FF4(DS版)
カインにクリスタルを奪われた後のエッジの心のセリフ。
「口先だけでなく義に厚い男」としてエッジを心の中で称賛しているカインなのに、裏切る以前にこんな事思われていたとは気の毒である。
- スパイってのも誤解なんだけどねぇ。
- ただし、カインの裏切り行動を登場人物視点で批判するキャラクターが基本的に彼しかいない、という点はきちんと留意する点である。
典型的二ヒルで自信家でキザな口調のカインが心の中でどう思っていようが
やっぱ初対面でエッジには結構イヤミなこと言ってるからなあ…
カイン(自分の方がパーティ内で立場最悪の割には…)のくせに。
- 相手は四天王だぜ、王子様。
- 全くこんな体で口の減らない王子様だ。見るに耐えん。
- 口は悪いが確かに王子様らしい。
…「王子様」って思いっきりイヤミで言ってますな。(もっともエッジは天下一品の調子のよさで「おまけにハンサム、腕も立つと!」って乗っかってる)
小説版では言い合いが更にヒートアップしている。こんな2人でよくバンド技が生まれたもんだ。
- カインのこの台詞を期に、二人ともお互いを認め合ったって感じだからな
- ↑「その時は遠慮なく~」の事?
ちなみに他のキャラはエッジに対して
- 「なんなのこの王子…?大人のくせに子供みたい…」(リディア)
- 「ずいぶんと気さくな王子様ね…」(ローザ)
- 「誰じゃこの生意気な奴は」(シド)
と散々な言い様。カインの反応が一番優しいかもしれない。なおセシルはエッジに対してのコメント無し。流石は天然紳士である。- だからセシルはエッジとのバンド技が無いのか?
スパイ目的で一緒に旅をしていたわけではないので、セシルたちは後でちゃんとフォローしてあげましょう。その時に彼の恋心がばらされない様に一応願っておきます。
- 大丈夫だろ。セシルとかはあくまでもカインも被害者の一人っぽい認識を崩してないから。
- リディアが一言メッセージで「セシルもローザも口を利かない」と言っていることやその後のエッジの発言から、セシルとローザはカインが再びゴルベーザの術に捕えられたショックでエッジの誤解に対するフォローは特にしなかった模様。
- そもそもこのセリフはエッジの心の中でのセリフだから、下手すると
皆、エッジがカインの事を誤解している事さえ気が付いていない可能性もある。 - そのリディアだってカインの事情をどこまで理解してるかは不明。
初対面時には自分に、次に会ったときにはセシルに槍を向けた男。リディア視点だとカインはどう見ても悪人である。
それでもセシルの親友だ(った)とセシル自身が説明したから誤解はしてないと思われるが信用する要素もない。
そして次に会ったときにはさも当然のような顔で当たり前のようにセシル&ローザと一緒にいる。リディアはきっと意味不明。
操られていたという説明くらいはあっただろうけど詳細については誰も語りたがらなかっただろうし。 - 子供の頃はパニックで二人ともタイタンでぶっ飛ばしたが、
落ち着いて大人になったあとならリディアも初対面の時のカインの発言は、リディアを助けようとしたものであって言い方は違えどセシルと同じ心積もりであった事は理解できるだろう。
セシルを許したならカインをガチ悪人と思い込む要素はないと思うが。セシルとのバトルに関してはセシルとローザ当人が許してるし。 - 初対面時の事もそうだし、リディア再復帰の際はセシル・ローザ・ヤンと一緒にゴルベーザに殺される所なんだから、セシルの親友と説明されていてなおカインを悪人と思い続けるようなリディアじゃないと思う。
「セシルは親友とローザを取り戻せたのね、良かった」辺りに落ち着いてると思う。
- そもそもこのセリフはエッジの心の中でのセリフだから、下手すると
- 「また操られたりしなきゃいいんだがな」と言ってくるので、「スパイではなく洗脳による裏切り」だと一応のフォロー(?)はしたらしい。
セシル云々じゃなくて、お互いの心の内側にある負い目やトラウマが2人の関係を遮ってたままにしていると思うけどな。カインは矛を向け、あんな発言をしたことに負い目を感じているだろうし、リディアは幼少時のことをトラウマに持ち続けているだろうから心を開きにくい。結局TAでも2人のバンド技は存在しなかったわけだし(尤もな理由もあるが)。セシルが2人の関係を修復してくれる役目となってくれるならいいけど、そこまで彼は気の利く人じゃないし。