防具/【タスクドシールド】

Last-modified: 2023-01-24 (火) 18:48:25

原語は「Tusked Shield」。
tuskは象や猪などの牙を表す名詞。
直訳すると「牙付き盾」。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

シールドウエポンの1種。
「これは側面から1~4本の短い刃が突き出た大きなシールドで、中央に大きなクギが付いていることもある。非常に大きい為、両手を使う必要があり同時に別の武器は使用できない。」と解説されている。
価格は200gp。エンカンブランスは275。ダメージは1d4+1。刃は1~5本で折刃は起きる。上述の通り、両手で持つ盾のため他の武器を持てないという難点がある。

ウエポンマスタリー

一次的目標はAタイプ。技能レベルがベーシックの時でもアーマークラスのボーナスは+1、マスター以降は+3になる。ダメージはグランドマスター2d4+6になる。

誤植と脱字?と謎の「トゥアタック」

ACボーナスの適用回数は記されていないが、これに関してはシールド同様、適用回数なしの可能性もある。
一次的目標のタイプがAであるにも関わらず、なぜか一次的目標と二次的目標のダメージが設定されている。おそらく誤植と思われる。
また「トゥアタック」という用語が突然使われている。解説が無いため意味は不明だが、2回攻撃の可能性もある。だがそうなると、死にやすい低レベル帯は無理してでもこれを買って振り回す事で、平均ダメージがショートスォード並みとはいえ2回攻撃できるのは明らかに強すぎる。

Rule Cyclopedia

未訳部分。この版では両手で使うことになるためイニシアチブを失うことと、ハーフリングなどの小型種族はタスクドシールドを扱えないことが追記されている。
タイプはAのままだが、マスター・スキルとグランドマスター・スキルで一次的目標と二次的目標のダメージが変わるという部分は修正されていない。
またChapter.8の110ページにはタスクドシールドを1つの武器として使う際には非利き手による命中判定へのペナルティなしで2回攻撃可能という記述がある。おそらくこれがウエポンマスタリーのTwo Attackについての解説と推測される。

関連用語

シールドウエポン