新興国家エルカレアに突如現れた、黒髪の少年。歌い手としてユーフラニア全土に評判を広め、公演を開いては大勢の客を招いている。
その正体はルシーヌであり、アウロラへ聖龍王(アンリ6世)を癒す為に王から地上へ降ろされた存在。
しかし、ルシーヌでありながらカリスやジュリアのように容姿が特段に良い訳ではなく、名前に「ルシーヌ」と付いてもいない。
自らをジュリアとプトレメウスの子供と名乗り、母親であるジュリアを陵辱して死に追いやったとして、プトレメウスを酷く憎んでいる。
しかし、これらは全て真実ではなく、プトレメウスの存在を疎ましく思った王が作り上げた偽りの真実が、記憶に刷り込まれている。
ゲーム中では、彼がその後どうなったかは記されていない。*1