FF10 
ティーダのセリフ。
ビサイド寺院にて召喚士が試練から1日戻って来ないということ、そしてその試練は命に関わるかもしれないということを聞いて、「もしものことがあったら、どーすんだよ!死んじまったらおしまいだろ!」といいだす。
そして、その後試練の間に踏み込もうとし、寺院僧官に「掟を破ってはならぬ」と制止されるもティーダはそれを「知るか!」と振り切り、入っていってしまった。
そのあと彼は心細くなったという。
- なぜ見ず知らずの人のためにいきなり入っていったんだろう。
しかも独白(「召喚士っておじさんだと思ってたからさ」)からして試練を受けている召喚士は女の子どころかオジさんだと思っていたらしいし。 - 女の子だろうがオジさんだろうが、大変な事に遭っている人を放ってはおけない
ティーダらしい台詞だと思う。でも結果は↑↑の通り「いきなり……心細くなった」 - 困っている人のために無鉄砲に行動してしまうところは父親譲りなのかもしれない。ここにも表れたのだろうと自分は解釈している。
実際、チョコボイーターの存在を聞かされた時は、二人とも「困っている人がいるなら」という理由で退治しようと言っているし。
夢のザナルカンドからスピラに来たばかりで右も左も分からない。
前はブリッツのエースとして憧れを集めていたのに、シンの毒気に当たったと哀れみを受ける。
そして、その境遇に甘んじている自分が情けなかった……と、僅かな期間で持ち前の活発さもなりを潜めるぐらいに欝屈さを感じていたので、感情が捌け口を求めて、本人も自覚している「青さ」という形で爆発したのだろう。
一見すると単なる自暴自棄にも見えるが、物語のラストが掟に縛られるスピラの死の螺旋をティーダの「青さ」が破ったという事を考えると、何処か類似を感じるものがある。
DFF 
ティーダの対エクスデスのエンカウントボイス「なくなっちまったらおしまいだろ」はこのセリフが元ネタだろう。
しかし彼は何をもってこれを言ったのだろうか。
- 無に飲まれて自分自身が無くなったら元も子もないだろ。
という挑発かもしれない。