フィールド上・セーブポイントで使う休息用グッズの中ではポピュラーであろうアイテム。
なぜ使い捨て?と思われるアイテムの筆頭。
- セーブポイントに回復機能がついてからは姿を消した。まあ当然か。
- でも宿屋はあるんだよな。
- アイテムとしては出てこないが、演出として実際にテントを張ったところが見られるようになった。
→システム/【キャンプ】
- アイテムとしては出てこないが、演出として実際にテントを張ったところが見られるようになった。
- でも宿屋はあるんだよな。
- 上記のようにテントは廃止されたが、それはFF10以降のナンバリング作品からである。
FF10以降のFFをプレイしていて、テントを使わないことにさみしさや懐かしさを覚える古参のFFユーザーもいるかもしれない。
20世紀のFFを語るうえで欠かせないアイテムであることには間違いない。
FF1
寝袋・コテージの中間に位置する。
寝袋・コテージと同様セーブができる。MPは回復できず、HPの回復量は60と、多いとは言えない。
これを買うくらいなら寝袋を2個買った方が良い。回復量は同じで値段も安く、セーブも2回できる。
- ただし持ち歩ける数は半分である…たいした欠点ではないが。
どういう意図があるのか北半球の道具屋では一番上に売っている。
Aボタン連打でポーションの貯め買いができないので邪魔になる。
FF1(GBA版以降)
HPを200回復、MPを100回復と大幅に強化。
160ギルで買えるのでコストパフォーマンス抜群。
GBA版以降は宝箱や店で買う以外にヒルギガースとマンティコアからドロップ入手できるように。
FF1(ピクセルリマスター版)
本作ではMPが回数制に戻ったが、効果はFC版準拠ではなくHP200回復・全レベルのMPを2回復という独自の調整になっている。
HP・MP共にコテージのおよそ5分の1の効果となったが、価格は160ギルで据え置きなのでコストパフォーマンスでは約2.5倍と大きく上回っている。
5回泊まるのはかなりの手間だが、序盤で金策が苦しい場面ではこちらを起用することもあるだろう。
FF4
パーティ全員のHPを1000、MPを100回復する。戦闘不能以外の状態異常も回復する。
序盤から100ギルで買うことができる。
終盤では上位のコテージに取って代わられる。
- 戦闘不能を解除しないため、特定のキャラだけ育てる際に便利
戦車隊に砲撃されまくっているバブイルの塔の前でテントを使ってもなんら問題ない。
冷静に考えると危険すぎる。
- イージータイプの攻略本では、その行為が奨励されていたりする……。
各地の宝箱等で拾える他、敵ではアダマンタイマイ,機械砲,ケンタウロナイト,ゴブリン,サタナイト,シーポッツ,デザートサハギン,鉄騎兵,ブラックナイト,リルマーダー,霊騎士,レディガーダーが稀に落とす。
上位品のコテージの値段が5倍の500ギルなので、HP4000・MP400までならばテントを使って回復した方がお得。
また戦闘中に使えないもののMP回復用アイテムとしては非常にコストパフォーマンスに優れるので、アイテム所持欄に余裕があるならゲーム後半でも買い溜めしておくといい。
FF4イージータイプ
イージータイプでは価格が倍の200ギルにあがっている。
FF4(DS版)
キャンピングウェイからテントを売ってくれと言われる。
300ギルと交換で持っているテントを「全部」取られるので注意。
- 購入してなくて且つ複数個持っているなら、予め余分を売ってから話し掛ければ結果的にお得。
(全部拾った場合)少なくとも6個までなら金銭的に損はしない。
ただ、売らなくてもイベントは進むので、無理に売らなくてもOK。
今作では戦闘不能状態も回復する。
普通ならば有難い措置だが、やり込み等で再び特定のキャラを戦闘不能状態にする手間が増えた点は少し煩わしいかも知れない。
- まあ、そういう煩わしさは、やり込みとかしない人には関係無いことだけど…ね。
ドモボーイも落とすようになった(確率12%)。
また、地下水脈B3Fを踏破率100%にすると、3個貰える。
FF4TA
性能は前作と全く同じだが、今回は月齢という能力変化システムが存在するため、このテントがダンジョンでの月齢調整に役立つ。月齢はフィールドで30分経過するか、宿屋か野営で一泊するごとに変化していく。これはコテージでも利用できるのだが、コテージは高価であるため、金が貯まりにくい各章で使いにくいし、体力全快の状態で再度コテージを使うのはバカバカしいと思う。
が、月の民編では最初のスリープルーム以外では購入不可の為、コテージで調整する羽目になる。月の民編は敵が強い分金も相応に溜まるのであまり問題にはならないが。
FF4(PSP版)
セーブポイントでセレクトボタンを押すとテントを自動的に使ってくれる機能が追加された。
ただしあくまで使うのはテントのみで、コテージの使用頻度が高くなる終盤ではあまり使わなくなる機能。
それでもFF4TAでは月齢調整の際便利だが、終章ではテントは盗まないと集められない点に注意。
FF5
戦闘不能も回復するようになり、ゾンビ状態は回復しない。
それ以外の仕様は前作4と同じ。
- 本作ではテントが250ギルなのに対しフェニックスの尾が1000ギルもするので、移動中に限れば戦闘不能回復手段としてはこちらの方がコスパが良い。
第一世界にある町と村全てで販売されている。第二世界と蜃気楼の町では販売されていない。
テントの使用が条件となって始まるストーリーイベントが一ヶ所ある。
しかし、その場所の敵は弱い上にテントを100%落とすので、持ってなくても平気。
FF6
パーティ全員のHP・MPが全回復・戦闘不能を治すように効果がパワーアップ。その代わりにコテージがなくなった。
コテージがなくなった代わりに後輩の寝袋が再登場。
先頭のキャラによってテントの配色が変わるのは有名。
- 旧スマホ版では更にテントのバリエーションが増え、同じデザインが使われていたキャラが全員別のデザインになった。
また細かいデザインや色も違う。中でもウーマロのテントは一見の価値あり。
前作コテージ以上の高性能な(ゾンビも治せる)ためか値段が跳ね上がった(1200ギル)。前作テントは250ギル、前作コテージは600ギル。
戦闘不能だろうがゾンビ状態だろうが状態異常なんて全て、一晩ぐっすり眠れば回復します!
FF6のテントの中は何か特殊な魔法効果でも働いているのか…。
テントの色は
- フィガロ兄弟とセリスでは黄緑
- ティナなら紫
- ロックはオレンジ、
- モグとウーマロは白
- セッツァーとシャドウとカイエンは青
- ゴゴ・ガウ・リルム・ストラゴスは黄色
「配色」だけでなく、「装飾」も変わる。
例えばフィガロ兄弟とセリスは王冠、ティナならリボン、
ロックなら三日月、モグとウーマロはピンクの星、ゴゴ・ガウ・リルム・ストラゴスは赤い花など。
- ロックはサウスフィガロの町でのイベント中に変装する下級兵士でテントを使うと装飾が変わる。商人の時は変わらない。
- コテージが失われたのは、魔法が失われた世界=持ち運べる魔法のコテージは相応しくない、ということか?テレポストーンはあるが。
SFC版でアイテムを「ドリル装備」して、バトル中に「たたかう」を選び、バグったエフェクトを発生させてから逃げるか、もしくは敵を倒して戦闘終了させた後にテントを使うとグラフィックがバグる事もある。
ラストエリクサーを装備してバグを発生させるとテントのグラフィックが魔導アーマーになる現象を確認。
ちなみに、先頭のキャラはティナだった。
テントで休む場合はシャドウは悪夢を見ないのでご安心を。
うなされていても近くの仲間が起こしてくれるのかもしれない。
メモリ節約のための策か、フィールド上でテントを使って眠る黒い背景のシーンでは、
イベント用の黒マップに転送してテントを広げる→回復後に元のフィールドへ戻す、という処理になっている。
しかし、実はキャラがテントで眠るこのマスの一つ下に魔大陸浮上イベントを引き起こすマスが存在する。
普通なら移動できないまま自動でテントを広げるため、このマスの存在は気にすることはないのだが、
2018年にタイマー持ち込みでテントイベントマスを回避できることが発覚し、
テント使用からすぐに下のマスを踏んで魔大陸を浮上させることが可能になってしまい、
イベントの大幅カットや、飛空艇バグを起こせるなど、やり込み界に激震が走った。
パーティーを分割して攻略するダンジョンのセーブポイントで、
先頭キャラを入れ替えメニューを閉じずテントを使うと入れ替えたキャラが画面に残り障害物になるバグもある。
さらにセーブポイント上でパーティーを切り替えて、セーブポイント以外でセーブ可能にしてテントバグを実行すると
バグパーティとその前のパーティが同一マップにいた場合は座標ワープを起こし、最後に先頭キャラを入れ替えた座標に飛ぶ。
詳細に関してはテントバグを参照のこと。
FF7
価格は500ギル。七番街スラムと運搬船を除く全てのアイテム屋で販売。
パーティ全員のHP・MPが全回復する。戦闘不能を治さなくなった。
テントを使うアニメーションは出なくなり、
クロノのシェルターの派生からかこのシリーズから宿泊シーンがカットされ
普通の回復アイテムを使ったときと同じようにメニュー画面上で回復する。
エフェクトがないため、まるっきりフィールド限定ラストエリクサーである。
- INT版ではある裏技でラストエリクサーが使いたい放題なので、終盤ではあまり使われない。
FF8
宿泊アイテム。パーティ全員のHPを全回復し、状態異常・戦闘不能も治す。G.F.は対象に含まれない。
上位のコテージとの違いはG.F.が対象に含まれるかどうかとなっている。
1000ギルで購入でき、「回復薬精製」のアビリティを用いて4つでメガポーションを1つ精製できる。
これを売却すると5000ギルになるので…あとは分かるな?
- D地区収容所のフロア4の監房の箱で拾える他、バラムガーデン内紛時に駐車場でグレンデルとバトル後に男性SeeDに話すと貰える。
アイテム精製ではいやしの水(1:2)か復活の指輪(1:5)を「道具精製」で変化させて入手可能。
モンスターからはエスタ兵(ターミネーター)が低確率で落とす他、エリート兵(~Lv29)・コマンドリーダーから高確率で盗める。
ポケステではランクBで貰える。
上記の錬金術の他に、「生命魔法精製」のアビリティによって、
テント1個につきケアルガを10個精製できるのも大きい。
回復魔法精製はストーリー序盤で手に入るので、100個精製してHPにジャンクションしておけば、
その時点で全滅のリスクはほとんどなくなる。
FF9
消費アイテムの1つ。
移動中では、パーティ全員のHP・MPを最大値の1/2分回復させる。
メニュー画面上からは使えず、セーブモーグリに頼まないと使えない。
価格が高めであるが、敵から盗めることも多い。
なぜか戦闘中にもテントを使うことができる。この場合はセーブモーグリは関係なく使える。
単体にしか使えないが、HPMPが回復する。
- 最大HPとMPそれぞれ半分回復で、やはり状態異常は治せない。
- ゾンビ状態でもダメージを受けることなく回復する。
しかし、暗闇沈黙毒ヘビに噛まれてステータス異常効果が発生することがある。
味方より敵(無論戦闘開始時だけだが)に使ったほうがいいかもしれない。
- 当該項目でも指摘されているが、正しくは『沈黙暗闇毒へび』。
序盤でも使えるリーズナブルな状態異常攻撃。
テントのてっぺんからは、モーグリのポンポンのようなものが飛び出している様に見える。モーグリがいないと使えないことを考えると、内部ではモーグリが頑張って飛びながら、テントを支えているのかもしれない。
- それなんてギッ○ルwwwww
何で一回の使用で完全回復しなくなったんだ?
宿屋に泊まらずフィールドやセーブポイントでも全快出来るのは反則的な性能だと判断されたからか?
- 過去作では完全回復しない仕様の作品もあった。
むしろ、戦闘中に使えるFF9の仕様こそFF9発売当時はめずらしいものかも。
FFL
FFLにも登場。
効果はFF4と同じく、パーティ全員のHPを1000・MPを100回復+戦闘不能以外の状態異常を回復する。
TFFCC
クエストメドレーのマップで使用できるアイテム。
マップ上にテントを設置して宿泊することで、HPゲージを完全回復させる。
さらに冒険の経過日数が1日増える。
HPが減っていなければ使用できないが、メリットの塊のアイテムである。
入手率が高いわりにHP完全回復という性能で、さらに冒険経過日数が1日増える追加効果持ち。
経過日数が増加するごとに獲得経験値に上昇補正が加わるため、その場で1日経過するテントはその後の経験値量の増加に間接的ながら繋がってくる。
ただHPを回復させるだけにはとどまらないこの性能、テントの面目躍如といったところか。
ちなみに使用するとちゃんとテントを設置し、一晩明かすような演出がなされている。
その時のBGMは懐かしのもの。(FF5のだったかな?)
小ネタ。
マップ上でテントを使用すると、そのマスの下に小さいテントが表示されるようになる。
本来、通過したマスの下には足跡が残るのだが、テント使用時には代わりにこちらが残るようになっている。
芸が細かい。
PFF
2017年8月に実装された、使用するとスタミナが全回復するアイテム。
殆ど配布されないレアアイテムだが、ジェムを消費しなくても回復できるようになった。
2017年9月にログインボーナスが改編され、ボーナスとして貰えるようになった。
普通にしていれば一ヶ月に1個は手に入る。
KHシリーズ
KH1とKH2に登場。
- KH1
- 全員のHPを全回復する。上位種にキャンプセットとコテージがある。
キャンプセットはHP全回復に加え、MPを3回復。
コテージはHPとMPを全回復。コテージは非売品。
- KH2
- 全員のHPとMPを全回復する。
MPの回復手段が多かったり、MPが枯渇しにくいゲームなので、テントの存在意義はかなり薄い。
2ではその方向性がより顕著に。
手っ取り早く全回復したい時など、無いよりはマシ程度。
- 1ではまあまあ使えるが、2ではケアルガ使ってMP回復するまでぶらぶらしてたら良いだけ。
持っててもあまり使う機会がなくなってしまった。