現実世界ではキャンプなどでお馴染みの寝袋。主にフィールド上での回復アイテムとして登場。
FF1
体力回復用野宿アイテム。
使用することによってセーブもできるが、屋外でしか使用できないうえに回復するのはHPだけ。
しかも回復する量も30とわずかなため、MPも回復できるコテージが購入できる中盤以降ではほとんど使われなくなる。
- 値段が安いため、ダンジョン突入前、攻略直後などの緊急セーブに最適。
- FF1では敵が出現しても画面が暗転するまでメニューが開けるため、寝袋でセーブしてリセットすると戦闘をスキップできる。
エンカウントテーブルがリセットで変化しないことも含めてタイムアタック等でよく使われる。 - コテージのMP回復にはバグみたいな仕様があるため、それをカバーする上でも役立つ。
- みたいなというか実際にバグで、コテージでセーブしたデータをロードするとMPが回復しない。
慎重な冒険を心掛けるならコテージを使った後はこのねぶくろでセーブしなおしておく習慣をつけるとよい。- FC版の説明書に「コテージを使用してMPが回復するのはセーブした後になる」と明記されている。
- みたいなというか実際にバグで、コテージでセーブしたデータをロードするとMPが回復しない。
中盤まではフィールドのみとはいえ全体ポーションとして運用できるため、
ポーション節約のためにもとりあえず個数多めに買っておいて損はない。
FC版だと演出が入らないのでポーション感覚で多用できる。
75ギルでポーション(60ギル)4つ分の効果なので、フィールド上での基本回復手段としたい。
思ったのだが、一つでどうやって4人が休んでいるのだろうか?
あと、洞窟とかでも使えてもおかしくないのに、何故フィールドでしか使えないのだろうか?
- おそらく、寝袋一枚ではなく四人分のワンセットがアイテムの一個(一回)分に相当するのだろう。
ダンジョンで使用できない理由は謎。システム的な事情としては、どこでもセーブ出来るようにしないためだろうが。 - 縮尺や敵の密度の問題と考える事もできる。
フィールドは当然何マスか歩かないと敵は出ないが、ダンジョンはフィールド換算1マス以内の移動で何度も敵と遭遇する。
あるいはフィールド1マスを拡大すれば後作のセーブポイントのような安全地帯が距離を置いていくつも点在していると考えてもいい。
FF1(GBA版以降)
HP回復量は100に強化。ただしMPは回復できないのでテントのほうがお得かも。
GBA版以降は宝箱からの入手や店で購入する以外に新たにウェアタイガーも落とすように。
もしかしたらこいつが普段使っている私物を入手しているのかもしれない。
FF6
フィールドまたはセーブポイント上でのみ使える回復アイテム。各地の道具屋で500ギルで販売。
使うと味方一人のHP、MP、状態異常を回復する。いわば「テントの単体版」みたいなもの。
ゲーム攻略に使えるかどうかは…微妙。テントがホイホイ買えるようになれば使わなくなるし。
- フィールドとセーブポイントのみで使えるエリクサー… いや何でもない…。
- FF6ではそのエリクサーも簡単に手に入るという…。
- ゲームクリアまでは個数が制限されているので「簡単に手に入る」とは言えない。
- 正確にはフィールドとセーブポイントのみに使用できる簡易版エリクサーですな。
あちらと比べてこちらは使用できる場所が限定されるのと回復量が下位互換ではあるが、状態異常も回復可能な点と、お店で購入する事が可能である故ギルさえあればいくらでも入手出来るという利点がある。
無論、セーブポイント外で使えないのは地味にイタイし、フィールドならほぼテントで事足りるから活用はしやすい方ではない。
テントのようにフィールド上でキャラクターが寝袋を使うアニメーションが出たりはせず、
普通にポーションなどを使ったときのようにメニュー画面上で回復する。
- 回復させてもらえなかったメンバーは
如何な心境で一人寝袋でグースカ眠っている仲間を見ているのだろうか…。- 使用者は負傷しているはずなので、仲間なら別に構わないだろう。まぁ心に余裕があればだが…。
- きっと魔法の寝袋で、一瞬で回復したり、寝袋の中では時間が急速に経過したりするんだよ…。
- 宿泊演出が無い関係上タイムアタックやせっかちさんにとってはテントより有用なケースも。パーティ人数が3人以上の時だと費用が嵩張ってしまうが…。
戦闘不能が回復できないという致命的欠点が問題。
そうなると使用用途は主にMPの回復なのだが、魔石入手前はMPを保有しているのがティナとセリスだけ。
セリスは魔封剣でMP補給が可能な事を考えれば、せいぜいコルツ山くらいでしか出番が無い。
- ゾンビ状態は回復できる。
「謎の幻獣」と対峙した後、目覚めたティナが何故か2つ所持している不思議なアイテム。
ビッグス&ウェッジの形見か?(二人は死んではいないらしいが)
ゲーム終盤では必要性は薄いが、ナルシェ炭坑内の探索時には使えるはず。
まぁとはいえ、炭坑内でも使うタイミングが無いかもしれないけど…。
- まぁ、ゲーム攻略に直接影響を及ぼす重要アイテムではないものの、
慎重派なプレイヤーにとっては一つでも多くの回復アイテムを所持しておきたいはず。
FF6ではテントの機能が強化されたことに伴い「コテージ」が廃止されたので、
「回復アイテムの数を増やす」という点では存在価値があろう。いわば「保険」アイテム。 - 一人攻略の時はテントだと時間が掛かるから、寝袋は便利。
本作では魔石を入手するまでMPを持っているのがティナ・セリスの二人しかおらず、またそれまでの間はこの二人が同時にパーティーに入ることもない(唯一の例外である幻獣防衛戦では寝袋が使えない)。
そのためゾゾをクリアするまではケアルで他メンバーのHP回復→寝袋でケアル役のMP回復、という手順で実質寝袋1個でテントの代替品として活用できる。
上記の通り戦闘不能だけは回復できないこと・ケアル役のMPをある程度残しておくこと・女性二人ともいないマッシュ編では使えないこと、といった注意点はあるが。
このようにテントの代用として考えると非常に残念な性能ではあるが、実の所低レベルクリアなどで仲間を殺したまま回復したい時には便利。
特にゴゴとウーマロだけ99に上げる時などは、魔法役を殺したままにする必要があるのでなかなか役立つ。
- 低レベルクリアじゃなくとも死体にアラームピアスとか持たせて一人ずつレベル上げるゲームだしな。
- HPゼロでも戦闘不能ってだけだから……死体じゃないから……。
魔石によるステータス成長を行う際、素早さが高いキャラに行動が集中する関係でMP消費が偏ることがある。
必ずしも寝袋を使う必要はないが、そういった場面でテント代わりに「気軽に」使える利点はなくもない。