バトル/【レビテト】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 16:30:22

概要

FF4から登場する有利ステータス変化。空中浮揚する。
クエイクなどの地震攻撃を無力化するほか、
FF4と5ではDQシリーズのトラマナの様にダンジョンのダメージゾーンを回避できる。
重力100などの特殊攻撃や戦闘不能状態などで効果は切れる。
名前の由来は、英語で「浮遊させる」という意味の"levitate"から。


全作品共通して何故か落とし穴回避不可。

  • 地面に沿って浮遊するから、落とし穴の先の地面に合わせてしまうとか?
  • あくまで地面から数センチ(もしくは地震攻撃やダメージゾーンに足元が触れない程度)しか浮遊していないに過ぎず、高高度を浮遊・飛翔・飛行しているわけではないから。

地に足が付いていないので、打撃系格闘技や剣等の白兵武器を使った攻撃などのダメージが激減しそうだが、
そういったマイナス効果はない。
ただし浮遊系特効攻撃が存在する場合、余計なダメージを食らうというマイナス効果がある。


魔法/【レビテト】特技/【レビテト】バトル/【浮遊】

FF4

浮遊することで地属性の攻撃を無効化し、ダメージ床を回避できる。同名の魔法でなれる。
フロアが切り替わると浮遊状態が解除されてしまうため、まめにかけ直す必要がある。
強制解除に気付かず地震を食らったりダメージ床でHPを知らぬ間に削られていたりすると最悪。戦闘不能では解除されない。

  • 厳密にはFF4に「地属性」は無い。クエイク等は無属性であり、対象がレビテト状態か飛び道具属性弱点だと無効化されるという特性。
  • フィールド上では戦闘後や地上→地底等のフィールドマップ移動でも解除される。

ローザはLv35で習得。


これがかかっているとヤンはけりコマンドを使えなくなる。
GBA版以降は使用可能になった。


二人の魔道士の試練ではヒビの入った床を通れるようになるが、忍者の試練ではヒビの入った床を踏み抜いてしまう。


今作の浮遊モンスターはレビテト状態ではなく(そもそも「初期状態変化」の概念が無い)、
槍や弓等の「飛び道具弱点」とイコールである。見たまま浮遊モンスターはそれで問題が無いが、
地震を無効化したいがためにアルケニースカルミリョーネ(2戦目)等も飛び道具弱点になっている。

FF5

浮遊することで一部の攻撃を無効化し、ダメージ床を回避できる。
同名の魔法は第二世界で手に入るのだが、第二世界に行く前に出てくるボス・タイタン対策としてゲイラキャットを操りかけてもらうという荒業がある。
同名の魔法以外では青魔法のマイティガードでレビテトがかかる。


調合乙女のキッス毒消しを混ぜると特技版のレビテトを発動できる。
特技版は単体がけのみとなるが、第一世界から使用可能でさらにリフレクを貫通するという利点がある。


風水士のアビリティ『ダメージ床』が無い時は、この状態でダメージエリアを無傷通過可能。
大海溝の溶岩も例外ではない。


ディスペル重力100及び戦闘不能時に解除されるほか、宿屋テントコテージでの休息時にも解除される。
FF5ではデメリットが僅かなMPの消費くらいしかないので、レビテト入手後時空魔法のアビリティをつけているなら休息→即レビテトの癖をつけていても問題ない。


よく誤解されているが、地属性無効の効果ではない
無効化できるのは地属性技では「地震」「アースシェイカー」「大地の怒り」、それ以外では「りす」「ワイルドボー」等。

  • 地属性技の内無効化できるのは地揺れによる攻撃のみであって、砂塵熱砂やGBA版で追加されたクエイクショットクルル使用のエレメントアタックは地属性であるが無効化されない。
    もっとも、これらの技を味方が受けることはないし浮遊モンスターはレビテト状態に関係なく地属性が無効の場合が多いためあまり影響はない。
  • 流砂」「底なし沼」など、浮遊状態で回避できそうに思えても普通に通用する技も存在する。
    正直、地震系の技以外は使ってみないと無効化できるか判別がつかない。

ギルガメカタストロフィーと戦う際には欠かせない。

  • 第二世界でのエクスデス戦や第三世界のオメガ戦でもあらかじめ使用しておきたい。
    アースシェイカーや地震は確実に来るわけではないが、来た場合は致命傷になる。

今作の浮遊モンスターはレビテト状態と、「初期状態変化が解除されない」フラグで表現している。
おかげでディスペルでは解除不可なのだが、例外としてエルムギガースすいしょうりゅうは、レビテトフラグのみで固定フラグが付いていないのでディスペルで地に落ちる。
これは設定ミスというわけではなく、この2体には他にも初期状態変化フラグが付いていて、それを解除できるようにした結果の仕様だと考えられる(前者は「眠り」、後者は「リジェネ」)。
エルムギガースは素で地属性無効なので水晶竜にしか意味は無い。


余談だが、この魔法をもってしても火力船のベルトコンベアや流砂や落とし穴には逆らえない。

  • タイクーン王は流砂の砂漠を突破しているが、「体が宙に浮いていた」という目撃情報はあるものの、それがレビテトだとは一言も言っていないので、他の特殊な移動方法な可能性もある。
  • 浮いていても落とし穴には落ちるのは「地面から○○センチ浮く」と考えれば納得がいく。
    実際、完全に飛翔してるわけではない。

FF5(GBA版)

新規アビリティ予言で発動する大地震はなぜか浮遊状態でも回避できない。
対象が敵味方全体の技だが、レビテトをかけて味方は被害を避けるという戦術は使えない。


隠しダンジョンの追加モンスター中、サウルスゾンビー、ベヒーモス、アイアンクラッド、ハーデス、ルブルムドラゴン、メデューサ、デュエリストはレビテトがかからない。 
追加モンスター中、アサシン、サタナジュニア、ダークエレメント、ソウルイーター、アンテサンサンはレビテトがかかる。

FF5(iOS/Android版)

スマホ版では大地震も浮遊状態で回避できるようになった。
味方側はレビテトで被害を避けることが可能に。

FF5(ピクセルリマスター版)

ver1.0.6まではレビテト時「キャラクターの影も一緒に浮かぶ」という奇妙な見た目になっていたが、ver1.0.7で修正された。
同じくver1.0.7からレビテトで落とし穴を回避できなくなった。

FF6

浮遊する。本作ではダメージ床は回避できない。戦闘終了後も持続する。
魔法レビテトでなれる他、天使の羽を装着する事で永久レビテト状態になれる。

  • 天使の羽の場合は装備品の持つアビリティなので効果が永続となり、
    アースドラゴン重力50を受けても解除されない。
    • 重力50に関してはリフレクではね返せるが、HP回復が難しいのでレビテトの方がお得。

レビテトの浮遊効果は地属性を無効化ではない。
例えば地属性でもライフシェイバーは防げないので過信しないように。
油断してるとロゲノイアミスフィトオールドドラゴン相手に泣く羽目にもなりうる。

  • 厳密に言うと「地属性攻撃を無効化する」のではなく「レビテトで無効化可能と設定されている攻撃だけを無効化する」状態。
    なので同じ地属性でもライフシェイバーやグラビティロッドなどレビテトでかわせない攻撃は存在するし、逆に地属性攻撃でなくてもレビテトで無効化できる技(チョコボラッシュなど)もある。技の一つ一つにこの設定が個別に存在している。

浮遊状態の相手にはホークアイスナイパーの特殊クリティカルが発生するようになるため、シリーズでも珍しく「レビテト状態で不利になる要素」が存在する(味方側がその影響を受けることはないが)。

  • 敵にレビテトをかけ特攻武器で3倍クリティカルダメージを狙う、という事が可能になっている。前作の竜のくちづけ+飛竜の槍と似ている。

ガウが空を飛ぶ敵を選んで「あばれる」とレビテト状態になる。

  • あばれるでレビテトになっても戦闘終了後の浮遊状態は維持される。レビテト状態のまま他のモンスターとして「あばれる」ことも可能。
    システムの都合といってしまえばそれまでだが、作中で一体ガウが何をやっているのか考えだすと恐ろしい。
    「鳥になったつもりで暴れ出したら空も飛んじゃう」だけだってとんでもないのに。

FF6のクエイクは味方もダメージを受けてしまうため、使う場合はレビテトか大地の衣がほぼ必須。


今作には「解除されないレビテト」というべき別物も存在し、浮遊モンスターはこれで表現されている。
天使の羽で得られる永久レビテトも、厳密にはこちらの効果。ただ別なのがややこしかったのか、
シャドウが天使の羽を装備するとインターセプターが消滅するというバグがある。

FF6(GBA版以降)

GBA版以降は重力50はリフレクでは反射できなくなったのでレビテトの重要性が増した。
天使の羽バグはGBA版では未修正で、旧スマホ版・ピクセルリマスター版で修正された。

FF8

対象単体を浮遊させ、地属性の攻撃を無効化する。
レビテト』『マイティガード』でこの状態になれる。


一定時間で切れてしまう。
FF4~6と同じ感覚で戦を行わないことが大事。

FF9

浮遊することで土属性の攻撃を無効化できる。
土属性攻撃の少なさや、吸収装備の入手が別段難しくない事もあって影が薄い。
レビテト』『いつでもレビテト』でこの状態になれる。

  • 魔法レビテトの効果は一定時間経過で解除される。
    ヒルギガースの地震のようなエフェクトの長い技は、その間に解除されることがある。

実は本作では風属性弱点になるという副作用があり、そのことを利用して
あえてこちらにレビテトをかけたうえで風属性で攻めてくるモンスターなんかもいたりする。


更にレビテト状態のキャラをはないきで吹き飛ばしてしまう敵もいる。
物語全体で見ると、レビテト状態はバッドステータスの1つと言えるかもしれない。

FF14

地面から少し浮いた状態になり、クエイククエイガなどの地震系の魔法を無効化出来る。
基本的に特定のバトル、かつ特定のギミックでのみ付与される特殊なバフ(ステータス効果)

  • もっとも、レビテトになる手段がある場面では、レビテト状態にならないと良くて瀕死、最悪即死になる為、
    バフ(ステータス効果)というよりは、単純にギミックの意味合いが強い。

PFF

レイルのプレミアムスキルなどでなる状態。
これになった敵は羽マークが付き、飛行特攻が効くようになる。
この状態になると、通常のモンスターが浮遊しているように上下する。
元から飛行特攻が効くモンスターも上下していたら分かりやすいのだが、それは無い。


飛行タイプ=地属性耐性という訳でもない(耐性を持つ敵もいる)