キャラクター/【チャップ】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 21:12:25

FF10

ワッカの弟で、ルールーのかつての恋人。故人。
ティーダに似ているとのことだが、異界参りのイベントで「似てねえ!」と突っ込んだ人が多い。

  • アルティマニアでの原画ではティーダの面影がある。
  • そもそもワッカの弟で顔がティーダ似って設定に無理があるような…
    • 顔ではなく雰囲気が似ているという意味では?

兄と共にブリッツの選手であり、一度でも勝てばルールーにプロポーズする気だった。
しかしその後ルッツによって討伐隊に誘われ、ルールーが笑顔で暮らせる生活を望み『シン』を倒すために入隊した。


討伐隊に志願するが、ジョゼ海岸で『シン』に殺される。
ルールーに言わせると『シン』は「彼を押しつぶしてジョゼの海岸に置き去りにした」そうである。
この少し前にワッカは弟にを与えたのだが、
弟はこれを使わずにアルベド族が作った機械の武器を使ったあげく死んだため、
ワッカはこれ以来アルベド族を理不尽なまでに毛嫌いするようになった。
ちなみに問題の剣はティーダに渡され、『シン』滅亡後はユウナが使うことになる(戦士のドレス装着時)。


ブリッツの腕前については定かではないがアルティマニア曰く「オーラカ最弱伝説の一翼を担っていた」との事。

  • それじゃあ、討伐隊に参加していなかったとしても、ルールーへのプロポーズがいつまでたってもできないじゃないか…。
    顔はともかくティーダと同じで周囲を明るくするような雰囲気を持った青年だったのだろう。
    物語が進むにつれ、彼の死が落としていた影は静かに忘れられ、薄れていく。
    最終的にワッカとルールーが結ばれるのも、二人の中で彼のことが整理されたからこそなのだろう。

メインキャラの過去について重要なポジションの彼だが名前がなんともモブっぽい。

  • ビサイド出身の少なくとも男性の名前は、(例外はいるかもしれないが)3音かつ2音目が「ッ」という特徴がある。
    逆にそうではない人は、ビサイド出身でないと考えていいはず。

ゲーム開始時点で既に亡くなっている上に台詞付きの回想シーンがあるわけでもなく、プレイヤー視点では感情移入しづらい人物である。
そのため、彼を巡って感情的になるワッカやルールーとは温度差を感じてしまうかもしれない。
だが幸か不幸か、そのことが「教えへの疑問」という入口にプレイヤーが辿り着きやすくなる一因にもなっている…と思う。

  • 本格的にチャップが物語に絡むのは異界でのイベントまでで、それ以降は殆ど登場しない。
    それ以降というタイミングではユウナたちが反逆者のレッテルを貼られる、エボンの実態を知るというイベントも続くので
    ぱったりと現れなくなったワッカのチャップへの未練は事実上、エボンの教えの権化として存在していたのかもしれない。

彼の着ている服は一見オーラカのユニフォームっぽく見えるが、よく見るとワンショルダーだったり配色も暗めで全然似ていないので、おそらく私服だと思われる。

FF10-2

ビサイドのエピソードを順調に進めていけば、ベクレムからチャップの残した「戦友のスフィア」が貰える。
内容は、チャップが討伐隊に入隊するため、島を出る前に祈りを捧げていけと催促するワッカの後ろでチャップがワッカへの心情を語るというもの。
前作ではチャップは台詞がなかったため、両作を通してこのスフィア映像が彼の声を聞くことができる唯一の機会である。担当声優は飛田展男


本人によるとワッカは自慢の兄ちゃんだったそうな。
「兄ちゃんは兄ちゃんのままでいい」という言葉を残しており、すぐに自分を型にはめてしまうワッカを気遣う様子が伝わってくる。


人物辞典に登録することで、いつでも彼の姿を鑑賞できる。
前作ではわかりづらかったが、容姿はパッチリ二重まぶたのハンサムガイである。