モンスター/【ロバー・フライ】

Last-modified: 2023-02-12 (日) 21:39:20

原語は「Robber Fly」。
直訳すると強盗バエ。
現実世界ではハエ目に属するムシヒキアブ科という昆虫の総称。幼虫は他の昆虫の幼虫を捕食し、成虫は他の昆虫の体液を吸う。一部の種は家畜や人間などの脊椎動物の体液も対象。
虻(あぶ)と蠅(はえ)の分類は明確ではなく、外見上で区別されてきた歴史がある。そのため、昔から虻とされてきた種が実は蠅の一種だったり、その逆もあるらしい。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

第4版ではベーシック・ルール・セットに登場。新和版での表記は「ロバーフライ」。ただし初期の頃の版では「強盗エバ」という無理矢理な訳語とヒドい誤植が両立していたことがある。
「3フィート(約90cm)の長さの大バエで、黒と黄のシマを持ち、遠くから見ると巨大バチのように見える。」と記述。肉食性で人間を襲うこともあるが、巨大バチの方が好みで、そのに対する免疫がある。不意打ちが得意で、高確率で不意打ちに成功する。
ヒットダイスは2。アライメントはニュートラル。噛む1回でダメージは1d8。


ハエにしろアブにしろ、一般人の視点では似たような生物のため、こんな巨大なハエにたかられるとか、物理的なダメージよりも精神的なダメージの方が深刻そうではある。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版の表記は「ロバー・フライ(巨大ハエ)」。
種別は下等生物知力0。サイズS。

関連項目

ビー(モンスター)