FF4 
ポロムの固有アビリティ。
嘘泣きしてみせて「敵を混乱させる」という効果と言われており、彼女の性格をよく表したアビリティなのだが、成功した所など見た試しが無い。
- 攻略本によっては「敵が動揺して逃亡することが多くなる」と別の効果が書かれていることもあるが、やはりこちらの効果も発動せず、うそなきで敵が自発的に逃げたり、逆にこちらが逃げやすくなることもない。
解析サイトによれば、SFC版での実際の効果は上記に挙げられたものとは全く異なり、エッジの「ぬすむ」の成功率を少し上げてくれるらしいが…?
- 一回使うごとに敵全体の「隠しパラメータ(レベルが基準)」を5下げ、「ぬすむ」の成功確率が5%上昇する、という効果らしい。
(参考サイト様)
おそらくは「敵のレベルを一時的に下げる」ことにより、相対的に逃げ出しやすくするという発想が根底にあったのだろうが……
実際には味方と敵にいくらレベル差があろうと、敵が自発的に逃げ出したりはしない。仕様変更の名残か?
なおエッジとポロムが同時に加入する機会は存在しないため、盗みの成功率が上がるとしても結局のところは無意味なままである。
- GBA版なら出来るかも?
- しかしそのGBA版、せっかくポロムとエッジが一緒に加入できるのに肝心の「うそなきで盗み確率UP」効果が無くなってるっぽい…。
結局使えない。
- しかしそのGBA版、せっかくポロムとエッジが一緒に加入できるのに肝心の「うそなきで盗み確率UP」効果が無くなってるっぽい…。
「敵が逃げやすくなる」という効果はFF1およびFF2ではフィアーという魔法で、FF3では「おどかす」というアビリティで存在し、実はFF1から4まで続く伝統のスキルなのである。
しかしいずれのシリーズ作品においても空気未満の存在感であり、使われる事は全くない。
それでもFF4まで出し続けるあたり、なんらかのこだわりがあったのだろう。
- そしてFF5では、敵のレベルを下げるオールドは、敵のステータスを下げる効果になった。
- 恐らく現在ほど戦闘に特化した造りになっていなかったTRPGの名残。
FF5に登場していればレベル系青魔法と組んで活躍できたのに…
FF5の「MP10%アップ」消しましょう! 代わりに「うそなき」出しましょう!
- MP10%アップ「ねじり切っちゃうわよ」
上記のように敵のレベル数値のみを下げるという効果を応用して、それに依存する敵の毒状態の周期を短くすることが出来る模様(参考サイト)。
ただし毒を与える前に使う必要があり、既に毒状態になっている敵には意味が無い(これはスロウやヘイストも同じ)。
- しかし、いくら毒を与える周期を短くできるとは言え、前提として毒攻撃と組み合わせる手間が掛かる上、さらにFF4で長期戦になりそうなHPの高い敵には元々ことごとく毒が通用しない。
残念ながらやはり実用性はほとんど無いと思われる。
PS版の説明書では「敵を驚かせ、逃げやすくする。」と記されている。
なので、上記の「レベルを下げて逃げやすくしている」という考察がほぼ正解。
それにしてもPS版ユーザーはそれなりにいそうなのに、2020年まで誰一人指摘しなかったのが意外だ……
FF4イージータイプ 
イージータイプでは削除されている。
FF4(DS版) 
DS版では敵全体の防御力を減少させる効果になった。
しかも大半の敵に有効な優れもの。
なんとFFシリーズ最強クラスの隠しボスのプロトバブイルにまで効いてしまう。
- てかこれが効かない敵っているのか?
- 開発室の敵には効かない。
- 彼らはもはや泣き言なんて聞き飽きたのだろう……。
- ↑開発陣の立ち場として、演技だってことがとっくに分かってるのかと。
- 開発室の敵には効かない。
- 効果が出た相手は姿が薄暗くなる。
双子の離脱後にデカントアビリティとして入手できる(要・ポロムのデカントレベル2以上)。
2、3周目では幼年リディアに使わせることも可能である。
攻略本にはセシルに付けると良いと書いてあった。
「パラディンともあろう者がうそなきをするのは非常に違和感がある」だとさ。
上記のとおりネタ的にも実用的にも誰に持たせるか迷うデカント。最終メンバーだとエッジが一番扱いやすいか。
誰にも持たせても仕事するので、デカント習得に便利なのもミソ。
- イメージ的に一番似合うのはやはりリディアか。
1週目は魔法関連のデカントをローザに取られがちなので、残り1つの穴を埋めるうえでもMP節約のうえでも役立つ。
命中率は100。待機時間は1。
LV71以上のステータス上昇値は精神+1。
FF4(携帯版) 
DS版と同じく、敵全体の防御半減の効果に変更された。
ただし、ボスや強敵には効かないため、DS版程有用ではない。
効果が出た(効いた)敵は青く点滅する。
- プリン系に効果あり。
FF4(PSP版) 
敵全体を混乱させる効果に変わった。
実質全体化コンフュで、まぁザコ相手には多少使えるようになった。
- ポロムの能力上、手持ち無沙汰の際は本当にやることがないので使わせてみてもいいかもしれない。
たとえば暗黒魔道士や月の女神は混乱するとブレイクや抱擁で勝手に自滅していく。 - SFC版から比較すると遥かに有用性が増しているのだが、このせいでポロムが自力で覚えるコンフュが全くの無価値と化した。
FF4(ピクセルリマスター版) 
ポロムの固有アビリティで、使用すると「魔物を慌てさせた」というメッセージが表示される。
具体的な効果が不明なところも含めてオリジナルのSFC版基準。
なのだが……何故かポロムがうそなきを選択した時の対象が味方全体になっている。
味方に対してうそなきをすることで何故魔物が慌てるのか、疑問は尽きない。
(一応、FF6では小さい子がうそなきをする→他キャラクターが魔物をしかりつける→魔物が慌てるというイベントがある)
steam版では2021年10月1日にアップデートが行われているが、「うそなき」は修正されていない。
それどころかパッチノートの「確認されている不具合」にすら記載が無い。
これが仕様通りだというのなら、ある意味でピクセルリマスター版の商品説明の「オリジナル版の雰囲気や面白さをさらに高め」という一文通りではある。……のだろうか?
ピクセルリマスター版はオリジナル版準拠であるため、ポロムの加入期間も短く、またデカントアビリティ等で他に使わせる事もできないので検証の場も少ないのが悔やまれる。
TFFCC 
条件発動系の特殊アビリティ。
BMSでボスクラスのモンスター出現時に1回だけ発動する。
そのモンスターの物理防御と魔法防御を減少させる。
レベル | CP | 効果 |
---|---|---|
Lv1 | 4 | BMSでボスクラスのモンスター出現時に1回だけ発動。 モンスターの物理と魔法の防御力が減少する【弱】 |
Lv2 | 14 | BMSでボスクラスのモンスター出現時に1回だけ発動。 モンスターの物理と魔法の防御力が減少する【中】 |
Lv3 | 24 | BMSでボスクラスのモンスター出現時に1回だけ発動。 モンスターの物理と魔法の防御力が減少する【強】 |
アビリティの発動順の関係上、対ボス攻撃アビリティよりも上のスロットに配置するか、習得キャラをパーティの前に持ってくるといいだろう。
オニオンナイト(Lv1)、リディア(Lv1)、エアリス(Lv1~2)、ユフィ(Lv1~3)、リノア(Lv1~3)、シャントット(Lv1~3)、アフマウ(Lv1~3)、コスモス(Lv1~3)、レム(Lv1~2)が覚えられる。
また、「初級/中級/上級うそなきの書」で他のキャラクターも習得できる。
- 基本的に、性格上嘘泣きをやってもおかしくないキャラがほとんどなのだが、感情の起伏のないコスモスやそもそも泣き落としの必要のなさそうなシャントットまでもがこれを習得するあたり、単なる女子供の武器の一つというよりはもはや舞台技術の類ではないかと思えてくる。カーテンコールだけに。
PFF・PFFNE 
ポロムのプレミアムスキル。
チャージ速度は中速、祈りメメント対応。
敵全体の物理防御を2ターン無効にする。
FFRK 
レア2の物理補助アビリティ。敵単体を中確率で混乱させる。
また、ポロムの初期必殺技としても登場している。
こちらは敵単体を高確率で混乱させる。
DFFOO 
ポロムの初期アビリティ。使用回数は7回。
味方全体に自身の最大BRVの50%分のBRVを加算。
敵全体に4ACT「防御力30%ダウン」付与。
自身に8ACT「白魔の力」2段階付与(上限3)。
- 強化効果「白魔の力」に関して。
- 段階に応じて味方全体の攻撃力アップ(段階1:10%/段階2:30%/段階3:50%)。
- 付与中、通常BRV攻撃が「BRV攻撃+」に変化。
- 3段階付与中、「うそなき」が「うそなき+」に変化。
- BRV攻撃+
攻撃時、味方全体に自身の最大BRVの20%分のBRVを加算。
- うそなき+
「防御力ダウン」の効果がアップ(30%⇒60%)。
敵全体に低確率で1ACT「混乱」を付与の効果追加。
- 弱体効果「混乱」に関して。
付与された敵は行動できない。
相性性能を持つ武器は「癒しの杖【IV】」。