モンスター/【ゴールド・ドラゴン】

Last-modified: 2021-08-06 (金) 20:41:26

原語は「Gold Dragon」。
直訳すると「金竜」もしくは「黄金竜」。
D&Dシリーズでは善良な性質を持つ「メタリック・ドラゴン」の1種。
ブレスウエポンは円錐状の火炎と雲状の塩素ガスの2種を使い分けることができる。
ドラゴンの例に漏れず、メタルフィギュアは多数のメーカーから製造販売されていた。
金色に限らず、金属色のドラゴンはフィクション作品でもそれほど登場するわけではない。ただし色のイメージのためか、登場する作品では強敵もしくは上位のクリーチャーとして登場することが多い。


かつては助けた人物や動物が実は・・・というシチュエーションで登場することが多かったらしい。

クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ

新和版での表記は「ゴールドドラゴン」。ルールサイクロペディア版では「ゴールド・ドラゴン」と表記されている。
金竜。生息地の傾向はなく、どこでも棲む。ドラゴンブレスは火とガスの2種類がある。火は距離90フィート幅30フィートの放射状。ガスは距離50フィート幅40フィートの雲状。
寝ている可能性は最も少なく、会話は可能。さらに、ゴールドドラゴンには変身能力があり、人間などの生物や動物に姿を変えていることがある。
アライメントはローフル。


クラシックD&Dでは唯一の金属色のドラゴンとなる。

アドバンスド・ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ

原語は「Dragon, Gold」。
AD&D第2版のモンスターコンペンディウムでの表記は「ドラゴン、ゴールド」だが、解説では「ゴールド・ドラゴン」と表記されている。
モンスターコンペンディウムで解説されている善良なドラゴン族の中では最も強力。
賢明で思慮深く、慈悲深いとされる。善なる使命を成し遂げることを諦めない性格。残虐や不正を憎んでいる。
生まれた直後の鱗は金色の斑点のある濃い黄色で、成長するにつれて鱗全体が金色に変わっていく。
ゴールド・ドラゴンはどこにでも遭遇する可能性があるが、通常は人間や動物などの他の生物に変身している。
巣は人里から離れた場所にあり、固い石で作られた洞窟や城であることが多い。巣は大抵、ゴールド・ドラゴンと相互安全の約束を交わしたクリーチャーが警護に当たっている。
雑食性でなんでも食べられるが、真珠や宝石などから栄養を得ることができるため、それらを好む。
知能はかなり高い。独自の言語と善竜族の共通語を話すことができる。また他の知的生命体と意思疎通をする能力を有することがある。
気候/地形は全域。出現頻度は非常に希。社会構成は独居性。活動時間は常時。食性は特殊。知能は天才的。アライメントはLG(ローフル・グッド)。
基本となるヒットダイスはクラシックD&D版のスモール種よりもかなり高い。地上での移動速度は人間並み。飛行速度は非常に速いが機動クラスは高くはない。また水中呼吸と水中を泳ぐ能力を持つ。
攻撃手段は爪2回、噛みつき1回。ブレスウエポンは円錐状の火炎と雲状の塩素ガス。
アーマークラスは良い。また火炎とガスに対して完全な耐性を有する。
ゴールド・ドラゴンは通常、戦闘の前に会話を行おうとする。また自身の能力は十全に把握しており、ブレスも効果的に使う。

プール・オブ・レイディアンス

コンピュータRPGであるプール・オブ・レイディアンスでは、とある場所で遭遇して(割と一方的に)使命を(無理矢理っぽく)与えられる。

関連項目

ドラゴン(モンスター)