FF15
今作の隠しダンジョンにして、極めて異質なダンジョン。本編クリア後のチャプター15でのみ行くことができる。
クレイン地方のラバティオ火山奥地(ダンジョン内ではない)に存在し、レガリアTYPE.Fで飛んで行く必要がある。
近辺は火山の麓ならではの荒涼とした自然地帯だが、一箇所だけ土をならした滑走路のようになっている地点があり、「道路」ではないが例外的にここでレガリアの離着陸が行える。
着陸後は徒歩で遺跡まで向かい、遺跡の入口付近まで来ると仲間は待機してノクト単独で遺跡に潜ることになる。
中には貴重なアクセサリや大量の神凪就任記念硬貨が落ちており、最奥では黒頭巾が手に入る。
- 実はレガリアの着地地点である舗装されていない道路の後ろに窪みができている崖がある。
ジャンプなどを使えば入ることができ、そこから帰ることができるが一方通行。
人が滅多に足を踏み入れない地ではあるようだが、未開の秘境というわけではない。
この地域はレスタルムからのロープウェイの通過点でもあり、ロープウェイが普通に行き来している。
レスタルムの元盗賊が、この地のお宝を持ち帰れなかったことが心残りだとぼやいている。(→ ストーリー/【盗賊の思い出】)
プティウォス遺跡の入口付近では、コースタルマークタワーなどと同様、この遺跡についての近代での研究・調査記録らしき文献を読むことができる。
レガリアが着陸可能な滑走路のような場所も人工的に設けられた可能性が高い。誰がなぜ作ったのかは明言されていないが。
盗賊が持ち帰れなかったというお宝はプティウォス遺跡の入口付近で発見できる。
このお宝はこのダンジョンの内と外のどこで手に入れたものなのか、なぜ持ち帰れなかったのかは謎。
コースタルマークタワーやスチリフの杜と並ぶ、ソルハイム文明の遺跡の一つ。
ソルハイムの空間操作技術によって発生してしまう「歪み」を集約して処理するための、廃棄処理施設のような場所らしい。
そのため内部は時空や重力が乱れているが、当時のソルハイム人はこれを逆に利用し、試練の場としていた模様。
ジグナタス要塞と並んで悪名高いダンジョン。
敵は一切出現せず、謎解きとジャンプアクションで進んで行く。
難易度はかなり高く、アクションの苦手なプレイヤーをドン底に叩き落とす。
そのゲーム性から、プレイヤーからはマリオっぽいと呼ばれている。
- 初見でのクリア時間は概ね3~7時間ほど。アイテムを集めるかで変動する。
- クリアしたらしっかり手動セーブしておこう。帰りの飛行で事故るとすべてが台無し。
特に理由がなければ100ギルでハンマーヘッドまで運んでもらおう。オートセーブもされるので確実。 - ある意味、今までほぼなかったギミック(謎解き)要素を体験させる為だけに作られたかの様なダンジョン。
- その高難度ぶりからロックマンと引っ掛けてノックマンと呼ばれることも。
- 手抜き感はないので、特に本編のダンジョンのシンプルさに不満がある人はとりあえず一度は入っておきたい。針系のトラップが出はじめるぐらいまでは普通に楽しめるだろう。
ダンジョンはかなり長大で、落ちたり針に刺さるなどしてミスすると特定の地点からやり直し。だが、ゲームオーバーにはならない。
中間セーブのようなものはあり、途中にある石版を壊すことでショートカットルートが開通し、一旦外に出てセーブしたり、入口からそこまで簡単に行き来出来るようになる。
- 内部は大まかに分けて9層。仕掛けが大きく変わったなと思えば復帰点が更新されるので再チャレンジは容易。
その分正解のルートがイジワルに巧みに隠れてたり正確な操作が要求される。
ノクトはルイージ並に滑るので精確な制御は難しい。
着地したら一度止まって落ち着こう。
また高所から飛び降りると勝手に前転するのも主な落下要因の1つ。
壁か広い方に向かってジャンプしよう。
- にもかかわらず、このダンジョンでは奥に進めば進むほど足場も悪くなっていき
最終的にはノクトの足幅よりも狭く斜めに飛び出た鉄骨を飛び渡るほどになる。
そこまで来るのに数時間は軽く掛かるため、プレイヤーの精神力はガリガリになっているだろう。 - 滑る人はアナログをジャンプ中倒しっぱなしにしてる。空中でアナログを離せばノクトは滑らない。
カメラ位置も細かく調節すれば鉄骨渡りも何とかなる…はず。
外に出るたび解いた仕掛けが元に戻るなんてこともないため定期的に外に出てセーブすると良い。
メニューから戻ることは出来ないが戻り復活なので出るのは多少容易。
序盤や終盤はチェックポイントやショートカットが多いので休憩しやすい。
中盤の女神像のあるあたりは単に正確な操作が要求されることが多く行きも戻りも難しいため長丁場になる。
- ただし遺跡には夜間でないと中に入れない。昼間に外に出ると時間をつぶすのに苦労する。
- 日中は謎解きを頑張る→夜になったら外に出てセーブ、再び突入でよかろう。敵が出ないからキャンプする必要もない。
- 動く床エリア~女神像の次の鉄骨エリアまでは、エリア途中のチェックポイントが皆無になり、ショートカットも少ないのでミスったときの精神的ダメージが大きい。
マップ上で入手する(拾う)アイテムは基本、青/赤の光点で表現されている本作においては貴重な宝箱がいくつか存在する。
といっても近づくと勝手に開くだけで後は拾うのと同じだが。
意外な事に、ここでしか入手できないアイテムは黒頭巾と源氏の小手のみ。
拾得品で他に有用なものは、大量の神凪就任記念硬貨とマジックボトルあたりである。
前者はタイムドクエストやサボテンダー(アンゲルス狩りの副産物)から容易に入手でき、後者は1つぐらい取り逃してもさしたる問題はない。面倒なら無視するのも一考。
トロフィーに遺跡と遺構をつけなかったスタッフの英断に感謝!
この遺跡に存在する石像は、もしかして六神がモデルなのだろうか。
と想像してみたり。
また、FF15が元々ファブラシリーズの一つであった事を考えれば、
とも想像できる。
ATRでの田畑氏の発言によれば、このマップを作ったのは「変わった人」らしい。
- ナーシャ・ジベリじゃあるまいし、勘弁してください。
- ATRによると、初期にラムウの召喚ムービーを作成した(結局採用されなかったが、召喚するとラムウの顔が画面いっぱいに度アップで出てくるというもの)人に、その後プティウォス遺跡のマップを依頼するにあたって「やりたいようにやっていい(要旨)」と言った結果こうなった。
ギミックの動作より、部屋の重力が意味の分からないことになっている女神像エリアは素直に天才の所業だと思う。 - クリアする前に入口部分から外へ出ると、ノクトが「…おかしい このダンジョン作ったやつ 絶対どっかおかしい」とメタ的な発言をする。
- ノクトに「このダンジョン作った奴、絶対頭おかしい」と言わせる辺り、スタッフは明らかにプレイヤーへの嫌がらせでここを作ってる。
そしてそれに対するグラディオの返事が「なら諦めるか?」な辺り、スタッフは明らかにプレイヤーを煽ってる。
今作でもコースタルマークタワーと並んで謎の多いダンジョン。
旧文明の遺産というのはなんとなくわかるが、誰がなんのためにこんな複雑な地形を作ったのかさっぱりわからない。お宝も落ちているものから宝箱に入っているものまでバラバラ。最も貴重な黒頭巾は普通に落ちている。
各種仕掛けは泥棒除けかもしれないが堕ちたり棘に刺さっても元に戻れる親切設計だし…