FF7AC
「お前の最も大切なものは?
それを奪う喜びをくれないか」
クラウドの右肩を正宗で貫いた状態でセフィロス(リユニオン後のカダージュ)が口にするセリフ。
まばたき一つせず、冷笑を浮かべながら言う姿はサディスティックそのもの。
が、クラウドがそれほど痛がっているようには見えないのと、
セフィロスがやたら楽しそうなせいで余り残酷なシーンにも思えない。
また、ここで重症を負わされたおかげでリミット・ブレイクしたのか、
この直後にクラウドは超究武神破斬ver.5を発動しているし、
「大切なもの」という言葉に護るべき人たち(死者の場合は遺志か)を思い浮かべ、
根暗なヘタレから一転、主役らしい活躍を見せる。
セフィロスって実は主役に活躍の場を与えてくれる良い悪役なんだな…と思ってしまわないでもない。
- ACCだと凄まじく残酷なことをやらかした上で言う。
- セフィロスの悪役としての面目躍如。本編では弱かったからなおさら。
あっては困るがもし、
セ:「お前の最も大切なものは?…(略)」
ク:「それは……あんただ!!」
なんてことになったら、セフィロスはどうするのだろう?
- 彼ならノリ良く自害してくれそうだ。どのみちセフィロス自身の体ではないんだが…。
毎度つっつきに来るわりに余裕のこして帰っていったり、
死んで体無くなってから暇だっただけなんじゃないだろうかと思える。- 元々狂ってた訳でも無いし彼自身ノリの良い人物だったから、本当にそうしそうで困る。
- 「殺す」ではなく「奪う」と言っているので、「それならば二度とお前の前に姿を現さない」
…という事にはならなそうだ。 - …いや、仮にもしそうなったとしたら、「ならば私に二度と会えなくしてやろう」と、クラウドを惨殺するはず。
- 「大切なものを奪う」のが喜びだというのは、生かしたまま死ぬ以上の苦痛を与えるのが楽しい、
という意味だろう。
現に肩を刺した時も、状況的には心臓を貫くのも可能だったのに外している。
なのであっさりクラウドを殺したりせず、新しい嫌がらせの方法を考え始めそうだ。
- 「大切なものを奪う」のが喜びだというのは、生かしたまま死ぬ以上の苦痛を与えるのが楽しい、
英語では「Tell me what you cherish most. Give me the pleasure of taking it away?」となっている。
cherish は「大切にする」という意味。「お前が最も大切にするものを教えてくれ。」といったところか。後半部分は日本語とほぼ同じ。
実際のクラウドの返答は「大切じゃないものなんか、ない」。
↑のニュアンスも多分に(勿論もっとシリアスな意味でだが)含んでいそうである。
- 守銭奴疑惑をかけられたFF7序盤に比べて、ずいぶん人間的に成長したものである。
- かつて憧れた英雄セフィロス、神羅カンパニーの英雄は友達もおらず孤独だった自分に夢を与えてくれた。
それもクラウドにとっては大切な思い出。あの姿のまま「思い出の中でじっとしていてくれ」と孤独だった少年は願うのだった。
DFFAC
クラウドのC.Lv13で開放されるシンボルチャットが「大切じゃないものなんか、ない」。
トドメの一撃はこのセリフでかっこよくキメよう。
また、セフィロスのC.Lv13で開放されるシンボルチャットが「お前の最も大切なものは?」。
シンボルチャットが味方にしか聴こえない仕様上、味方のクラウドとしか掛け合いが出来ないがネタとしてのポテンシャルは十分。
パーティを組んだ味方キャラによっては、自分の大切なものを主張してきたりする。
セフィロス「お前の最も大切なものは?」
- セフィロス「お前の最も大切なものは?」
カイン「俺は、君に…、そばにいてほしかったんだ!」
セフィロス「いいだろう」