その他の魔法のアイテム/【ハンカチーフ・オヴ・スニージング】

原語は「Handkerchief of Sneezing」。
handkerchiefはハンカチ、手巾のこと。sneezingはくしゃみをするという意味の動詞sneezeの現在分詞形。
直訳すると「くしゃみの手巾」。
複数の色で塗られた絹のロープを引っ張り出せる魔法の手巾ではあるが、同時に使用者をくしゃみ地獄に陥れる呪いのハンカチ。

クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「スニージングハンカチ」。
外見はレングスハンカチ同様、そのまま売っても100gpの価値がある絹のハンカチ。
しかしこの魔法のハンカチをポケットに入れて絹のロープを引き出している間、使用者はくしゃみを始めてしまう。
くしゃみを始めた使用者は攻撃も呪文詠唱もできなくなり、アーマークラスにペナルティを被る。くしゃみをし始めた使用者は対呪文ST判定の成功でくしゃみを止めることができるが、失敗しても1ターンごとにST判定に再挑戦できる。
このハンカチによるくしゃみは呪いによるものなので、術者次第では呪いを解く事が可能。

呪いのくしゃみに目を瞑れば、携帯性の良い絹のロープとして活用はできる。くしゃみを止めるST判定に失敗すると戦力が1人減った状態になってしまうが。

関連項目

【ハンカチーフ・オヴ・フリーティング】【ハンカチーフ・オヴ・レングス】