モンスター/【トウテツ】

Last-modified: 2021-10-08 (金) 10:37:38

中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。
漢字では「饕餮」と書く。四凶と呼ばれる魔獣の一角。
饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るを意味するので名前通り「大食漢」を指す。
大悪党だが、後に「饕餮は魔物すら食べてしまう」という考えが生まれ、魔除けの象徴となった。


FF15

リード地方に生息するモンスター
ハイエナの様な肉食獣らしい外見と素早い動きが特徴で、群れをなす。
また、顎の辺りから生えている長い牙を獲物に突き立てて捕らえるようだ。雑食性らしい。

  • トウテツ系のモンスターは皆、中国の伝承に伝わる怪物の名を冠している。
    • トウテツ系の名前の元となっている妖怪「四凶」は、日本に例えるならば四神獣クラスの悪神で、名前負け感が否めない。

噛みつきや爪の攻撃など反撃がやや難しい攻撃が多くこちらから仕掛けても仕留め辛い。
安全に倒すにはパリィを使うと仕留めやすい。


AP稼ぎの対象。
手軽にエンカウントでき、一度に出現する数が多く、シフトブレイク一撃で倒せる。
基本は敵を呼び寄せる→シフトブレイクの繰り返し。武器は攻撃範囲の広い慈王の盾が良く使われる。
リード地方の三つ子谷など、戦闘態勢の解除されない場所で呼び続けると効率が上がる。


野獣系のモンスターは基本的にフィールドで視認でき、近づかなければ戦闘を回避できる状態にあるのだが、トウテツ系は姿が見えず、歩いているとどこからともなく湧いて出てくる事が多い。
無視する場合はそのまま走り抜けて逃走しよう。


基本的には最弱クラスに位置するモンスターだが、トトモストロでのトウテツは妙に攻撃力が高く、その素早さと数を活かした集団リンチで無類の強さを誇る。同種のフレキトウテツもかなり強いが、コントンだけは相手が悪いせいか、だいたい全員が瞬殺されて終わる。


エネミー図鑑によると、群れを形成して貴重な作物を荒らし回る事で有名。
集団で獲物を囲んで襲う狩りの様子は「つむじ風」に例えられ、クエスト名にもなっている。
トウテツの群れは長を持たない事が多いが、稀に「アルファトウテツ」と呼ばれる群れを率いる統率力を持った優秀な個体が生まれる事があり、それが存在する群れは脅威度が跳ね上がるという。過去には、その群れが棲息域から外れた人家を襲撃したという事件もあったという。


上古の時代には王の番犬という由緒正しき聖獣だったらしいが、主を喰らった事により今の醜悪な姿に変じたという伝承があり、実害と相まって人々から忌み嫌われている。

オンライン拡張パック:戦友

DLC「戦友」でも序盤に現れる敵モンスターとして登場。
また、特定の個体のみだが部位破壊でトウテツの牙という新たなアイテムを落とすようになった。


世界の急激な変化、イオスの夜化に伴い、
変異・トウテツなる変異種も登場するようになった。

FFRK

FF15からボスとして登場。イベント「王の盾-盟友との旅路-」が初出。