ティリュアン

Last-modified: 2014-08-30 (土) 13:51:22

魔族の王・シルドゥの剣として生まれた魔族。
カリスと同じく、主から恩寵を与えられた存在だが、その心は妖精への先祖返りを起こしており、シルドゥに捧げる魂を狩るという役割に反抗する日々を送っていた。

 

星王歴4614年に北方王国でカリスと出会い、彼女が自分と似ている事、彼女が何かを求めている事を感じ取る。近付くと身体が痛み、吐き気を覚えながらも、カリスと会話を交わした。
その後ルシーヌの力で殺されるも、死別を惜しんだカリスが自らの血肉をもって、ティリュアンの魂を繋いだ。

 

400年後(星王歴5014年)に人間の肉体を得て、第二の生を歩み始める。
無法地帯と呼ばれる、アウロラの北部にそびえるルノン山脈の付近に居を構えるが、自らの国を求める人々の願いを叶える為、危険な者たちを掃討して独立国家カリスティア王国を打ち立てた。
その名前には、魔族の自分に死を与えてくれただけでなく、普通の人間として生きる未来を作ってくれた、最も大切な友人・カリスへの感謝が込められていた。