FF9
Disc4でのフィールド曲。
それまで流れていた爽やかなフィールド曲から一変、
急激なストーリー展開や、全体的に見辛くなるフィールド画面とも相まって暗い印象を与えがちな曲である。
Disc3と違い、飛空艇に乗っていても終始この曲が流れ続けるので、
陰鬱さを払拭する為チョコボに乗ってばかりいたプレイヤーも少なくないのではないだろうか。
- 僕はむしろこの曲が不思議な魅力があって好きだったなぁ
- 終盤に飛空艇に乗ってもフィールド曲が変わらないという点は、
FF2、FF5、FF6を意識した原点回帰のひとつかもしれない。 - 陰鬱なフィールド曲ではFF6の死界と並ぶが、途中からBGMが変更されるあちらと違い、
こちらはゲームをクリアするまで流れ続けるのだからたまったもんじゃない。 - 過去作の終盤フィールド曲がもの悲しさや勇壮さを感じさせてくれたのに対し、こちらはとにかく不気味な印象が伝わってくる。
フィールド上のあちらこちらにイーファの樹の根が張り巡らされているのも、その不気味な印象を与えている要因とも言える。
「悪霧」とは勿論Disc4で再びフィールド上に発生した霧のこと。
個人的には「振りカエルと奴がいる」と並んでなかなか上手いネーミングだと思う。