概要
打撃攻撃でダメージを与えられなかったときのメッセージ。
戦闘の際、対象にダメージが与えられなかった場合に表示される。
もともと初期のDQでは【すばやさ】の半分が【しゅび力】であるように、受け流しや回避を含めた総合的なダメージの喰らいにくさが守備力の概念に含まれていた。すなわち当たっても0ダメージというのは状況を考えると全面的に避けられたことに相当するから「ミス!」という扱いにされていたのだと考えられる。
しかし【マヌーサ】の登場以降は、これとは別に【命中率】の関係でも「ミス!」が出るようになってきている。
本編作品でこのメッセージが出る状況は下記の通りいくつか明確に区別できるパターンにわけられる。
- 通常攻撃などが命中率の関係で外れてしまった場合
主にマヌーサの効果で見ることが多い。 - 対象の守備力が高く通常攻撃などが当たってもダメージが0だった場合
【メタル系】に対するミスはこれが原因。 - 【せいけんづき】などの一部の【特技】が【耐性】で防がれた場合
呪文が効かなかった場合とは演出が異なる。 - 【無駄行動】の一種(【混乱時の特殊行動】を含む)
選択した時点でミスが確定している行動がある。
【追加効果】がある攻撃はミスすれば追加効果も発動しない。
なお、対象の【みかわし率】によって回避された場合は【みをかわした!】となり、【呪文】や打撃系以外の特技の場合は主に「きかなかった!」となることが多い。
本編作品
DQ1では、敵味方1人ずつのタイマン勝負なので、対象の名前は表示されず
ミス!
ダメージを あたえられない!
(ダメージを うけない!)
と表示されるが、DQ2以降の作品では、攻撃対象の名前が加わり
ミス!
○○○○に ダメージを あたえられない!
(○○○○は ダメージを うけない!)
と表示されるようになった。括弧内は味方が対象となった場合。
また、FC版DQ3では
ミス!
○○○○から ダメージを うばえない!
といった表示をする。
モンスターの行動パターンで無駄行動による確定のミスが実装されたのはDQ5の【おおきづち】がシリーズ初。
表示上は通常攻撃のミスと変わらない。
DQ6以降では【せいけんづき】など、相手の耐性次第でミスする使用の特技が登場した。
ちなみにせいけんづきは【マヌーサ】の効果の命中率低下の影響も受ける。
ミス! ○○○○に よけられてしまった!
※命中率が下がっていて当たらなかった通常のミス扱いと、相手の耐性により命中しなかった場合のどちらでも同じメッセージが表示されるので注意(SEが流れるのも同じ)
DQ8以降では戦闘時のキャラクターやモンスターにダメージテロップが表示されるようになったが、DQ8およびDQ9ではミスした場合は何も表示されない。DQ10以降では「Miss!」というテロップが飛び出すようになった(これは呪文などでも同様)。
モンスターズシリーズ
PS版DQM1・2では、【マヌーサ】等で命中率を下げられている時にミスすると専用のメッセージが表示される。
DQMJ2以降のモンスターズシリーズでは、物理攻撃が当たらなかった場合も呪文などが効かなかった場合も「ミス!」という吹き出しが表示されるのみになった。
イルルカでは【スモールボディ】持ちの相手には物理以外の攻撃も一定確率で回避される仕様になり、耐性が原因で効かないのか回避されただけなのか分かり辛くなってしまった(対人戦だと初見での区別が完全に不可能)。
DQMJ3ではスモールボディの物理以外の攻撃の回避率が下げられ、耐性が原因で効かなかった場合は「0ダメージ」という表記になる仕様に変更された。
SEについて
むしろこのメッセージ以上に、絶妙に相手の神経を逆撫でするSEの方が印象的であり、ネット上の動画では攻撃を外すシーンにこのSEが編集で追加されるものまである。
このSEは通称「ピロリ」と呼ばれており、【しあわせの箱】というトルネコシリーズの公式ファンブックに「(連)ピロリ」と書かれた川柳が掲載されているため、俗称どころか【チュンソフト】公認の名称でもある。
実際には攻撃時の「ピリリリリリ!」という音に対してやや低音で右肩下がりの「ポロロ!」という印象の音になる。
ちなみに作品によっては敵と味方で音程が少しだけ違う。