
習得特殊能力
1
モラル崩壊
Lv3

成長値

成長速度HPMP攻撃力防御力魔力敏捷度
-440.60.60.60.2

※全ステータスが最高に伸びる、ラスボス専用の成長パターン。引き換えに 「登場Lv補正」*2が一切ない。
 成長速度もボス専用テーブルで、レベルアップの必要EXPが極端に多く、戦闘中に成長もできない(NXTが---表示)。

技術レベル成長表

技術Lv0123
投げ----
受け----
反撃---
ジャンプ---

※不動ボス専用の特殊なパターン。なぜジャンプレベルが2なのかは不明。

遭遇場所

場所逃走再戦LvHPMPATTDEFMAGAGI捕獲盗む備考
逃走後撃破後
ククルの神殿(event)不可不可可変250250404140150032不可不可ククルがLv61の場合(Lv61)・武器装備無し
ロマリア空中城(event)不可不可1244152078+37978280032無効スカ

コメント

「いよいよだ。愚かな人間に代わり、我々がこの世界を支配する時が来た」
 
ロマリア四将軍や、ロマリア王ガイデルが幾度も鏡の前で会話していた相手。
出番は長きに渡り鏡の向こうからの会話シーンだけで、実体を現すのはラストの決戦時のみ。

ネタバレ注意

「神と共に、我を永遠の闇の中へ封じ込めた奴等を許すわけにはいかん。
 勇者どもへの注意をおこたるな!!」

古の時代に栄華と愚かを極めた、元・人間の王の成れの果てだと言われる。
四将軍はロマリア王ではなくこの闇の王に仕える魔物であり、
彼らの行動も大半が王の復活のための布石だったのである。
 
一度敗れ封印されている身であるゆえか、性格は意外と慎重な印象。
配下に対しても基本的に器量のある王として接し、
声を荒げる場面はガルアーノアンデルが目の前でケンカを始めるシーンや、
アーク達がガイデルの目前まで迫り、復活間近となった瞬間ぐらいのもの。
 
当初は世界中の人間を操り欲望のおもむくままに行動させ、そこから生まれる負のエネルギーを聖柩に無尽蔵に蓄え、
それを以て封印を破るという復活計画であった。
 
しかしアーク一行の過去を遡った再封印によって封印を破るにはいたらず、
聖柩も一行の手に渡り再封印に使われることを恐れたアンデルによって破壊。
真の再封印も、負のエネルギーによる封印突破もままならないどっちつかずの状態となった。
 
その状態でロマリア王城への進撃を開始するアーク達であったが、
闇の王やザルバドはこれを利用、欲深く小心なガイデルを煽りに煽り、そしてあえてアーク達に追い詰めさせる。
手始めに人間の負のエネルギーが必要だという空中城を稼働させ、果てには世界を崩壊させる禁断の引き金をも引かせる。
(空中城起動シーンの会話を見ると、最後の封印を解かせるにはまず空中城を起動させる必要があった模様)
そうしてたちまち膨れ上がった負のエネルギーによって、ついに現世に復活。
用済みのガイデルを抹殺し、巨大な眼球そのままというその姿を現す。
アーク達はまずガイデルの説得を試みているが、この時ガイデルを即始末していれば、
こいつ一人の自業自得で世界崩壊を止められたと思うと……。
結果論に過ぎないし、いずれ第二第三のガイデルが現れるだけかもしれないが。

「お前達人間の欲深い本性によって、私はここに復活したのだ!」

既に世界が崩壊している絶望的な状況でなお、
未だに人間を信じる心を変わらず抱くアーク一行は、この闇の王との決戦に臨むのだった。

「精霊共よ、貴様等の仕掛けた最後の小細工、私の力で跡形もなく消し去ってやるわ!」

余談

モンスターゲームのタイトル画面のBGMは暗黒の支配者復活シーンのもの。
このBGM、実はガイデル抹殺のレーザーや登場時のSEがBGMの一部なので、AMGタイトル画面でもそのまま残っている。
気まぐれで全部聞いてみたら突然変なSEが入ってきてびっくりした人もいるかもしれない。
 
また、本編中でもSEがBGMと一体化している関係で、メッセージスピードを変えたりしてると変なタイミングでSEが入る。

 
ククル一人で戦うイベント戦と、パーティによる決戦の二回戦うことになる。
前者と後者で色が違うが、内部的には同じクラス。 
HP・MPの成長値は4で、ククル戦のみ本来の値が適用され、パーティ戦時はイベント用に補正されている。
レベル124でのHP・MPの本来の値は両方とも502。Lv1だと10しかない。
攻撃力・防御力・魔力の成長値が全て0.6というラスボス専用かつ最強の成長パターンで、
第一形態は人間キャラ同様に一切の補正が無い。
この外見と巨大さでありながら意外にも回避が可能で、こちらの攻撃をサッと避けることがある。
 
最初はククル一人で戦闘。相手のレベルはククルに合わされるし、
武器を装備しておらず攻撃の威力が低い。適度に回復しつつ戦えば問題なく勝てるはずだ。
その後イベントを挟み、次はククル以外のパーティメンバーで戦うことに。ここからが本番。
怪光線銃「ミレニアム」による通常攻撃と、消費MP0の特殊能力「モラル崩壊」で攻撃してくる。
HPが4152もあり、ザルバド同様に一箇所しか攻撃を受けつけないので、
斜めから棒や銃、正面2マスから槍や短剣などで少しでもダメージを与えるといい。
 
バカみたいに高いHPのせいで嫌でも持久戦になるが、ガルアーノ同様に不動な上、お供もいないため安全地帯があることは救い。
回復の際は安地まで下がるか、少し離れた場所からLv2の回復魔法を使おう。回復役がモラル崩壊に巻き込まれることは避けよう。
持久戦ではMPの供給が重要になるが、第二形態共々MP0のためロブマインドは機能しない。
勇者の証デライトヒールカーネリアンなどを装備し、
少しでもMPを多く使えるように、そしてMP切れが起きないようにしたいところだ。
 
HPが減ってくるとやたら苦しそうにまばたきを始め、倒された際には血涙を流しながら破裂する。
しかしこの眼球は闇の王の外殻でしかなく、これを叩き壊すことでいよいよ本体との決戦となる。
 
空中城に姿を現しそのまま戦闘になるわけだが、戦闘は謎の異空間にて行われる。
円形に並ぶ空中城と同じ形状のクリスタル、その外側には崩れたクリスタルの山、
そして中央の魔法陣らしきものの向こうには宇宙空間と地球とおぼしき惑星。
美しさと不気味さが同居した何とも言えぬ戦場だ。
 
 
多数の文字を浮かべ呪術的に発動する、汎用魔法使用時の没モーションがある。
またとある攻略本ではどういう訳か名前欄にガイデルと書かれて紹介されていたことも。あんな小物がラスボスになってたまるか。
 


*1 全バッドステータスを完全無効。Lv差による影響も受けない
*2 クラスチェンジ系統毎に設定されている、初登場時のLvの高さの分だけステータスが微増するボーナス。4Lv上がるごとに対象ステータスの内部値が+1される。HP2成長のキャラでも、ボーナスがあれば4Lv毎に9(2×4+1)上がった状態で登場するのだ。攻撃力などは内部値5で実数値1上昇。高レベルになればなるほど、自軍で育てるより敵の方がステータスは高くなるということ。味方になると登場Lv補正は受けられなくなるが、捕獲した際にプラスされていたステータスはそのまま。