【超常存在】/“零なる竜”

Last-modified: 2023-03-10 (金) 01:37:50

表記ゆれ:“零なる龍”
アルファベット表記:The O-DRAGON
読み:れいなるりゅう
分類:超常存在
発案者:tocoma110
Tag: 超常存在 発案:tocoma110


概要

の極位。
あらゆるや竜種の概念の始まりにして、究極点。
守護使命を果たすものの頂点であり、人類種にとってわかりやすく語るなら、「竜種にとっての覚者」とも言うべき存在。“龍”が「神霊的概念」、が「顕現した神々」に相当するのに対し、こちらはそれらと一線を画した位置づけをなされている。
特に、を問わず、現れうると伝わる点で、異なる。


それそのものが現出することは極めて稀とされるが、代理人として“覚醒”するものたち、「真竜バハムート」が存在する。

 

特徴

真竜類曰く、幾多もの宇宙でその存在系譜が確認されている。
あまねく宇宙に遍在し、その宇宙ごとに即した姿で現れるという。故に、この存在は一つの神格でありながら偏在するなど、非常に特異な概念的存在として語られる。
その本質を理解することは真竜類にとっても難しい。


“零なる竜”はすべての竜はすべての竜の極限とされる。
それはすべての竜種・龍がこれを原点とし、いずれこれに至ることがその本懐とされる。しかしながらこれは単独では成り立たず、竜という存在が広がり栄えることでその存在を現わすとも伝わる。それは竜種という生物のみにとどまらず、「守りたいと願う心」そのものに応えるという。
故に、絶対的存在とされながら単体で完結することなく、竜たる素質持つ者がいることでその力を発揮するという。


“零なる竜”とは答えであり始まりとされ、それへ向かうことは「竜の道(Dragon Pass)」と呼ばれる。

 

“真竜”バハムート

しんりゅうバハムート。Arc Dragon Bahamut。
あるいは、祈りの竜。
“零なる竜”への道を開き、大いなる力を振るう竜あるいは龍。
極位の化身となった竜の中の竜。
すべての竜種・龍は“零なる存在”に通じているが、その中でも一握りのものだけが、その生涯を万年以上費やしてなおたどり着けるかどうかという地平という。
何らかの理由で守るべきものと、その住まう世界が危機に瀕した時、己の魂の奥底すらも超えたところから“零なる存在”への道を完全に開いたものたちが到達する、究極無限の領域。竜にとっての“極位”。
常にこの状態にあることは稀であり、通常は単なる一竜として存在するとされる(名前については個々で事情が異なる)。


これとして顕現する場合、その個体は

  • 「黒の鱗」
  • 「銀の腹面」
  • 「赤い巨翼と眼」
  • 「赤と青一対の竜玉石」

などの特徴を獲得するほか、吐き出す“竜の息吹”は青い焔のような超エネルギー──“青焔真火(オメガフレア)”へと変貌する。
通常時のそれも“青焔大火(メガフレア)”と呼ばれ、事物事象概念を幅広く焼き尽くす猛火となる。
存在の質としては、世界の境を超える“白銀の翼”から「光を託された者たち」に近いという。
また、当然の帰結として竜王種としての力も備えている。


これに至れた竜は“零なる竜”と同等とされるが、その数は極めて少ない。
真竜類に伝わる話としてすら、僅か二玉だけとされる。

 

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