その他の魔法のアイテム/【ケトル・オヴ・ドラミング】

Last-modified: 2024-03-08 (金) 21:53:32

原語は「Kettle of Drumming」。
kettleはヤカンや湯沸かしのこと。drummingは太鼓をたたいたり演奏する、太鼓のような音を立てるという意味の動詞drumの現在分詞形。
直訳すると「太鼓の大釜」。
水を沸かす魔法の大釜と同じだが、手を加えることで魔法の太鼓に変わるヤカン。
水を沸かす魔法の釜として使えるだけでなく魔法の太鼓にもなる珍しい仕様。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ドラミングケトル」。
外見はヒーティングコールドロンと同じく、20ガロン(75.7リットル)の液体を容れることができる大釜。
ヒーティングコールドロンと同じように見えるし、湯沸かしの魔法も機能する。
さらにこの大きな魔法のヤカンは、乾燥した動物の皮を張り付けることにより太鼓として演奏することができる。太鼓に変えて叩くとパニックドラムのように、聞いた生物たちが思わず逃げ出したくなる魔法の音を発する。
どちらの機能も使用回数の制限は記されていないが、どちらの魔法効果であっても野外でしか発動しない。

関連項目

ドラムス・オヴ・パニック
コールドロン・オヴ・ヒーティング】【ケトル・オヴ・フィッシュ