【関連項目】
→キャラクター/【ケフカ・パラッツォ】
→キャラクター/【ケフカ・パラッツォ】/DFF
→モンスター/【ケフカ】
→音楽/【魔導士ケフカ】
FF6
概要
FF6のラストボス。
年齢:35歳 身長:167cm 体重:48kg 誕生日:11月19日 血液型:AB型
好きなもの:鏡 嫌いなもの:レオ将軍 趣味:人形遊び
ガストラ皇帝直属の人造魔導士。
かなりの実力を持つが、初期の人造魔導士であるため、魔導注入による副作用で精神が崩壊している。
そのせいか、常に道化師の格好をして、幼児語で話すなど、ストーリー序盤はギャグメーカー的ポジションだった。
だが基本的に性格は幼稚で残虐。皇帝にこそ重用されているものの、その気まぐれで身勝手極まりない言動や傲慢かつ冷酷な態度等のために人望は皆無に等しく、ほとんどの帝国兵からも嫌われている。
- 精神が崩壊しているとあるが、どういう経緯で精神が崩壊したかの件が本編中に全く描写がないため、大部分の人にはただの狂人にしか見えない。
- 変に同情の余地が生じても悪辣さが薄まってしまうので、悪役としては語られなくて正解だったと思う。
ナルシェ侵攻、フィガロ侵攻など数々の作戦を指揮し、ドマでは司令官のレオ将軍に無断で毒を水源に流して、捕らえられている帝国兵諸共ドマ城内の人々を虐殺した。
さらに幻獣の力を手に入れようと画策、幻獣を探すティナ一行を尾行し、封魔壁を開かせて大量の幻獣を呼び込んだ。
しかしこの行為により、帝国首都ベクタは怒った幻獣達の総攻撃を受けて壊滅。
反帝国組織リターナーと帝国との休戦の証として、ケフカは拘束される。
しかし帝国が休戦を反故にして裏切ったのを機に解放され、レオ将軍達が和平のために会いに行った幻獣達を不意打ちで魔石に変えるという暴挙を犯す。
そして、それに怒って襲い掛かって来た他の幻獣達をも立て続けに魔石に変えていき、さらにその悪行に業を煮やして剣を向けてきたレオ将軍をも返り討ちにする。
その後、帝国が魔大陸を復活させたのを機にガストラ皇帝に随行し、世界支配を画策する。
だが、ケフカはガストラ皇帝を裏切り、三闘神の力のバランスを崩し、世界を崩壊へと導く。
そして世界崩壊後は、三闘神から奪った力で「裁きの光」を用いて自分に歯向かう者や、その者の家、村などを容赦なく破壊、虐殺していった。
世界崩壊を防ぐには、バランスを失った「魔導」を消滅させるしかないため、その源たる神=ケフカを倒すべく、主人公達は戦いを挑んでいく。
- 崩壊前の魔導研究所の段階で、既に「神になる」「三闘神を復活させる」という目的があることを本人のセリフから知ることができる。
世界崩壊とラストボス化の伏線はそこそこ早い段階で張られていたりする。だがまさか本当にその通りになるとは。
人型(世界崩壊前)、デフォルメ型(戦闘はギャグ的要素が強い)、最終形態(瓦礫の塔)と戦闘シーンではいくつかのスタイルをもつ。
ちなみに、FF大全集では、14人の主人公の相手をたった1人でしたことを評価されていたりする。
「神」化する以前から幻獣を魔石化する技術も含めて遊び半分で戦いながらも、本気を出せば恐ろしいほどに強いようだ。
- 不意打ちとはいえレオ将軍を無傷で暗殺し直後に幻獣の群れをやはり傷一つ付く事無く全滅させ、最終的にはあっさりと三闘神の力を手にし神を下僕にしてしまうなどよくよく考えたらおかしいレベルの事をやってのけている。
これを単なるシナリオの為の都合と見るか、本当にそれだけの実力者と考えていいのかは難しい所かもしれない。- 皇帝の幻影で惑わすという卑怯な騙し討ちでレオ将軍を殺害しているが、コイツほどの実力ならガチの真っ向勝負でもレオに勝てたはず。
だがそれをやらずに卑怯な手段に打って出たのはやはり彼が猛烈な人格破綻者だからなのだろう。
- 皇帝の幻影で惑わすという卑怯な騙し討ちでレオ将軍を殺害しているが、コイツほどの実力ならガチの真っ向勝負でもレオに勝てたはず。
崩壊後はアルブルグの盗賊達に「神」として崇められている。
浮き上がった蛇の道の途中では、彼の狂信者達が塔を建てて集結している。
出現モンスター達を観察する限り、魔導士系(魔法生物)ばかりが集まっているようだ。
好きなものは鏡、嫌いなものはレオ将軍。趣味は人形遊び。
- DFFのセリフより、鏡が好きなのはそこに色男(要するに自分)が映るからだろう。
DFFで女装シリーズ装備可能であるという設定も、多分こういった嗜好から来てるものと思われる。 - お人形遊び。ずいぶん高尚な趣味をお持ちで。
だとすればFFキャラ初のオタクキャラということになる。- 実際の人間を人形のように…という方がキャラクターには合っている気がする。
操って互いに戦わせたり、人体実験したり。怖いけど。 - 6本編から外れるが、DFFではティナのことをオモチャや人形といった扱いをしていた。
そこからしても人間を使って遊ぶことを指しているのだと思える。
- 実際の人間を人形のように…という方がキャラクターには合っている気がする。
ちなみに「パラッツォ」とはイタリア語で「宮殿」の意味である。
劇中で最初に登場するのはティナの回想シーン。
操りの輪でティナを意のままに使役し、魔導アーマーで戦わせている。
人称
一人称がコロコロ変わって、最終的には「わたし」になる。
一時期は一人称が「ぼくちん」になる。これも魔導注入の副作用のせいだろうか?
精神が崩壊しているためか、三つほどの人格があり、しゃべり方がよく変わる。
- 「私は~です」という、魔導士らしい丁寧な言葉遣いをするもの。
- 「俺は~だ!」という、乱暴な言葉遣いをするもの。
- 「ぼくちんは~だぞー!」という、子どもっぽい言葉遣いをするもの。
しかし、残酷で非情な性格だけは、すべてにおいて共通している。
ちなみに1人称は最初のセリフも最後のセリフも「わたし」。
- ↑こうしてみると変身するごとに喋り方が変わるフリーザ様みたいだな。
- ↑×2 最初の一人称は「俺様」。序盤のティナの回想の中で、ティナに操りの輪を着ける場面にて。
一人称が「私」「おれ様」「ぼくちん」など、状況に応じて変化する。
一人称が不安定なのも、心が崩壊した一面なのかもしれない。
- 「俺」が素の自分で「私」は社交上の態度、「ぼくちん」は精神崩壊で発生した原初の性格といったところか。
作中ではすべてが入り混じったような言動になっているため区別はつかない。 - Vジャンプでは「ボクしゃん」とも言ってた。
- 「俺」は、ベクタでの「俺が神様だよ…」など、独白に使用する傾向がある。
「俺が一番えらいんだ!毒をよこせ!」等、雑魚兵士への喋りにも見え、何も演じなくて良い場合の素の喋りといったところだろう。
「ぼくちん」は幻獣を魔石化する際の「ぼくちんにもっと魔石をプレゼントしてくれるというのですから」やガストラを殺す際の「なぜならボクちんが三闘神のまんなかに立っているからなのでした!」など凶悪な行為をする時が多く、これは「今の自分は駄々っ子で誰の話も聞かない」という一種の拒絶であるように思える。
「私」は、ティナたちへの「おや、私とやり合う、おつもりですね」のように一筋縄でいかない敵に対して使うことが多く、自分を大きく見せる虚勢の意味合いがあるのではないか。
「ぼくを受け入れろ!くそっ!」のときに一度だけ出現した「ぼく」は、それまで割と計画的・頭脳的な悪人だったケフカの本当の狂気の始まりだったのかもしれない。
笑い声は『フォフォフォ』。
- 『フォフォフォ』はSEと思われる。テキストでは『ひょっ ひょっ ひょっ』くらい。
- SEの方は甲高くエコーがかった音色で中性的な高飛車お嬢様笑いを連想させるような音。「おっほっほっほっ!」みたいな感じ。
このSEとイメージイラストでの描写から細身で中性的な声質でオ●マっぽいイメージなんだろうなとか勝手に思ってたら
ディシディアで筋肉質でガタイいい体つきにやたら野太い声になっててビビったw - 上にも名前が出てるが、発売当時絶賛連載中で大人気を博していた某龍玉漫画(アニメ)の宇宙の帝王様を思わせるような笑い方でもある。
魔導注入実験関連
もうひとつ、おまけに…
ケフカっていうのは、最初のころに
シド博士に作られた魔道士だっていうぜ
まだ技術的な問題があって、魔導の力は
なみはずれたものになったが
心がこわれちまったっていう話だ…
(ベクタの酒場にいる男の発言)
ケフカが魔導注入実験の初期の被験者だというのはゲーム内で語られているが、セリスを庇って代わりに実験台になったというエピソードは、完全に同人設定であるということに注意。
- 光は我らとともにある [DFFNT ONLINE交流会]でも言及されていたが、当時の資料には当然無く、「リメイクの時に使わせて貰おうか」という冗談が飛び出す事となった。
逆にシドは、人工魔導士としての英才教育の関係でセリスを幼い頃から知っており、孫のように思っていた。
そのため、ケフカに脅され彼女を魔導戦士として育て上げたことを悔やんでいたという公式設定がある。
もともと人格に多少問題がある人物だったのか、最初の被験体となったことで急変してしまったのか。
レオ将軍の態度を見る限り前者の線が強いか?
- 実験前はあまり面識はなく、人格崩壊後があまりにも目に余るので嫌っていたという解釈も出来なくはない。
- 個人的に、ケフカはハガレンのキンブリ―と同じタイプだと思う。
コイツはキチにでもならなきゃやってられなかったんだろう…。
魔導の実験台になったことを知ることが出来るのは首都ベクタにいる一兵士のセリフのみであり、見落としているとただのキチガイで終わってしまうかも。
悲劇的な人生を歩んでいるにも関わらずネタキャラとなってしまった、ある意味不憫な敵役。
セフィロスやシーモアにも(ヴェインも?)通ずるものがある。
生に執着する余り力を求めて魔導士実験を受け、三闘神の力を吸収して永遠の命を手に入れたんだと思う。
初めから三闘神の力を手に入れる目的で実験を受けた、全てを滅しようとするのは実験の副作用で起きた人格崩壊による、命への執着の裏返しかと。
魔導研究所脱出の際のシドの言葉で、幻獣の力を無理に引き出したのはケフカに脅されたから、とある。
つまり、脅したのは引き出す前=ケフカに魔力を注入する前ということで、ケフカの性格が悪い(あるいは、野心バリバリ)のは人格崩壊前だと思われる。
NTT出版『設定資料編』54Pの年表で、魔導研究所の初の成果発表が12年前で、同年にケフカとレオを中心にした軍再編成が行なわれてるので、ケフカが魔導注入されたのもおそらくその頃。
魔法以外にも、魔力を中和する術、および幻獣を魔石にしてしまう術を使える。
ラスボス戦で前者を使ってこられたら割と強かったと思うのだが、崩壊後はほとんど無かった事にされているような感じ。
- 意外と世界崩壊と神々の像構築で八割がた三闘神の力も使い果たしてたりとか。
結果、裁きの光を撃つくらいしか出来なくなっていたのでは? - 折角の三闘神の力も神々の像に持っていかれてたのかも。
- 幻獣を魔石にする術については、単に相手を即死させるレベルの強烈な威力のダメージを与える(もしくはデスの様に相手を文字通り即死させる)魔法だっただけで、
それを魔石化する秘術!などとカッコつけて言ってただけかもしれない。幻獣が魔石化する時は死ぬ時なので。
引き連れてる兵士が魔導アーマーに搭乗してるのに自身は搭乗しない。
(ティナの最初の回想の時だけは搭乗していたが)
ケフカが破壊を求め続けたのは、壊れてしまった自分の心を満たす唯一のものが破壊活動だったためで、彼の口癖である「つまらん!」も破壊以外で満足できない彼の心を表したもの。
「どこから来て、どこへ行く? そんなものは、この私が破壊する」も虚無感からのものだったのでしょう。
前述のように原作では申し訳程度に人体実験が語られただけなので分かり辛かったが、DFFでのティナとのやり取りで詳しく描写された(詳しくはこちら)。
ケフカがピエロ姿なのは、心の渇望を満たすために愚者になりきり、破壊の限りを尽くす道化だからだろう。
台詞
たまに名言も言うが、どちらかというと迷言のほうが多く、FF一の迷言神である。
口癖は、つまらん! 。
数々のインパクトのあるセリフを残しておきながら、
ラスボスの中では遺言(?)を残さなかった数少ないキャラクター。
何も台詞を残さず、体が崩れていく様はある意味悲しい。
(エクスデスもネオの際は断末魔はなかったが、エクスデスとしては「無とはいったい? うごごご・・・」というセリフがあるため。)
7本編のセフィロスもただ無言のまま霧散していった。
下手に言い訳めいた捨て台詞を残すよりは良い演出なのかもしれない。
でもケフカとのラストバトルの後の崩壊シーンを考えれば「このままでは済まさん!お前も消滅せよ!!」と言ってくれても良かったような気がするのだが。
- 壮絶な断末魔を残して散った彼ら。
- DFFのカオスサイドの消滅時、散り際には全キャラムービーが用意されており、ケフカも遺言(?)を喋る。
「どうしてもケフカの遺言が聴きたい!!」という人は必聴。本編には無かったのである意味貴重である。
内容も中々考えさせられるものがある。最初から最期まで全くブレずに威厳を遺したまま消えていった。
やりとりの全文はこちらを参照。
- DFFのカオスサイドの消滅時、散り際には全キャラムービーが用意されており、ケフカも遺言(?)を喋る。
セリフ一覧
- 【あったりー!!!】
- 【言うことをきけー!ぼくちんをバカにするなよ。力を見せてみろー!】
- 【いったあーい!】
- 【命… 夢… 希望… どこから来て どこへ行く?】
- 【うきゃーー!!】
- 【うきゅ!】
- 【おや、私とやり合う、おつもりですね。そういう、おつもりは、いけませんねえ!】
- 【カス以下の以下だ!】
- 【シンジラレナーイ!!!】
- 【それもいつもいつも…いい子ぶりやがって!】
- 【ちくちくちくちくちくちくちくちく、ちっくしょー!!】
- 【つまらん!】
- 【何百もの悲鳴が奏でるオーケストラは、さぞ聴きごたえがあるだろう。】
- 【逃げろ、逃げろ!でないと、黒コゲだじょー!】
- 【ひょっ ひょっ ひょっ ぼくちんの魔導アーマー隊の力を見せてやるぞ!】
- 【へたくそ!へたくそ!】
- 【ほれ、クツの砂!】
- 【待てと言われて待つものがいますか!】
- 【役立たず以下なのだ!】
余談
日本語版での綴りはCefca Palazzoだが、海外版の綴りはKefka Palazzoになっている。
- cの後にeが続くとサ行で発音されるのが一般的。
例えば、セリス(Celes)、FF4のセシル(Cecil)など。
ラテン語・イタリア語では例外なく「チェ」と発音されてしまう。
5つ年下のレオ将軍にタメ口利かれた35歳。
サウスフィガロに駐留する兵士が「ケフカの野郎」と呼ぶあたり、兵士からはあまり良く思われていない。
レオ将軍とは対照的。
ドマの陣地でも「ケフカ」と呼び捨てにされ、「あんな奴が将軍になるんだったら実家に帰らせてもらう」とまで言われる始末。
ラスボスには珍しく序盤からちょくちょく登場し極悪非道の残虐行為を繰り返すが、その強烈なコメディセンスにより何故か憎めない。
- さすがに憎めないはないなあ。普通にむかついてたわ。
某有名おとぎ話のRPGのラスボスと似ているといわれる(小悪党タイプがラストボスに出世する、卑劣・残忍を地でゆく性格など)。
「ジャンプ放送局」でFF絡みのネタがよく掲載される事もあったため影響を受けた事もあるのだろうが、発売時期も近いし。
- 発売日はそのRPGのほうがFF6より早い。
そのゲームは93年12月23 日。FF6は94年4月2日である。
よくFFラスボスの中ではセフィロスに継ぐ人気があるとか、セフィロスと双璧を成すとか言われるが、よくよく考えてみると、彼とセフィロスには結構共通点が多い。
- 物語の途中からちょくちょく出てきて強い印象を残す。
- 最終決戦時のBGMがやたらと壮大かつ長い(DFFで他のBGMと比べると良く分かる)。
- 最終形態で堕天使のような姿になり、神を自称する。
- 心無い天使が使える(DFFではセフィロスのみ。何故?)。
- DFFACではケフカも「こころないてんし」を使える。
- どちらも人体実験を受けている。又その影響なのかは不明だが、言動がぶっ飛んでいる。
- 弱さにおいてもFFシリーズ作品のラスボス連中の中で双璧をなしている。
- 某ローディストはセフィロスに対してゾーマ的な意味でシリーズ最強であると語っている。
原作のステータス値で2人が戦ったら、どちらが強いのだろう。
- セフィロスはケフカと戦う事自体、嫌がりそうだが。
- 翼四枚vs片翼・実際に神の力を奪ったvs神を自称してる・セクシー衣装は腰布一枚!vs上半身裸等のネタ的な面でいえばケフカに軍配が上がりそうだ。
ただしイケメン補正&他作品での頻出登場で知名度は圧倒的にセフィロス。
天使形態では二枚の天使の翼の下に悪魔の蝙蝠羽根が二枚はえている。
しかし、PS版のオマケムービーでは4枚全てが黄金の天使の羽根となっている。
スクウェアゲーには彼をモデルにしたような(雰囲気が似ている)キャラがそれなりにいる。
レスタット (バハムートラグーン) | タイチョーの妻セリーヌ(子供を身籠っていた)を容赦なく殺す。 皇帝に仕えているが反皇帝派、専用の笑い声まである。 「チ…チクショオオ!!」と言う台詞がある。 等共通点が多め |
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無人城にいる老人 (アンサガ) | 「ひゃひゃひゃひゃひゃバーカ アホーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」 「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃだってボクチンこの城の王様だもーん ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」とケフカっぽい台詞を言う |
当時発売されたカードダスでは、なぜか顔色が薄紫。まるでフリーザだ。
外見や設定を見るに、『北斗の拳』のユダ、や『麗人』での沢田研二がモデルと推測される。
- PS版ディスクのCGイラストが北斗の拳のジャコウ(声・千葉繁)の息子に似ているといわれている。
- ユダはともかく沢田研二さんは無いわ。失礼過ぎだろw。
- Wizradryの「フラック」は、道化の姿をしていて、なおかついやらしい攻撃(モルボルの臭い息のような全バッドステータス付与)をする。
- ピエロ殺人事件のジョン・ゲイシーがモデルなんじゃね。
- バットマンのジョーカーかなと俺は思った。
- 名前はフランツ・カフカからとられているのでは?
非常識・非人道的、普通の人間にとっての「当たり前」が「”非”たる顕現として」「変身」した姿、それが彼。
ミケランジェロの「アダムの創造」みたいな感じのルネッサンスっぷりを醸しながら
プレイヤーの誰ひとり天使として認識することはない姿
時折シェーのようなポーズをとる。
イヤミになったりハタ坊になったり忙しい奴だ。
帝国の幹部はこれ以外にも何人かいるが、敵とはいえ人格者だったり、自分の悪事を反省し帝国に反旗を翻したりと、正義感が強い人間ばかり。
そのおかげで、ゲーム中では帝国の悪事はほぼケフカの悪事と言っても過言ではないほど、その外道ぶりが際立ってる感がある。
- そのおかげか、ガストラ自身の目立たないこと…
フィガロ城を訪れた際には「いくらガストラ様の命令とはいえ」と発言している。
この頃は少しは忠誠心があった模様。
- まわりの兵士に告げ口されるのが嫌だったのだろう。
- 魔大陸でのガストラとのやり取りを見る限り忠誠心はある。
セリスに刺され逆上し、三闘神を復活させようとした際にも「何をおっしゃっているのですか、三闘神の力を見せつける時なのにっ!!」と敬語でガストラに食い下がっている。
ガストラに「役立たず」と言われた際にブチ切れ忠誠心を失ったように見える。- サマサでのイベントでガストラを意気地なし呼ばわり、「魔導帝国ケフカ」を築くと言っていることからガストラへの忠誠心は当初から無かったと考えるのが自然。
- ガストラのことは利用できる駒として意見していたに過ぎないだろう。
最後である程度の冷静さを発揮されたために状況を制御されてしまう(=破壊できなくなるおそれもある)と判断し自身で手を下しただけだと読み取れる。
2013年1月26日に発表されたギネス・ワールド・レコード『ビデオゲーム史に名を残す悪役トップ50』において、ケフカが25位にランクインしている。
FF屈指の悪役であるケフカだけに、海外でも知名度は高かった様子。
- ケフカ様サイコー
サマサ村で見せた魔力中和と幻獣魔石化の秘技は、彼が自分で編み出したのだろうか?
ベクタが幻獣に襲われた時点で、シドは協力を拒むようになっていたし。
それともまたシドを脅して編み出させたのだろうか…。
登場時点ではいかにも小物悪役然としたキャラクターが、世界崩壊という大それたことを起こすギャップからか、現在に至るまで「この程度の奴がラスボスになるなんて」と否定的な評価を受けることが多い。
週刊少年ジャンプの名物編集者である鳥嶋和彦氏も、
「あんなキ××イ魔法使いを倒しても快感ないだろ?もっと強い自分の目的を持ったヤツじゃないと」
「あれは最悪の悪役だ」
と全否定している。
一方で「だからこそいい」という意見もあり、坂口も「ボクはあれでよかったと思っている」と擁護している。
- ピラフがピッコロ大魔王を蘇らせた後そのままラスボスになっちゃった様な話だからなw
- ちなみにケフカとピラフの声は同じ千葉繁……じゃあガストラは青野武か?w
- 発売日前後の頃に出たVジャンプの攻略本だったと思ったけど、開発者インタビューで「テストプレイヤーに『ラスボスちょっとイメージと違うけど、まあ今からじゃ無理ですよね』って言われた」って言ってたなー。
- そうなのか?俺、個人的にはこれほどラスボスらしいラスボスは他にいない!ぐらいに思ってたんだけどな。
- いかにも「世界の外側には出られない」ボスだから、5までの大ボス連中とは根っこが違う。
小さな世界を壊す愚か者としては適正だがカオス、ネオエクスデス、暗闇の雲などの終末機能に比べればちいせえなと思われるのは自然だろう。
ガーランド、エクスデス、ザンデらと同列である分には何もおかしくないがラスボスは大体「そこからぶっ壊れた先」だったからな。
- いかにも「世界の外側には出られない」ボスだから、5までの大ボス連中とは根っこが違う。
- 当時の王道だと、ラスボスから用済みと消されるか、ラスボス撃破時に道連れにされるのが相場。
ただ、最終バトル時には、彼の性格はミッシングでの高笑いで垣間見えるだけなので(断末魔のセリフもないし)、元の自我は消えているようにも見える。
徹頭徹尾、狂気状態なら多少評価は変わったかも? - 小物小物言うがカイエンからしてみたら憎むべき故郷の仇だし世界崩壊を引き起こした大悪党だぞ。
やったことのスケールの大きさは他のラスボスにも引けを取らないのでは。- 性格自体は単なるぶっ壊れたガキみたいな奴のくせに大それたことをやったってのが低評価つける人の根拠だと思う。
もっと「悪のカリスマ」みたいな巨悪がやったら違ったであろう。
- 性格自体は単なるぶっ壊れたガキみたいな奴のくせに大それたことをやったってのが低評価つける人の根拠だと思う。
- ネオエクスデスみたいな「勝てそうにない巨悪」ではなく、「ブチのめさなきゃいけない邪悪」って感じで、良いラスボスだと思う。
- 初めは大して強くもないギャグキャラだったのがいつの間にか異常に強くなってしまい、魔力を中和、幻獣を魔石化、果ては三闘神を意のままにしてしまうなどというありえないレベルのことまでやってのける。
このようなあまりにインチキ臭い過程でラスボスにのし上がっていったこともケフカを受け入れられない人が多い一因ではないだろうか。
この手のことはRPGにはよくあることではあるがちょっと度が過ぎるような気がする。 - 近い時期に発売されたハドソンのRPG『新桃太郎伝説』のラスボス・カルラとは、「敵の親玉の腰巾着」「敵側の身内からも嫌われている」「小者なのにラスボス」「大きな翼の生えた(見た目だけは)神々しい姿」など、共通点が多いために並べて語られることが多い。
そちらもケフカに負けず劣らずの残虐非道だが、ケフカとの違いはコミカルなシーンがなく徹頭徹尾外道として描かれていることか。- 一方、カルラはかつては根っからの悪人ではなかったものの止む無い事情から悪逆非道の道に堕さざるを得なかったという背景が明確に語られているのがケフカとは大きく異なる。
- 1996年発売の某貝獣RPGにもドーンというよく似た悪役(親玉の威を借る狐・身内からも嫌われる・争いの原因を作る・遊び感覚で殺人を行う)がおり、RPGの外道キャラクターとしてカルラやケフカと共に名前が挙がる事もある。
今でこそありがちな要素だが、天使っぽい翼と悪魔っぽい翼を両方備えたデザインは、彼が初なのでは。