FF6
ケフカの専用のテーマ曲。このテーマにのってフォフォフォと笑うケフカの姿はFF6の迷場面の一つ。
- DFFでもケフカ登場の際にはこれを流して欲しかった。
出だしこそ陽気な感じの曲であるが、途中からやや緊迫した曲調に変化する。
ドマ城が毒で壊滅していくシーンやラスボス戦直前など、シリアスな場面で流れることも多い。
ケフカとの最終決戦時に流れる妖星乱舞の一部にもこの曲のアレンジが使用されている。
曲の始まりから少しずつ楽器が増えていく展開が格好いい。
「意地悪な感じの『金平糖の妖精』(チャイコフスキー)」と評されているのを見た事がある。
テンポを速くするとブラームスの「ハンガリー舞曲」に似ている。
曲は有名でもその曲が誰かのテーマとは知られてない曲が多い(FFに限らず)中で
この曲は一聴しただけですぐにケフカを連想できる。
キャラのテーマのお手本的な曲ではなかろうか
- シャドウのテーマも印象強いと思う。
やはり曲のクセが強いと印象に残りやすい。
GBA版のミュージックプレイヤーでは名前が「Kefka」になっている。
海外版の名前を採用しているようだ。
海外での評価が高いのかこちらも妖星乱舞と共にオーケストラ演奏が多い。
楽団ごとにアレンジが違う。
なぜかFF6のピアノコレクションズでは「ケフカのテーマ」名義になっている。同じピアノアレンジでもピアノオペラの方は「魔道士ケフカ」名義。ピアコレ版は原曲を結構崩していてジャズぽいところがあり、好みが分かれるところ。それに対しピアノオペラ版は原曲に結構忠実なアレンジである。
- 難易度はピアコレ版<ピアノオペラ版。原曲が♭5つの調で、臨時記号が結構あるので譜読みに慣れてない人にとっては大変。ピアコレ版は左手で旋律を弾き、右手でリズムを取るところがあるが、どちらかのリズムにつられないように。
BRA★BRA 2の吹奏楽アレンジはディズニーの悪役っぽい。
2016年4月3日放送のテレビ朝日系「題名のない音楽会」にて、植松氏が思い入れのある曲第4位として、3位のモーグリのテーマと共に披露された。こちらの方はジャズっぽいアレンジ。