原語は「Broom of Serving」。
broomはホウキ、もしくはマメ科の植物エニシダのこと。servingは奉公する、尽くす、勤める、遇する、報いるなどの意味で使われる動詞serveの現在分詞形。
直訳すると「奉仕のホウキ」。
主人の命令により掃除をしたり物を持ち運んでくれる魔法のホウキ。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「サーヴィングブルーム」。
外見は普通のホウキ。
このホウキは、マジックユーザーかエルフが室内で命令を下した場合にのみ起動する。
機能としては2つ。1つ目は物品を持ち運ぶこと。ホウキがどうやって持ち運ぶのかというと、ホウキに生えた最大6本の腕。運搬可能重量は5000cn。
残り1つはホコリや煤をきれいにする掃除機能。10フィート立方の空間を6ラウンド（1分）で掃除してくれる。
なお起動した後に特に命令をしなかった場合、ホウキは主人のそばをついてくる。
アーマークラスとヒットポイントが設定されてはいるが戦闘能力はない。
荷物運びとして持って行きたいが、解説文では室内でしか動かないので野外の探索行では普通にホウキを持ち運ぶだけになる。