「バロンこのえへい」と読む。
FF4
フレイムナイト・霊騎士の色違いで、カラーリングはレモン色や青色がメイン。
ミシディアから戻ってきた後のバロンの町で、
記憶を失ったモンク僧(ヤン)が引き連れているバロンの兵士。そこでは2体相手取る。
物理攻撃にはミニマム、魔法攻撃にはポーキーで反撃してくる。
攻撃力の弱いメンバーには攻撃させず、一発で仕留めたいところ。
- 魔法後進国のバロン王国の兵でありながら、
白魔法のミニマムと黒魔法のポーキーを状況に応じて使い分けてくる辺り流石エリート。- 考えてみると、彼らは「魔道士ではない」んだよな…。それでこの腕前か…。
カウンターが厄介なため余計な行動をせず、高確率で効くブレイクで倒すのがオススメ。
テラが覚えてるので是非活用しよう。
この後行く昔の水路(B2~B1)でもちゃっかり登場している。
他のモンスターの面子から見てもかなり浮いているが、
ベイガンやカイナッツォあたりが送り込んできてるんだろうか。
- でもその2人を倒した後にも出現する。
- バロン城に近くなった最後のフロアでのみ出現するので、
水路からの侵入者がいないかどうか見張り(見回り?)をしているんだと思ってた。 - 「余所者のモンクに近衛兵を従わせて何かを探っている」と町の人が言っているので、新型飛空艇を探してこんな所まで来たんじゃなかろうか。
NTT出版の攻略本「基礎知識編」には、
「以前のセシル同様国王に疑問を抱きながら戦っている者が多く、戦うと一瞬で負けるほど弱い」
とある。
- FF4小説版だとその真逆の設定だね。
- いくらカイナッツォに乗っ取られたといえども、国王に疑問を持つ時点で近衛兵としては失格な気がする。そうじゃなくてもその弱さで近衛兵を名乗るなんてどうかと思うけど。
- それいったら暗黒騎士というエリートで最も王に近い立場で仕えながら疑問を持っちゃったセシルの立場がないだろ。
- そのせいで昔の水路なんかに左遷されたのかも。
サイレスで黙らせておけばカウンターを気にせず攻撃できる。
何故か種族が魔法使い。
ステータス異常耐性も属性耐性も全く備えてないので、攻め手には困らないだろう。
ポーションを盗めるが、アイテムドロップはしない。
カイナッツォを倒した後もゴルベーザが正気に戻った後も水路に行けば襲ってくるあたり、こいつらはゼムスの思念派で直接操られているんじゃなかろうか?
動機は一般兵卒の飛空艇団や暗黒騎士団を重用したり、魔道士団を創設したりしたから(それまではバロン軍では近衛兵しか魔法を使えなかった)王を憎んでいたところを洗脳されたとか妄想してみる。とすればゴルベーザ一味を引き込んで王を殺害させたのもこいつらということになる。
変化のロッドで豚にできるし、サンダガを撃てば一掃できる。
FF4(DS版)
種族にヒュームが加わる。
攻撃力も高いが、HPがオリジナルの2倍に増えた上に防御力が43と固くなったので、なかなか倒せない。
上述のカウンター確率は、それぞれ50%ずつ。
ST異常耐性は蛙・小人・豚に耐性を得たが、他はどれも効果があるので、それら以外の方法で足止めしておくといい。
お宝は、ポーションとハイポーションを落とすようになった。
ランダムエンカウントでの出現場所は、昔の水路B1Fのみになっている。
ヒュドラ×2とセットか3体のチームで現れ、出現率はそれなり。
FF4TA
なぜか相変わらず昔の水路に出没する。
バロン王に化けたカイナッツォも、謎の少女に操られたセシルも、
近衛兵の使い方がおかしいのは同じらしい。
- カイナッツォはまあ体良く利用しようとしたんだろうけど、操られたセシルには他に使える部下(魔物も含む)もいただろう。
それでも水路とはいえ、近衛兵を処刑もリストラもせず配置したということは、操られていた状態でも僅かながらに良心は残っていたんじゃ…と思いたい。- 確かに。謎の少女に操られたバロン兵たちは、ゾンビ兵のようなヤベー奴ばかり。そんな現状では、このバロン近衛兵が意外なことに一番まともな「バロンの兵士」である。
上記の通り、FF4の頃から国王に疑問を持って戦っていたようだが、
そろそろ近衛兵たるもの下水道で戦っていることにも疑問を持ったほうがいいと思う。
- 終戦を知らずに森の中で暮らしていた旧日本兵を彷彿とさせる。
- 世の中には世界一カッコイイ下水道もあるし、バロン国民憧れのスポットという可能性も…