FF15
FF15における移動手段のひとつで、いわゆる電車。
名前の通りニフルハイム帝国で運行されている鉄道路線。
この名前は第13章のラジオ報道で判明する。
ただし、この名前が正式名称かどうかは不明。
始発駅については描写がないのでわからないが、終着駅はメニュー画面から見られる地図から帝都グラレアかと思われる。
ノクティスたちが下車するのは王の墓所が近くにあるカルタナティカとノクティスの婚約者だったルナフレーナの故郷であるテネブラエの2駅だけ。
自由に移動することはできず文字通り一方通行のリニア形式である。
- ケルカノが始発駅かもしれない。
ノクティスたちが乗った車両は「マグナ・フォルタ」と名前が付いているが、これが帝国鉄道全体を意味する名前なのか、それともあの路線のみの名前なのかは不明。
車内構造は普通のクロスシート車、ベッドのある個室車、食堂車とある。
個室車のベッドや食堂車をノクティスたちが使うことはできない。
路線の各駅では列車の食堂車をかたどった飲食店と、個室車をかたどった宿屋『車輪の宿』が点在する(経験値ボーナスは1.1倍)。
ただし、飲食店ではモブハントは存在せず、メニューもディナープレート(バフはHPが+500だけ)のみ。
- メニューが1種類しか無いのに店主は「ささっと選んでくれ」とか言ってくる。正直選びようがない。
- ディナープレートはここでしか食えずイグニスも作れないレア料理。冷たい缶詰と同様、今までに比べて平素な食事が状況が変わったことをプレイヤーに感じさせる。
- 第10章の食堂車のモブの会話によると車内の食堂車の料理は高いくせにマズイらしい。
このことから駅の列車食堂のメニューがあの程度なのも正直頷くしかない。
と同時にアコルドの料理がいかにうまいかを実感させられる(マーゴは一流だろうし)。
よりバフ効果を得たいなら車輪の宿から1度過去に戻ろう。 - ディナープレートを選択するとノクティスの小さな溜息が聞こえる。
悲劇に軋轢に重圧で憔悴し、とても食欲など湧くはずもない時期はもちろんのこと12章でもこれは同様。
(システムの都合などメタ的な理由は別として)やっぱり本当にマズイのだろうか。
作中ではノクティスたちに割と都合がいいように列車が運行されている感がある。
例えばカルタナティカではノクティスたちの鉱山での用事が済むまで列車は止められている(説明によるとどうやら貨物列車の諸事情という体になっているようだ)。
さらに、貨物列車にはレガリアを積ませてもらっているらしい。
イグニスのセリフから察するに、おそらくこれらはアコルドのカメリア首相の計らいかと思われる。
- でも少なくともレガリアの運送についてはノクティスが「あれも安くしてくれりゃな」と愚痴ってるシーンがある。
ノクティスたちがこれらのためにアコルド政府にお金を払ったものと思われるが、そのお金がどこから出たのかは不明(所持金は減ってない)。
ノクティスたちが乗っている列車はなぜか襲撃されることが多い。
運転手がビッグス&ウェッジに交代してからも含めると帝国軍の襲撃が1回、シガイの襲撃が3回である。
普段からこんなに襲われているなんてことはないだろうが、シガイが出かねないトンネルを通ることを考えると結構危険ではないだろうか。
- 恐らくは1度目のシガイの襲撃以降、もう運行不可能となっていたのではと思われる。
ノクティスたちがグラレアに行けたのもおそらくビッグス&ウェッジに交代したおかげであろうし。
第13章でのジグナタス内のラジオ報道によると、ノクティスたちが帝都に突入して以来、稼働していないらしい。
さらにアコルド領域内の路線も運休中とのこと。
一日夜になり、シガイに襲われかねないと判断したからと思われる。
設定的にはアコルドからニフルハイムの領土まで線路が伸びている模様。
海中か海上か不明だが大した技術である。
また本編で停車する駅には案内板があり、わざわざ停車しない場所の存在を匂わしている。
本編に登場しないロケーションとしてはパーラ・武器工場駅、ホルヘクス研究所など。
- 一応通り過ぎるだけであるが、パーラ駅は登場している。
- 個人的にはアコルド領内にも帝国が敷設した鉄道が走っているだけであって、帝国領とアコルド領の鉄道は繋がっていない、と解釈した。流石に帝国の技術力を持ってしてもあの海上に鉄道橋を敷設するのは無理だと思う。
- それでも、12章のテネブラエのモブのセリフによると「少ししたらオルティシエに向けて発車するそうです」みたいな発言があったはずなので、もしかしたらどっかでアコルドと帝国領が繋がってる箇所がある…のかもしれない。