その他/【グループSNE】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 19:39:44

日本の株式会社。本社は兵庫県神戸市。
テーブルトークRPG・トレーディングカードゲームの制作・翻訳、関連する記事や書籍の執筆など、アナログゲーム関連の事業を行っている。
代表取締役は安田均

概要

元々は「シンタックスエラー」という名称のSFゲーム研究サークルで、これは山本弘と水野良がSF翻訳作家安田均を外部アドバイザーに迎えて立ち上げたとされる。
後に外部アドバイザーであった安田均を正式に代表として迎えて、1987年に法人として登録された。
現社名のSNEは前身サークル名の英語表記による略語(SyNtax Error)を企業名として用いたもの。
日本製のTRPGとしては国内で最も普及した『ソード・ワールドRPG』、国産ファンタジーとして有名な『ロードス島戦記』をはじめとして、多くのゲームや小説作品を世に送り出している。

ダンジョンズ&ドラゴンズとの関わり

1986年、月刊「コンプティーク」誌上でダンジョンズ&ドラゴンズリプレイ記事として「ロードス島戦記」を連載した。第1部・第2部は好評を博したが、権利上の問題から第3部からはD&Dではなく、オリジナルのシステムを使用している。
プール・オブ・レイディアンス」などのAD&Dのコンピュータゲームのテキスト翻訳や、D&Dに関連する海外小説の翻訳にも関わっている。
また新和が発行したプレイングガイドによれば、アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ第2版の日本語版の商品展開に際してドラゴンランスシリーズのモジュールの日本語訳が安田均とグループSNEにより進行中だったとの記述がある。
1994年にはメディアワークスによる『ルールサイクロペディア』の翻訳に携わり、リプレイ記事「ミスタラ黙示録」を連載した。