クラス/【マジックユーザー】

Last-modified: 2023-04-12 (水) 21:37:57

クラスのひとつ。「魔法使い」と訳される事が多い。
一般的な冒険者の「基本4クラス」と呼ばれる職業の一角。攻撃・防御・探知など様々な効果を持つ魔法の呪文を扱うことに特化したクラス
その代わり、使える武器は少ない上に鎧も盾も装備できず、ヒットポイントは低い。そのため、呪文をいかに効果的に使うかを求められる。
ファンタジー作品定番のクラスの1つだが、世界観によっては装備の有無に関係なく魔法を使えたりする。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

新和版、ルールサイクロペディア版共に「魔法使い」と訳されている。
以下はクラシックD&D第4版の仕様。

ベーシック・ルール・セット

ヒットダイスはd4。最大9d4で、10レベル以降はHP+1。5の倍数レベルを越える毎にTHAC0ST判定が良くなる。
経験レベルが1の時は呪文は一日に1つだけ。以後、経験レベルが上昇する毎に呪文の使用回数が増えていく。

エキスパート・ルール・セット

3レベル呪文から6レベル呪文が使用可能になる。
またネームレベルに達するとマジックアイテムの製作、11レベルからは塔を建造すると経験レベル3以下のマジックユーザーや一般人が訓練や弟子入りのために来訪してくる。もっとも、一般人の多くは1~6ヵ月のうちに諦めてしまうと記載されており、マジックユーザーとして魔法の呪文を扱うことが困難な事を示唆している。

コンパニオン・ルール・セット

経験レベル15から第7レベル呪文、21レベルで第9レベル呪文が使用可能になる。
マジックユーザーにも土地所有者の道と、放浪の道が解説されている。
塔の主となったマジックユーザーは塔の地下にダンジョンを設置したり、放浪する同業者と協力して新しい呪文マジックアイテムを研究開発するなどをして過ごすことになる。
放浪のマジックユーザーは「メイガス」と呼ばれる。メイガスは放浪中に宝の情報を得たり、最低5レベル以上のクレリックファイターなどの部下がやってきたりする。
また、他の要塞などの支配者に魔法の専門家として仕える「メイジスト」という選択肢も示されている。

マスター・ルール・セット

経験点4,350,000で36レベルに到達する。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

AD&D第2版ではウィザードクラスメイジと、名称が変更された。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版~第3.5版

クラス名はウィザードに変更された。