モンスター/【モンク僧】

Last-modified: 2023-12-16 (土) 10:10:32

FF4

バロンの酒場で襲いかかってくる敵版のヤン
味方だとあまり強くない「けり」が怖い。


HPはカンスト近くもある62000。
MPも魔法など全く使えないくせに3875もあるが、これはFF4の全モンスターのMPが『HPの1/16』と設定されている事が理由。
『HPの1/8』とこっそりルールが変わったGBA版以降では倍の7750もあったりする。
 
頑張れば倒すことは可能だが、HPがHPだけに非常に面倒。
蹴りを2回喰らった後にセシルが攻撃すれば戦闘終了するのでセシルは観戦(死亡含む)すると良い。
二人掛けとかを思いっきりぶっ放すチャンスでもある。
裏を返せば「攻撃(=たたかう)」しないと終わらないので、ダメージソースをダンシングダガー(この時点だとギリギリ裏技無しで入手可能)に頼っている場合、あるいはイベント戦だと思ってひたすら防御していると一向に終わらない。


プロテスを重ねがけしているとけりがミスばかりになる。
プロテスで防御力を固めたことにより打撃ダメージをゼロにしているため。


魔法防御が低い様でドレインアスピルも他の魔物に比べれば格段に効く。
倒す場合の一例として、ポロム、パロムのレベルを52にして強がるをやった後パロムはフレアを使い、ポロムはホーリー連発すればすぐに倒せる。

  • 本来倒せない相手なので無茶なレベル上げも選択肢に入る。
  • MPを吸い上げて補給できる関係上、MP90が祟って使いにくいテラもヘイスト、スロウ、バイオ、ガ系魔法を思う存分使いまくって大活躍できる。
    パロムがアスピルを覚えてさえいればテラとパロムだけで楽勝。テラが適度に回復しながら二人で魔法を叩き込むだけで勝てる。

スロウが効く事、けりにプロテスが有効な事を知っていれば、ガン逃げしてきたとかの場合は別としてレベル上げの必要すらない。
癒しの杖×2で余裕で間に合う。MP回復アイテムは惜しげもなく使うことになるが。


ヤンは地をけって勢いをつけているのかレビテト状態だとけりが使えない。
しかしこの戦闘時はレビテト状態でもけりを使ってくる。


行動パターンは以下のようになっている。
1ターン: [メッセージ表示: 『めをさませ! ヤン!]
    たたかう
2ターン: [メッセージ表示: 「しねえっ!!]
    けり
3ターン: [メッセージ表示: 『セシルだ! わからないのか!]
    たたかう
4ターン: [メッセージ表示: 「うりゃうりゃー!]
     けり

ご覧の通り、本当はセシルが呼びかけているタイミングで「たたかう」をしてくる設定となっているのだが、
何故かそのターゲットが『暗黒騎士セシル』に指定されており、
この段階ではパラディンセシルしかいないため、対象不在で不発となっている。

  • 普通は素早さを下げるだろうけど行動順を遅らせる措置かもしれない。頻繁にけりを入れられたらマジで全滅しかねない威力。
    対象不在→通常攻撃はキャンセルして代わりにけりを使う、というパターンがなくてよかった。
  • もしかしたら開発当初は暗黒騎士の状態で戦う予定だったのかも知れない。
    途中でストーリーが変更になったけど、こいつの行動パターンを修正し忘れてた……とか。
    それだとリメイク版で修正されていない理由を説明できないので所謂「バグの仕様化」だろうか。
  • 改造で暗黒騎士セシルがいる状態で出現させると、セシルが呼びかけて「たたかう」をする際に爪攻撃ではなく、
    使えないはずの剣(刀身からデスブリンガー?)を使う。効果音は敵の殴打攻撃の音。トンファーのイメージだろうか?
    • 普段使わない攻撃を使用するあたり、偽バロン王に洗脳されてヤバい暗殺技を教え込まれた感がひしひしとする。小技の利いた演出だと思う。

カイン(とDS版ローザ)はゴルベーザ陣営に捕まると新しい装備を貰って戻ってくるのに、この時のヤンの装備は革の服一丁で固定。
ファブールから船に乗る時に持っていた装備は無くなってしまう(最も、直後に同じ武器・より強い防具が買えるけど)


近衛兵を指揮していたらしいが、なぜか昼間から酒場で飲んだくれている。

  • 近衛兵ともども、あの時のヤンはカイナッツォに操られていたのかもしれない。
  • 夜勤組だった説。

戦闘後、バロン近衛兵をやっつけたセシルたちを気に入った宿の主人が部屋を提供してくれる。
普通は兵士の報復を恐れそうなものだが、なかなか豪気な性格である。

FF4(DS版)

名前がモンク僧からヤンになっている。

  • 名前変更機能が無い為と思われる。

DS版では「うっ…」という前に膝をつかすところまでは確認できた。だがその先は無理だった。
誰かチートとか使って脳筋野郎5人でフルボッコしてやると倒せるかもしれない。

  • DS版では誰が攻撃しても「う…」という(テラのファイラで確認)。チートなしで無理矢理倒すのは無理。
    • ダメージの出る攻撃ならまだしも、ポロムうそなきですら「うっ…」で試合終了。たとえ洗脳された状態であれ、自らの危険も省みず荒れ狂う海に飛び込んで幼女を助けようとする優しさだけは覚えていてくれたようだ。
    • セシルで相手にケアルを唱えても「うっ…」になる。

DS版では自身の「術に落ちた」というセリフによって、操られていたことが明言されている。
SFC版などではテラの「記憶喪失のところをバロンに利用されていたらしい」というセリフから、洗脳術の類ではなく単に言葉巧みに騙されていただけ(「うっ…」で記憶が復活した)と取ることもできた。

FF4TA

ヤン編の冒頭で戦うことになる3人組。こちらはヤンではなく普通のモンク僧。
「けり」一発で瀕死になるほど弱い。

  • 「けり」を使うより、オートにして叩いた方がノーダメージで勝利出来る。
  • ヤンが受けるダメージは一桁。だが、自分に攻撃するなどして負けることも可能。
    その場合、戦闘後の台詞が若干変わるようになっている。

DFFAC

セシルのC.Lv16で開放されるシンボルチャットである「わからないのか?僕だ!セシルだ!」は、バロンでヤンと再会・戦闘した際にセシルが発した「パラディンになったからわからないのか?僕だ、セシルだ!」から抜粋されている。
自由にジョブチェンジできる本作では前半部分が不適当になるため短縮されている。


「分からないのか?」の部分は組み合わせやすく汎用性が高い。また疑問形のチャットへの返しとしても優秀。

  • 「分からないのか?君の残された時間は僅かださよなら」
  • また組み合わせを変えると強烈な皮肉にもなる。
    例「わからないのか?戦い方わからないのか?分かったあてにしてすまない君のせいじゃないさよなら」