原語は「Shield Weapon」。
刃や鋭い突起の付いた盾。攻撃用の武器として使用するが、この用語辞典では盾の1種として防具のカテゴリーに含めている。
歴史上でもあまり有名ではないが、盾に刃や鋭い突起を取り付けて攻撃に使う事はあった。
ファンタジー作品でもさほど目立たないが、それなりに存在している。もっともコンピュータゲームでは、メイン武器の攻撃力が上がるだけという扱いで登場する程度。
盾そのものは、主力となる片手武器と対で使われることが多い。そのため盾だけを主装備として使うキャラクターは比較的少なく、盾そのものを武器として使うキャラクターはさらに少ない。例えば、Marvelシリーズの「キャプテンアメリカ」や『聖闘士星矢』の「ドラゴン紫龍」のように、盾をブーメランのように投擲するのも1種のシールドウエポンと言えなくもない。シールドウエポンに近いのは、巨大ロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」の換装パーツである「ジーグバックラー」くらい*1。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
マスター・ルール・セットで登場する。
防具の1種である盾扱いだが、設置されている刃や突起で攻撃することができるのが特徴。
ファイター、シーフ、エルフ、ドワーフ、ハーフリングが使用可能。
種類は以下の4つ。
- スォードシールド
シールドウエポンとしては、ダメージが高い。刃が1～2本のみ。 - タスクドシールド
両手で保持する盾。シールドウエポンとしては、ダメージは中程度。 - ナイフシールド
シールドウエポンとしては、ダメージは中程度。刃は1～2本のみ。 - ホーンドシールド
刃は1本のみでダメージも低いが、折刃での破損が無い。